こんにちは!
福岡県で出張型のオーダースーツ・オーダーシャツの専門店tailor Bellssimo(テーラー・ベッリシモ)を経営している信國絵理(のぶくに えり)です。

日本オーダースーツ技能認定協会の認定を受け、これまで多くのお客様の「人生を彩る一着」を仕立ててきました。
オーダースーツは着る人のスタイルを良く見せることはもちろん、ポケットのデザインや襟の形、ボタンの色や素材など、ディテールにまでこだわったスーツを身に纏うことで、ビジネスを飛躍的に成長させていく方々をたくさんみてきました。
見た目が変わることで、見られ方が変わり、自信がつき、仕事への意欲も高まり、仕事の成果が上がる。
そんなオーダースーツを多くの人に届けたい!と日々活動をしています。

ビジネスシーンで使うオーダースーツは、シックでシンプルな色合いを選ばれる方がほとんどです。
しかし、裏地はその人の個性を演出できる部分。
オーダーする方が、必ずと言っていいほどこだわる部分です。
自分の趣味趣向を反映できる裏地に、なにか社会的な意義を込められたら…
そんな時、偶然テレビで見かけたのがPICFAの作品でした。
「PICFA」は、就労継続支援B型という施設形態で、知的障がいや自閉症、ダウン症などいわゆる「障がいのある人たち」が、絵画やデザインなどの創作活動を「仕事」にしています。
パワフルで、エネルギッシュで、個性的なPICFAのアート作品に、私の心は揺さぶられ、ひと目で虜になりました。
彼らのアート作品をオーダースーツの裏地したら…
着る人にとっては、アートを楽しみながら、誰かの未来を応援できる
描く人にとっては、アートが認められ、社会とつながり、収入が得られる
オーダースーツの裏地を通じ、“着る人”と“描く人”をつなぐ、新しい社会貢献のカタチが思い浮かびました。
PICFAの作品をこの目で見てみたい!
そう思った私は、すぐに佐賀県基山にあるPICFAへと向かい、施設見学をさせていただきました。
広々とした施設では、障がいのあるアーティストたちがのびのびと創作活動に打ち込んでいました。
施設では、障がい=特性として捉え、アーティストの個性が生かされるよう、ひとりひとりに合わせたサポートがされていました。
固定概念にとらわれない自由な感性で、時に大胆に、時に繊細に、描かれる作品をこの目で拝見し、彼らの作品を世に出す手伝いをしたい!と思った私は
「オーダースーツの裏地として、PICFAのアート作品を使わせて欲しい!」と懇願。
そうして、今回のプロジェクトが始まったのです。
PICFAの取り組みをもっと世の中に伝えたい!
そんな私の思いに、長年の友人であり、グラフィックデザイナーでありながら、鉛筆画家としても世界を舞台に活躍するアーティスト・KABOが「私も手伝いたい!」と名乗りを上げてくれました。

PICFAの個性豊かなアート作品をもとに、KABOならではの遊び心とスタイリッシュさを加え、オーダースーツの裏地にふさわしいオリジナルデザインを何パターンもデザインしてくれました。
今回はその中から3種類に決め、裏地を制作する予定です。
KABOのデザインは本当にどれも素敵で、正直まだ絞りきれていません(笑)
全部裏地として制作したい!と思っています。が、予算がかかってしまうので今回は断念。
今後も定期的に新しいデザインをリリースしていこうと計画しています。
オーダースーツは、外見を整えるだけのものではありません。
“勝負服”と呼ばれるように、着る人の内側の自信を引き出す力があります。
そして、その中でも「裏地」は、自分の好きを詰め込める、たったひとつの自由な場所。
その裏地に、PICFAのアートを使うことで――
着る人は、自分らしくありながら、社会とつながれる。
描く人は、作品が評価され、収入になり、自信になる。
つまり、ファッションの力で、誰かの人生を変えることができるのです。
今回のプロジェクトを通じ、スーツをオーダーするビジネスパーソンたちにとって、着る社会貢献が当たり前となる未来を作っていきたいと考えています。
資金の使い道
主な費用の使用用途は、以下のとおりです。
・アートのライセンス費用
・裏地のデザイン・制作費用
・オーダースーツサンプル制
・広告費用
・支援者へのリターン・送料
PICFAのアーティストに正当な収入が還元される仕組みをつくります。
また、想いに共感してくれるテーラーを募集し、オーダースーツの裏地として使っていただき、裏地の販路拡大も目指します。

リターンについて

スケジュール
9月1日 クラウドファンディングスタート
9月中旬 裏地のデザイン決定、裏地制作スタート
10月上旬 裏地完成
10月20日 クラウドファンディング終了
11月上旬 リターン発送開始
スーツの裏地に込めたアートが、着る人と描く人、そして社会をつなぐ力になると信じています。
今回の裏地でスーツオーダーしてくださる方はもちろんのこと、この裏地を使ってオーダースーツを制作してくださるテーラーも募集しています。

1着のスーツから、未来は、世界は、変えられる。
私はそう強く信じています。
そんな未来をぜひ一緒に作りませんか?ご支援、応援、どうぞよろしくお願いします。
最新の活動報告
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2025/10/29 10:05【重要】ブラックキャップにご支援をいただいた方へのお願いです!こちらのミスにより、ご支援いただいた方のお名前とご住所などの登録ができていませんでした。大変お手数ですが、ご支援いただきました方はご連絡いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます! もっと見る
クラウドファンディング、無事達成しました!本当にありがとうございました!
2025/10/23 10:51このたび実施しておりましたクラウドファンディングが、目標金額150万円に対し、1,546,500円という形で無事に終了いたしました。ご支援くださった皆さま、そしてSNSなどで拡散や応援のメッセージをくださった皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。今回のプロジェクトは、「障がいのあるアーティストさんの作品をスーツの裏地として採用し、売上の一部を作家さんに還元する仕組みを作りたい。」——そんな想いから始まりました。スーツの裏地は、着る人だけだけが知る特別な場所。そこに、誰かの想いを、活動を、未来を応援するアートを宿せたら…そして、障がいのある方々の才能を社会にもっと自然に届けたい。そんな願いを込めての挑戦でした。皆さまからのご支援や温かいお言葉を通じて、この取り組みの意義を改めて感じることができました。そして何より、「共感の輪」が広がっていくことが、何より嬉しかったです。ここからは、いよいよスーツ裏地の制作・仕上げの段階に入ります。完成した作品や制作の様子は、今後の活動報告で随時お届けいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。皆さまからの応援が、このプロジェクトの大きな力になりました。本当にありがとうございました。今回のプロジェクトを通じ、スーツをオーダーするビジネスパーソンたちにとって、着る社会貢献が当たり前となる未来を作っていきたいと考えています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
150万円の目標を達成いたしました!
2025/10/18 16:33嬉しいご報告があります!先ほど、目標にしていました150万円を達成することができました。一昨日の朝の時点で、目標金額に対して約40%の状態でした。それがまさか、たった二日でここまでご支援が集まったのは、もう奇跡としか言いようがありません。私の想いに賛同していただき、応援してくださった皆様のおかげです。本当に、本当にありがとうございます。私が挑戦しているのは、「障がい者アート × オーダースーツ」障がいのある方々が描いたアートをスーツの裏地に取り入れ、売上の一部を作家さんへ還元するプロジェクトです。ただのファッションではなく、「誰かの想いを纏うスーツ」をつくりたい。ここまで走ってこられたのは、応援してくださった皆さんのおかげです。でも――まだ、クラファンは終わっていません。終了の【10月18日23:59】まで、この想いに賛同してくださる方は、ぜひ応援・シェア・ご支援を引き続き、よろしくお願いします!どんな形でも力になります。一緒に、想いを社会に届けましょう!心よりの感謝を込めて もっと見る














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