

先日、こんなニュースが報道されました。
ゴミステーションに、へその緒がまだ付いた状態の生まれたばかりの子猫が捨てられていたのです。
まだ目も開いていない、手のひらサイズの小さな命。
母猫から引き離され、冷たいゴミの中で震えている姿は、あまりにも残酷でした。
このような悲劇は、決して珍しいことではありません。
全国各地で毎日のように起きている現実なのです。

なぜ、これほど多くの犬猫が殺処分されてしまうのでしょうか。
多くの理由がありますが、個人の力ではどうにもならないことが多いと感じています。
・飼い主の事情による飼育放棄(転勤、アレルギー発覚、高齢化など)
・野良猫の繁殖による数の増加
・里親探しの方法が限られている
・保護団体の収容能力の限界
・去勢・避妊手術が普及されていない
特に深刻なのは、「飼えなくなったが里親が見つからない」というケースです。
多くの飼い主は最初から殺処分を望んでいるわけではありません。
しかし、適切な里親探しの手段がないため、最終的に保健所に持ち込まざるを得なくなってしまうのです。
現在、多くの動物愛護団体や個人ボランティアが懸命に保護活動を行っています。
しかし、現場では様々な課題があります。
・地域によって保護団体がない、または手一杯で新規受け入れ困難
・既存の里親探しサイトは、すでに数多くの命が掲載されている
・売買目的の投稿が多く、純粋な里親探しの場になっていない
・譲渡後のフォローアップ体制が不十分
この結果、「まずは自分で里親を探して」と言われた飼い主が、結局見つけられずに保健所に持ち込むという悲しい循環が続いているのです。

この深刻な現実を、私は自分自身の体験を通して痛感することになりました。
まずはここまでお読みくださりありがとうございます。
渡辺幸司と申します。


14年前、私は生まれて初めて犬を飼うことになりました。
成犬でも5kgと小さく、ごまの毛色をしたメスの柴犬でした。
その子はいつも尻尾を振って迎えてくれました。
毎日の朝6時と夕方5時の散歩。
雨の日も風の日も雪の日も、その小さな体で一生懸命ついてくる後ろ姿。
仕事で疲れて帰宅した時に無条件に喜んでくれる存在。
体調を崩して寝込んだ時にずっと側にいてくれた温もり。
14年間、その子は私にとって家族以上の存在でした。

去年の12月、愛犬の体調に異変が現れました。
食欲がなくなり、散歩を嫌がるようになったのです。
通い慣れた動物病院での検査の結果は、高齢による様々な機能の低下。
もう長くはないという厳しい宣告でした。
それから数ヶ月間、私は毎日のように動物病院に通いました。
少しでも楽にしてあげたい、一日でも長く一緒にいたい。
そんな想いで必死に看病を続けました。
そして今年、愛犬は静かに天国へと旅立ちました。

愛犬の治療で何度も通った動物病院の待合室。
そこで私は、人生を変える光景を目にしました。
壁一面に貼られた里親募集の張り紙。
犬や猫の写真と共に、それぞれの事情が書かれていました。
「飼い主の転勤で飼えなくなりました」
「アレルギーが発覚し、泣く泣く手放すことになりました」
「高齢の飼い主が入院し、面倒を見られなくなりました」
数えてみると、なんと70匹以上。
この小さな町の、一つの動物病院だけでこれだけの犬猫が里親を探しているのです
愛犬を失った悲しみの中で、私は強く思いました。
「もし、この子たちの里親を見つける手伝いができたら」と。

愛犬との別れをきっかけに、私は犬猫の里親探しについて徹底的に調べました。
現在、里親探しができるサイトはいくつか存在しますが、実際に利用してみると様々な問題があることが分かりました。


私が目指すのは、これらの問題を根本的に解決する「里親探し」です。


このサイトでは、これまでのサイトでは実現できなかった詳細なマッチング機能を実装します。


※会員登録記載項目(仮)
・メールアドレス (ログインID)
・パスワード
・ワンちゃん猫ちゃんの名前
・犬種、猫種
・年齢
・都道府県
・性格
・性別
・体重
・健康状態
・里親を探さなければならない理由
等

最終的な目標は、殺処分ゼロの社会の実現です。
しかし、それは一企業や一個人の力だけで実現できるものではありません。
行政、獣医師会、動物愛護団体、そして一般の市民の皆様が連携して取り組む必要があります。
このプロジェクトの素晴らしい点は、支援者の皆様も含めて、全員が「命を救う当事者」になれることだと思います。
資金的な支援をしてくださった方も、実際にサイトを使って里親になってくださった方も、サイトの存在を周りに広めてくださった方も、全員がこの命を救う活動の重要なメンバーです。

1日に約25匹の命が失われ続けている現実。
へその緒付きで捨てられる子猫。
動物病院で見た70匹の里親募集。
これらの現実を前に、私は心に誓いました。
「微力でも、自分にできることから始めよう」
外資系企業の夜勤守衛という立場では、できることに限りがあります。
しかし、諦めるわけにはいきません。
愛犬が最期まで諦めずに生きてくれたように、動物病院の壁に貼られた70匹が今も家族を待っているように、私も諦めずに進み続けます。
皆様の支援によって生まれるサイトで、どこかの誰かが運命の家族と出会います。
捨てられる予定だった子犬が、愛情いっぱいの家庭で幸せに暮らせるかもしれません。
殺処分を待つしかなかった猫が、温かいひざの上で安らかに眠る未来があるかもしれません。
外資系企業の夜勤守衛でも、社会を変える一歩を踏み出すことができました。
皆様の支援があれば、この小さな一歩が大きな変化を生み出すと確信しています。
犬にも猫にも感情があります。
愛されたい気持ちがあります。
家族を求める心があります。
その純粋な想いに応えられる社会を、一緒に作りませんか。
一匹でも多くの命を救うため、どうか力を貸してください。
渡辺幸司










8月末:公開
10月末:終了
11月〜:順次リターン配送

サイト制作・構築費用として
最新の活動報告
もっと見る里親マッチングサイトを作り殺処分を激減させたい。
2025/10/03 18:58:現状は支援が厳しい状況ですが、諦めずにコツコツ活動しています。(活動)①:今回のプロジェクトの為に、何も判らなかったInstagramを少しずつ覚え 覚えた所から、投稿やストーリーズを使い1人でも多くの人に活動を知って 貰える様に頑張っています。②:0人だったフォロワー数も現在366人まで増えました。 そのフォロワーさん1人々に活動に支援して頂ける様にメッセージを送って います。③:全国、北海道から沖縄までの保護団体・愛護団体・里親活動の団体や個人 約300団体や個人に対して、活動を知って頂く為にメッセージを送って います。*現在想定外の状況ですが、今後も諦めずに前に進んで行きます。 もっと見る殺処分ゼロを目指して
2025/09/10 09:49活動報告期間 9月2日 ~9月9日活動内容①:ラインにて支援依頼(70名)②:Instagram *フォロワー数300名・フォロー600名 :約900名の内訳(里親関係・殺処分関係・愛犬家等) *投稿写真等(30件)‥キャンプファイアのページ写真含む *ストーリーズにキャンプファイアのページとURL貼り付け。 (支援願いのメッセージ入り) *ホーム画面にキャンプファイアのURLを貼り付け。 もっと見る




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