プロジェクトの実行者について

私は日々の生活の中で安心して過ごせる社会の実現を目指して活動しています。性暴力行為を許さない社会の空気を作るため、地域の関係部署と掛け合ったり、SNSにて性犯罪ニュースの共有、性暴力全般について発信しています。性暴力防止には、当事者以外の「第三者」の関わり方が非常に重要です。アクティブ・バイスタンダー(行動する傍観者)という言葉を広めたく、啓発活動を行いたいと思います。

このプロジェクトで実現したいこと

私のプロジェクトでは、今後開催されるイベントにおいて『痴漢·盗撮防止啓発ブース出店』と『啓発グッズを配布』することを目指しています。

痴漢·盗撮のような性犯罪をなくすためには、法改正や規制等が必要であることの他に、社会全体で性犯罪に対して厳しく対応する「空気」を作る必要があります。

いざ痴漢行為・盗撮行為が発生した場合に、どのような行動をとるべきなのか、分かっている人は多くないかもしれません。

最近「アクティブ・バイスタンダー」という言葉を報道等で耳にするようになってきました。「アクティブ・バイスタンダー」とは、「行動する傍観者」のことです。

性犯罪が発生した時、被害者だけで犯罪を立証することは困難です。周りに居合わせた人、話を聞いた人など事件とは直接関わりのない第三者の人たちの行動が、被害者を守り、警察の捜査を助け、また加害者に犯行を思いとどまらせることにも繋がります。

わたしたち一人一人は何ができるんだろう。

それらを考えるきっかけ作りとして、グッズをお渡ししながら啓発活動を行いたいと思います。来場者から「アクティブ・バイスタンダーって何ですか」という質問をしていただき、「痴漢·盗撮などの犯罪をなくしたい人のことですよ！」と周知したいと思います。

プロジェクト立ち上げの背景

痴漢·盗撮行為は、現代社会において深刻な問題の一つとなっています。私たちは、多くの方々がこの問題に直面していることを知り、何か行動を起こさなければならないと考えました。

盗撮に関しては、以前は自治体の条例で禁止されていましたが、2023年7月から新たな法律として「性的姿態撮影等処罰法」が施行され、全国で一律の処罰が定められました。法改正後は毎日のように盗撮行為が逮捕報道されています。今一度「盗撮は違法である、逮捕され有罪になる」ということを周知する必要があると思います。

痴漢行為も、同じく2023年7月の法改正で「不同意わいせつ罪」が施行され、それまでよりもより厳しい基準で逮捕されるようになっています。

これまでの活動と準備状況

これまで私は、主にSNSで性暴力撲滅のための発信を続けてきました。なかなか表で話せる内容の話ではないため、SNSでの発信が最も適していました。しかし近年、性暴力の話題がメディアで扱われることが増え、また教員が児童を盗撮しSNSグループで共有していた事件など、世間でも盗撮行為に対して大きな怒りが沸く状況になりました。痴漢行為でも逮捕される例が増え、今ならイベントで啓発活動をしても関心を持ってもらえると確信しています。

キャンプファイアの企画作りで、当初は盗撮に使われたことのある擬態小型カメラの紹介等をしようと考えていました。しかし、犯罪手口の紹介ではなく、広く性犯罪を考えてもらう方向に変更しました。

グッズ作りは長い間コンセプトを練ってきました。キャッチフレーズは「No More Silence」。被害の声を上げられる社会にするために、被害に遭ったことがある人もない人も、声を上げた人も上げられなかった人も、これから一件でも被害を減らすためにはどうすればよいか。「アクティブ・バイスタンダー(行動する傍観者)」とはどんな人なのか、自ら考える機会作りから始めようと思いました。

グッズ試作品として初めにバッジを作りましたが、より気軽に普段使いしやすく、今アパレルでも人気のあるパラコードチャーム(キーホルダー)と、お気に入りのミニトイを入れられるキャンディバッグチャームを新たに作りました。

痴漢·盗撮行為の抑止は決して楽しい話題ではありません。少しでも楽な気持ちで考えてもらいたいと思います。性別年齢問わず使えるグッズをイベント来場者にお渡ししながら、性犯罪についてお伝えできたらと思います。

イベントでは、全国各地で実施されている盗撮防止ミラーや、掲示ポスターの紹介資料を掲示し、遠くからでもメッセージが伝わるよう準備する予定です。

たくさんの皆様からのご支援をいただければ、イベント出店の機会を増やし、色んな場所へ赴きたいと思います。

リターンについて

グッズとイベントレポートをお送りしたいと思います。

【グッズ４点と書面レポート】

【グッズ２点と書面レポート】

【グッズ１点と書面レポート】

【PDFレポート】

を準備しました。

スケジュール

9月末　グッズ見本作成

10月末　クラウドファンディング終了

11月末　グッズ作成完了
26年1月 イベント開催
26年3月 リターン発送

最後に

このプロジェクトは、痴漢·盗撮行為防止に向けた大きな一歩です。皆様のご支援が、この活動を成功へと導き、多くの人々が安心して暮らせる社会の実現に繋がります。どうか、この重要な取り組みにご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。皆様の温かいご支援をお待ちしております。