【亥鼻祭の歴史を振り返る】いつも亥鼻祭を応援いただき、誠にありがとうございます! 今年度、2003年の復活から第23回となる千葉大学亥鼻祭。 これまでの亥鼻祭は、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。 2025年度亥鼻祭直前ということで今回は過去の資料と共に、その道のりを少し覗いてみましょう...!1.亥鼻祭の復活亥鼻祭の正式な第一回は1960年に開催され、長きにわたり千葉大学の医療系キャンパスを彩ってきました。しかし、1993年に赤字により一度は破産となりました。その後10年もの間、亥鼻の地から祭は消えてしまいました。転機が訪れたのは2003年。当時水泳部のメンバーが中心となり、(吉村健佑先生が委員長として立ち上がり、)「千葉大学を盛り上げる」という熱いテーマのもと、亥鼻祭は奇跡の復活を遂げました。復活にかける学生たちの想いは多くの人を動かし、1000万円ものご支援を集め、2日間で5000人もの方々が来場する大成功を収めました。この復活劇が、現在の亥鼻祭の礎となっています。まさにphase2のスタートです。2. 亥鼻祭らしい企画と共に歩んだ時代復活を遂げた亥鼻祭は、医療系学部ならではの企画や、学生たちのアイデアが詰まった企画で、年々その規模を拡大していきました。 2019年まで続いたお笑い芸人ライブや、身体の不思議を楽しく学べる「身体不思議発見企画」は、長年愛される名物企画となりました。特に「身体不思議発見企画」は、2018年までは医学部水泳部、ヨット部、バレー部が主体となって運営を担い、多くの来場者に医療の面白さを伝えてきました。また、中庭で開催されていた「キッズ企画」(現在の縁日の前身)は、地域の子どもたちの笑顔で溢れていました。 しかし、世界中を襲った新型コロナウイルスの影響で、長年続いたこれらの大人気企画も、惜しまれつつその幕を閉じることとなりました。3. 挑戦と進化を続ける亥鼻祭コロナ禍においても、亥鼻祭の灯を絶やすまいと2020年度の亥鼻祭は開催されました。 全国的に学園祭が次々と中止になる中、新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年度は完全オンライン開催、2021年度はYouTube生配信という形で1年も欠かさずに亥鼻祭を開催してきたのは本当にすごいことです!2020年コロナが蔓延していた2020年、2021年はオンラインでの亥鼻祭開催に踏み切り、VR企画などが注目を集めました。 2022年度は、コロナ禍以降初となる対面での開催が復活。同時に、財政難を乗り越えるため、野外ステージの設営・運営資金をクラウドファンディングで募るという新たな挑戦も開始しました。その後の2023年度には食販屋台が復活し、2024年度にはさらにその規模を拡大。一歩ずつ、かつての活気を取り戻していきました。そして2025年度、亥鼻祭は更なる進化を遂げる予定です!かつての名物企画「身体ふしぎ発見企画」を前例に、医学部・薬学部・看護学部の特色をさらに活かした「学部企画」として復活。キッズ企画も中庭に戻し、受験生から地域住民の皆さままで、幅広い年代の方々が楽しめる企画をご用意しています。食販団体は過去最大の19団体の参加で、亥鼻の部活サークルのほとんどが屋台出店という形で亥鼻祭に関わってくれるようになりました。屋台の参加者、企画参加者、亥鼻祭実行委員会の人数を合わせると500人を超えます。このようにどんどんと企画も屋台もやることも増やし走り抜けてきたのですが、直前の仕事量がかなり増えてしまいました。当日うまくいくかわからなくて不安で寝れない日もあります。支出も確実に去年より多いです。失敗するくらいなら最初から去年のままの亥鼻祭をそっくりそのまま引き継いだ方が楽だったなと考えてしまうことはありますが、実行委員会みんながいて、亥鼻祭の成長という同じ方向を向いて、支えあって、助け合える。本当に亥鼻祭は素晴らしい組織です。大変なことも多いですが、実行委員として働くのはめちゃくちゃ楽しく、やりがいしかありません!!!このように亥鼻祭実行委員会が全力で楽しく仕事ができるのは、今までの亥鼻祭の先輩方が『亥鼻祭』を復活させ、その後1年も欠かさず続けてきてくれたおかげです。感謝してもしきれません。今年は過去の企画を復活することが多かったので、かなり前の先輩方の引継ぎまで読ませていただきました!先輩方の引継ぎを見るたびに、皆さんの努力、頑張りが見えて、今年の亥鼻祭を成功させなければと身を引き締まる思いを感じます。亥鼻祭ラストスパート頑張っていきます!4.未来へ一度は途絶えながらも、学生と大学、そして地域の皆様の力で復活し、復活してから23年の歴史を紡いできた亥鼻祭。 次の時代に向けて、亥鼻祭はどんな新しい姿を見せてくれるのか楽しみです。というかまずは今年成功することができるように頑張らなければならないですね!今年のテーマ「Vital」には、私たちの情熱が込められています。 ぜひ11月2日、会場に足を運んでいただき、亥鼻祭の「今」を体感していただけると嬉しいです!ということで今回は亥鼻祭の歴史についてまとめました!筆者は亥鼻祭当日4日前の寝不足委員長でした!当日晴れますように!そして何事もなく亥鼻祭が終わり、次の世代に引き継げますように!!!






