
【追悼】
「TCC 広報大使」アオラキ
(2025.11.15 更新)

先日「TCC 広報大使」への就任を発表しました、アイドル的な人気を誇る白毛の現役競走馬 アオラキ。
現役競走馬でありながら TCC と一緒に引退競走馬の支援活動に取り組む、新しい支援の形をスタートしたばかりでしたが、2025年11月15日(土) のレース中に疾病を発症し、予後不良による安楽死となりました。
突然の知らせに、悲しみと喪失感でいっぱいです。
競走馬引退後は、このプロジェクトの拠点である観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)へ入厩し、"会いに行けるアイドルホース" として余生を過ごす予定でした。
TCC会員さまやアオラキファンの方々、そして私たちもその日が来ることを心から楽しみにしていました。
まだまだ気持ちの整理がつきませんが、アオラキは天国から TCC の活動や残された馬たちを応援してくれていると信じています。
心より哀悼の意を表しますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。



ご支援のリターンについて

前回 2022年に実施しましたウマミラでは、啓発のためのブックレットや動画コンテンツ、ウマミラ参加証などの制作費用にご支援の多くを使い、その後 実際に人や馬と会って行う啓発活動にあまり余力が残らなかったのが一つの反省点でもあります。
その反省を生かし、今回のリターンは基本的に商品やサービスの原価のあるものではなく、
「(メタセコイアと馬の森に)馬に会いに来ていただく」
「(メタセコイアと馬の森で)一緒に普及啓発活動をしていただく」
という、実際に人と会う・馬と会う体験が中心のリターン構成になっています。
もちろん、遠方でなかなか来場が難しいという方にも、様々なリターンをご用意しています。
特に、私(代表 山本)が皆さまを直接ご案内する「スペシャルガイドツアー」を、リターンの軸として年間通して実施したいと考えています。
「メタセコイアと馬の森」のオープンに至る経緯や想い、これからについて、しっかりと自分自身の言葉で説明し、皆さまにお伝えしたいです。
そして、一緒になって普及啓発活動を推進していきましょう。
| リターン内容 | 限定数 | 金額 |
|---|---|---|
| 寄付型(リターンなし) | ||
| ファン | - | 5,000円 |
| サポーター | - | 10,000円 |
| 【NEW】サポーター + | - | 30,000円 |
| 【NEW】サポーター + | - | 50,000円 |
| 来場型 | ||
| ブロンズメンバー | - | 15,000円 |
| シルバーメンバー | 400 | 20,000円 |
| 【NEW】シルバーメンバー +(カフェお食事券 3,000円分) | - | 20,000円 |
| 【NEW】シルバーメンバー +(カフェお食事券 6,000円分) | - | 30,000円 |
| 【NEW】シルバーメンバー +(カフェお食事券 9,000円分) | - | 40,000円 |
| ゴールドメンバー | 300 | 30,000円 |
| リーダー | 100 | 30,000円 |
| 非来場型 | ||
| 【NEW】ウマミラ2025 スポンサー | - | 12,000円 |
| 【NEW】ウマミラ2025 スポンサー + (ストラップ) | - | 15,000円 |
| 【NEW】アオラキからのサンクスカード | - | 10,000円 |
| 【NEW】アオラキ レプリカミニゼッケン | - | 12,000円 |
| 【NEW】アオラキ レプリカゼッケン | - | 15,000円 |
| 【NEW】アオラキ 普及啓発カレンダー | - | 15,000円 |
| 【NEW】アオラキ たてがみストラップ | 40 | 20,000円 |
| ブロンズスポンサー | - | 20,000円 |
| シルバースポンサー | - | 30,000円 |
| ゴールドスポンサー | - | 50,000円 |
| プレミアム | ||
| ブロンズパートナー(個人) | 50 | 100,000円 |
| シルバーパートナー(法人) | 30 | 300,000円 |
| ゴールドパートナー | 10 | 500,000円 |


目次
1.はじめに
2.日本の競走馬を取り巻く現状
3.なぜ引退競走馬の支援に取り組むのか
4.馬のみらいアクション(ウマミラ)とは
5.馬のみらいアクション 2025 で実現したいこと
6.ご支援いただいた資金の使途
7.スケジュール
8.TCC 入会金無料キャンペーン中
9.馬の森の仲間たち
10.最後に
はじめに
はじめまして!
TCC Japan 代表の山本 高之です。
TCCホース クリアザトラックと
私たちは 「馬と共に社会をゆたかに」を理念に掲げ、JRA 日本中央競馬会のトレーニングセンターがある「馬のまち 栗東(滋賀県栗東市)」を拠点に、「引退競走馬の支援活動」やホースセラピーなどの「馬をパートナーとした社会活動」に取り組んできました。
2015年、築 100年を超える一軒の古民家で 2頭のポニーと共に活動をスタート。
2019年には、日本初の取り組みとなる「ホースシェルター®」を含む、人と馬の福祉をテーマにした「TCC セラピーパーク」を竣工しました。
2016年にスタートした「TCC 引退競走馬ファンクラブ」では、現在 約 50頭の引退競走馬を約 2,800名の TCC会員さま、32ヶ所の提携施設さまと共に、全国各地で様々な形で人と馬をつなげる取り組みにまで発展してきました。
「TCC セラピーパーク」でのイベント
そして今年は 6年越しの念願がようやく叶い、普及啓発活動の拠点となる観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)をオープンすることができ、この度 満を持して 3年ぶりの取り組みとなります「馬のみらいアクション 2025」を立ち上げました。
目的はもちろん、1頭でも多くの引退競走馬をみんなで未来につなげることです。
今回も長文ですが、自分の言葉で想いを伝えていますので、最後までお付き合いいただけますと嬉しいです。
日本の競走馬を取り巻く現状
日本の競馬産業は世界一とも言われるようになりましたが、その主役である競走馬たちの引退後に目を向けると、非常に厳しい現実が待ち受けています。
年間 約 8,000頭のサラブレッドが競走馬になるために生産され、レースで速く走るために幼い頃から厳しいトレーニングを受け、レースへ出走する競馬の世界。
勝負の世界なので、勝ち上がれなかった馬やレースに向かなかった馬は、JRA だけでも年間 約 5,000頭が競走馬としての登録を抹消されます。
そのうち、繁殖馬として牧場に帰れるのはごくわずか。健康で適性があれば、乗用馬などのセカンドキャリアで活躍する道がありますが、人と同じで馬にも体質や性格があり、行き場を失ってしまう馬が多数いるのが現状です。
行き場のない馬を救う「ホースシェルター®」
なぜ引退競走馬の支援に取り組むのか
「牛や豚となにが違うのか?」
たまに聞かれることがあります。
そこには、私たちなりの明確な答えを持っています。
サラブレッドは、競馬という人間の「興行」のために生産している動物です。
競馬を通じて、私たちに多くの感動や勇気、熱狂、興奮を与えてくれています。
同じ畜産動物であっても、決して「食用」のために生産している動物ではありません。
生まれてきた目的が違います。
したがって、私たちは決して大げさな愛護活動をしているつもりはありません。
当たり前のことをしているだけです。
ただ私たちだけでは出来ることは限られていますので、多くの方のお力が必要なんです。
自分たち人間のために頑張ってくれた馬たちに対し、競走馬引退後も出来ることをしていく。
文化人として、ましてや世界一の競馬産業を誇る日本人として、当たり前の取り組みだと考えています。
「人のために頑張って走ってきた馬たちを救いたい」
「その馬たちと共に、社会に新たな価値をつくりたい」
私たちの譲れない社会正義です。
森に囲まれた「メタセコイアと馬の森」の厩舎
馬のみらいアクション(ウマミラ)とは

「馬のみらいアクション」は “クラウドファンディング参加型” 引退競走馬支援 普及啓発プロジェクトとして、馬への直接的な支援ではなく、普及啓発という間接的な支援を行うことを目的としています。
つまり、馬の飼料代や治療費、人件費などの直接的な支援集めではなく、馬のことをより多くの方に知ってもらうための活動をみんなでつくっていこう、という取り組みです。
馬のみらいアクションでは、大きく分けて 3つの工程で普及啓発活動を行います。
① 活動原資を集める(クラウドファンディング)
約 1ヶ月半のクラウドファンディングにて、人馬のための環境整備費、活動参加者や賛同者を募ります。
② 人馬の環境を整備する
人にとっても馬にとっても、より安心安全で快適な環境を整備します。
・造成外構
(不陸成型(整地)、土盛り、芝生、水道整備など)
・外周の牧柵(全長 約 300m)
・サンシャインパドック(4 x 6m)x 2ヶ所
・丸馬場(直径 10m)
・角馬場(20 x 40m)
※昨年 手作りした馬場の拡張工事
・監視カメラの設置
など
③ 人に伝える(啓発発動)
「メタセコイアと馬の森」を活動拠点として、1年間かけて普及啓発活動を行います。
・スペシャルガイドツアーの実施
(年間 約 100回 開催予定)
・推し馬ファンミーティングの開催
・ウマミラミーティングの開催
・ウマミラ公認ガイドによる啓発活動
・啓発イベントの共催
など
2022年に実施した第 1回目の「馬のみらいアクション」では、約 1,600名もの方々からご支援ご参加をいただき、集まった支援金でブックレットやドキュメンタリー映像を制作・発信し、様々な場面で啓発活動を行うことができました。
前回制作したコンセプトムービー
今回は「馬のみらいアクション 2025」と題し、そして今後は毎年の継続的な取り組みとして「競馬の日(9月16日)」と「動物愛護週間(9月20~26日)」の重なる 9月~ 10月にクラウドファンディングを行い、そこから 1年間かけて普及啓発活動に取り組んでいきます。
美しいサラブレッドが感動と熱狂を与えてくれる、競馬というエンターテイメント。
その「競馬の日(9月16日)」から、毎年スタートします。
引退していく競走馬たちの未来を一緒に考え、つくっていきましょう!
馬のみらいアクション 2025 で実現したいこと
「人馬にとって安心安全で快適な環境を整備し、
日本一の馬の普及啓発拠点をみんなでつくる」
ほとんどの日本人にとって馬は縁遠い存在で、テレビで見たことがある程度の方が多いのではないでしょうか。動物園にもいない動物です。当然、馬に対してなんとなくのイメージしか持っていない方が大半だと思います。
前回 実施したウマミラではブックレットや映像を制作し、たくさんの方のご協力やご参加をいただき、様々な場面で配布や設置、映像を流して普及啓発活動に取り組むことができました。
多くの方に引退競走馬の社会課題について認知していただくことに一定の成果を感じながらも、一方で馬を知らない人に対して「引退競走馬の支援が必要です」と訴えてもなかなか心に響くことが難しいと感じることもありました。
私たちはこれまで「馬に会いに行くツアー」などのイベントを通して、人と馬が出会う機会をつくってきましたが、皆さんが一様におっしゃるのは「実際に馬に会ってふれあうことで、もっと馬が好きになった」「もっと馬のことを知りたくなった」ということです。
10年間この活動をしてきて確信できたこと、それは実際に馬に会ってもらうことが馬を好きになってもらう 1番の近道だということ。そして馬を好きになってもらうことが、引退競走馬の支援につながるということです。
まさに「百聞は一見にしかず」です。
TCCホース ネコビッチを囲んで
「メタセコイアと馬の森を普及啓発拠点に」
ただ、現実にはなかなか気軽に馬に会える場所がありません。競馬場は馬を遠くから眺めるだけでふれあうことはできませんし、乗馬クラブは敷居が高く行きにくいと感じる方も多いです。
私たちは活動を始めた当初からこの課題をなんとか解決したいと、その時々で出来る取り組みを続けてきました。
そしてようやく今年 4月に、普及啓発活動の拠点となる「メタセコイアと馬の森」を竣工することが出来ました。場所は滋賀県屈指の観光地「メタセコイア並木」に隣接し、多くの観光客が訪れます。今年のゴールデンウィークには 1日で 1,000名を超える方が来場され、その大半が「初めて馬を間近で見る方々」でした。
特に「厩舎見学」の人気が高く、馬とのふれあいやえさやり、写真撮影などを楽しむ姿が多く見られました。
「馬に会いたい」というニーズが確かに存在し、この場所が普及啓発につながっていることを日々実感しています。だからこそ、ここを 「日本一の馬の普及啓発拠点」にしたいと考えています。
大人気の厩舎見学の様子
▼観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」とは
2025年4月「人と馬と大地の共生」をコンセプトに、滋賀県高島市にグランドオープン。
観光(普及活動)と養老(福祉活動)を目的とした、TCC Japan の新たな活動拠点。
並木馬車や馬さんぽ(乗馬)、厩舎見学といった馬メニューと、馬がいる環境でゆっくり過ごせるカフェメニューを提供しています。
昨年実施したクラウドファンディングはこちら
https://camp-fire.jp/projects/736495/view
屋上緑化された、特徴的なエントランス
右奥に厩舎、左手にメタセコイア並木を望む
天井が高く、風通しの良い厩舎
馬のいる空間でカフェタイム
「人馬にとって居心地のいい場所に」
建築やランドスケープデザインにもこだわり、素敵な空間や馬たちとの出会いに大変嬉しい言葉をたくさんいただいていますが、敷地が広く未整備の部分も多いため、現状ではまだまだ課題があります。
厩舎へ向かう道は砕石で歩きにくく、ベビーカーを押す親御さんや杖をつくご高齢の方、小さなお子さまには不快で危険も伴います。
運動馬場は手作りで、強度や安全面に不安が残り、それぞれの馬に適した放牧地もまだ整備できていません。
厩舎へと続く、未整備の砕石の道
また馬がいる環境はどうしても、人にとっては不快な環境になりがちです。
厩舎内はホコリが舞い、馬が歩く場所はぬかるみやすくなります。
馬が好きな人はそれでも会いに来てくれますが、私たちがするべきことは馬を知らない多くの方に馬を知ってもらい、馬を好きになってもらうことです。
そのためには、人にとっても馬にとってももっと「安心安全で快適な環境整備」が必要です。
今回のクラウドファンディングでは、「より多くの方に馬と出会っていただく」→「その対価が人馬のより快適な環境整備につながる」→「それによってさらに多くの方が訪れたくなる場所になる」 という循環をつくりたいと考えています。
観光として楽しみながら、同時に「引退競走馬」に出会い、知るきっかけの場所になる。訪れた誰もが「来て良かった」「また会いに来たい」と思える場所にする。
この好循環をつくることが、馬たちの明るい未来をひらくと信じています。
20m x 20m の手作りの牧柵
ご支援いただいた資金の使途
観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」を引退競走馬支援の普及啓発の拠点とすべく、人馬にとってより良い環境整備費用に充てさせていただきます。
ただ資金ありきの計画ではなく、現在も日々 馬たちが生活をし、たくさんのお客さまを受け入れているため、すでに施設整備の工事をスタートしています。
昨年のクラウドファンディングでもたくさんのご支援をいただきましたが、本工事の追加工事だけでも予算オーバーとなり、まだまだ人馬にとっての環境整備が追い付いていません。
【人馬が安心安全で快適に過ごせるための環境づくり】
見積り金額:約 1,350万円
・サンシャインパドック(4 x 6m)x 2ヶ所
・丸馬場(直径 10m)
・角馬場(20 x 40m)
※昨年手作りした馬場の拡張工事
・外周の牧柵(全長 約 300m)
・造成外構(不陸成型(整地)、土盛り、芝生、水道整備など)
【安全対策としての監視カメラの設置】
・馬の森エリア、厩舎エリア
【馬ふん堆肥を活用した牧草地、にんじん畑の土壌整備】
・厩舎裏の未着手エリア(背丈ほどの雑草が生えており、土壌から整備が必要)
スケジュール
お盆明けからすでに工事は着手しており、角馬場の拡張工事(10月半ば完成予定)までは見積もりや工期が出てきています。
そのさらに奥の敷地を牧草や畑に耕していくのは、業者との調整が必要になります。
厩舎裏エリアの造成工事
8月中旬~10月中旬:環境整備工事
9月16日:クラウドファンディング 開始
9月27日・28日:芝張りワークショップ 開催
10月31日:クラウドファンディング 終了
11月上旬:完成施設のご報告
11月~:順次 リターン発送
▼芝張りワークショップ 参加者募集中
9月27日(土)・28日(日) には、「メタセコイアと馬の森」にて芝張りワークショップを行います。
現在もご参加受付中ですので、ぜひお申込みをお待ちしています!
詳細お申込みはこちら
https://tcc-japan.com/news/detail/?id=604
TCC 入会金無料キャンペーン中
さらに継続して支援してくださる方は
「TCC 引退競走馬ファンクラブ」へ
引退競走馬の支援活動をより拡大し継続させるために、啓発だけではなく馬への直接的な支援として一緒に活動をしていただく「TCC会員」を募集しています!
今なら通常 入会金 1,000円が無料になるキャンペーン中です。
TCC会員になることで、引退競走馬の支援はもちろん、推し馬への推し活や全国各地で暮らす TCCホースに会いに行ったり、馬に会いに行くツアーや TCC アカデミーなど様々なイベントに参加したり、会員同士のコミュニティなど、様々な会員特典がございます。
▼詳細はこちら
https://www.tcc-japan.com/
馬の森の仲間たち
「メタセコイアと馬の森」で暮らす、個性豊かな馬たちをご紹介。
この場所でセカンドキャリアとして馬さんぽ(乗馬)などのお仕事をしている馬もいれば、サードプレイスとして養老余生を過ごす馬もいて、馬たちによってできることや役割は異なりますが、それぞれの馬にとって大切な場所になっています。
● ネコビッチ
性別:セン
年齢:11歳
毛色:鹿毛
品種:サラブレッド
馬さんぽ(乗馬)で活躍する、馬の森のエースで優等生。三日月の流星が特徴のイケメン君。
引退レースは、なんとあの武 豊 騎手が騎乗。武 豊 騎手と同じ背中を体感しに、ぜひネコビッチに乗ってみてください。

● ゴールドフラッグ
性別:セン
年齢:10歳
毛色:黒鹿毛
品種:サラブレッド
毛色は違いますが、競馬ファンやウマ娘で大人気のゴールドシップの弟で、馬の森 No.1 の人気者。お兄ちゃんに似て、オラオラキャラでやんちゃな性格が魅力です (笑)
もう少し大人しく、馬房前でのふれあいが出来るようになってほしいです。

● キングスクロス
性別:セン
年齢:10歳
毛色:黒鹿毛
品種:サラブレッド
ハリーポッターで有名な、イギリスの駅名と同じ名前のキングスクロス君。
重度の蹄骨骨折により人を乗せるお仕事が難しいため、ここでゆっくりと余生を過ごしています。
人懐っこく、ふれあいや写真撮影のお仕事を担当しています。ぜひ厩舎まで会いに来てください。

● フルーキー
性別:セン
年齢:15歳
毛色:青鹿毛
品種:サラブレッド
2015年「チャレンジカップ (G3)」の勝ち馬です。現役時代は「おす!おらフルーキー」で人気を博しました。
重賞勝ち馬だけあってまだまだ気の強いところもありますが、年齢を重ねこんな表情もするようになりました。
腰の痛みもありなかなか人を乗せるお仕事はできませんが、ぜひ厩舎まで会いに来てください。

● ナリタシュウ
性別:セン
年齢:11歳
毛色:鹿毛
品種:サラブレッド
9年前に最年少の 2歳で TCCホース入りしたナリタシュウ君も、もう 11歳になりました。
1番の食いしん坊で、ご飯前にはいつもよだれを垂らしてアピールしています (笑) にんじんも大好きです。
馬さんぽ(乗馬)のお仕事ができるように、この秋から特訓予定です。

● サトノフェイバー
性別:セン
年齢:10歳
毛色:黒鹿毛
品種:サラブレッド
2018年「きさらぎ賞 (G3)」の勝ち馬です。
現在 一口オーナーを募集中で、20口 集まり次第、福井ホースパークに移動することになりました。
競技馬としての活躍が期待される、1番のイケメンです。

● りんご
性別:牝馬
年齢:10歳
毛色:あし毛
品種:ブルトン種
みんなのアイドル、りんごちゃん。
ブルトン種という体重が 900kg ある大きなお馬さんで、週末は馬車をひき、平日は乗馬のお仕事もするスーパーホースです。
馬の森 1番のおっとりさんで、厩舎でのふれあいも大人気です。

● マロン
性別:牝馬
年齢:13歳
毛色:栗毛
品種:日本乗系種
4種類の MIX で、少しぶち模様が入っているのが特徴のマロンちゃん。
馬さんぽ(乗馬)に大活躍。なでなでされるのも大好きなので、マロンちゃんファンが急増中。
ぜひ、マロンちゃんとのふれあいや乗馬に遊びにきてください。

● ブラックピット
性別:セン
年齢:20歳
毛色:青鹿毛
品種:ポニー
JRA 京都競馬場や中京競馬場を経て 馬の森にやってきた、通称「ブラピ」君。名前に負けずイケメン君です。
馬さんぽ(乗馬)で主に子どもたちを乗せるお仕事を担当しており、夏休みは大活躍でした。
普段はホースステーションでふれあいを担当していることも多いので、ぜひ会いにきてください。

● キングボーイ
性別:セン
年齢:28歳
毛色:あし毛
品種:ミニチュアホース
JRA 京都競馬場の元祖アイドルホース。
TCC セラピーパークから馬の森にやってきて、ここでみんなに可愛いと言われながら、養老余生をゆっくりと過ごしています。
名前の通りまだまだ気が強く元気にしていますが、人間でいうともう 90歳ほど。
往年のファンも新しいファンも、この場所でキングボーイと一緒にゆっくり過ごしてください。

● そら
性別:セン
年齢:21歳
毛色:ぶち
品種:ミニチュアホース
JRA 新潟競馬場から TCC セラピーパークを経て、馬の森にやってきました。
根っからの優しい性格で、よくキングボーイにはにんじんを奪われていますが、そんなそら君を応援してくれるファンも。控えめなそら君をよろしくお願いします。

最後に
私たち TCC Japan が目指すのは、ミッションとして掲げている「馬と共に社会をゆたかに」していくことです。その新たな一歩として、”馬と出会い、馬を好きになる” 唯一無二の場所を皆さまと共につくりたいと思っています。
馬と出会うことで、その人の人生もその馬の未来も変わる可能性があります。
そのきっかけを、馬を愛する皆さまと一緒につくっていきたい。
活動資金はもちろんですが、応援して活動を後押ししてくださるたくさんの方の力が必要です。
この活動や想いに賛同してくださる方は、ぜひプロジェクトへのご参加をお願いします。
一緒に大きなムーヴメントを起こしましょう。
合言葉は「#ウマミラ」!
JRA 馬事公苑にて
最新の活動報告
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【目標達成】たくさんの応援ご支援、ありがとうございました!!
2025/12/01 07:44昨日 11月30日(日) をもって、クラウドファンディング「#馬のみらいアクション2025」が終了しました。「競馬の日」9月16日(火) にスタートしてから約 2か月間、たくさんの応援ご支援をありがとうございました!【支援総額】13,218,500円(目標金額 1,000万円)【支援者数】879名大変多くの方にご支援をいただき、また「TCC 広報大使」として引退競走馬の普及啓発活動や PR に協力してくれたアオラキの影響力も大きく、無事に目標金額を達成することができました。いただいたご支援は、観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)の施設環境整備に大切に活用させていただきます。そして今ここで暮らしている馬たちはもちろん、今後も一頭でも多くの馬たちが幸せな余生を過ごせるよう、TCC の活動にも今まで以上に尽力してまいります。ご支援いただいた皆さまは、リターンの準備・発送を楽しみにお待ちください。まずは取り急ぎの御礼となりますが、これからもあたたかい応援をどうぞよろしくお願いいたします。TCC Japan - 馬と共に社会をゆたかに -観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」 もっと見る
【明日終了】いよいよ最終日!ネクストゴールまで、あと 220万円!
2025/11/29 21:33「競馬の日」9月16日(火) にスタートしました「#馬のみらいアクション2025」クラウドファンディングも、いよいよ明日が最終日!ご支援の受付は【明日 11月30(日) 23:59 まで】となります。https://camp-fire.jp/projects/876406/viewこれまでに皆さまからたくさんの応援ご支援をいただき、当初の目標金額 1,000万円を達成いたしました。そして現在、ネクストゴール 1,350万円を目指しています!【支援総額】11,283,000円【支援者数】754名▶▶ ネクストゴール 1350万円 達成まで【あと 2,217,000円】TCC の観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)を人馬にとってより快適な環境へと整備し、誰もが気軽に馬と出会える "日本一の普及啓発活動拠点" に。https://www.instagram.com/tcc_metasequoia_horse_forest/皆さまからのご期待に応えられるよう、最後まで全力を尽くして取り組んでまいります。どうぞあたたかいご支援をよろしくお願いします。--------------------------------------------TCC 引退競走馬ファンクラブ「入会金無料キャンペーン」明日まで!https://tcc-japan.com/-------------------------------------------- もっと見る
【残り 3日間】ゴールドフラッグ&フルーキーが「馬さんぽ(乗馬)」デビュー!
2025/11/28 08:00「メタセコイアと馬の森」では、先週よりサラブレッド(引退競走馬)ゴールドフラッグ・フルーキーの 2頭が「馬さんぽ(乗馬)」デビューしました!【ゴールドフラッグ】あのゴールドシップの全弟(ステイゴールド産駒)で、現役時代は今浪厩務員が担当されていました。馬房では俺様キャラですが、外に出ると人懐っこくて可愛いツンデレキャラです。https://tcc-japan.com/umashare/horse/detail/?id=1068【フルーキー】2015年「チャレンジカップ(G3)」勝利馬。2013年「菊花賞(G1)」6着など、重賞戦線で活躍しました。現役時代のオラオラ感もなくなり、優しくてふれあい上手な最年長馬です。https://tcc-japan.com/umashare/horse/detail/?id=1014たくさんトレーニングを積んできて、ようやくお客さまを背中に乗せ、並木沿いも立派に歩けるようになりました。とても賢く、お利口な子たちです。ぜひ会いに来て、その背中を感じてみてください♪------------------------------------------------------------【「馬さんぽ(乗馬)」に登場する仲間たち】▼サラブレッド(引退競走馬)ネコビッチナリタシュウゴールドフラッグフルーキー▼その他りんご(ブルトン種)マロン(日本乗系種)ブラック・ピット(ポニー)※馬たちの体調や状況によって交代制となります※指名料 +500円------------------------------------------------------------「#馬のみらいアクション2025」も、今日含め残り 3日間。ネクストゴール 1350万円の達成に向け、応援ご支援をよろしくお願いします。--------------------------------------------------TCC 引退競走馬ファンクラブ「入会金無料キャンペーン」実施中https://tcc-japan.com/--------------------------------------------------#TCCJapan #TCC引退競走馬ファンクラブ #TCCホース #TCC会員 #引退競走馬 #引退競走馬支援 #馬と共に社会をゆたかに もっと見る







これからもTCCさんが先頭となって引退馬たちのための活動を盛り上げていただきたいです。よろしくお願いします。
触れると暖かくて、大きくて力持ちで賢いのに、どこかかわいい馬のみんなと、ヒトはもっともっと仲良くできるといいなと思います。 生まれてきてくれた全ての馬が、幸せに暮らすのが当たり前になるよう、応援します。
馬が幸せだと私たちも幸せですね すべての馬が、最期まで安心して幸せに過ごせるようになったらいいな