世羅町産ぶどうらしい豊かな果実の風味を活かしたフルーティなワイン
せらワイナリーは、広島県世羅町に2006年に設立されたワイナリー。来年には20周年を迎えます。世羅町はかねてより果樹の町として知られており、特に赤梨(幸水梨など)は中国地方有数の名産地です。2004年の合併(旧世羅町・甲山町・世羅西町)に際し、梨に次ぐ世羅町の新たな名産品を作るという思いの元、世羅町が主体となり本格的なぶどう栽培をスタートし、時を同じくしてワイナリー構想が立ち上がりました。
地元の契約農家が醸造家と二人三脚でぶどう栽培を行い、世羅町産ぶどう100%でワインを造っています。フラッグシップは地元名産の「ハニービーナス」を使ったワイン。世羅町の標高は300m~500mで中国山地の分水嶺からの良質な水と良好な日照量があり、昼夜の寒暖差が大きく、良質なぶどうが栽培できる環境です。
せらワイナリーのワインのスタイルを一言でいうと「世羅町産ぶどうの果実味豊かな風味を活かしたフルーティなワイン」。ワイン造りをけん引するのは、若き醸造責任者「橋本悠汰」。ワイン造りの信条は、ブドウの持つポテンシャルを活かすことを一番に、それを損なうようなオフフレーバー等を出さないように丁寧な造りを行うことです。全銘柄のワインを世羅町産ぶどう100%で醸造しており、補糖・補酸も行わず、収穫したぶどうの成分のみを活かして、ありのままの味わいを素直に表現しています。たとえば、ハニービーナスは芳醇なフローラルの香りと上品な甘みが引き立つように、綺麗で雑味のない味わいに仕上げています。せらワイナリーのワインは、ワインに詳しい人から馴染みのない人まで、幅広い人に受け入れられる味わいを大切にしています。目指すのは「一口飲んだときに素直に美味しいと思える、飲み飽きないワイン」です。
HANAGOKORO WINE PROJECT




