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私は「ホタルの里」と呼ばれている岡山県北区足守で育ち、現在は「足守養蜂場」として養蜂を営んでいます。
育った家は“ポツンと一軒家”のような場所で、お風呂は五右衛門風呂、薪で湯を沸かしていました。子どものころの足守には、春は山桜やレンゲや菜の花、夏はホタルの飛び交う川、秋は黄金色の稲穂、冬は霜に覆われた里山――そんな美しい景色が広がっていました。
しかし近年、全国的に耕作放棄地や荒れた土地が増え、自然の循環が壊れつつあります。このままでは足守も子どもたちに残す自然がなくなってしまう。「ぼくがやらなければ誰がやる!」と勝手にそう強く感じ、私は養蜂を通じて「里山再生」と「自然と共にある暮らし」の復活を目指すことを決意しました。
【これまでの実績】
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私は2023年に養蜂を独学で始めました。知識も経験もゼロから、ネットや書籍、YouTubeを頼りに試行錯誤しながら挑戦を続けました。
最初はわずかな巣箱からのスタートでしたが、同年には巣箱を増やし、初めて採蜜に成功。さらに地域の耕作放棄地を借り受け、レンゲ・ひまわり・ヘアリーベッチなどの蜜源植物を自ら育てることで、ミツバチが安心して飛び交える環境づくりを少しずつ進めてきました。
2025年度には巣箱を10箱まで増やし、約100kgのはちみつを採蜜できるまでに成長。さらに地域の農家さんと協力し、アカシアやビービーツリーといった蜜源樹の植栽準備にも取り組み、活動の幅を広げています。
今まで大きな補助や資金援助に頼らず、すべて自らの力で積み重ねてきたものです。少しずつですが確実に、「里山の再生」と「自然と人が共に生きる環境づくり」の道を歩んでいます。
今回のプロジェクトでは、次の3つを重点に取り組みます。
【プロジェクトの目的と計画】”荒れ地の再生”
・地域の耕作放棄地約3800㎡を整備
・レンゲ/ヘアリーベッチ/ひまわり/アカシア/ビービーツリーなどの植栽
・農家さんや地域住民と協力して景観を取り戻す"ミツバチの増群"
・巣箱を現在の10箱から3年以内に100箱へ拡大
・新たに西洋ミツバチの群れを導入し、安定的な採蜜体制を構築"安心・安全な国産はちみつの提供"
・無添加・非加熱の天然そのままのはちみつを丁寧に採蜜
・支援者の方へ返礼品として2025年度に採れたハチミツをお届け
【スケジュール】-
2025年秋:クラウドファンディング終了 → 苗木・種子を購入
2025年秋:支援者へ2025年度に採れたハチミツを返礼品として発送
2025年秋:土地整備/苗木/種子を植樹(アカシア/ビービーツリー/レンゲなど)
2026年春:蜜源植物の開花 → 2026年度の採蜜準備
2026年4〜6月:春の採蜜(レンゲ・ヘアリーベッチ/アカシアなど)
2026年夏:夏の採蜜
【ご支援金の使い道】苗木購入費:約15万円
種子購入費:約15万円
西洋ミツバチ群れ購入費:約50万円
巣箱・養蜂器具:約20万円
※総額100万円を目標とし、目標金額を超えた場合もすべて自然再生と養蜂拡大のために使用します。【最後に一言】
私にとって養蜂は、はちみつを採るための仕事ではありません。荒れてしまった里山を少しずつでもよみがえらせ、子どもたちに「命がめぐる風景」を残したい——その思いで続けています。
春になれば一面に咲くレンゲ、夏の夜にはホタルが川面を照らし、ミツバチが花から花へ飛び交う。私が子供のころ当たり前にあった光景を、もう一度足守に取り戻したいです。
私一人の力では限界がありこの挑戦は実現できません。
耕作放棄地を整地すること、種子をまき農地を蘇らせること、苗木を植えること、巣箱を増やすこと、その一つひとつの積み重ねが必要です。
ホタルが舞う夜をもう一度。ミツバチが元気に飛び交う里山を、次世代の子どもたちに見せてあげたいです。
どうかこの挑戦に力を貸してください。みなさまのご支援よろしくお願いいたします。






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