皆様、はじめまして。ページの閲覧ありがとうございます!この文章を書いているのは現役の熊野寮生です。以下では「熊野寮とは何ぞや」というところから、寮祭の魅力、支援に対するリターンなどについて紹介します!
熊野寮・熊野寮祭とは
熊野寮とは、およそ60年前に完成した京都大学の学生寮です。当初は男子の学部生のための寮でしたが、現在は京都大学に学籍を置くあらゆる学生が入寮できます。そしてその最大の特徴のひとつが、寮生たち自身が運営する「学生自治寮」であることです。自治寮ならではの特徴──月4,300円という破格の居住費や他の寮生との濃い関わり合い、そして自分たちが寮を回しているんだという実感──に惹かれ、現在も400人を超える寮生が暮らしています。
しかし近年、国による大学改革に伴う自治寮潰しが進んでいます。不当な弾圧を受け、逮捕、停学処分されたり、家宅捜査が行われ、寮生のプライバシーが侵害されています。このような状況において熊野寮を守っていくために、少しでも熊野寮を応援してくれる方を増やしたい、そのためにまずは熊野寮について知っていただきたいと思っています。
熊野寮では、寮生たちの団結を深めるために楽しいお祭りやイベントをいろいろと行っています。そのうち最も盛大なものが「熊野寮祭」なのです!日程は11/28~12/7の10日間で、今回もかなりの企画数を誇る寮祭になります。“カオスの祭典”の名に恥じぬよう精一杯、運営・企画していきますので、どうかご支援の程よろしくお願いします!熊野寮祭企画の細かい開催時間や開催場所は後日報告する寮祭スケジュールをご参照ください!!
さらに熊野寮祭には、地域の方々などに参加していただくことで寮と寮外とのつながりを強めるという役割があったり、単純に楽しさ、面白さを追求する場という意味があったりもします。
この素晴らしいお祭りを今年も開催できるように、皆様のご支援・ご参加をお待ちしております!
熊野寮についてもっと詳しく知りたい方は以下をご参照ください。
これまでの寮祭
前述の通り”カオス”という言葉がよく似合う寮祭ですが、これまでに何度も行われ、恒例企画となったものがあります。ここではそのいくつかを紹介したいと思います。少しでも熊野寮祭、ひいては熊野寮の雰囲気を感じ取って頂けたら幸いです。
*鴨川イカダレース
冬の鴨川を自作のイカダで下り、速さを競い合います。ただしイカダは突貫工事の欠陥品!? 壊れたら頑張って泳ぎます!

*四条大運動会
四条通周辺での運動会。種目は鴨川沿いでの綱引きや三条から四条までの二人三脚など。飛び入り参加大歓迎です!

*AB棟間綱引き
熊野寮のA棟とB棟の間に綱を張って綱引きをすると言うシンプルかつ見応えがある企画です。正直どっちが勝ったのかわからない。
*エクストリーム帰寮
ルールは簡単。目隠しされた強者が車でどこかに運ばれたあと帰ってくるだけ。もちろん徒歩で。スマホも使用禁止です。

今ここで挙げたような企画は、普通の感覚では笑い話にしかならないようなものです。しかし熊野寮ではこういった企画を真剣に実現しようという気持ちを皆が持っています。誰も馬鹿にしたりしない。そういったところも熊野寮、熊野寮祭の魅力なのです。
資金の使い道について
集まった支援金は以下に使用する予定です。
広報/宣伝費
リターン仕入れ費
キャンプファイアの投稿手数料
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
リターンについて
リターンとして、熊野寮祭限定のグッズや寮祭パンフレットなどをご用意します!寮祭パンフレットは毎年200ページを超える分厚い冊子となっていますが、内容としては寮祭全体の企画スケジュール、企画の内容、広告などです。寮祭の雰囲気を存分に味わえるものになっていますので、ぜひ受け取ってください。リターンの画像については順次追加していく予定です。

トートバッグ

寮祭パーカーデザイン決定!!






ステッカー



アクリルスタンド誕生!!

クリアファイル

おわりに
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
熊野寮祭は、寮生一人ひとりの「やりたい」という衝動と、時にカオスとも言えるほどの自由な発想がぶつかり合って生まれる、他に類を見ない奇跡のような祭りです。そこには、私たちの日常の延長線上にありながら、同時に非日常の祝祭空間が広がっています。
このプロジェクトを通じて、私たちは熊野寮祭という文化の灯を未来へ繋ぎ、さらに大きく燃え上がらせたいと本気で考えています。あなたの支援の一つひとつが、私たちの大きな力となります。
もし、この文章を読んで、少しでも胸が躍るような、あるいは懐かしいような気持ちになっていただけたなら、ぜひご支援をお願いします。そして、もしよろしければ、実際に熊野寮祭に足を運んで、その熱気と狂騒を肌で感じてみてください。忘れられない体験があなたを待っているはずです。
熊野寮、そして寮生の想いの結晶である熊野寮祭2025に賛同してくださる方は、どうか、熊野寮祭2025クラウドファンディングにご支援のほどよろしくお願いいたします。
熊野寮祭2025が成功した暁には、寮生からの心からの感謝と、熊野寮祭2025らしさが詰まった返礼品をお送りします。
ご支援、心よりお待ちしております!
【English ver.】
Hello everyone, and thank you for visiting
this page!
We are writing this message as one of the
residents of Kumano Dormitory
(Kumano-ryō) at Kyoto University.
Below, I’ll introduce what
Kumano Dormitory is, the charm of the
festival, and the rewards we’ve prepared for your support!
What Are Kumano Dormitory and the Kumano Dormitory Festival?
Kumano Dormitory is a student dormitory
at Kyoto University that was completed
about 60 years ago.
Originally built for male undergraduate
students, it is now open to all Kyoto
University students, regardless of gender or major.
One of its most distinctive features is that it is a self-governed dormitory — entirely
managed by the residents themselves.
This autonomy gives rise to a unique
environment:
unbelievably low rent (only 4,300 yen per month), strong bonds among dormmates,
and the sense of truly running the dorm by ourselves.
Over 400 residents currently live here,
drawn by this spirit of independence and
community.
However, in recent years, autonomous
dormitories like ours have been facing
increasing pressure due to national
university reforms.
We residents have been subjected to unjust crackdowns, arrests, suspensions, and even home searches, violating their privacy.
Amid this situation, we want to spread
awareness of Kumano Dormitory and
increase the number of people who support our cause — people who will stand with us
to protect this place.
To strengthen our unity, we organize a
variety of fun events and festivals
throughout the year.
This year, it will be held from November 28
to December 7 — a full ten days of non-stop excitement, making it the very ambitious
Kumano Dormitory Festival yet.
True to its nickname, “The Festival of
Chaos,” we’re pouring all our energy into
planning and running it to perfection.
We would deeply appreciate your support
in helping us make it happen!
Please check the upcoming festival
schedule for detailed times and venues of
each event.
The Kumano Dormitory Festival also serves as a way to connect us with local residents and the surrounding community — and, of course, as a space to celebrate pure fun and creativity.
We sincerely look forward to your support
and participation in making this wonderful
festival happen again this year!
For more information about Kumano
Dormitory, please visit
Kumano Dormitory homepage↓
https://kumano-ryo.jimdofree.com/
Kumano Dormitory PR Office X account↓
https://x.com/kuma_d_fes?t=N2VmAC31qEdbbK2CKpdFpg&s=09
Past Dormitory Festivals
As mentioned earlier, “chaos” is the perfect word to describe our festival — and over the years, several events have become annual traditions.
Here are just a few of them.
We hope they’ll give you a glimpse into the atmosphere of both the festival and Kumano Dormitory itself.
Kamogawa Raft Race
Participants race down the chilly
Kamogawa River on handmade rafts.
Of course, most of them are poorly
constructed… so if they fall apart, you just have to swim!

Shijō Street Sports Festival
A full-scale sports meet held around Shijō
Street(one of the main streets of Kyoto),
with events like tug-of-war along the
Kamogawa River or a three-legged race.
Walk-in participants are welcome!

Tug-of-War Between Two Buildings
A simple yet thrilling event: a huge rope is
stretched between Buildings A and B for
an all-out tug-of-war.
Honestly, it’s hard to tell who wins.
Extreme Return-to-Dorm Challenge
The rules are simple:
A brave participant is blindfolded, taken by car to an unknown location, and must find
their way back — on foot, without using a
smartphone.
These may sound absurd from a “normal”
perspective, but at Kumano Dormitory, we
take these ideas seriously and make them
happen.
No one mocks anyone’s crazy ideas — and that, too, is a core part of the spirit of
Kumano Dormitory and its festival.
How the Funds Will Be Used
Your generous support will be used for:
Public relations and promotion costs
Reward item production and purchase
Campfire platform fees
If the total exceeds our goal, the extra funds will be used to cover project operation
costs.
About the Rewards
As a token of our gratitude, we’ve prepared exclusive Kumano Dormitory Festival goods and the Festival Pamphlet as rewards!
Each year, the pamphlet exceeds 200 pages, packed with the full event schedule,
descriptions of each project, and
advertisements.
It’s a wonderful way to experience the
vibrant atmosphere of the festival — even
from a far.
We’ll be adding images of the rewards as
they become available.
Tote Bag

Festival Hoodie (Design Decided!)





Stickers



Acrylic Stand (New!)

plastic folder

Closing Message
Thank you so much for reading to the end.
The Kumano Dormitory Festival is a one-of-a-kind miracle — born from the collision of each resident’s personal “I want to do this!” impulse and the chaotic freedom that
defines our dormitory life.
It exists both as a natural extension of our
everyday life and as an extraordinary
celebration beyond it.
Through this project, we truly hope to carry the torch of Kumano Dormitory’s culture
into the future and let it burn even brighter.
Every bit of your support becomes
a powerful force for us.
If reading this made your heart beat a little
faster — or stirred some nostalgic
excitement — please consider supporting
us.
And if you can, come and experience the
Kumano Dormitory Festival yourself: feel
the heat, the chaos, and the joy firsthand.
An unforgettable experience awaits you.
Those who sympathize with the spirit of
Kumano Dormitory Festival 2025, the
crystallization of our collective passion,
please lend your support through our
Kumano Dormitory Festival 2025
Crowdfunding Project.
If the festival succeeds, we will send you our heartfelt thanks — and special return gifts
filled with the unique charm of Kumano
Dormitory Festival 2025.
We sincerely appreciate your support!
最新の活動報告
もっと見る熊野寮祭2025実行委員リレーブログvol.24
2025/12/07 19:00みなさんこんにちは、お疲れ様です。本日は12月7日、熊野寮祭10日目。長かった寮祭も本日が最終日です。この記念すべき最終日、そして24回にも続いた熊野寮祭実行委員リレーブログの大トリを務めさせていただきます、今年度寮祭実長〇〇むーです。さぁ、最終日、最終日ですよ!みなさん自分のやりたい、行きたい企画をきちんと貫徹できたでしょうか?今年の熊野寮祭には430くらい企画があったわけですが、そのうちの多く(体感6〜7割くらい?)はタイテに載っていても実行されないか、ステルスで日時が変わっていたりしてました。かくいう私も出した企画のうちのほとんどをやらずに寮祭期間を終えようとしています。(すみません) しかしこれには結構仕方ない理由もあるんです。そもそも熊野寮祭は非日常的なイベントでありながら大学やバイトなど普段の日常生活がお休みになることはありません。(大学に至っては、まるで寮祭期間を狙いうちにしてくるようにTOEFLの試験を入れてきたりします。ナンセンス!)つまり普段の日常生活を継続しながら寮祭企画を企画し、参加する必要があるのです!これってめちゃくちゃ体力がいります。私の場合はバイトもしてないし、寮祭期間中は2回しか大学行かなかったのでその限りではないんですが、それでも恒例企画と言われる大物企画たち(時計台コンパ、大階段グリコ、四条大運動会 etc…)に行くだけで体力を使い果たし、寮祭期間中半分くらいは寝てた気がします。ちょっともったいない。不摂生の極みを尽くす寮生の多くは体力がないので、私のように力尽きてしまい自分の出した企画を貫徹できなかった人も多かったはずです。そんなわけでいざ熊野寮に来てみたら、気になってた企画がやってないことを知って落胆したという方もいたかもしれません…ごめんなさい。でも実行される企画は間違いなくたくさんあるし、どの企画も楽しめると思うので、熊野寮祭、ぜひ楽しんでいただけていたらいいなと思います。なんか言い訳じみた書き方になってしまったんですが、私はめちゃくちゃ楽しみましたよ!熊野寮祭。初日の時計台コンパに始まり、同釜会、CLUB KUMANO、四条大運動会、大階段グリコ、時計台前総決起集会、全寮コンパ、寮祭ライブ…普段当たり前に生活している場所で、普段は行かないような場所で、普段はできない、やらないようなこと、それでもやりたいこと、やるべきことを自分たちの意思で全力でやる、やることができるんだって実感できるいいお祭りだったのではないでしょうか?この文章を見てくれている皆さんにも、このお祭りを通して、熊野寮の根幹を担う自治の理念を少しでも理解してもらえればいいなと思います。ということで熊野寮祭2025は本日で終わってしまうわけですが、熊野寮での私たちの生活は続いていくし、楽しいイベントはこれからもたくさんあります!これからも私たちは自分たちで話し合い、物事を決める自治でこの寮を運営していきます。ぜひまた機会があれば、熊野寮にいらしてみてください!それでは!またいつでも熊野寮でお会いしましょう!追伸:誠意的に活動報告を書いてきたグラウンドファンディングですが、まだまだ目標金額に全く届いていません(; ;)素敵なグッズをもらえるので、引き続きご支援、各種SNSでの拡散お願い致します! もっと見る熊野寮祭2025実行委員リレーブログvol.23
2025/12/06 19:00どしどし、どしどし寮祭が終わりに近づいている。時計台コンパを決行したのが昨日のことのようだ。10日間長い気がしてあっという間だ。さて今までの寮祭を振り返るとライブ、四条大運動会、ディナーショー、時計台総決起集会、などなど。こんなに毎日お祭りで楽しいことがあっていいのかと、、私は平寮祭実行委員ではあるがそのおかげでさまざまな作業やバンドをすることができた。本当にやりたいことなんでもできる。それが寮祭。あと1日、まだ間に合う。熊野寮祭。 もっと見る熊野寮祭2025実行委員リレーブログvol.22
2025/12/06 04:00どうも、副実行委員長をやらせていただいている者です。前に書いていた人たちとはまた別の人間です。今日の目玉は何と言っても時計台前総決起集会でした。↓当日の様子https://x.com/kuma_d_fes/status/1996788270311919800?s=46今、京大には、さまざまな問題があります。だいたいは、大学の構成員たる学生と教職員を置き去りにして、一部の人間により”大学”の意思決定が為されていることが原因でしょう。だから熊野寮自治会はこの行動をしました。直接的に変えるために、あるいはそうでなくても、行動を起こせば彼らに影響を及ぼすことができ、決定権を握ることができるのだと実感するために。おかしいと言われようとも、やらなきゃいけないことがある。その偏見を塗り返し、よりよい社会を実現させるためにやらなきゃいけないことがある。熊野寮祭は、熊野寮だからこそできる。各々が自分のやりたいところを実現できる場所なのだ。それは自治だからこそできる。顔の見える相手だからこそ、簡単に折衝ができるし、合意に運んでいける。顔の見えない相手が運営だったら、簡単にこうしてくれなんて言えないし、通るかもわからない。誰もが自分たちのやりたいことを叶えていける。誰か一方にだけじゃない。他もきちんと考慮した上で、折衷案を作っていける。そういう場所だからこそ、自由の祭りが創り出せる。そういう場所を、大学に、社会に作っていきたい。そのひとつの手段が熊野寮祭でもあるんだろう。自治があればこういうことができるんだ。みんな、熊野寮祭で自由を実感してくれ。そんで、気に入ったなら、クラファンもちょっとだけでもくれると助かります。赤字すぎてやばいっす… もっと見る





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