はじめに 〜このプロジェクトを立ち上げた「あお」について〜
こんにちは。まずはこのプロジェクトを立ち上げた、私について紹介させてください。
出身は北海道。幼い頃から身体が弱く体力もないのに一度こうと決めたら諦めるのが大嫌いで持久力と根性だけを身につけて育ちました。
小学生の時に参加したキャンプで身体よりも大きいと言われたリュックを背負っての山登り、最後まで決して諦めずに引率の大人について行ったり、初めて参加した6キロマラソンで一度も練習してないのに走りきったり…とにかく始めたら最後までやりきらないと気が済まない子どもだったようです。
新しいことに挑戦したり新しい土地に単身で飛び込んだりする事に臆さず、思い立ったら行動してから考えよう!!という性格も昔からあまり変わっていません。
但し…色んな事を思い付きはするのですが、すぐにアレコレ手を付けて手に負えなくなり、後回しにした結果詰んで締切ギリギリで泣きを見ることも多数。諦めないしやり切りますが、締切を過ぎることも良くあるズボラな一面もあります。
この度のプロジェクトも5月くらいから登録や文章作成をしていたのに、提出して改善案送られてくること数回、心が折れて時間を置いて書き直して…結局ギリギリでの提出になりました。
このように衝動で旅に出たり、勢いで資格を取ったり、「今やりたいこと」に夢中になって、あとで「うわ…詰んだ…」とよくなります。
これからも、感情と思いつきに背中を押されながら、なんとなく前に進んでいくのだと思います。
今回のクラウドファンディングは、そんな私の諦めない気持ちとそれが誰かの力になれたら…の気持ちから始まります。
はじめに 〜ざっくりまとめ〜
「何故ホノルルマラソンを配信?」
そんな声が聞こえてきそうですが、お話は長くなるのでこれからお話することをざっくりまとめてみます。
❀何故ホノルルマラソンなのか
❀何故配信するのか
❀プロジェクト立ち上げた私が今までしたこと
❀プロジェクトへの想い
「なんか良いな」って思ってもらえたら嬉しいです。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。
何故ホノルルマラソンなのか〜9時間かかったけど完走した、あのホノルル〜
20歳になる年に私は「20歳の記念に、何かちゃんと思い出に残ることをしたい」と思っていました。
そんな時に聞いたのが「ホノルルマラソンって、時間制限がないらしいよ?」という話。
「それなら私でもゴールできるかも」と思って、ろくに練習もせず参加。案の定、30キロを過ぎたあたりからは全身筋肉痛。一歩だって歩きたくないけれど始めたら諦めたくない性分もあり、ここまで来たからには絶対にゴールすると痛い身体を引き摺りゴールを果たしました。走る間も完走後も休む時に座るにも勇気が必要なほどアチコチが軋み、笑うと全身つって、ホテルに帰ってからは寝返りを打つたびに悲鳴を上げてました。
今では全部が笑い話です。
その年、最後にゴールした方は12時間くらいかけていた事を、完走者の名前が全て載る新聞のようなもので知りました。確かに、まだ周りを見る余裕があった時、長い長い折り返し箇所で私が通過した場所をまだ走ってる方がいたのです。
フルマラソンは一般道路を封鎖するの事が多いので、◯キロ地点を△時間までに通過しないとそれ以上時間かかった走者はそこで終了、という大会が多い中、ホノルルマラソンはどんなに時間がかかっても走り切るという意志があれば最後まで走らせてくれます。20歳の記念で走ったあの道を、時を経ても走れるのではないかと思えた理由の一つです。
さらに、「2025年のホノルルマラソン」でなくてはならない理由はもう一つあります。実はこの時、一緒に走ったのが母でした。
「マラソン出ようと思ってるんだ」って言ったら「あ、じゃあ私も行く!」と参加を即決。今の私は、あちこち飛び回る鉄砲玉みたいな日々を送っていますが、フットワークの軽さは明らかに母から引き継いだものだと確信します。
今年、あの時ホノルルを一緒に走った母と同じ歳になります。数年前から胸の奥で「あの時の母と同じ年になったら、また走りたい」という気持ちが静かに灯っていました。
母と同じ目線になってあの景色をもう一度見たい。母が何を感じていたのか、少しでも近づいてみたい。そう思います。
一緒に行けたら良いのですが、今は空の上にいる母。闘病中も「またホノルル走るのが夢」と言っていました。ベッドから立てないくらい体力が落ちていたのに「リハビリするから、靴を持ってきて」と頼まれたことがあります。実家の靴箱を探した時に見つけたのはホノルルマラソン用に準備したであろう真新しい真っ白のシューズ。
「本気でまた走るつもりだったんだ…」
その靴を見たとき、笑って、泣きました。
20歳の記念で走った道を、当時一緒に走った母と同じ年に走りたい、それがホノルルマラソンへの挑戦の理由です。
何故配信するのか〜今度こそ、少しでも誰かの力になれたら〜
芸能人が長い道のりを走るという企画が毎年夏に行われてるのを多くの方が見たことがあるのではないでしょうか。
正直何故あんな過酷なことをするのか、という気持ちもありますが、あの道のりで何かを訴えそれが心に響くから多くの方々を突き動かし支援を得てる面もあるかと思います。
ホノルルマラソンを配信しようと考えた時、真っ先にその番組が浮かんだのですが、私が背中を押したいのは、何かの支援を必要とする方や何処かでスポットライトを浴びるはずの方ではなく「その辺りにいる特別じゃない人たち」です。配信を行う私のような。
何者にならなくても、そのままの自分でも、頑張りすぎなくても、特別じゃなくても良いという事が少しでも伝わったらと思います。
今までやってきたこと〜これまでの実績〜
❀ホノルルマラソン2回完走(20歳、21歳時)
❀ネイリスト資格取得〜長らく患った母が薬品により爪がボロボロになったのを見て、少しでも爪をケアしたいという想いから
❀ヘアドネーション〜私の長い髪が好きな母の為に伸ばしていたのですが、母がいなくなった後寄付。使える部分を全て使用してもらうため、一時坊主頭になりました。
❀背中を押すお手伝い〜現在関西某所にあるイベントバーで働いています。毎日一日店長様が持ち込む様々なイベントを行うお手伝いをしたり、そこにいらっしゃる様々な背景をお持ちのお客さまと触れ合うことで、そっと背中を押すお手伝いをさせていただいています
このプロジェクトへの想い〜これは“ただの人”が夢を追う物語です〜
私は有名人でもなければ、すごい実績があるわけでもありません。SNSのフォロワーもそこまで多くないし、キラキラした発信も得意じゃない。どちらかと言えば計画性がなく、ズボラで、地道に日々を生きている一般人です。
私がネイルを学んだことも、ヘアドネーションをしたことも、決して特殊なスキルや勇気が必要なことではありません。
特別な知識も知名度もない私が発信することでヘアドネーションって何?とか、持ってる知識や資格が他のところでも活かせるかも?と考えたり自分にもできると感じてもらえるきっかけになればと思います。
また、特別じゃなくてもそのままでいて良いと思える後押しも出来たら嬉しいです。
ホノルルマラソンには制限時間がありません。
歩いても、止まっても、ゴールは待っていてくれます。
私のこの挑戦も、ただ「42.195kmを走る」ということ以上に、母との時間を繋ぎ直すことや、ほんの少し誰かの背中を押せるような存在になることが目的です。
そして、これが「普通の人でも一歩踏み出していいんだ」と思えるきっかけになれたら、とても嬉しいです。
今回の挑戦を通して、走る姿だけではなく、これまでの経験も一緒に届けることで、どこかで誰かが次の一歩を踏み出す、そんな連鎖が生まれたら素敵だなと思っています。
☆今後のスケジュールと準備状況☆
ホノルルマラソン2025は【12月14日(日)】開催予定です。ホノルルへの渡航に関しては現在、申し込み済です。
マラソン当日に向け少しずつ準備を進めていきます。
〜9月:クラファンゴール達成!!
〜10月:パスポート更新手続き(10年有効/オンライン)
〜10月:マラソン個人エントリー(第1期受付を予定)
〜12月:配信準備、リハーサルなど
随時:体づくり(ストレッチや軽い運動など)
適宜:現地SIMや保険などの準備・配信機器の購入・現地リサーチ・配信リハーサルなど
12月:ホノルルマラソン本番!
☆資金の使い道☆
いただいたご支援は、以下の費用に充てさせていただきます。
❥パスポート更新料(オンライン申請/10年間)
❥マラソン個人エントリー費(第1期で申込み予定)
❥配信リハーサル用交通費等(現地でマラソンコース下見など)
❥通信費(現地SIMカードやWi-Fi環境整備)
❥配信用設備購入
❥保険・緊急時の医療備え
❥リターン制作・お礼準備費用
❥クラファン手数料(CAMPFIRE手数料/決済手数料含む)
※なお、目標額を上回った場合には、運営費などに充てさせていただきます
☆リターン内容について☆
クラウドファンディング規定に沿いながらも、感謝をしっかり伝えられるリターンを準備しています。
・メールで感謝のお礼メッセージ
・手書きメッセージ付きデジタルフォト(マラソン中の風景や通過時間などのお写真とメッセージ)
・動画やメッセージ(当日の風景や想いを込めて)
・完走報告会(関西某所開催予定)へのご招待(オンライン/オフライン)
・当日着用Tシャツにお名前やアカウントの掲載
※リターン内容は変更となる可能性がありますが、心を込めてお届けすることだけは変わりません。
一緒に旅をしてくださった皆さまへ、精一杯の想いを込めます。
おわりに 〜最後まで、あなたと一緒に〜
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
長い文章にお付き合いいただけたということは、きっと何かしら心に留めてくださったのだと思います。
母と一緒に走ったホノルルマラソン。
その思い出を、今度は皆さんと一緒にもう一度、繋いでいきたいと思っています。
私の足で走る42.195kmだけど、そこに込めるのは、母との記憶と今を生きる誰かへの応援です。
私一人では届かない場所も、あなたが一緒に「走ろう」と思ってくれたら、きっと最後まで、走り切れる気がします。どうか、最後まで伴走していただけますようお願い致します。





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