母親、子どもたちへ安心の居場所を届けるため「逃げてもいい」と伝える絵本を制作

今年中に、DVや虐待の被害から逃げられない“母子”のために立ち上げた愛知県一宮市の「女性かけこみ相談窓口」の認知を広げるために絵本を作りたい

現在の支援総額

98,000

9%

目標金額は1,000,000円

支援者数

13

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

10

母親、子どもたちへ安心の居場所を届けるため「逃げてもいい」と伝える絵本を制作

現在の支援総額

98,000

9%達成

あと 10

目標金額1,000,000

支援者数13

今年中に、DVや虐待の被害から逃げられない“母子”のために立ち上げた愛知県一宮市の「女性かけこみ相談窓口」の認知を広げるために絵本を作りたい

子供目線で”逃げてもいい”を伝える絵本です

はじめまして。「女性かけこみ相談窓口」代表の高村です。

楽しくイベントやってます!

私は昔、先生になるのが夢でした。
子どもたちの未来に寄り添い、
一緒に成長を見守るような仕事がしたいと考えていました。
しかし、人生の途中で別の道を選び、
その夢は実現しませんでした。
それでも
「いつか子どものために何かをしたい」
という気持ちは、胸の奥で消えることなく残り続けていました。

そんなとき、
家庭の収入格差が子どもの学力や進路に大きく影響しているというニュースを目にしました。
教育は子ども自身の努力だけではどうにもならない壁に阻まれている。
その現実に強いショックを受け、
子どもを取り巻く環境そのものを変えなければならない
と強く思ったのです。

私自身、シングルマザーとして子育てをしてきました。
生活に困難を抱える中で、周囲から多くの善意や支えを受けました。
その善意を直接返すことは難しい。
けれど、次の世代の子どもたちに“恩返しのバトン”を渡すことならできる。
そう考え、この活動を始めました。



私たちが目指すのは、
DVや虐待、貧困などで「逃げたくても逃げられない」母子が、
安心して声をあげられる地域をつくることです。

現実には、
一宮市には女性や子どもが安心して駆け込める場所がほとんどありません。
相談窓口や行政の支援があったとしても、子どもたちにとっては
「どこに行けばいいのかわからない」
「大人にどう言えばいいのかわからない」
という壁があります。
そこで私たちは、神社や病院、地域のお店に
「駆け込み先ステッカー」
を掲示し、少しずつ安心のネットワークを広げてきました。
ステッカーを見かけることで
「ここに行けば助けてもらえる」
という安心感が広がっていくのです。

しかし、それだけでは十分ではありません。
とくに子どもたちには、もっと直接的に
「逃げてもいい」
というメッセージを届ける必要があります。
そのために立ち上げたのが今回の
絵本制作・配布のプロジェクト
です。

絵本という形にすることで、
子どもは自分の身近な物語として受け止められます。
大人にとっても
「家庭や地域の中でどう支えるか」
を考えるきっかけになります。
支援者であるあなたのご協力が、
絵本という“形あるもの”になって、
子どもたちの手に渡っていく。
これこそが未来への投資であり、
地域の安心を一緒につくる具体的なアクションだと考えています。



駆け込み寺」という言葉は、大人なら誰もが知っています。
困ったときに逃げ込める場所、最後に守ってもらえる存在として、
昔から語られてきた安心の象徴です。

しかし、
子どもたちにとって「駆け込み寺」は遠い世界の話です。
日常の中で
「ここに行けば守ってもらえる」
と実感できる機会はほとんどありません。
現実には、家庭での暴力や親の不和にさらされても、
子ども自身が声をあげられず、ただ耐えてしまうケースが少なくないのです。

私たちが活動を始めたのは、
そうした「声をあげられない子どもたち」に光を届けたいと思ったからです。
一宮市では、行政の相談窓口や支援制度は存在しますが、
子どもたちにとっては敷居が高く、
そもそも利用方法がわからないことが多い。
そこでまず始めたのが、
神社や病院に「駆け込み先ステッカー」を掲示し、
目に見える安心を地域に広げる取り組みでした。

神社・病院・店舗に”駆け込み先”拡大中

「ここに来れば助けてもらえる」
という小さなサインを少しずつ増やすことで、
地域全体が子どもを守る目になります。
とはいえ、子どもたち自身に直接届くメッセージがなければ、
本当に必要なときに「逃げてもいい」と思えません。
そこで私たちは「子どもの目線」に立ったアプローチを模索し、
その答えとして「絵本」という形にたどり着きました。




今回制作する絵本のタイトルは 
『びくびくネコと、ふわふわおふとん』 
です。

主人公は、仲良しの子ネコのきょうだい。
いつも優しかったお父さんが、
ある日を境に冷たく、怖い存在に変わってしまいます。
大声で怒鳴り、大切なものを壊し、
時にはお母さんや子どもたちを怯えさせる。
その変化に、子どもたちは

「もうここにいてはいけない」
と感じます。

小さな声で
「お母さん、逃げよう」
と言った子どもの勇気。
そして、おばあちゃんから聞いた
「みんなのおうち」
という伝説の場所を思い出します。
そこに行けば、大きなふわふわのおふとんがあり、
心も体もあたたかく包み込んでくれる――。

3匹は暗い森の中を進みながら、
ようやくその場所にたどり着きます。
そこでは、フクロウのおばあさんが優しく迎え入れ、
「ここで安心して休んでいいんだよ」
と声をかけてくれます。
子どもたちは初めて
「逃げてもいい」
と実感するのです。


この物語が伝えたいのは、
つらいときは、逃げてもいい
というメッセージです。
子どもたちは日常の中で
「我慢しなきゃ」
「大人に迷惑をかけてはいけない」
と思い込んでしまうことがあります。
ですが、この絵本を読むことで
逃げてもいいんだ
自分を守ることは悪いことじゃない
と心に刻むことができます。

また、この絵本は子どもだけのものではありません。

  • 親世代(ママ)にとっては、
    私も無理をして耐える必要はないんだ
    と安心するきっかけになります。
    物語を子どもと一緒に読むことで、
    自分自身をも癒すことができます。

  • 祖父母世代にとっては、
    孫と同じ年頃の子どもたちが
    安心して眠れる環境をどう守るかを考えるきっかけになります。
    私の支援が地域の子どもを守る
    という実感を得ることができます。

  • この絵本は、家族の中での対話のきっかけにもなります。


さらに、この絵本を描いてくださるのは絵本作家の山口トオルさん。
代表作『ぼくが髪を伸ばすわけ』シリーズはすでに1,800校以上に寄贈され、
教育現場でも「道徳教育に使える」と高く評価されています。
山口さんは「逃げてもいい」というテーマに強く共感し、
子どもの心に届く作品にしたい
と今回のプロジェクトに賛同してくださいました。

      

【山口トオル氏:教育委員会や学校現場から「道徳教育にも活用できる」と高い評価を受けています。新聞やNHKをはじめとするメディアにも多数紹介され、これまで多くの子どもたちに“やさしさ”や“勇気”を届けてきた方です】

ご支援くださった方の応援は、形ある一冊の絵本となり、
あなたの寄付が直接、子どもの命を守る“心の駆け込み先”になるのです。

1冊の絵本が、
ある子どもの心に「勇気の種」をまき、
やがてその子が「助けを求めてもいい」と行動できる未来をつくる。
それこそが、この絵本で一番伝えたいことです。


    • ご支援はすべて、絵本の制作に関わる費用に活用します。

      • 絵本制作費(作画・編集/山口トオルさん)

      • 印刷費(製版元:山心舎 SANSHINSYA)

      • 送料・啓発チラシ制作など

    • 目標金額100万円ですが、150〜200万円を達成できれば、絵本の制作部数をさらに増やしていきます



Aコース(¥1,000):感謝メール(メッセージ+活動報告PDF)

  • Bコース(¥5,000):デジタル絵本+Aコース

  • Cコース(¥10,000):絵本1冊+Aコース

  • Eコース(¥30,000):絵本1冊+山口トオルさん直筆イラスト色紙+Aコース

また、今回のプロジェクトは、
企業としての社会貢献の形を、絵本という“メディア”で表現できます。

法人様向けプラン:
Gコース(¥50,000):5冊 絵本製作費
Hコース(¥100,000):10冊 絵本製作費
Iコース(¥300,000):30冊 絵本製作費

ご支援金は絵本制作・印刷費として活用し、
絵本を子どもたちやご家庭へ直接届けます。
また、スポンサー企業として以下を実施させていただきます。
・絵本巻末・活動HPに企業名を掲載
・「かけこみ新聞」や公式SNSでCSR協賛として紹介
・CAMPFIRE活動報告にも社名・ロゴを掲載
1年間のスポンサー権として、今後の配布活動、イベントでも継続的に紹介

一宮から始まった小さな一歩を、愛知県、
そして東海全体に広げていけるように。
子どもたちの未来を一緒に守るパートナーになっていただけたら嬉しいです。



  • 25年12月: 絵本内容完成、印刷会社手配
    26年1月: 印刷開始(初版300部予定)
    26年2月以降: リターン発送+イベント開催


  •  

  • 一宮市で「駆け込み寺」が当たり前になること

  • 近隣都市に活動を広げ、広域で「逃げ場」をつくること

  • 将来的には「子どもたちの故郷」になるようなシェルターを設立すること



私はシングルマザーとして、多くの善意に支えられてきました。
その恩を直接返すことはできませんが、
次の世代の子どもたちに
恩返しのバトン
を渡すことならできると信じています。

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、
絵本の制作費・印刷費として活用します。

さらに目標を超えれば、
より多くの子どもたちと保護者に
「逃げてもいい」
というメッセージを届けられます。

あなたの1口の支援が、
1冊の絵本となり、1人の子ども
「安心できる場所がある」
と伝える力になります。

これは寄付ではなく、
地域に“逃げ場”を増やす投資です。

どうか、未来の子どもたちのために力を貸してください。
あなたの支援が必ず変化を生み出します。


最後までお読みいただきありがとうございました。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 絵本制作費(作画・編集)、印刷費(初版300部〜)、配布先への送料・啓発チラシ制作

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

社会課題の解決を
みんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます
無料
掲載をご検討の方はこちら

最新の活動報告

もっと見る
  • 今回の絵本プロジェクトについて中日新聞が載せてくれました。子供達が集まる多くの場所へ寄付をする為にはまだまだ数が足りません。是非皆さんのお力で多くの子供達へ行き渡るようご支援下さい。よろしくお願い致します。 もっと見る
  • 絵本作家山口トオルさんによって感動的な物語になりました。猫の兄弟が家族の為に安心できる居場所を求めて立ち上がる素敵なお話です。是非応援お願い致します。 もっと見る
  • イベント風景

    2025/11/13 19:56
    定期的に子供達の集まる無料イベントを行っています。紙粘土や水風船釣り、折り紙などで子供達の笑顔に包まれながら楽しく開催しています。イベントでも絵本の読み聞かせが出来たら良いですね。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!

24時間以内に3人が支援しました