河川敷の"傾斜"を活かす『どてファニチャー』で、誰もが心地よく過ごせる場所に!

私は河川敷の活用されていない傾斜空間を、誰もが心地よく過ごせる場所に変える『どてファニチャー』の研究を大学院で行っています。10月にせいせきカワマチで開催されるBeer Picnicにて、制作するファニチャーを設置、その有用性を検証する実験を行います。このファニチャーの制作のためのご支援を募ります。

現在の支援総額

242,000

30%

目標金額は800,000円

支援者数

20

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/16に募集を開始し、 20人の支援により 242,000円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

河川敷の"傾斜"を活かす『どてファニチャー』で、誰もが心地よく過ごせる場所に!

現在の支援総額

242,000

30%達成

終了

目標金額800,000

支援者数20

このプロジェクトは、2025/09/16に募集を開始し、 20人の支援により 242,000円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

私は河川敷の活用されていない傾斜空間を、誰もが心地よく過ごせる場所に変える『どてファニチャー』の研究を大学院で行っています。10月にせいせきカワマチで開催されるBeer Picnicにて、制作するファニチャーを設置、その有用性を検証する実験を行います。このファニチャーの制作のためのご支援を募ります。

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どてファニチャー設置イメージ 1:10模型
実物とは異なる可能性があります。
プロジェクトの実行者について

はじめまして!
私たちは東京都立大学大学院システムデザイン研究科インダストリアルアート学域に所属している上野美優と申します。
現在、「どてらぼ : 河川敷の傾斜空間を活用するどてファニチャーの有用性の検証」をテーマに研究を進めています。

広々としていて気持ちの良い河川敷ですが、ふと「土手の斜面って、なんだか活用されていないな。もったいないな」と感じました。この素朴な疑問が研究の出発点です。

「もし、あの活用しづらい傾斜空間が、誰もが気軽に腰を下ろし、くつろげる場所になったら?」
「この普段ない急な傾斜は逆に楽しめるのではないか?」

そんな想いから、河川敷の傾斜を活かし、傾斜だからくつろげる、楽しめるような家具や遊具を『どてファニチャー』と名付け、研究を始めました。


このプロジェクトを単なる研究で終わらせるのではなく、実際に多くの人に体験してもらい、河川敷の新たな可能性を一緒に見つけたいと思っています。

以下の動画は学部の研究で制作した模型の一部をコマアニメとして撮影したものです!

様々な傾斜を使ったどてファニチャーの提案をどてらぼウェブサイトにまとめていますのでぜひご覧ください!
研究概要HP どてらぼ


このプロジェクトで実現したいこと

河川敷をただの通り道ではなく、

誰もが居心地の良い場所に変えたい!

このプロジェクトの目的は、私がデザイン・設計した『どてファニチャー』を製作し、実際の河川敷空間で多くの方に利用していただくことで、その有用性を検証することです。

具体的には、10/17〜19に多摩川河川敷で開催される『BEER Picnic』というクラフトビールのイベントの期間中、会場内の傾斜部分に『どてファニチャー』を設置します。

これまで活用されてこなかった「どて」に人々が集い、「どて」に秘められた新たな可能性を広めていきたいと思っています。

将来的には、この研究成果を元に、全国の河川敷で『どてファニチャー』が活用される未来を目指しています。

プロジェクト立ち上げの背景

日本の多くの都市には、豊かで広大な河川敷空間が広がっています。

近年、河川空間を賑わいのある水辺空間にするため、河様々な活用の仕方がされるようになりました。

しかし、その多くは平坦なエリアを中心に利用しており、「傾斜部分」はほとんど使われていません。

そこで私は、この「傾斜」というネガティブな要素を、デザインの力で「そこでしか味わえない特別な体験」へと転換したいと考えました。

『どてファニチャー』は、傾斜地でも安定して座ることができたり、傾斜だからこそ楽しく遊べたり、自然の地形をそのまま活かした快適な居場所を生み出します。

今回の実証実験では、9月に行われる同イベント(ファニチャーなし)と、10月のイベント(ファニチャーあり)での来場者の行動や滞在時間を比較調査します。

『どてファニチャー』があることで、人々の過ごし方にどのような変化が生まれるのかを具体的に検証し、今後の設計や社会実装への貴重なデータとします。

これまでの活動と準備状況

これまでも様々な活動を行ってきました。

研究活動の発信:ミズベリングインスパイアフォーラムでの登壇、ParkLine推進協議会での講演、Webサイトの制作(どてらぼ

  • 研究活動:大学院での指導教員の元、どてファニチャーのデザイン、設計

  • 企業連携:本研究に共感いただいた一般社団法人聖蹟桜ヶ丘エリアマネジメント様にご協力いただいております。

  • 関係各所との連携:現在、実証実験の舞台となる多摩川の河川事務所に許可申請を進めております。また、協力していただける制作会社と連携し、具体的なファニチャーデザインや製作の準備を進めている段階です。


  • ミズベリングインスパイアフォーラムでの登壇の様子

  • 初期段階の構想スケッチ

↑ 実際に制作予定のどてファニチャー 10分の1模型


  • リターンについて

ご支援いただいた皆様に、感謝の気持ちを込めて様々なリターンをご用意しました。


【応援】3,000円

  • 心を込めたお礼のメッセージ(メール)


  • 【イベントチケット】5,000円

    • 心を込めたお礼のメッセージ(メール)

    • 10月のイベントで使える700円チケット 1枚
      (イベント終了後(10/20以降)にご支援の場合、イベント成果報告をデータにてお渡しします。)
      (イベント中止の場合は研究成果報告をデータにてお渡しします。)


    • 【イベントチケット】10,000円

      • 心を込めたお礼のメッセージ(メール)

      • 10月のイベントで使える700円チケット 3枚
        (イベント終了後(10/20以降)にご支援の場合、イベント成果報告をデータor冊子の希望する方でお渡しします。)
        (イベント中止の場合は研究成果報告をデータor冊子の希望する方でお渡しします。)


  • 【ガイドブック】10,000円

    • お礼のメッセージ(メール)

    • 本研究のプロセスや成果をまとめたオリジナルガイドブック 1冊


    • 【ガイドブック+どてファニチャーにお名前掲載】30,000円

    • お礼のメッセージ(メール)

    • 本研究のプロセスや成果をまとめたオリジナルガイドブック 1冊

    • どてファニチャーに支援者様のお名前や企業名を掲載します。


    • 【どてファニチャーを1つレンタル】30,000円

    • 制作した『どてファニチャー』1つを、あなたのイベントやプライベートな空間で1日レンタルすることができます。
      (輸送費は別途ご負担いただきます)



    • 【どてファニチャーをイベントで設置】70,000円

    • 主催するイベント等に制作した『どてファニチャー』数台を設置し、空間演出のお手伝いをします。
      (輸送費・交通費は別途ご負担いただきます)

    • イベントの規模や内容に応じて、最適な設置プランをご提案します。


    • 【どてファニチャーをイベントで設置+新たなどてファニチャーのデザイン】110,000円

    • 主催するイベント等に制作した『どてファニチャー』数台を設置し、空間演出のお手伝いをします。(輸送費・交通費は別途ご負担いただきます)

    • イベントに適した、新たな傾斜を活かしたどてファニチャーを提案します。


スケジュール

【記載例】
9月 どてファニチャーの制作
10月17〜19日 BEER Picnic イベントでのどてファニチャー設置
11月 実験結果の分析
12月〜2月 ガイドブックの制作
3月〜 ガイドブックの発送


※ご支援の前にお読みください

・本イベントは天候や制作状況により、中止となる場合がございますこと、ご了承ください。
・10月のイベント時に中止となった場合、延期を考えておりますが、その際、BeerPicnicのイベントではなく、他のイベントや企業と合わせて開催する場合がございます。ご了承ください。


最後に

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

私が思い描くのは、河川敷の「どて」が、ただの斜面ではなく、斜面だから楽しい、居心地が良いと感じる場所に変わり、『どてファニチャー』があるからそこに行きたい!と思えるような河川敷です。

この挑戦は、私の力だけでは実現できません。皆様からのご支援、そして「面白そう!」という共感の声が、プロジェクトを前に進める何よりの力になります。

温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!


応援メッセージ

一般社団法Park Line推進協議会様からいただきました。

このたびの「どてファニチャー」実現に向けた、上野美優さんの“突き抜けた”チャレンジに敬意を表するとともに、当協議会も全面的に応援をいたします!

わたしたち、Park Line推進協議会は、「民間マネジメントによる公共空間の質的転換により、持続的な地域価値向上を実現する」という都市像を掲げ、河川空間や道路空間といった“公共空間”を居心地の良い場所に設え、滞留性や回遊性を高める取り組みや、「公」と「私」の中間領域の空間創造を実践している団体です。https://parkline.jp/

今回の「どてらぼ」の概念は、まさに河川空間でくつろぐ、寝ころぶ、傾斜を活かして遊ぶといった滞留性の向上、公共空間である“土手”のわくわく感を創造し、人の往来を促す、回遊性を高める取り組みであり、当協議会の目指す空間創造のあり方にもピッタリ合致するものです。

 ともすれば、河川空間は管理者が治水上の支障にならないか、公的な利用かという観点でこれまで守ってこられましたが、「河川空間のオープン化」という政策の流れが、これまでのあり方を変えようとしています。「どてらぼ」の取り組みは、この政策のモデルの一つとなりえる、全国の河川空間をがらりと変える先駆けとなりえるチャレンジなのです。私たちは、この取り組みを全面的に応援するとともに、その第一号となる「どてファニチャー」が聖蹟桜が丘(多摩市)で実現することを、大変楽しみにしています。

ParkLine推進協議会定例会での講演の様子


ミズベリング事務局様より応援メッセージをいただきました。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

  • どてファニチャー製作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 3日間ありがとうございました!無事に設置でき、予想以上に多くの方に楽しんでいただきました。また設置して欲しい、常設して欲しいなどの声もいただきました。次の設置機会は未定ですが、今回の設置は大きな一歩となったのではないかと思っています。次は今回の設置を踏まえて、どてファニチャーのガイドブックを制作します。ガイドブックを元にもっとたくさんのどてファニチャーが生まれたらいいなと思っています!ぜひ楽しみにしてください! もっと見る
  • 昨日、現地の傾斜面にて、テスト設置を実施しました!設置手順や、安全性、遊び方、使い方などを確認しました!滑り台はしっかりと滑ることができそうです◎テーブル&ベンチ滑り台ピンボール・わなげ動画はInstagramに載せております!ぜひご覧ください!テスト設置の様子|Instagram もっと見る
  • Instagramにて活動状況を報告しています!どてらぼ @dote_labo | InstagramこちらのInstagramで活動状況を報告しています!制作物など更新していく予定ですので、ぜひフォローしていただけますと嬉しいです!よろしくお願いします! もっと見る

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