クラウドファンディング開始から早くも2週間。
この間に多くの方からご支援・応援の言葉をいただきました。本当にありがとうございます。
今回は、「築60年以上の空き家がどのように変化していくのか」「なぜこのような内装にしたのか」など、未来を切り開く若者を育てる拠点「SMILE SKY LAB.」の裏側を少しご紹介したいと思います。


数ヶ月前まで、この建物はまさに“空き家”でした。
「ここを子どもたちの居場所にして、夢と希望を抱ける空間にしたい」――そう思いながら、どんな内装にすべきか悩んでいた時に、市内で中高生が“居場所”について語り合うワークショップが開かれていたので、参加して“生の声”を聞いてきました。
その中で多くの意見が「カフェのような空間が落ち着く」「勉強にも集中しやすい」というものでした。
ある子がこう話してくれたのが印象的でした。
「スタバみたいなところだと集中できるけど、高いからそんなに行けない。
図書館は遠いし、家だと集中できないんです。」
この言葉をきっかけに、内装は“カフェのような空間”を目指すことに決め、リフォーム会社の方と何度も相談を重ねました。
とはいえ、大学院生の私には大きな資金力があるわけではありません。
そこで、自分でできる作業は自分で行い、リフォーム費用をできるだけ抑えながら、必要なところにしっかりお金をかけるよう工夫しました。

最初は草刈りからのスタート。
真夏の35度を超える日に汗だくになりながら、終わりの見えない草と格闘しました(笑)
そんな時、近所の方が飲み物や軽食を差し入れてくださり、活動の話をすると「頑張ってね」と応援してくれました。
地縁が薄くなっている今の社会で、地域のつながりを改めて感じられた瞬間でした。
この原点を思い出し、「やっぱりやって良かった」と心から思いました。

(駐車場兼駐輪場を作るために砂利を2t運んでいる様子です)
そして今、まだ完成ではありませんが、理想としていた居場所の形にかなり近づいてきています。
今後は、ご支援くださった皆さま向けに「SMILE SKY LAB.」の内覧を兼ねたイベントも企画中です!
この活動に少しでも共感していただけた方は、ぜひご支援・応援をよろしくお願いいたします。



