
皆様、いつも本プロジェクトを温かく見守っていただき、ありがとうございます!
本日は、皆様にどうしてもお届けしたい「特別な動画」が完成しましたので、そのご報告をさせてください。
私たちが守ろうとしているこの場所が、戦国の世においてどれほど重要な意味を持っていたのか。そして、「なぜ私たちが今、この場所を守らなければならないのか」。
その理由とも言える、浅井長政公の想いを描いたショートムービーです。
▼完成した動画はこちらからご覧いただけます
■ この動画を作った理由

「信長最大の危機。生涯でただ一人、魔王を追い詰めた男がいた」
動画では、義兄・信長への「裏切り」と断罪されることもある長政公の、知られざる葛藤と決断を描いています。
私たちがこの動画を制作した目的は、一つです。 長政公が貫いた「義」と家族への「愛」、そしてその祈りの場所である小谷寺の記憶を、決して風化させないためです。
戦いに明け暮れる日々の中で、彼が唯一、「武将」の鎧を脱いで「一人の人間」に戻れる場所。それがここでした。そんな彼の孤独や、家族を想う優しい心を、どうしても伝えたかったのです。
「義」を貫き、時代を超えて敬愛される武将浅井長政
■ 9月1日、赤尾屋敷跡での祈り
9月1日毎年行われる浅井長政公の法要
動画をご覧になって、「これは昔の物語だ」と感じられるかもしれません。 でも、私たちにとっては、これは「今も続いている物語」なのです。
長政公のご命日にあたる毎年9月1日。 私たち小谷寺の関係者は、本堂での法要だけでなく、長政公が自刃された「赤尾屋敷跡」の前まで足を運びます。
草木が生い茂る静寂な山中、かつて彼が最期の時を過ごしたその場所で、安田住職が読経を行います。 お経の声が山に響くとき、私たちはいつも胸が締め付けられるような思いになります。「長政公は最期に何を願い、誰を想ったのだろうか」と。その魂に寄り添い続けることこそが、小谷寺の最も大切な務めだと信じています。

■ 時代を超えた「長政公の想い」に導かれ、全国から参拝者
安田住職はよく、嬉しそうにこう語ります。
「驚くことに、今でも仙台や広島など、遠方からはるばる『長政公に会いに来ました』とお参りに来られる方が後を絶たないんです」と。
数百年という時を超えて、今なお長政公を慕い、この小谷寺に想いを寄せてくださる方がいる。その姿を見るたびに、私たちも「この場所を絶対に失ってはいけない」と強く心を動かされます。
■ 未来へ繋ぐために、力を貸してください

長政公が命を懸けて守ろうとした「義」や「愛」。 そして、全国のファンが想いを寄せるこの場所。
そのすべての祈りを受け止めてきた本堂が今、老朽化により倒壊の危機に瀕しています。 安田住職が赤尾屋敷跡で祈り続けるように、私たちもこの「歴史の舞台」を未来へ残したいのです。
どうか、この動画を見て少しでも心が動かされたなら、SNS等でシェアしていただけないでしょうか? 皆様の「拡散」という力が、長政公の祈りを守るための大きな一歩となります。
引き続き、温かいご支援と応援をよろしくお願いいたします。




