はじめに・ご挨拶
「水戸野外映画上映会」は2012年より毎年9月水戸芸術館広場にて行われている映画の上映会です。芝生の上にシートを敷いたり椅子に座ったりしながら思い思いに映画を楽しめる場をつくっています。子供から大人まで毎年2〜300人程の来場者で賑わい、愛されています。野外でワイワイ映画をみる機会・体験はなかなかないこともあり、毎年この上映会を楽しみにしている方が多くいらっしゃいます。新型コロナウイルスの影響で中止になった年もありましたが、水戸映画祭40周年を記念して2日間にパワーアップして復活!
9月14日(日)18:30〜 『ハリー・ポッターと賢者の石』(吹替版)
9月15日(月・祝)18:30〜『ロボット・ドリームズ』
を上映します。事前予約なしの全席自由席となります。
現在まで公的資金や助成金などに頼らず、任意団体での運営を行なってきましたが、資金的に継続が難しい状況になっています。この試みを継続して行くため、今年もクラウドファンディングに挑戦しています。是非ご支援ください。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
2025年上映作品について
HARRY POTTER characters, names and related indicia are trademarks of and ©Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights ©J.K.Rowling. ©2001 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
9/14 『ハリー・ポッターと賢者の石』(吹替版)
親を失い、意地悪な伯母夫婦の家庭で孤独に育った少年ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は、11歳の誕生日を迎えた日、魔法界のホグワーツ魔法魔術学校から入学の招待状が届く。そのことをきっかけに、亡くなった両親が魔法使いだったことや、自身もその血を受け継いだ魔法使いであることを知ったハリーは、ホグワーツに入学し、ロン(ルパート・グリント)やハーマイオニー(エマ・ワトソン)などの仲間とともに学園生活を送っていく。しかし、かつて両親の命を奪った闇の魔法使いがハリーを狙っていることがわかり……。
J・K・ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第1弾で、世界的大ヒットを記録したファンタジーシリーズの第1作。監督は「ホーム・アローン」シリーズを成功させたクリス・コロンバス。キャストは原作に忠実に英国人俳優で固められ、ホグワーツの教師役にはリチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマンら名優が顔をそろえた。
2001年|アメリカ|152分
監督:クリス・コロンバス 原作 :J.K.ローリング
出演:ハリー・ポッター … ダニエル・ラドクリフ (小野賢章) ロン・ウィーズリー … ルパート・グリント (常盤祐貴) ハーマイオニー・グレンジャー … エマ・ワトソン (須藤祐実)
配給:ワーナー・ブラザース映画

9/15 『ロボット・ドリームズ』
きみは覚えてる? あの夏、出会った日のことを―
大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱――それは友達ロボットだった。セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……。ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは―。
第96回アカデミー賞®長編アニメーション映画賞ノミネートを果たし、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか名だたる映画賞を席巻。孤独なドッグと、その元へやってきたロボットとの友情を描き、世界中の批評家と観客から愛された本作。監督を務めたのはヨーロッパを代表する名匠パブロ・ベルヘル。アニメーション映画へは初挑戦ながら、「制約のないアニメーションで、物語を描く無限の可能性を探求したかった」と語るとおり、切ないながらも温かく、観るものの心を揺さぶる類まれな傑作として結実させた。
2023 年|スペイン・フランス|102 分|
監督・脚本:パブロ・ベルヘル 原作:サラ・バロン
アニメーション監督:ブノワ・フルーモン
字幕翻訳:長岡理世 配給:クロックワークス
主催代表からのメッセージ
「水戸野外映画上映会」は、水戸の中心市街地にある水戸芸術館のタワーの下に現れる巨大スクリーンの前に集い映画を鑑賞する野外映画上映会です。2012年より開催してきた「水戸野外映画上映会」は13回目を数えます。今年は第40回水戸映画祭の記念のプレイベントとしてはじめて2日間開催します。 星空の下で夜風に吹かれ、気ままに座ったり寝転がったりしながら、自由に映画鑑賞をする場を、みなさんとともにつくり上げていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。
水戸野外映画上映会実行委員会 代表 寺門義典

水戸野外映画上映会とは
秋の夜長に、水戸中心市街地の芝生広場で、素敵な映画が上映されていて、老若男女が思い思いのスタイルで時間を楽しむ…そんなイメージで水戸芸術館広場でスタートしたのは2012年。映画の魅力を知ってもらう機会として、大人から子供まで、映画を真ん中にした様々なコミュニケーションが生まれ、水戸のまち文化の熟成に一役かえればという想いで開催しています。例年、同時開催の「あおぞらクラフトいち」の平和で温かい雰囲気と相まって、毎年200人を越えるお客さまにお越しいただいております。初めは水戸短編映像祭のいちプログラムとしてスタートしましたが、その後有志による野外映画上映実行委員会に運営移管し、関係者の尽力で昨年までなんとか続けてこれました。2016年からは「水戸クリエイティヴウィーク」の一環として開催しています。
●水戸映画祭・水戸短編映像祭とは
水戸映画祭は今から33年前に市民の手により立ち上がった映画のお祭り。1997年には水戸短編映像祭がスタート。コンペティション部門では、全国から50分以内の短編映像作品を公募し、10本程度に絞られた後、公開審査の上グランプリを決定。現在の映画界を担う監督を多数輩出しています。2017年度以降はコンペティション部門を一時お休みし、招待上映のみのプログラムとなっています。今年は10月18日・19日・25日・26日に開催予定です。
●水戸クリエイティヴウィークとは
https://mito-creative-week.com/
水戸でのクリエイティヴの誘発、誘客などを念頭に2014年よりスタートしたプロジェクト。長年活動している本物志向の催し、展示、ワークショップなどが会期中にまちなかの様々な場所で開催されます。水戸芸術館広場で開催される「あおぞらクラフトいち」や「野外映画上映」水戸芸術館ACM劇場やホール、現代美術ギャラリーでのプログラム、市内ギャラリーや店舗などでの企画など30を越えるプロムラムが同時開催されます。今年も実施の方向で進めています。
映画が日常的にあるまちを目指して
水戸の街は奥深い歴史と文化をもつ場所です。本来であれば、歩きながらゆっくりとその魅力に触れたいところですが、大通り沿いをはじめまちなかを見ると締まっている店舗も多く、全国的な中心市街地の空洞化の問題は水戸にもその影を大きく落としています。その中で今まで育んできた「文化」を再構築する試みが、様々な団体によって行われています。昭和の時代にはたくさんあった映画館が培ってきた映画文化を、現代に活かしていこうという活動も盛んに行われています。
photo:水戸駅前・弘道館
野外映画上映を運営を担当している野外映画上映会実行委員会の母体 310+1シネマプロジェクトは、水戸のまちなかを中心に16mm映写機をつかった子供向けの企画シネマサーカスや、非映画館(カフェやホテル・空き店舗など)での上映会等さまざまな映画事業を非営利にて手がけています。その事業の一環として、好きな人がお金を払って観る嗜好的な上映の場ではなく、“大人から子供まで気軽に様々な人が集うコミュニケーションの場としての映画会”という位置づけで野外上映会を企画運営しています。まちなかに自然な形で映画と接する場所がある…素敵なまちの光景ではないでしょうか。
■上映実績(上映場所は2017年は三の丸庁舎広場、他は水戸芸術館広場)
2012年 E.T.(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
2013年 レイダース/失われたアーク《聖櫃》(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
2014年 ジュラシック・パーク(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
2015年 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(監督:ロバート・ゼメキス)
2016年 未知との遭遇(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
2017年 スタンド・バイ・ミー(監督:ロブ・ライナー)
2018年 スパイダーマン:ホームカミング(監督:ジョン・ワッツ)
2019年 ボヘミアン・ラプソディ(監督:ブライアン・シンガー)
2020年 ブルース・ブラザース(監督:ジョン・ランディス)
2021年 風の谷のナウシカ(監督:宮崎駿)
2022年 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(監督:ジョン・ワッツ)
2023年 トップガン マーヴェリック(監督:ジョセフ・コシンスキー)
上映を行うなかで、問題点も多々あります。公共的な広場での開催、コンセプトに照らし合わせて入場は基本無料にせざるを得ません。ボランティアでの運営ということもあって、営業も間々ならずなかなかスポンサーが集まらない…結果経費が捻出できず、スタッフの負担も大きく、継続が難しいという状況にあります。また、2020年〜2022年はこれらに加え新型コロナウイルスの影響でさらなる会場対策や、入場制限などの条件が付加されることとなりました。上映の環境や鑑賞の価値が以前と変わってきていることなどが懸念されます。
野外で映画を上映・観覧するという素晴らしい機会、場所をたくさんの方と共有させていただき、継続を前提とした形にシフトしていくことで、映画文化を起点としたまちづくりの一端を担えればと考えています。この機会・場所を未来につないでいくことで、自然に「映画のあるまち」をつくっていければ。是非、ご理解のうえ、ご支援の程宜しくお願いします。

スケジュールと資金の使い道
野外映画上映は企画立案からスタートします。いつどの様な形で上映するのかを関係者を含めて話し合います。音がでる催しなのでその点にも配慮しています。その後、上映作品を決めたり、上映機材や運営するスタッフの仕事の割り振りや依頼、当日の段取りの話し合い、告知や広報等の活動をしていきます。開催4ヶ月前程から準備を行っており、時間やお金を工面して仕事を進めています。当日は、何もない広場に安全対策を施した上で、工事用の足場を組み大スクリーンを設置します。写真をみていただくと分かりますが、とても大きなスクリーンとなっています。映画館での上映とはまた違った体験ができると思います。楽しい上映会の後は、スクリーンや足場の撤去、会場の清掃等を行い終了となります。今までは運営側の手弁当・持ち出しでなんとか継続してきました。しかし、よりよい機会にしていくため、継続して行くためには資金が必要です。みなさまから支援していただいた資金は以下の用途で使用していく予定です。
目標金額400,000円
●事前調整運営・広報などの経費 75,200円
●上映作品・当日上映運営経費(一部) 350,000円(150,000円)
●設備設置撤去経費 100,000円
●手数料(17%+税)74,800円
目標金額を越えた場合は、不足分の上映運営経費や次年度開催への継続資金や上映会場をよりよくするための資金として利用させていただきます。
主なリターン(特典)について
商品のスタートアップではないため、目に見える大きなリターンがないことをお許しください。しかし、「大きなスクリーンで素敵な映画を上映する」機会をつくる、そして「その様な機会のある水戸というまち」という目に見えない大きなリターンを得ることが出来ます。これは、まちの大きな、大きな財産です。是非大いに自慢してください。「このプロジェクトは私が支援しているんです!」。とても大切なアクションだと思います。支援額に応じてオリジナルグッズをリターンさせていただきます。
●上映時名前表示
映画作品上映前後にスクリーンにて支援いただいたみなさまのお名前をロール方式にて表示致します。額に応じて大きさを変えさせていただきます。
●オリジナルバッジ
水戸野外映画上映オリジナルの57mmサイズの缶バッジとなります。どれが届くかはお楽しみ!

●シネポートシアター水戸・チケット
水戸野外映画の運営母体である 310+1シネマプロジェクトが屋内で手がける上映会「シネポートシアター水戸」に1回入場可能なチケット(有効期限1年間)となります。上映情報はコチラで確認ください。
●オリジナルTシャツ(NEW DESIGN)
水戸野外映画上映オリジナルデザインTシャツ。デザインが新しくなりました。ボディはしっかり目の5.6oz綿100%の天竺Tとなります。サイズ:S/M/L/XL、ボディ色は黒(刷色:白)/白(刷色:茶)よりお選びください。※デザインは製作中のものです。変更となる場合がございます。


実施スケジュール想定されるリスクとチャレンジ
このプロジェクトは実施を前提にクラウドファンディングを行っています。想定されるリスクとしては、小雨の場合は結構しますが、荒天の場合上映自体が中止となります。2日間ありますが予備日は設けず、上映プログラム通りに実施いたします。中止の可能性がある場合前日夜19:00に一次判断、当日昼13:00に最終判断をし、HP・各種SNSにてお知らせいたします。台風などで2日間の開催が難しい場合は日程・上映会そのものが中止となります。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます! このプロジェクトは、野外映画上映のある素敵な「水戸のまち」をつくるプロジェクトでもあります。新型コロナウイルス禍真っ只中ですが、しっかりと対策をした上で、皆さんと素晴らしい“映画を観る場”をつくっていければと考えております。是非、ご理解いただき、小さな金額でも構いませんのでご支援いただきますよう宜しくお願いします!!
会場での対応・注意
【会場について】
●鑑賞エリアは水戸芸術館広場の1階及び2階の指定エリアのみとなります。1階軒下等での鑑賞は不可となります。
●事前予約は不要です。指定エリア内のお好きな場所でご鑑賞ください。
●飲食の持ち込みは可能です。ゴミの持ち帰りにご協力ください。
●会場内のキッチンカー等はどなたでもお楽しみいただけます。
●レジャーシート(1人につき1㎡(1m×1m)程の大きさ迄)のお持ち込みは可能ですが、後方からの鑑賞に支障をきたさないよう、高さのあるイスや大きなエアクッション等の持ち込みはご遠慮いただきますようお願いいたします。シートのペグ打ちは禁止です。
●会場内は禁煙です。
●無料駐車場はございません。
●駐車場をご利用で、車椅子やお子様のバギー等を利用する場合は、水戸芸術館東側の立体駐車場をご利用ください。
●テント、タープ類は使用禁止です。
●鑑賞エリアには石畳の箇所がございますので、クッション等をお持ちください。
●熱中症対策、防寒対策、防虫対策は各自でお願いします。
●上映中は暗くなります。防犯対策、灯り対策をお願いします。
●12歳以下のお子様には必ず保護者が同伴してください。
●車椅子の方や高齢者の方など座席が必要な方は事前にご連絡ください。
【上映中について】
●水戸野外映画上映会はみんなで笑ったり、おしゃべりしながら楽しめるオープンな場ではありますが、周囲のお客様に迷惑とならないように声の大きさや映画の内容に関する会話にはご注意ください。
●会場内は座ってご鑑賞ください。立ち見や鑑賞中のご移動は後ろの方のご迷惑となることもございますので、ご配慮の程お願いいたします。
●上映中、お子さまが走り回ったりするのは大変危険です。また大声を出して遊ぶと他の方へのご迷惑となりますので、保護者の方がしっかり見守っていただくようお願いいたします。
●映画の撮影・録音は、固く禁止しております。
【その他】
●マスクの着用は任意です。個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮お願いいたします。
●安全管理に関しては細心の注意を払っていますが、本イベントに参加したことにより発生した事故および怪我・紛失・盗難・故障等に関しては、自己責任とさせて頂いております。主催者側では一切の責任を負いかねます。
●映像収録および写真撮影用のカメラ、メディア取材が入り、ご来場のお客様の様子が映りこむ場合がございます。収録された映像・写真はプロモーションおよび放送等に使用される可能性がございますので、予めご了承下さい。
●イベントの内容は予告なく変更する場合がございます。
●小雨決行です。天災・強風・荒天の場合は中止いたします。開催については前日夜19:00に一次判断、当日昼13:00に最終判断をし、HP・各種SNSにてお知らせいたします。
●新型コロナウイルスの感染拡大の状況に応じて開催中止・変更になる可能性がございます。




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