★自己紹介
幼い頃から音楽教育を受け、ピアノ・エレクトーンを皮切りに、中学からは吹奏楽にて管楽器を学ぶ。社会人になってもアマチュア吹奏楽団や管弦楽団に所属し音楽と共に生活をする。30代で実父が逝去し地元にて家業を継ぐ傍ら、青少年育成並びに、まちづくりのボランティアや、地元の小学生~大学・一般までが参加できるコンサートの運営に20年以上携わっている。
★プロジェクトの目的と内容
①都会化したことにより自宅での楽器の練習がしにくい環境の中、音楽を習っている人口の中でも絶対数が一番多い「ピアノ」を学ぶ人たちに、生のピアノを自由に弾ける場を提供し、音楽の素晴らしさと、楽器を練習することにより培われる力、それにより育まれる社会性豊かな人間性を養ってもらえるようにする。
②「ピアノ広場」は、仙台市の副都心と言われる長町地区にある主催者の会社の地下倉庫(約45㎡)を改修し、そこにアップライトピアノ8台(予定)とグランドピアノ1台を設置する。この空間に、ストリートピアノならぬサブスクピアノ的な形でピアノを設置し、子どもの小遣いでも十分に支払える(1回100円)程度の維持費を徴収し、時間制にて開放する。
③設置するピアノは、新しいピアノを購入するのではなく、現在ではその大きさと重さ故、粗大ごみと化して厄介物扱いされている、1960年~2000年にかけて隆盛を極めた日本のピアノメーカー(メーカーにて約30社、ブランドにして約300社、現在は殆どが廃業)が作った手仕事によるピアノを集め、それをきちんと修理・調整・調律して使うことにより、日本の職人の力を感じ取ってもらうとともに、可能な限り、そのピアノが歩んできた歴史を紹介し、物を大切にすることや、ピアノを通して親が子どもたちに託した気持ちなどを汲み取ってもらう。
★プロジェクトの内容と立ち上げの背景
東日本大震災の被害により、家業である事業の継続を断念し、次代を担う子どもの教育をしたいと、社屋を学習塾に改修、一部のスペースをプロの音楽家の方が音楽教育の場に使う音楽スタジオに変更して経営してきたが、ここ数年「無料でピアノを弾ける部屋はないのか」とか「学校とピアノ教室以外で生のピアノが弾けないので、出来るだけ安くピアノを借りられる部屋を貸してほしい」という一般の親世代からの要望が多くあり、理由を聞いてみると、概要文に書いたような住宅事情があることが分かった。自分が幼い頃は、夕方になるとあちらこちらからピアノなどの楽器の音が漏れ聞こえてきており、近所のおばちゃんから「最近上手になったね」とか「この間弾いてた曲、私、好きなんだよね」とか声を掛けられるのが日常だったことを思い出し、生のピアノどころか、電子ピアノがあってもヘッドホン越しでしか練習できない現状を何とかできないかと思い「ピアノ広場」を思いついた。
★プロジェクト主催者のこれまでの活動
仙台市に居住し(公社)仙台青年会議所会員として、まちづくりのボランティアに参加する傍ら、主催者が居住する仙台市太白区において、小学生から大学・一般までの吹奏楽団・合唱団を取りまとめ、年に一度のコンサートを企画し、運営にあたる実行委員として20年間以上、その責任者を担い活動している。また、部活動の地域移行や、少子化により、学校の部活動やクラブ活動として活動できず、練習場所が無くなった団体に、自社の空きスペースを開放して音楽教育の場として使ってもらっている。
★現在の準備状況
ピアノ広場を始めるにあたり、目標とするピアノの確保がまず第一と考え、自分がこれまでに関わってきた友人・知人・音楽仲間等に対して「粗大ごみ」となっているピアノが無いかを打診。そこで申し出のあったピアノの中から、ある程度のメンテナンスできちんと使えるようになりそうなものを見繕って、無償または安価な価格で譲り受け、「ピアノ広場」完成まで保管してもらっている。目標台数であるアップライトピアノ8台とグランドピアノ1台については既に確保済み。
★リターンついて
支援金額1,000円の場合:「ピアノ広場」と現在すでにある音楽スタジオの両方で使える「利用券」をご支援いただいた額の20%で発行。または、「ピアノ広場」で使用しているピアノの写真、そのピアノの歴史を描いたアルバムを提供。
支援金額10,000円の場合:「利用券」をご支援いただいた額の25%分または、既存のスタジオにて活動するピアニストが演奏するCD1枚と「ピアノ広場」で使用しているピアノの写真、そのピアノの歴史を描いたアルバムを提供。
支援金額30,000円の場合:「利用券」をご支援いただいた額の30%分または、既存のスタジオにて活動するピアニストが演奏するCD2枚と「ピアノ広場」で使用しているピアノの写真、そのピアノの歴史を描いたアルバムを提供。
★スケジュール
2025年10月 クラウドファンディング開始
2025年12月 クラウドファンディング終了
2026年 1月 倉庫から「ピアノ広場」へ改修工事開始
2026年 2月 HP・インスタ等、Webを使って、利用者に向けての宣伝開始
2026年 5月 「ピアノ広場」オープン
2026年 6月 リターン発送
★支援金の使い道
倉庫からピアノ広場への改修関係
・大工工事 60万円(倉庫壁面断熱・吸音、吸湿材敷設工事 300㎡)
・内装工事 10万円(石膏ボードにクロス貼り作業 100㎡)
・塗装工事 20万円(コンクリート部塗装 200㎡)
・空調工事 40万円(30畳用大型エアコン設置)
・照明工事 20万円(LED蛍光管型照明10台設置)
小計 150万円
※倉庫残存物取片付け費用はプロジェクト主催者負担
ピアノ関係
・運送費用 50万円(アップライトピアノ平均5万円×8+グランドピアノ10万円)
・地下搬入費用 25万円(アップライトピアノ1.5万円×8+グランドピアノ13万円)
・修理調律費用 75~100万円(概算見積もりによる)
小計 150万円~175万円
※ピアノ購入代金、保管料、修理代超過分、その他不足分はプロジェクト主催者負担
●支援金使途合計
目標額 300万円
★最後に
「働き方改革」という名の下、学校での部活動も「地域移行」と言う形に変わってきております。スポーツも同様ですが、音楽に関しては、音の問題や楽器の問題など、「学校」という場の存在が無くなるのが大変大きいと思われます。これからの次代を担う世代に、私たちが育ってきたような音楽環境を少しでも提供してあげたいと、私の人生の終盤戦をそこに賭けていきたいと思っております。皆さま方のご協力、ご支援宜しくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト開始から10日経過しました。
2025/10/21 20:17こちらの活動報告は支援者限定の公開です。たくさんの輪が拡がってきて大変うれしいです。
2025/10/17 19:14お一人で何度もご支援くださる方や、「ピアノ広場」で使えそうなピアノや建築資材などの提供を申し出て下さった方まで、色々な輪が拡がり、大変感激しております。クラウドファンディングは、単に支援していただく方を増やすのためだけではなく、そういった皆さま方との繋がりを大切にしていくきっかけなんだなあと感じさせられております。皆さま方のご支援の思いに応えられるようしっかりと準備してまいります。これからもよろしくお願いします。細谷 敏人 もっと見る優しい言葉に感謝です。
2025/10/16 18:26ご支援を頂いた方、プロジェクトをご覧になった方々から、とても素敵な言葉をいただいております。なかなか上手に表現できなかった自分の気持ちが、周りの方々の優しい言葉で、皆さんに伝わり拡がっていくと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。私も負けないようにできるだけ多くの方々に自分の気持ちを伝えられるよう頑張りたいと思います。 もっと見る




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