公開してから3日経たず目標達成しましたー!!
みなさんありがとうございます!
基本的にはこのカードゲームをGETできるのはクラウドファンディングだけ。
まだ検討中の方は、締め切りの7/30までにぜひ!
こんにちは!一般社団法人防災ガールです。
わたしたちは、2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに、「次くる災害でおなじことを繰り返さないように」とたちあがった防災の普及・啓発団体です。2018年で、設立から5年になります。
東日本大震災では、津波による大きな被害がでたことで、人と海との距離を取るように、日本全国で防波堤を高くしよう・強くしよう!という議論が目立つようになりました。
それでも、東北の人たちはいうのです。
「海が悪いわけじゃない」「わたしにたちにとって、海は宝だ」と。
マリンスポーツや漁といった趣味や生業以外にも、「海」のある景色は、彼らにとってなによりも大切な「こころの原風景」でした。そんな声を聞き、「それならば、わたしたちは海とともに生きる未来のために、海と上手につきあっていく方法を考えよう」と旗を振ったのが、#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)という津波防災のプロジェクトです。
#beORANGEは、「津波がくるから早く海からあがれ」をオレンジ色のフラッグ(オレンジフラッグ)で伝えるという新しいサインを日本全国・世界に広めていくというもの。
今回は、そのプロジェクトのひとつとして、こどもから大人まで楽しみながら津波防災のアクションを学べるカードゲームを開発し、全国に届けたいと思っています!
2016年、日本財団と連携して始まった「#beORANGE」は、海から見てもっとも視認性の高い色・オレンジを使った「オレンジフラッグ」を掲げることで、「津波がきたぞ!海からあがって早く逃げろ!」という警告を海辺にいる人たちに伝える新ルールを広めるプロジェクトです。
サーファーや海水浴客など、たくさんの人でにぎわう海ですが、実はいちど海に出てしまうと波の揺れや音で地震に気がつかない・サイレンを聞き逃してしまうといった危険がありました。
津波は、地震と違い、「地震の後に」やってくる災害です。だからこそ、いち早く危険を知り、海から上がって高いところに逃げるという避難の行動につなげることが何よりも重要になります。
そこで、避難をうながす「目で見る合図」として導入したのが「オレンジフラッグ」。これがあれば、防波堤で街と海を分断する必要もなく、「海とともに生きていく」未来をつくることができるようになります。
プロジェクトの開始から、高知・愛知・静岡・宮崎を中心に共感者が増え、今では日本全国に400本以上のオレンジフラッグが配備されています。
このとりくみの広がりにもあわせて、もっと津波防災を身近にするために、FLAGOの開発は始まりました。
(※デザインはブラッシュアップ中なので届くものと少し異なります)
海とともに生きていく未来をつくるためには、オレンジフラッグのような新ルールをつくり、海辺の危険をいち早く知らせるためのしくみを作ることも大切。けれどそれだけではなく、そのしくみを含む海辺の防災についてきちんと学ぶことがとても大切です。
いわゆる一般的な、
・教科書で学ぶ防災
・消防署や専門家の先生の講演を聞いて学ぶ防災
・だれかが先導しておこなう避難訓練
だけじゃなく、「もっとやりたい!」「またやりたい!」と思えるような防災のプログラムを作りたい…
子どもも大人も関係なく楽しめて、本質的な思考訓練になる防災プログラムが必要だ…!
そんな思いで作ることを決めたのが、津波防災を学べるカードゲーム・FLAGOです。
開発にあたって、「海とともに生きる未来をつくりたい」、「次くる津波で一人残らず助けたい」と自ら手をあげてくださった海のプロフェッショナル、防災・救命救急のプロフェッショナルなど、たくさんの人にご協力をいただきました。
<協力していただいたみなさま>(順不同・敬称略)
川越 崇功 宮崎県庁
木村 公俊 宮崎県庁
奥本 英樹 福島大学経済経営学類教授
河嶌 讓 厚生労働省 DMAT事務局
藤田 和人 特定非営利活動法人宮崎ライフセービングクラブ 代表
中川 淳 国際環境NGOサーフライダーファウンデーションジャパン 代表理事
石川 拳大 国際環境NGOサーフライダーファウンデーションジャパン 事務局長
中村 義浩 特定非営利活動法人宮崎県サーフィン連盟
岡本 ナオト 株式会社R-pro 代表取締役
谷合 竜馬 株式会社RYM&CO. 代表取締役
高橋 遼 株式会社Pooka.
澁田 翼 株式会社Grand Slam
小野寺 祥平 株式会社Grand Slam
中屋 祐輔 dot button company 代表取締役
藤原 育菜 dot button company ディレクター
青島小学校の皆さま
NPO法人Collableの皆様
morning after cutting my hair.incの皆様
HANDs project fellowsの皆様
国際交流基金 ASIA Centerの皆様
伸和印刷株式会社様
また、昨夏には海のすぐそばにある小学校・宮崎の青島小学校にてプロトタイプのカードゲームを使った授業も実施。
「またやりたい!」という子どもたちの声に応えられるよう、見えてきた課題の改善にとりくみ、海辺の町の視察やヒアリング、防災の専門家からのチェックなどアップデートを1年かけておこないました。
「防災」は、老若男女とわず"誰にでも"必要なこと。
だからこそわたしたちは、「みんなで」遊べるカードゲームにすることにこだわって、インクルーシブデザイン(高齢者、障がい者、外国人など、従来、デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むデザイン手法)の考え方を参考にゲーム設計・デザインをおこないました。
ポイントは大きく分けて4つ、それが以下になります!
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①遊びながら、だれでも正しい避難を理解できるように
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津波防災で一番大切なことは、津波が到達する前に「とにかく高いところへ、はやく逃げる」こと。こう書くと単純なようにも感じますが、実際に街中でそれを実行するのはそんなに単純なものではありません。
だからこそ、「楽しく遊びながら」ではありながらも、正しい津波避難行動をイメージして遊べるゲーム設計にすることを工夫しています。
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②力のない子どもやお年寄りにとっても現実的なゲーム設計
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津波から逃げるとき、防災アイテムを多く持ったまま逃げることはあまり現実的ではありません。基本的には荷物を持たずに、とにかく早く逃げることが優先になります。
そのため、カードゲーム中でも防災ツールについては手持ち枚数を限定させたり、ふだんから身につけている身近なアイテムが防災ツールになるようなカードの内容にするなどしています。
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③自分の知恵でアクシデントを乗り越える、生き抜く力を養う知育ゲーム
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FLAGOの特徴のひとつとして、「自分の知恵でゴールを目指す」という要素があります。たとえば、アイテムカードのひとつを引いたとき、説明書の対応表にある使い方以外にも、頭をひねって「こんな使い方もできるのでは?」という提案をすることが可能。
災害時には「その場にあるものでどうにかする」という発想の柔軟性がひじょうに大切になってくるため、リアルな「生き抜く力」を養う知育ゲームとしても機能する内容になっています。
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④環境配慮の再生紙を使い、人にも地球にもやさしいゲームに。
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FLAGOに使われている紙は、地球にやさしい再生紙。
FLAGOを作るために新しい木を伐採することはありません。また古紙をどろどろに溶かし、異物を除去した古紙パルプ原料に着色をして製造しているため、紙を作る過程で漂白をしておらず、海を汚さず、人にも地球にもやさしく、「海とともに生きていく未来」をめざすカードゲームになっています。
今回、この「FLAGO」を商品としてお届けできるのは
このクラウドファンディング限定のチャンスです。
<ご支援の使い道・ALL or nothingでの挑戦について>
みなさまからいただいたご支援は、そのまま全額FLAGOの製作費(カード印刷・ボックス・説明書・梱包など)にまわします。開発段階ではほぼ持ち出しでなんとかまわしてきましたが、最後の最後、なんどもなんども試行を重ねて完成したFLAGOをこの世に生み出すには、ここから最低18万円が必要です。どうか海を想い、未来を想うみなさんのお気持ちで、このカードゲームを世の中に誕生させていただけたらと思っています。
今回、ALL or nothingでの挑戦にしているのは、「わたしたちが頑張って作ったカードゲーム」にはしたくないと思ったから。防災は、どうしても「当事者意識」が続かない社会課題のひとつです。わたしたちは5年間、そこに向き合い続けてきています。だからこそ、「防災ガールが勝手に作ったんでしょ?」ではなく、「みなさんが」生み出したものにしたい。
FLAGOをこの世の中に誕生させるか、させないか。
どんな未来を選んで、つくっていくのか。
選ぶのは、みなさん一人一人です。
手に入れたいと思ってくださったみなさまには、基本的にはこのカードゲームを楽しんでもらいたいと考えていますが、せっかくなら、ぜひ海と共に生きるという選択をする方が増えて欲しいと考え、海に関わるアイテムや津波防災のアイテムを加えたリターンも用意しています!
1)【先着5名様】<3000円コース>FLAGO+ステッカー
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FLAGO1セットと、#beORANGE特製ステッカーをセットでお届け。
特別価格で手に入るお得なコースなので、先着5名様の限定です。
2)<3200円コース>FLAGO+ステッカー
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FLAGO1セットと、#beORANGE特製ステッカーをセットでお届け。
3)<3500円コース> 教育現場向け!企画趣旨がわかるスペシャルセット
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FLAGO1セットと、ルール説明とは別に、インクルーシブデザインに特化したNPO法人Collableによる「教育的観点からのFLAGOの意義」や「FLAGOを活用する際のポイント」などをまとめた解説シートをセットでお届け。学校などでの指導にもそのまま活かせる、わかりやすい解説付きのセットです。
教育現場だけでなく、自治会やサークルなどでFLAGOを使ってみたい方や、FLAGOのことをもっと深く知りたい方にもおすすめ。
4)<5000円コース> FLAGO+防災ミサンガM+ラウンドタオル
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FLAGO1セットと、#beORANGEのオリジナルアイテムのセットです。
防災ミサンガはパラシュートコードで編まれていて、ファッション性もありながら耐久力も抜群。ホイッスルやファイヤースターター、デンタルフロスにもなり、12通り以上の使い方ができる防災アイテムに。
ラウンドタオルは、朝焼けの海を思わせるうつくしいタイダイ柄に、鮮やかなオレンジの2WAY仕様。オレンジの面は海辺で津波の危険を知らせることができ、大切な人を守るオレンジフラッグに早変わりします。
5)<10000円コース> カードゲーム+オリジナルTシャツ+防災ミサンガM+ラウンドタオル
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5000円コースの内容に、#beORANGEのオリジナルデザインTシャツがついてきます。海辺で映える、スタイリッシュなデザインです。海への想いを、ファッションにもとりいれて。
6)<19000円コース> カードゲーム7セット(約1クラス分)
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4-5名でのプレイを推奨しているFLAGOを7セットお届けするスペシャルコース。最大35名でのプレイが可能です。
クラスみんなで、楽しく津波防災を学べるようにしませんか?
地球上に暮らす限り、わたしたちは自然と切っても切れない関係にあります。
東北の人々がいうように、自然はわたしたちにとって、とても大切な財産でもあるのです。
だから、わたしたちは、自然とともに生きていくための手立てを考えたい。
「FLAGO」がひとりでも多くの方にプレイされることで、いつ起こるかもわからない自然災害にそなえ、一人でも多く助かる未来が近づくことを願っています。
最新の活動報告
もっと見る先着100名限定★海のゴミを増やさない!竹でできたストローをプレゼントします!
2018/07/19 13:41うわああああああああ!!! すごい!!!! すでに175%達成、そして81人もの方にご支援いただきました! (2018.7.19 13:30時点)すでにパトロンになってくださったみなさんがTwitterやfacebookさらにはブログに書いてくださったりと私たちの知らないところまでFLAGOを連れて行ってくださったおかげです。本当にありがとうございます。 パトロン100人まであと少しということで... ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━先着100名限定海のゴミを増やさない!竹でできたストローをプレゼントします!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 津波防災のカードゲーム「FLAGO」を開発していくにあたり、日本全国、そして海外の沿岸部も視察(時にはサーフィンなども笑)させていただいたのですが、津波対策だけしても私たちが大切にして生きたい海や地球を守り、そして共に生きて行くことは難しいということを知りました。 そこから、私たちが作る「FLAGO」は海と地球を汚さないように「海のゴミにならない」「環境にいい」素材や印刷方法を選ぶようにしています。 そしてさらに、今月7月は世界的に"Plastic free July"といって、プラスチック製品をできる限り減らしてゴミを増やさないようにしようというムーブメントが発生していて、最近ニュースになったスターバックスのストローを2020年までに世界中の店舗でなくすと決断されたのもその流れ。 ■スタバ、プラスチック製ストローを廃止 2020年までにhttps://www.bbc.com/japanese/44776177 クラウドファンディングを開始からここまでに率先して支援してくださったみなさまに感謝をこめて、先着100名様まで限定で、地球にとっても私たちにとっても素敵な未来になっていくために...ゴミにならない「竹でできたストロー」を追加送付させていただきます! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━何度でも生えてくる竹を活用!バリで人気のバンブーストローを━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017年7月に米科学誌サイエンス・アドバンシスに掲載された産業環境学者のローランド・ガイアー博士による論文では、プラスチックが登場して以来生産された量は83億トンに上ると推計。このうち63億トンがごみになり、うち79%が埋め立て地や自然環境に蓄積されているといいます。 海に行き着くプラスチックごみは現在、毎年1000万トン以上。特に1度しか使っていないのにごみになってしまう「プラスチックストロー」の使用には世界的にも疑問視されています。 竹でできたバンブーストローは、今エコに力を入れているバリ島でも人気で、いくらでもはえてくる竹でつくるので作るために新しい生命を傷つけることなく、ごみにもならないため注目されています! そこで、今回このFLAGO制作段階で知り合ったバリに住むインドネシア人の友人にバンブーストローを調達してもらいました!わーい! ぜひみなさんにはFLAGOを通して津波防災と海ごみについて知っていただき、一緒にアクションを起こす側になってもらえたら嬉しいです。 ちなみに、やはり竹でできているので郵送している際に割れてしまったらごめんなさい! もっと見る
3日で目標達成!印刷会社とより環境にいい印刷方法を調べています!
2018/07/15 21:11海の日を目前に、目標達成しました! これはこれは、びっくりしすぎてなんどもクラウドファンディングのページを再読み込みをしました...わあ、本当に皆さんありがとうございます!!! このFLAGO(ふらご)は、私たちが作りたいものに対してお金を支払ってもらうのでは意味がないと思い、制作してから支払ってもらうのではなく、今はまだ「データしかない」という状況から、本当に欲しい人にだけ届けられるようにクラウドファンディングを活用することを決めました。 (写真にあるカードは試しに印刷したものなので、少しデザインは変わると思います!) まさかこんなに早く達成するとは思ってもいなくて、7月末までをクラウドファンディング期間に設定しているのです。なので届くまではもう少しお待ちください...! 印刷会社さんも海と地球にいいものを作れるパートナーを公募しました 実は、「津波防災」のカードゲームとはいえ、防災だけやってればいいというのは嫌だなあとおもい、カードの素材そのものも海にとってもいいものにしたい、そう思い共感してくださる印刷会社を探しました。 そこで出会った印刷会社さんは、髪の素材だけでなく、カードを制作するまでの工程の中でも環境にいいかどうかを細かくチェックしてくださり、いろんなパターンを探した上で紙と印字するためのインク(トナー)を選んでいます。 一度決めた紙と印刷方法も、今一度チェックしているので、最後までどんな紙でどう印刷されるのかわからないのですが、皆さんの手元に届くFLAGOは海を心から愛する人たちの愛が詰まったものであることは間違いありません。 FLAGOを手にすること自体が地球や私たちにとっていいみらいをつくることにつながりますように。 もっと見る
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