【親孝行温泉プロジェクト】大切な家族が安心して泊まれる“ベッド付客室”を未来へ

福島県福島市にある創業185年の老舗温泉旅館「吉川屋」。東日本大震災とコロナ禍を乗り越えて、代々守り抜いてきた「人と人とのぬくもりを大切にしたおもてなし」を未来につなぐためにベッド付客室の増室にチャレンジします!

現在の支援総額

5,262,500

175%

目標金額は3,000,000円

支援者数

155

募集終了まで残り

16

【親孝行温泉プロジェクト】大切な家族が安心して泊まれる“ベッド付客室”を未来へ

現在の支援総額

5,262,500

175%達成

あと 16

目標金額3,000,000

支援者数155

福島県福島市にある創業185年の老舗温泉旅館「吉川屋」。東日本大震災とコロナ禍を乗り越えて、代々守り抜いてきた「人と人とのぬくもりを大切にしたおもてなし」を未来につなぐためにベッド付客室の増室にチャレンジします!

福島の老舗旅館が、東日本大震災とコロナ禍を乗り越えて、代々守り抜いてきた「人と人とのぬくもりを大切にしたおもてなし」を未来につなぐためにベッド付客室の増室にチャレンジします!


▼新着情報

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・11月26日(水)

より良い「親孝行温泉」を目指すため、さらなるネクストゴール

目標600万に向けてチャレンジします!!

客室の什器備品の購入や、お客様の快適性向上のための設備投資、

プロジェクト運営費に使わせて頂きます!

さらに、「追加してほしい!」と要望の高かった「クラファン限定平日ペア宿泊券」

のリターンを追加しました!

引き続きご支援何卒よろしくお願いいたします♪

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・11月16日(日)

おかげさまで、ネクストゴールの目標450万を達成しました!!

これもひとえに皆様の多大なるご支援のおかげです(TT)

誠に、誠にありがとうございます!!!!!

当初の計画、ベッド付客室9室をネクストゴールを達成しましたので

追加で3室、計12室を増室することができます!!

皆様のお力をお借りして、さらにより良い「親孝行温泉」を目指して

次なる目標や追加のリターン品を検討中です!

引き続きご支援よろしくお願いします!!(^人^)(^人^)(^人^)

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・11月10日(月)

スタートから10日目、目標を達成いたしました!!

たくさんの方々の心からのご支援、誠にありがとうございます!!m(__)m

目標達成はひとつの通過点。

もっと快適に、もっと多くの方に楽しんでいただけるよう、ベッド付き客室をさらに3室増やすことを目指して、450万円をネクストゴールに設定させていただきました!

引き続き応援、よろしくお願いいたします!!ヽ(〃⌒∇⌒)人(⌒∇⌒〃)ノ

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▼はじめに

福島県福島市で創業185年の歴史を持つ老舗温泉旅館「匠のこころ 吉川屋」

七代目若旦那の畠正樹(はたまさき)です!

1児の子育て中のパパでもあり、子供の頃から漫画家を目指していて趣味で漫画を描いてコミケに出店したり、飯坂温泉で「若旦那三味線ユニット」に参加して地域の伝統芸能で文化を継承する取り組みに参加していたりする異色の若旦那でもあります。

福島市には「奥州三名湯」で有名な「飯坂温泉」がありますが、吉川屋はさらにその奥座敷、風光明媚な渓谷と桃畑に囲まれた「穴原(あなばら)温泉」にあります。

江戸時代の天保12年に創業したと言われ、湯治宿からスタートし、長い歴史の中で

たくさんのお客様を癒し続けてきました。

▼吉川屋のおすすめポイント「3選」!
①景観

お客様に褒められる一番のポイントは、ロビーやお風呂から眺める自然豊かな景色♪

185年前から変わらない渓谷美を眺めながら、「ありのままの私」でいられる静かな時間にゆったり浸ることができます!

②料理

東北・福島の恵まれた食材を使いながら目と舌で味合う絶品の和食会席。

地物野菜やフルーツ、自家製の発酵食品を取り入れ「カラダの中から元気になる」お食事が人気♪

「プロが選ぶ旅館ホテル100選」でも毎年上位入賞を頂いております!

③お風呂

旅の醍醐味は何と言ってもお風呂!東北随一の開放的な広さを誇ります。

はるか昔から湧き出る地下30mから汲み上げている新鮮な「自家源泉」は、老若男女入りやすく身体の中から温まる「弱アルカリ単純泉」

ぐっすり眠れて、お肌もスベスベになると評判です!

そしてもちろん、日々お客様の笑顔におもてなしをしてくれるスタッフたちが、吉川屋の自慢です!!

▼両親の一言からはじまった「挑戦」

「もう、旅行先で布団で寝るのはつらいな…」

ある日、現役で旅館を支えてきた両親が呟きました。

団体旅館として一時代を築いてきた両親は「ベッドにすると団体のお客様を入れられなくなる」

と、ずっとベッドの導入に反対してきました。

経営者として背中を追い続けてきた両親も、もう気が付けば後期高齢者と言われる年齢…

「時代は、変わったんだ」

と、あらためて強く実感しました。

旅館の経営の最前線にいた両親も年齢を重ねた今、ベッドの方が楽だと感じるようになったのです。

長い歴史の中で、多くの団体客や宴会客を受入れてきた吉川屋。

コロナ禍で、そういったお客様は半減してしまっていました。

しかしながら、「ベッド付客室」を増やすことは、経営判断でもありお金もかかること。

コロナ禍もやっと終わったばかりでまだお客様も以前のように戻ってきていない中、決断するのは非常に困難でした。

決して弱音を吐かなかった両親の「つらい」の一言が、とても胸に刺さりました。

そして、今まで親の背中を追いかけてきたけれど、「恩返ししたい」という気持ちが強く湧き上がってきました。

今まで多くの「家族の幸せの時間づくり」を続けてきた吉川屋は次の時代へバトンをつなげるために挑戦する、と心に決めました。

「親孝行の宿、“親孝行温泉”として新しい一歩を踏み出します!」


▼吉川屋と「家族と幸せ」の歴史

吉川屋の創業の歴史は江戸時代の天保12年にまで遡ります。

当時帯氏帯刀を許された豪農、初代畠栄吉が湯治宿から始めたと伝えられています。

地域の伝令役として、リーダー的な役割を担っていたそうです。

江戸時代から明治、大正、そして昭和の時代へ…


いつの時代も「家族の幸せな時間」を守り続けてきました。

そんな中、戦後の昭和30年代に、吉川屋にある大きな転機が訪れます。

「新婚さんブーム」です!!

当時、仙台で結婚式をあげたカップルが、秘境感あふれる穴原温泉に押し寄せました。

まだマイカーも新幹線もない時代。近くのバス停で新婚さんたちが降り、吉川屋まで

ゾロゾロと列をつくって歩いてきたと言います。

なんと、その「新婚さんブーム」をつくるきっかけになったのは、

まだ当時どこにもなかった「ベッド付客室」だったのです!!

私の曽祖父にあたる4代目、畠巳之吉さん…先見の明ありすぎです!!

「50年前に新婚旅行で来たんです」

そんなお声を、今もお客様から頂きます。

当時と比べて旅館はすっかり近代化し影も形もないけれど、

「お客様の思い出は今もここにある──」

お客様との会話の中で、私も50年前の景色が脳裏に浮かびます(まだ生まれていませんが!)

老舗だからこそ大切にしたいもの。

吉川屋はいつの時代も

「人生の節目に寄り添う宿」

「人と人とのぬくもりを大切にしたおもてなし」

をスタッフとお客様と一緒につくり上げてきました。


▼苦難を越えて、それでも守りたいもの

2011年の東日本大震災・東京電力福島原発事故は、とても大きな出来事でした。

その年に泊まる予定のお客様の名前が書かれた宿帳が真っ白になり、涙がこぼれました。

お客様の笑い声が響いていた館内は静まり返り、無力感と絶望感で打ちひしがれました。

「もう、営業を続けることは難しいな」

昭和の時代に吉川屋の繁栄の礎を作り上げてくれた両親も、がっくり肩を落としていた姿を忘れられません。

お客様はいなくなっていまったけど、津波や原発災害から避難してきた方々、また、原発周辺の遺体捜索や警備をするために全国から支援に来て下さった警察の方々の受入れがまもなく始まりました。

避難先の体育館で、冷たいフローリングに段ボールを敷いて眠り、配給も一日におにぎり一個とペットボトル、という生活を送っていた避難者の方々が旅館で共同生活を始めると、少しずつ時間とともにお顔が元気になり笑顔が見えるようになってきました。

温泉が身体の中から癒し、安心して眠れるお布団と、人と人のぬくもりが人を元気にすると確信した瞬間でした。

その後も、ガソリンがなかなか手に入らず、スーパーにも物資が届かない日々がしばらく続きましたが、スタッフと一緒に炊き出しをしたり、避難者の方々も警察の方々もひとつの「大きな家族」として過ごした日々は忘れられません。

お客様もスタッフも家族のように支えあう場所、そして人を元気にする旅館の力。

あきらめずに力を合わせて、震災復興を乗り越えてきました。

2013年には、被災した福島県を激励に、当時の今上両陛下(現上皇両陛下)がいらした際にご宿泊し、スタッフに温かいお言葉をかけてくださいました。

日本中から応援して頂いたことを忘れずに、未来に希望ある福島を残したい、と心から思いました。

震災から立ち上がり、ようやく未来に明るい光が見えてきた矢先、それは起きました。

2020年から全世界ではじまった未曾有のパンデミック、新型コロナ禍。

何度も繰り返す感染の波、緊急事態宣言で長期休業する日々。

「東日本大震災からようやく立ち上がったのに…」

私が社長を襲名したのが2020年1月、コロナ禍が始まる直前でした。

多くの人たちが分断され、大切な人に会うことができず、辛い時期を過ごしたと思います。

人の賑わいが消えてしまった旅館の館内、震災当時の辛い思い出が蘇ります。

「もうダメだ…」という失意のどん底と、「いや、ピンチはチャンスだ!」という明るい未来への希望がジェットコースターのように頭の中で目まぐるしく行き来する日々。

暗いトンネルの先は見えないけど、両親と私は決めていたことがありました。

吉川屋のスタッフは「大切な家族」

何があってもスタッフ全員の雇用を死ぬ気で守ると。

「旅館は人を元気にして、家族の絆を強くする場所」

その信念を持ち続け、諦めずにみんなで力を合わせて難局を乗り越えることができました。

まだまだコロナ禍前までお客様は戻っておりませんが、全国からそして海外からも少しずつ増えてきており、以前のような賑わいを取り戻しつつあります!

多くの人たちに支えられて、今もこうして旅館が営業できること、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります…!


▼でも、まだ叶えられていない想いがあります

100室ある吉川屋ですが、ベッド付客室はわずか6室

「布団ではなくベッドのお部屋はありませんか?」

という声を、何度も頂いてきました。

高齢化が進む今、親を温泉に連れていきたいと思っても、ベッドがないことが障壁に

なってしまうご家族が増えています。

それは、私自身が両親の言葉から痛感したことでもあります。

吉川屋の看板女将として、約50年頑張ってくれてきた母。

もともと幼少期より股関節が悪かったこともあり、今年やっと念願が叶い人工股関節の手術をしました。

私が子供の頃から、毎日欠かさず着物を着てお客様のお出迎えや宴会場の挨拶をしていた母。

今も、毎日笑顔でお出迎えやお見送りをしてくれています。

ふと、思います。

人間が「親孝行したい」と思うタイミングは、いつでしょうか?

それは、そう思ったタイミングがベストタイミングなのかもしれません。

吉川屋の心あたたまるおもてなしを代々つないでくれた先代、両親や支えてくれたスタッフたちに恩返しできるとしたら、「今の時代にあったお客様が喜んでくれるサービスに旅館が進化すること」

私が、自分の親にしてあげたいことが、きっとお客様が喜んで頂けるサービスになると信じています。

吉川屋は、記念日でご宿泊されるお客様に日々たくさんお越し頂いております。

──お子様のお食い初め、入学祝い、就職祝い

──大切な人の誕生日、結婚記念日

──ご両親のご長寿のお祝い(金婚式、還暦、喜寿、米寿、卒寿等)

家族で幸せな時間をお過ごし頂き、笑顔の団らん、思い出づくりのお手伝いができることが

私たちの喜び。

「幸せの記憶」が年輪のように積み重なっていく、スタッフとお客様の歴史が吉川屋の宝物です!


▼このプロジェクトで実現したいこと

このクラウドファンディングで、「ベッド付客室をあらたに9室作ります」

これにより、

「親孝行で両親を温泉に連れていきたい」
「祖父母の長寿祝いをしたい」
「大切な人と幸せな時間を過ごし思い出を作りたい」

そんな願いを叶えられる旅館になります。

吉川屋では、ご家族が安心して過ごせる環境を整備してきました。

・車いすでご利用できるバリアフリー客室、バリアフリー貸切風呂

・嚥下機能に配慮した食事提供

・椅子テーブルでの食事会場、宴会の提供

・小さなお子様向けのキッズルーム、赤ちゃんプラン

ここにベッド付客室が加われば、最高の“親孝行温泉”が完成します!!

▼なぜクラウドファンディングなのか?

補助金制度は多くありますが、ベッドのように移動可能な設備は対象外です。

だからこそ、皆さんと一緒に実現する道を選びました!

目標金額は「300万円」

資金はすべて「ベッド付客室の改装・導入費用」に使います。

▼あなたにお願いしたいこと

この挑戦は、単なる設備投資ではありません。

「年齢を重ねても、大切な人と温泉旅行を楽しめる未来」をつくるための挑戦です。

ご支援頂いた方には、宿泊券や福島の名産品セット、限定体験など吉川屋ならではのお礼をご用意します。

そして、新しいベッド付客室でご宿泊できる上質体験ができるプランもご用意しております!

【こんなリターン品をご用意しています!】

・吉川屋の銘品セレクション

・日帰り入浴で応援♪

・福島牛A5ランクサーロインセット

・大切な人にプレゼント♪宿泊利用券

・個室食事会場で上質な時間を…ペア宿泊券

・若旦那の三味線演奏、若旦那が描く似顔絵!?

▼最後に

吉川屋は、185年の歴史の中でたくさんの人生の節目に立ち会ってきました。

新婚旅行、家族旅行、記念日─────

そのどれもが「幸せの瞬間」であり、その思い出を未来につなげることこそが、私たちの使命だと思っています。

これからつくる“親孝行温泉”は、単なる宿泊施設ではありません。

「ありがとう」を伝える場所であり、家族がもう一度笑顔になれる場所です。

私はこの挑戦を通して、次の100年も吉川屋が“人の温もりで笑顔になれる宿”であり続けることを約束します。

どうか、この挑戦を一緒に見届けてください。

皆様とともに、未来の吉川屋を築いていけたら嬉しいです!


「新婚さんブーム」で行列が出来ていた時代
「震災を共に生き抜いた日々」
そして今、「親孝行温泉」という未来。

旅館は「幸せな思い出をつくる場所」
ぜひ、一緒にこの挑戦を実現し、夢を叶える仲間になってください!!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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  • 皆様の温かいご支援、誠にありがとうございます!!m(__)mより良い「親孝行温泉」を目指すため、さらなるネクストゴール目標600万に向けてチャレンジします!!客室の什器備品の購入や、お客様の快適性向上のための設備投資、プロジェクト運営費に使わせて頂きます!さらに、「追加してほしい!」と要望の高かった「クラファン限定平日ペア宿泊券」のリターンを追加しました!限定30組のためお早めにお申し込みくださいませ!引き続きご支援何卒よろしくお願いいたします♪by吉川屋若旦那 もっと見る
  • おかげさまで、ネクストゴールの目標450万を達成しました!!これもひとえに皆様の多大なるご支援のおかげです(TT)誠に、誠にありがとうございます!!!!!当初の計画、ベッド付客室9室をネクストゴールを達成しましたので追加で3室、計12室を増室することができます!!皆様のお力をお借りして、さらにより良い「親孝行温泉」を目指して次なる目標や追加のリターン品を検討中です!引き続きご支援よろしくお願いします!!(^人^)(^人^)(^人^)by吉川屋若旦那 もっと見る
  • スタートから10日目、目標を達成いたしました!!たくさんの方々の心からのご支援、誠にありがとうございます!!m(__)m目標達成はひとつの通過点。もっと快適に、もっと多くの方に楽しんでいただけるよう、ベッド付き客室をさらに3室増やすことを目指して、450万円をネクストゴールに設定させていただきました!引き続き応援、よろしくお願いいたします!!ヽ(〃⌒∇⌒)人(⌒∇⌒〃)ノby吉川屋若旦那 もっと見る

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