注目のリターン
みなさん、はじめまして。NOMU醸造所(ノム)の代表、玉城 幸太(タマシロコウタ)と申します。
まずはこのページをご覧いただきまして、ありがとうございます!
私達は沖縄県のコザと呼ばれる地域で、沖縄県初のクラフト酒醸造所を開業しました。


今回たくさんの素敵なご縁があって、沖縄でお酒を造ることとなりました。
「その他の醸造酒」という免許を取得し、クラフト酒を造ることは沖縄県内に前例がなく、初めての取り組みとなります。
私たちがなぜ泡盛文化の根強い沖縄でクラフト酒を造ることになったのか、そして「コザ」という沖縄の中でも特殊な地域を選んだのか、さらにはこの地でどういう表現をしていきたいと思っているのか、小さな酒蔵ではありますが沖縄で初めてのチャレンジとなる、この取り組みにかける私たちの想いと大きな夢をお話させてください。




私たちは沖縄県沖縄市のコザと呼ばれる地域でクラフト酒を醸造するマイクロブリュワリーです。
NOMU醸造所の名前の由来は、沖縄県産のお米や沖縄で採れた新鮮な果物を使ったクラフト酒を「飲む」ことで日常に少しだけでも彩りを与えられるきっかけになればという思いで名づけました。
飲むことをシンプルに楽しんで欲しい。そんな気持ちでいっぱいです。

なぜ沖縄の有名な観光地ではなく「コザ」を選んだのか?
なぜ「コザ」なのか
沖縄には青い海や、やんばるの森など、たくさんの観光名所があります。観光産業が年々盛り上がりを見せる中、沖縄に何度か足を運んだことがある方でも、意外と馴染みが薄い場所があります。
それが、「コザ」のまちです。
多様な文化が共存する、独特な街
コザのまちは戦後、基地経済とともに発展した街として、独特な文化を形成してきました。基地への入口へと続く「ゲート通り」と呼ばれる一帯には、その象徴とも言える街並みが広がっています。
なぜ、コザを選んだのか?
それは、「この街がずっと、さまざまな国や地域の文化と共存しながら発展を遂げてきた街だから」です。
その過程には、たくさんの複雑な想いや葛藤があったと、地域の先輩方は話してくれます。
だからこそ──
街も、そこに暮らす人々も、エネルギッシュで魅力的な人が多い。音楽、アート、食文化。多様性を受け入れ、新しいものを生み出し続けるこの街の空気が、私たちを惹きつけました。
新しい酒文化の発信地として
私たちは、さまざまな文化が入り混じるこの地域で、これまで沖縄になかったクラフト酒の醸造所をつくり、新たな酒文化を育てていきたいと考えています。
多様性を受け入れてきたコザだからこそ、世界に開かれた沖縄のクラフト酒が生まれる。
そして、この街から、新しい物語が始まっていく。
私たちは、そう信じています。


三者の想いを詰め込んだ一杯に
私たちが造るお酒は、農家さん、地域、そして私たち──三者の想いをぎゅっと詰め込んだ一杯です。
「もったいない」を「美味しい」に変えたい
沖縄の美味しいお米や果物は、農家さんの手で丁寧に育てられています。
しかし、市場に出せない傷のついた果物や、規格外で廃棄される農作物があることも現実です。
私たちは、そうした素材に新たな役割を持たせたいと考えています。クラフト酒という形で、「もったいない」を「美味しい」に変えていく──そんな酒造りを通じて、地域の課題解決にも貢献したいと願っています。
地域と共に歩む醸造所
また、地域イベントにも積極的に参加し、酒造りを通じた地域貢献にも取り組んでいきます。
コザという多様性あふれる街だからこそ生まれるお酒を、まずは地元で愛される存在に育て、そこから沖縄全域、県外、そして海外へと届けていくことを目指しています。
みんなでつくる、みんなのお酒
私たちの酒造りは、私たちだけで完結するものではありません。
地域の皆さまと共に創り上げていく取り組みです。
居酒屋時代からお世話になった農家さん、地域の皆さん──その支えがあってこそ、今の私たちがあります。
だからこそ、このクラフト酒は地域の皆さんと共につくり、共に育てていくお酒にしたい。
そう、心から考えています。

沖縄本島に、新たな酒蔵を ―あるきっかけから始まった物語―
飲食店を始めるにあたり、「日本酒も扱いたい」と考えました。せっかくなら地元の日本酒をと思い、うるま市にある泰石酒造を訪ねたのが、すべての始まりでした。
蔵元を訪れ、ご挨拶をさせていただいたとき、酒造りに対する真摯な姿勢と深い思いに心を打たれました。同時に、後継者の問題や建物の老朽化など、伝統ある酒蔵が抱える切実な課題についても率直に語ってくださいました。
知られざる「沖縄の日本酒」
実際に店舗で泰石酒造のお酒を提供して気づいたことがあります。それは、沖縄で日本酒が造られていることを知らない方が意外なほど多いということでした。
しかし、一度味わっていただくと、皆さん「美味しい」と言ってくださいます。そのお声を蔵元さんに伝えると、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。造り手と飲み手をつなぐ喜びを、私自身も深く感じた瞬間でした。
転機、そして決意
そんな矢先、泰石酒造がM&Aにより石垣島に移転するというニュースが飛び込んできました。
後継者問題や施設の老朽化という課題がクリアされ、泰石酒造という大切なブランドが未来へと紡がれていくこと―それは多大な感謝と安堵をもたらしてくれました。
しかし同時に、沖縄本島から日本酒の酒蔵がなくなってしまうという現実も突きつけられたのです。
地元の人たちにも愛され始めていた沖縄本島の日本酒。その灯を消してしまっていいのだろうか。
この土地で、この気候で造られる日本酒の可能性。まだ多くの人に知られていない、沖縄本島ならではの酒造りの魅力。
「それならば、自分たちの手で新しい酒蔵を立ち上げよう」
そう決意したのが、このプロジェクトの始まりです。

日本酒の新規参入は、想像以上に高い壁があります。
新たに日本酒を造ろうとすれば、先述のようにM&Aなどによって酒蔵を引き継ぐか、既存の酒蔵に委託で造るしか道がない。
清酒の製造免許は、原則として新規で発行されないのが現実です。
だからこそ、私は 「クラフト酒」という新しい道に可能性を感じました。
クラフト酒は、清酒の製造技術をベースにしながらも、副原料(フルーツ・ハーブなど)を加えたり、搾る工程を行わなかったりする、新しいプロセスで造る自由なお酒です。









沖縄だからこそ意味がある挑戦
泡盛は琉球王朝の時代から続く、日本最古の蒸留酒と言われています。沖縄が世界に誇る、素晴らしいお酒です。
しかし、ここで考えていただきたいことがあります。
蒸留酒とは、そもそも醸造酒を蒸留して造られるお酒です。
つまり、泡盛が生まれる以前、沖縄にも醸造酒が存在していたということ。実際に、清酒やどぶろくのような醸造酒が親しまれていたとする文献も残されています。
クラフト酒には、忘れられたこれらの醸造文化を現代に蘇らせるポテンシャルがあると、私たちは信じています。
まだ見ぬ可能性を、この地で
正直に言えば、沖縄ではまだ日本酒の認知は十分とは言えません。最近では取り扱う飲食店も増えてきましたが、好んで飲む方はまだ一部です。清酒でさえそのような状況ですから、クラフト酒を認知していただくのは簡単なことではないでしょう。
しかし、こうした状況だからこそ、大きな可能性があると考えています。
沖縄には、豊かな自然が育む多彩なフルーツがあります。島野菜をはじめとする個性的な食材があります。そして何より、独自の食文化があります。
「うちなー」スタイルで、沖縄ならではのフルーツや食材を取り入れたクラフト酒。地元の食材とともに楽しむ、新しいペアリングの世界。
それは、この地でしか生まれない、唯一無二の酒文化になるはずです。
沖縄だからこそ生まれる酒造りがある。私たちは、そう信じています。
沖縄県の工業センター職員の方々と試験醸造を重ねました
醸造免許の取得前に、私たちは沖縄県の工業センターの方々の協力を頂き、自分たちの目指す酒質を体現するため試験醸造を重ねました。
製造責任者である斎藤氏を中心に時間をかけてトライ&エラーを重ねながら喜んで頂けるお酒の方向性を固めることが出来ました。




キーワードは「酸」
私たちが造るのは、沖縄の暑い気候に合う、酸味の効いたスッキリ爽やかなクラフト酒です。
白麹を使い、しっかりと酸味を引き出したお酒。この酸味は、沖縄の気候や食文化を深く意識したものです。
「酸味」が持つ、世界共通の魅力―
「酸っぱさ」と聞いて、分かりやすいのがお酢です。日本ではそれほど種類が多くありませんが、世界に目を向けると、実に多彩なお酢が日常的に使われています。
バルサミコ酢、ワインビネガー、リンゴ酢、米酢──お酢は世界中で親しまれる調味料であり、だからこそ料理とのペアリングも意識しやすいのです。
酸味は、国境を越えて理解される、普遍的な味わいなのです。
「お肉」にも合わせる日本酒—
日本酒といえば、お魚との相性をイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、私たちが造るお酒は「お肉」にも合わせた設計をしています。
焼き鳥、ステーキ、煮込み料理。ピザやタコス、BBQ。
沖縄の日常にあるカジュアルで多彩な食事のシーンで、気軽に楽しんでいただけるクラフト酒。爽やかな酸味が、お肉の旨味を引き立て、食事をさらに豊かにしてくれます。
どれだけクラフト酒を沖縄の日常の風景にできるか
その想いを胸に、私たちは日々挑戦しています。
家族との食卓に。友人とのBBQに。仕事終わりの一杯に。
特別な日だけでなく、何気ない日常のひとときに寄り添えるお酒でありたい。
そして必ず、沖縄発のクラフト酒が、世界でも愛される日がくるまで──
私たちは挑戦を続けていきます。

■TABERUシリーズ
"酔える食べ物、食べるお酒"
【特徴】
・濾さない濃厚な濁り酒
・お米だけのどぶろく、副原料入りの両タイプ
・粒感とボリューム感が際立つ飲み応え
・ 「飲む」より「食べる」感覚の新体験
【商品説明】
お米の味を最大限に楽しんでもらうために濾さずに造った濃厚な濁り酒です。
直球勝負でお米だけで造ったどぶろく、
緩急つけた変化球で副原料を加えた濁り酒、
どちらも濃厚で飲み応え抜群!
いえ、食べ応えといったほうが正しいかもしれません。
酔える食べ物?食べるお酒?
そんな素敵なお酒にしていきます。
【こんな方に】
・お米本来の味わいをしっかり感じたい方
・どぶろくや濁り酒がお好きな方
・一杯でしっかり満足感を得たい方
■NOMUシリーズ

"まるでカクテルのように楽しむクリアな酒"
【特徴】
・濾して造った澄んだタイプ
・副原料のフレーバーが際立つ
・酸味と炭酸のダブルの酸でキレ抜群
・スッキリ飲みやすく、つい飲み進む
【商品説明】
副原料のフレーバーを最大限に楽しんでもらうために濾して造った澄んだお酒です。
お米と副原料のコンビネーションに酸味と炭酸のふたつの酸がキレの良い飲み口に。
飲みやすさにフォーカスしているので、ついつい飲み進んでしまうかもしれません。
まるでカクテルのようにお楽しみいただけます。
【こんな方に】
・フルーティーで飲みやすいお酒が好きな方
・日本酒初心者の方
・カクテル感覚で楽しみたい方
■Shishi Kamuシリーズ

"肉料理のために生まれた甘酸っぱい濁り酒"
【特徴】
・肉料理とのペアリングに特化
・甘酸っぱいうす濁りタイプ
・乳酸の酸味が肉の旨味を引き立てる
・低アルコールで程よいほろ酔い
【商品説明】
沖縄の方言で「シシ」とは肉、「カム」とは食べるという意味です。その名の通り、肉料理に合うように設計して造りました。肉料理には乳酸系の酸味がバッチリ合うと言われています。そこで乳酸にフォーカスし、甘酸っぱいうす濁り酒を造りました。肉とお酒の旨味と甘味を共存させ乳酸でフェードアウトさせる、程よい濁りと程よい甘酸っぱさ、そして低アルコールで程よいほろ酔い。「肉を食わせて乳酸で断つ」肉をたくさん食べたくなる、たくさん飲んでも酔いすぎない、お酒です。
【こんな方に】
・肉料理が大好きな方
・フードペアリングを楽しみたい方
・甘酸っぱいお酒が好きな方
■OFF ZAKEシリーズ

"アルコールをOFFにし、健康に真面目に特化した甘酒"
【特徴】
・ノンアルコールで誰でも楽しめる
・沖縄県産米100%、完全自社製造の白麹使用
・飲む点滴と称される高い栄養価
・副原料を加えた多種多様な味わいのラインナップ
・割材としてもお酒の新しい楽しみ方を提案
【商品説明】
沖縄県産米100%、白麹を使用した完全自社製造の甘酒です。
甘酒は 「飲む点滴」といわれるほど栄養価が高く、手軽に栄養補給ができます。
お米だけのシンプルな甘酒はもちろん、副原料を加えたフレーバー甘酒も展開。
そのまま飲むのはもちろん、凍らせてシャーベット感覚で楽しんだり、 お酒の割材として新しい楽しみ方を提案します。
健康志向の方にも、お酒好きの方にも楽しんでいただける一本です。
【こんな方に】
・手軽に栄養補給したい方、夏の暑さ対策に
・小さなお子様のアイス代わりに(凍らせてシャーベット感覚で)
・お酒の割材として新しい楽しみ方を探している方
・健康志向でノンアルコール飲料をお探しの方
・料理やお菓子作りの砂糖の代用に


小さな酒蔵だからこそ、できること
私たちNOMU醸造所は、とても小さな酒蔵です。一度にたくさんのお酒を造ることはできません。
しかし、小さいからこそ、大切にできることがあります。
使用するお米や副原料に使う果物は、農家さんの想いも汲みながら、できる限り沖縄県産のものを使用。
一つひとつの素材と真摯に向き合い、こだわりを持って醸造してまいります。
島の恵みが、世界を旅する日を夢見て
そして、私たちにはもう一つ、大事にしたいことがあります。
それは、「まさか自分たちの作ったお米や果物が、そんな国や地域に届くとは思わなかった」を実現させることです。
私自身、まだまだ世界中に見たことのない土地がたくさんあります。行ったことのない国、出会ったことのない人々。
ですが、農家さんが一生懸命育ててくれたお米や果物は、クラフト酒という形になることで、私たちが想像もできなかった土地や、そこに暮らす人々に届く可能性を秘めています。
目の前にいる人に喜んでいただけるお酒を醸造すること。それは当然のことです。
しかし、それと同時に島のお米や果物が世界を旅する日を楽しみにしています。
一人でも多くの人たちの笑顔を作ってくれることを、心から願っています。
沖縄の太陽と土が育てた素材が、グラスの中で新しい物語を紡ぎ、遠い国の誰かの心に届く。
私たちは、そんな未来を実現したいと考えています。



私はもともと日本酒の酒蔵で働いた経験があり、その知識や技術を活かせることに加えて、会社の新たなプロジェクトとしてスタート段階から携われる貴重な機会だと感じ、このクラフト酒づくりに参加することを決めました。自分にとっても成長につながる良い経験になると考えています。
全国でクラフト酒の蔵が増えるなか、沖縄初の挑戦は日本酒業界に新たな多様性と刺激をもたらすはずです。沖縄独自の魅力を国内外へ発信し、観光や地域産業の活性化につながる未来を期待しています。届けたいのは、日本酒に馴染みのない若い世代や海外の方、そして新しい味わいを求める人々。沖縄の文化や風土を感じられる一杯として、多様な人々に楽しんでいただきたいと考えています。
このプロジェクトの一番の魅力は、日本酒造りのイメージがこれまでなかった沖縄という土地で、ゼロからクラフト酒を立ち上げられる点です。地域の文化や風土を活かしながら、新しい日本酒の可能性に挑戦できることは、他にない大きな特徴です。全国的にクラフト酒の蔵が増えるなかでも、南国沖縄からの挑戦という独自性は際立ち、日本酒業界に新たな価値と話題を提供できるでしょう。
また、このお酒をきっかけに、沖縄と日本各地、さらには海外の人々がつながり、文化や価値観を共有できる関係が広がってほしいと願っています。造り手と飲み手、地域と世界が一杯の酒で結ばれる未来は、このプロジェクトならではの大きな可能性だと思います。
完成したお酒は、友人や家族との集まりや沖縄ならではの食事とともに楽しんでいただきたいです。さらに、沖縄の自然や文化を感じながらリラックスする普段のひとときにもぴったりだと考えています。
NOMU醸造所の製造責任者としてたくさんの方々の想いを丁寧に汲み取りながら酒造りを行い、結果的に多くの人が喜んでくれればとても嬉しく思います。


泰国酒造さんが石垣島に移転することで、沖縄本島からSAKEを醸す酒蔵がなくなる…
その事実に、寂しさと強い危機感を覚えました。
そんな中、同じ思いを抱いていた玉城さんや田所さんから声をかけてもらい、想いがひとつにつながった瞬間、自然とプロジェクトが動き始めました。
『沖縄は農作物の宝庫です』
主原料であるお米も美味しく育ち、副原料としてさまざまな作物をSAKEに込められる。
これはクラフト酒ならではの強みです。
生鮮のままでは届けられる範囲が限られてしまうからこそ、酒というカタチなら沖縄の魅力をどこまでも遠くへ届けられると信じています。
このプロジェクトの魅力は、原料から加工、販売まで一貫して行える6次産業として成り立つ可能性。
沖縄の農と食、そしてクラフトの魅力を一体として世界に届けられる。
そこに大きな意義を感じています。
西表島の米農家・大浜さんをはじめ、情熱を持って農作物を育てる方々と出会いました。
話を重ねる中で「この想いをなんとしてでもカタチにしなければ」という使命感が芽生え、酒造りはその想いを届ける手段だと考えています。
『観光立県としての沖縄に、"ものづくり"という新たな魅力を加えたい。』
SAKEを通じて「沖縄ってこんなものも作ってるんだ」と感じてもらい、沖縄そのもののブランド力が高まるそんな未来を目指しています。
私自身は日本酒バーを営みながら、日々お客様にSAKEの魅力をダイレクトに伝えています。
海外での経験も活かしながら、このチームの素晴らしい仲間たちと共に、クラフト酒の価値を世界へ届けていきたい。
「和醸良酒」という言葉のように、飲むことで自然と笑顔が生まれ、会話が弾む。
完成したお酒は、特別なシーンに限らず、日常のあらゆる瞬間でも楽しんでもらいたいです。
自由な発想で多様なスタイルのSAKEをつくり出し、世界中の人に小さな幸せを届けていけたら…
それ以上の喜びはありません。


私はこれまで日本全国の酒蔵を巡り歩き、その経験から「沖縄に世界と繋がる日本酒をつくりたい」と思うようになりました。今回のプロジェクトは、まさにその想いを実現するものです。
このお酒が世に出ることで、日本酒はもっとさまざまななシチュエーションで楽しめるようになると感じています。特に、これまで日本酒をあまり飲んだことのない方々にも手に取っていただきたいと考えています。海外での経験や20年以上にわたる飲食店経営を通じて学んだのは、「作り手本位ではなく、お客様が求めるものを届けること」の大切さです。
このプロジェクトを通じて、沖縄の生産者と世界がつながり、日本酒に興味のなかった人々との新たな繋がりが生まれることを願っています。
また、沖縄は日本のハブとして文化を発信できるポテンシャルを秘めた土地です。ここから海外へと伝えられる新しい可能性を、どんどん生み出していきたいです。
まだ酒造りを始めたばかりですが、「無いものをつくる」という挑戦には時間の余裕が必要だと日々実感しています。それでも、この挑戦を通じて多くを学び、成長していけると感じています。
完成したお酒は、それぞれの方が思い描くシーンで自由に楽しんでいただくのが理想です。日常の食卓や仲間との集まり、特別なひとときに、このお酒が寄り添える存在になれば嬉しいです。

・1stロットの生産の資金
今回ご支援いただいた資金用途につきましてはファーストバッジ(初回醸造)製造のや仕入れ資金、に使わせて頂きます。また、お米の価格高騰の影響もありますが、出来るだけ農家の皆様の希望する価格で仕入れを行いたいと考えております。沖縄で収穫された貴重なお米を使い、大切にお酒を造りますので出来上がったお酒をぜひお楽しみくださいませ。
・設備資金
小さな酒蔵の為、設置出来る設備やスペースに限りがあるため、お酒を搾る作業や瓶に詰める作業がほとんど手作業となっております。今回応援頂いた資金につきましては新たに導入する搾り機や瓶詰機への費用とし、なるべく早く皆様のお手元へ届けれるように尽力致します。

蔵元からのご挨拶
改めまして、NOMU醸造所の蔵元を務めます、玉城幸太(タマシロ コウタ)です。
私たちのクラフト酒造りは、まだ始まったばかりです。素敵なメンバーとの出会い、そしてたくさんの方々にご協力いただいたおかげで、これまで前例のなかったことにチャレンジすることができました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。
お酒が繋いでくれた、かけがえのない時間
私は大人になってから、泡盛やオリオンビールを片手に、家族や先輩、職場の仲間と本当にたくさんの幸せな時間を過ごしてきました。
楽しかった時間を思い出すと、いつも隣には泡盛やオリオンビールがありました。
それはお酒が単なる飲み物ではなく、私と誰かを繋いでくれる大切な役割を担ってくれていたのだと感じています。
世界と沖縄を繋ぐ架け橋に
同じように、私たちが造る──沖縄の自然、文化、人の想いを詰め込んだこのお酒が、沖縄の人と世界中の人を繋ぐ、または沖縄の文化と世界の文化を繋ぐ架け橋になってほしいと願っています。
「イメージを形にすること」は簡単ではありません。
しかし、日々改善を積み重ねながら、長く地域に愛される酒蔵を育て、一人でも多くの方の「楽しい時間」に私たちのお酒がお役に立てることを、心から楽しみにしております。
みなさんと一緒に、最初の一歩を
重ねてお伝えしたいことがあります。
今回の立ち上げに、本当にたくさんの方が賛同し、協力してくださいました。皆様、とても熱い想いで沖縄でのお酒造りに関わってくださっています。
どうか、この旅の最初の一歩を、みなさんと一緒に踏み出せたら嬉しいです。
応援、ご支援、どうぞよろしくお願いいたします!
NOMU醸造所 蔵元 玉城幸太
■注意事項
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


最新の活動報告
もっと見る
【活動報告】追加リターン公開|シシカム2ndバッジ&Tシャツ
2025/12/05 19:07ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【活動報告】リターン追加のお知らせ(シシカム/Tシャツ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーースタート開始から温かいご支援・応援をいただき、本当にありがとうございます。公開直後から多くの方にページをご覧いただき、チーム一同とても励まされています。本日は、リターンの追加についてお知らせいたします。━━━━■【追加】シシカム 1本(セカンドバッジ)初回バッジが多くのご支援をいただき予定数が早々に完売となったため、追加バッジ(2nd Batch)をご用意いたしました。▼今回のセカンドバッジの特徴・福岡県産米「山田錦」を使用・白麹由来のすっきりした酸味+お米の旨味・味わいの方向性は初回ロットと変わらず楽しめます※今年は契約農家さんのお米の収穫量が例年より少なかったため、追加分では県外酒米(山田錦)を採用しています。「お肉とのペアリング」をテーマにした、NOMU醸造所のこだわりをそのままにお届けします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■【追加】NOMU Tシャツ(M/L/XL) 2nd LotTシャツも多くの方に選んでいただき、サイズによっては早期に完売したため、各サイズ(M/L/XL)の追加ロットを公開いたしました。※画像はXLサイズ▼追加ロットのポイント・デザイン・仕様は初回と同一・各サイズ 限定10枚「欲しかったけど間に合わなかった」という方にもお届けできるよう、ご用意しています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■さいごに皆さまからいただく応援やメッセージが、チームの大きな励みになっています。今回の追加リターンも、手に取っていただける皆さまへ、心を込めてお届けできるよう準備を進めてまいります。今後も、進捗や醸造の様子、イベントレポートなどを活動報告でお届けしていきます。ぜひチェックしていただけると嬉しいです!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━また、身近な方へのシェア・SNSでのご紹介も、とても大きな力になります。よろしければ、以下の文章をそのままコピーしてご活用ください。▼ シェア用の文章(コピーしてご使用いただけます)============================沖縄初のクラフト酒づくりに挑戦している「NOMU醸造所」のクラウドファンディングを応援しています!よければ、ページだけでも覗いてみてもらえると嬉しいです。▼プロジェクトページhttps://camp-fire.jp/projects/874876/view============================これからも、応援いただけますと大変励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る




コメント
もっと見る