■はじめまして高校生起業家です
高校生起業家で里山農業プロジェクトというプロジェクトの代表をしている野田崇達と申します。
※イベントの準備中の写真です
プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
普段は愛知県内の普通科の高校に通いつつ、里山の良さを知ってもらうためのイベントを開いたり、里山の保護活動をしたりしています。(https://satoyama-nogyo.com/index.html)
※イベント開催時の展示
ちなみに特に好きなのは昆虫です。
また、得度を済ませているため一応坊主でもあります。サムネイルは茶化しているわけではなく僕にとっての旅のイメージがお坊さんの修行だったためです。
ここからは少し個人的な話になりますが、短くまとめたので読んでいただけるとうれしいです。
ぼくは小さい頃から生き物と自然が大好きで、川や森、畑が居場所で人間以外の生き物が友達という生活を生まれてから7年ほど送っていました。
※生き物に関した自由研究で毎年学校代表に選ばれていました
そんなぼくは、どうしても地元の小学校に馴染むことができなかったために、中学受験をしました。1年弱、外での遊びを控えた末に合格を果たし、晴れて、いつも虫を採っていた田んぼに出かけたところ、そこは家になっていました。その農家が高齢のために農地を手放してしまったからです。 利便性を追ってメダカなどの魚が生息していた用水路も地中に埋められていました。
僕にとっての育ての親であり、友人であったそれらのものを失った僕は、自らの手で環境を守ろうと思うようになりました。そこで目をつけたのが、自然との共生という言葉であり、その象徴である里山でした。ただ、大学の教授や保護活動を行っている方々に話を聞いた結果、しかし現状では里山は壊滅状態であり、このままでは滅びてしまうということを聞きました。
※誤って川に落ちた東京での取材の帰りに岡崎駅にて
そこで、里山を一つの魅力的な巨大コンテンツとしてブランド化し、付加価値をつけることによって再び利用価値が生まれるのではないかと考え、里山の知名度の増加、生産者と消費者の交流の場の作成、生産物を販売するためのプラットフォームづくりを目的として活動を始めました。
しかし、活動を始めたのちに、自分でバイトをして稼いだお金で短期的にいくつかの里山を回ったり、いろいろな場所で人に里山の素晴らしさを説いたりしていたところ『里山の良さを広める上で僕には足りないところが多すぎるし、そもそも全く里山がいかに素晴らしいものであるかを伝えられていない』
と思い始めました。そのため、今回の旅は僕自身の足りないところを補うこと(以下)と支援してくれた皆様に支援者様専用のグループやリターンを通して僕と一緒に里山を旅していただき、少なくとも今の僕には説明することのできない里山の美しさやそこでとれた作物のおいしさ、一見効率主義的な現代と相反するように見えて実は非常に効率的な里山のシステムや各集落ごとの自然環境に合わせた独自の工夫などの点について体験し、知っていただきたいと思っています。
僕の足りなうところを補うための計画
・現地で最低限話す人数を決め、また、SNSや本など発表の場を設け、その会話をなるべく深いものにしなければならないという状況を作ることにより、会話やプレゼンテーションの力を上昇させること。
・全国の里山を巡り、実際にそれに携わる人たちの声を直接聞き、データ化しておくことで人に説明するときに広いもののデータではなく自分で話すときにより深い場所まで話せ、なおかつ具体的な話ができるようにすること。
・クラウドファンディングの返礼品という形で産地の農家さんから直接農作物の買い付けを行いうことで、返礼品の魅力という問題を解決しつつ一度売買の実績を作り、信頼を得ることで秋に行う予定である作物の試験販売に出品してもらえる生産者を増やす。(何市のの○○さんの農作物の詰め合わせという形で販売し、プロモーションや流通などの分析に活用するので、将来を見据えできるだけ多くの地域の農家さんに出品してもらいたい。)
などの効果を得るため今回の企画を行います。
■この企画で実現したいこと
ほとんど愛知県の岡崎市から出ることもなく、どもりである僕は各地に協力者を作るどころか岡崎市以外の里山の現状すらしっかりと知りません。なので、
日本全国の里山を一冊の本を作ることを目標に公共交通機関とヒッチハイクのみで巡り、現地の人と話し、その地の里山を直接見て体験してこようと思います。
具体的なルールもとい、旅の決まりは三つ
1、各地域で必ず一つはその地域にしかないものを見つけること
2、各地域につき一食はその地域の人に握ってもらったおにぎりで済ませること
3、最低3人とは言葉を交わして現地の里山の現状を聞くこと
以上3点です。
※ズカイビトさん作の図解
これらを通じて上に挙げた僕の問題点を解決しつつ、里山ガイドブック(仮称)の完成を目指します。
■旅の手段、道程とそれに伴う費用の使い道
あまり知名度は高くないですが、普通科高校に通う起業家として売っていますし、大学には行くつもりではあるので、高校の出校日には帰ります。
また、夏休みという短い期間中にある程度の数をこなしたいので、現地での移動以外公共交通機関を使います。
宿は基本的には里山の夜を知るため野宿をしますが、里山を知るためと言って野宿すると僕の命が危うくなる場所では行いません。
食事の選択肢にその地域ならではの料理があれば可能な限りそれを食べます。
そのため、パトロンの皆様から頂いたご支援は
・電車やバスへの乗車賃
・宿泊費用
・食費
・洗濯や入浴など
に主に使われますが、余った場合は登記の代金に使われます。それでもさらに余ればアプリ開発用のMacBookの購入費用に充てられ、さらに余ればプラットホームの作成費用になります。僕の贅沢には使われないので安心してください。
■リターンについて
支援者の皆様は支援金額に関わらずTwitterかの支援者様専用のグループに招待し、資金の使用明細や僕が得た知見の中で面白かったもの、旅の途中の写真など一般の方には公開しない詳しいところまでお教えいたします。TwitterのDMにてCAMPIREでのアカウント名と一緒にご申告お願いいたします
前回の反省を活かして里山らしいもの、僕ならではのものをご用意させていただきましたが割とランダム要素が強い点に関しては福袋を買ったと考えて目をつぶっていただけると幸いです。
本に関しては集まったご支援の金額と人数によって質が変化しますので、一人しか集まらなかった場合はデータでの送信となる可能性がありますご了承ください。
リターンの一覧(状況を見て随時変化します。)
手書きの手紙(旅の途中で書いて投函させていただきます) 3000円
手紙と現地で見つけた里山の作物 5000円
里山ガイドブック(仮称) 10000円
僕がご希望の場所で自然体験ツアーを開きます(団体向け) 50000円
■最後に
僕や僕のプロジェクトにとってこの旅は非常に必要不可欠なもので、今回の企画は資金が集まらなくてもどうにかして決行しようと考えているものです。しかし、僕の最終的な目標は多くの人に里山の魅力を知ってもらい、結果として今のように一部の有志や知識人にのみ認知されその環境のみが保たれるような状態ではなく、日本人にとって最も身近な自然であり多くの人が慣れ親しむものとしての概念的な意味を含めての里山の復活です。
そのためには少しずつでもいいので多くの人たちに里山について知らせることが重要です。これは僕がただ旅をしただけで得ることはできないもので、クラウドファンディングという形で傍観者ではなく僕の仲間となって一緒に旅をして、里山を体験してもらえてこそ得られるものであるとおもっています。
僕の話で少しでも里山に興味を持ってくれた皆さん!どうかお願いですから力をお貸しください。
戦後、多くの里山が利用価値を失い、次第に管理されなくなりました。結果的に今まで日本人にとって最も身近な自然であった里山の多くはもはや朽ち果てるのを待つばかり、実際に竹に侵食されて見る影もなくなっている場所や弱り果て大雨などの災害に耐えられず土砂崩れを起こしているような場所も多くあります。
これらを元の状態にの戻すことができるのは今のうちです。これ以上の時間が経てばに竹に浸食されたり災害で根こそぎ消えるなどして日本から里山はどんどん消えていくでしょう。実際ここ数年で明らかに生き物の数が少なくなった山を僕は何件も見ています。
僕にしかそれらのものを救えないということは言いません。僕より優秀で、その問題に気づけばすぐに解決できてしまう人だっていくらでもいるでしょう。
だからこそのお願いです。同世代の若者の中でも特に優秀ではない僕がこれらの問題を解決するために力を貸してください。僕にお世話になった自然に対する恩返しをさせてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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