▼自己紹介
実行者の株式会社La Baratは、代表の飯塚隆志が2020年秋にハンガリーワインの輸入を始めたインポーターです。 ハンガリーはドナウの真珠と呼ばれる素晴らしい景観を誇るだけでなく、歴史と文化の豊かな国で、親日国でもあります。
そのハンガリーで有名なのは、世界三大貴腐ワインとして知られるトカイワインですが、ハンガリーはハチミツ大国としても知られ、日本で見られる海外産アカシアハチミツの多くがハンガリー産です。しかし、ハンガリーでは2023年ごろに25%を超えるインフレとなり、その後も5%ほどのインフレが続いています。2023年には食料品が前年同月で2倍前後も値上がりし、ハチミツ好きのハンガリー人にあってハチミツに手が届きにくくなっています。
今回ご紹介するのは、Nagy Balazs(ナギー・バラス)さんという3代目の養蜂家が広大なアカシア林で採蜜したアカシア純度のとても高いハチミツです。品質の高さは折り紙付きで、世界遺産の教会の土産物店にも置かれています。
透明度もすばらしく、雑味のないきれいな味わいにはリピーターが多いため、大量使用の方用商品を作ることにしました。既存の180g入りの小瓶より3割安になっています。お試し用に小瓶もリターンに設定していますが、ハチミツ好きの方はぜひ、1000g入り商品をお選びください。
今回のプロジェクトについては当然、Nagy Balazsさんの許諾を得ており、名称や画像掲載についても承諾してもらっています。
※ハチミツは1歳未満の乳児に与えないでください。
▼「このハチミツ、すごい。ぜひ輸入させてください」
「今年のアカシアのハチミツは、すごいですよ。純度95%らしいです」
2021年秋、友人のハンガリー人からそんな一報をもらいました。ハンガリーのハチミツはヨーロッパでも評価が高く、日本など多くの国に輸出されています。そのハンガリーで「すごい」と評価されるハチミツって、どんなだろうか。さっそく送ってもらったハチミツは水飴と見まがうほど透明でした。

純度95%は証明されなかったのですが、滑らかで雑味のないきれいな味わいは、食材を引き立てました。百貨店などを回っていくつものアカシアハチミツと比べてみましたが、透明度で負ける気はしませんでした。試食してもらったハチミツの専門家の評価も高く、雑味のないきれいな味わいは酸味のあるイチゴにもぴったり合い、輸入することにしました。
▼賞味期限問題から、日本で瓶詰めへ
最初に輸入したのは、Nagyさんに瓶詰めしてもらった250g入りのアカシアハチミツでした。税込み2600円で販売して人気だったのですが、賞味期限の問題に直面して格安販売を強いられました。このため、ドラム缶で輸入して日本で瓶詰めすることを決めました。賞味期限の発生起点は瓶詰めした日のため、ドラム缶で保管している限り、賞味期限問題を避けられるからです。
この辺りの経緯については、この1月に行ったマクアケのプロジェクトをご覧ください。
ちなみに、瓶詰などの作業は弊社のワインとハチミツを保管してもらっている福井県鯖江市のベルグマル株式会社が行っています。同社は瓶詰などを始める際に福井県の丹南保健所に営業届を提出し、衛生環境に配慮して瓶詰などを行っています。
▼マクアケで10個セットを12人が購入、1000gの商品も
今回のNagyさんのアカシアハチミツは昨年にドラム缶で輸入。250gに「多すぎ」との声もあったことから、180g入りの瓶で商品化しました。ハチミツ1gの単価は250g入りの時とほぼ同じ10円で、180g瓶は税別1800円。初売りは1月開始のマクアケでした。
結果は、とてもありがたいものでした。そして、驚きもありました。
支援者94人のうちなんと12人が12個セットを選ばれ、4個セットを購入された方もたくさんおられたからです。
もともと、百貨店での催事や自社ECサイトで販売するなか、ハチミツを毎日使う人と多く接してきました。その方々の多くは健康志向が強く、いいハチミツを選びたい気持ちを持たれています。
ただ、180グラム税別1800円のハチミツは「おいしいけれど、毎日食べるには少し高い」という印象を持たれがちです。このため、1000g入りの商品を作り、グラム単価を3割抑えることにしたのです。
ちなみに、マクアケでは「同じアカシアハチミツの1000g商品というだけでは新商品にならない」としてプロジェクトを立ち上げることができませんでした。
▼大容量1000gでハチミツ単価は3割安に
リターンのメインはもちろん、1000g入りのNagyさんのアカシアハチミツです。180グラム瓶の場合は税別1800円ですので、1グラム単価は税別10円です。1000グラム入り商品は希望小売価格が税別7000円ですので、1グラム単価が税別7円と180グラム瓶より3割安の設定です。

写真の左は180g入りの瓶、右が1000gの商品です。1000gはハチミツ専用容器ですので、とても使いやすいです。
▼リターンでは送料などを弊社負担、1本税込み8,100円
1000g商品の希望小売価格は税込み7,560円ですが、Nagyさんのハチミツを多くの方に味わっていただきたいため、送料などの上乗せは極力控え、1本ものリターンは税・送料込み8,100円、2本は税・送料込み15,200円と少しお安くし、3本は21,300円にしました。180g瓶は1つが税・送料込みで2,500円、2つが4,500円。小分け瓶が必要な方用の1000gと瓶のセットは10,000円です。

1000g容器の商品説明
・名称:はちみつ・原材料名:アカシア蜂蜜(ハンガリー)・内容量:1000g・賞味期限:2028年8月・保存方法:直射日光・高温多湿を避けて常温で保存してください。・原産国名;ハンガリー・販売者/株式会社La Barat(ラボラ)〒662-0811 兵庫県西宮市仁川町5-3-73・加工所:ベルグマル株式会社〒926-0022福井県鯖江市水落町10-33・一歳未満の乳児には与えないでください。・開封後は早めにお召し上がりください。
180g瓶の商品説明
・名称:はちみつ・原材料名:アカシア蜂蜜(ハンガリー)・内容量:180g・賞味期限:2027年10月・保存方法:直射日光・高温多湿を避けて常温で保存してください。・原産国名;ハンガリー・販売者/株式会社La Barat(ラボラ)〒662-0811 兵庫県西宮市仁川町5-3-73・加工所:ベルグマル株式会社〒926-0022福井県鯖江市水落町10-33・一歳未満の乳児には与えないでください。・開封後は早めにお召し上がりください。
▼1000gでいろんな無駄を排除
大容量にしたのは、大量使いする人にとって空瓶が邪魔になるうえ、瓶の内側に残ってしまうハチミツの無駄もごくわずかになるからです。今回選んだ容器はハチミツ専用ですので、胴部分に無駄な凹凸がなくハチミツが流れやすくなっています。
ハチミツは冷蔵庫に入れると結晶化して流れにくくなりますので、夏場であっても常温保存してください。ハチミツは腐りません。
▼冬場は少し結晶化。湯煎で元に戻れます
Nagyさんのアカシアハチミツは結晶化しにくいため、冬場でもほとんど結晶化しませんが、結晶化した場合は40度程度のお湯に長くつけてください。元に戻ります。容器をビニール袋に入れてお風呂に浮かべておけば、数時間で戻ります。※鍋に火をかける湯煎だと、つい熱しすぎてしまいますが、お風呂に浮かばせると熱しすぎの心配がありません。
▼ヨーグルトにもトーストにも。紅茶やチーズなども相性抜群です
Nagyさんのアカシアハチミツは、雑味のないきれいな味わいが特徴ですので、素材の味を邪魔しません。初めて口にした時は「水飴?」と思うほどです。その一方で、水分量が少ないためにハチミツの濃度が濃く、ハチミツのおいしさはしっかりしています。
一番のお勧めはヨーグルト。いつも食べているヨーグルトが劇的に変わるのではないかと思います。トーストや紅茶に入れるのOKですが、おすすめしたいのは、チーズです。ブルーチーズがお好きな方の場合はぜひ、ブルーチーズにかけてみてください。その濃厚な味わいと塩味がハチミツの甘さと素晴らしいマリアージュを奏でます。
そして、ワイン好きの方にはぜひ、このハチミツブルーチーズを甘口の貴腐ワインと合わせてみてください。世界三大貴腐ワインの1つ、ハンガリーのトカイワインは弊社の主力商品です。いろんなトカイワインがありますので、弊社ECサイトをご覧ください。
▼広大なアカシア林が純度の秘密
最初に輸入したアカシアハチミツの分析結果では純度95%は証明されませんでしたが、花粉率の高さで純度の高さは証明されました。ハンガリーの規格で「アカシアハチミツを名乗れる」基準、アカシアの花粉率15%のほぼ倍、29%であることがわかったのです。
アカシアハチミツの純度が高いと透明になるのは、アカシアのハチミツが透明なのに対し、他の花のハチミツはほとんどが黄色味を帯びているからです。アカシアハチミツの純度が高いため、透明度が高いのです。

この写真は、Nagyさんが住む町・パンノンハルマの中心部、世界文化遺産の大修道院がある高台からの眺めです。池の向こうに広がるのがNagyさんが採蜜する広大なアカシア林です。その広さはなんと東京ドームの10倍近い100エーカー(40.5ヘクタール)もあります。
▼Nagyさんの工夫でさらに高純度に
Nagyさんのアカシアハチミツの純度が高いのは、広大なアカシア林で採蜜しているためだけではありません。さまざまな工夫をしています。その1つが、アカシア以外の花が咲き始めたらミツバチの巣箱を閉じ、アカシアのハチミツ以外が混じるのを防いで、その純度の高さを保っていることです。濁りのない透明さはまさに、「アカシアの純度の高さ」の証です。

この写真の男性が、巣箱をチェックするNagyさんです。
▼代々続く養蜂家のこだわりは水分量
Nagy家がパンノンハルマで養蜂を始めたのは、Nagyさんの祖父の代からといいます。

この写真はNagyさん一家の少し前の写真です。3年近く前に訪問した際は長男が20歳に近づいていたので、今はもっと大きくなっており、長男はすでに養蜂家として日々Nagyさんの仕事を手伝っています。
そのNagyさんのこだわりは、水分量です。Nagyさんが先代から引き継いで本格的にハチミツづくりを始めたのが2001年。その経験からもっともよい水分量は「16~17%」と判断したそうです。17%を超えると水っぽさが感じられ、少なすぎると滑らかさがなくなるためといいます。

この写真はNagyさんのアカシアハチミツを初輸入する直前、2022年4月にNagyさん宅を訪ねた時のものです。アカシアハチミツ水分は16.8%でした。天然ハチミツに占める水分の割合は国際規格では20%以下とされていますので、大幅に水分が少ない。つまり、ハチミツの濃度が濃いといえます。
▼水増しの逆だから、濃厚でお得!

ちなみに、日本養蜂協会では22%以下でOKとしています。上記の数字は、初輸入した際のアカシアハチミツの現地分析結果です。水分量は16.4%ですので、現地で確認したものよりさらに低いです。
Nagyさんのハチミツの水分は、日本で天然ハチミツを名乗れる水分量の4分の3程度しかなく、その分だけハチミツ成分が濃いといえます。水増しの逆をしているのです。

自宅の庭に置いた巣箱をチェックするNagyさんです。この時、まだ十分に水分が飛んでいない状態のハチミツをなめさせてもらったのですが、水っぽさが感じられました。ちなみに、ミツバチが集めてきてすぐのハチミツは水分量が多いのです。ミツバチたちは巣箱に持ち込んだハチミツを4日間ほど自らの羽で風を送って水分を飛ばし続け、蜜ろうで蓋をします。
▼Nagyさんのハチミツは「完熟以上の完熟」
ただ、雨続きなどでミツバチがいら立っていると、十分に水分が飛ばされていなくてもさっさと蜜ろうで蓋をしてしまって十分に水分が飛んでいないことがあるといいます。日本では蜜ろうで蓋がされたハチミツを「完熟ハチミツ」と言っていますが、Nagyさんはミツバチの気分を察して巣箱をたたいたり、ハチミツをなめたりして、水分量を確認。最終的には先の写真のように計器でチェックして「16~17%」の水分量のハチミツを出荷しています。その意味で、Nagyさんのハチミツはもちろん「完熟ハチミツ」ですが、「完熟以上の完熟」と言えそうです。
▼もちろん非加熱の天然ハチミツ
世の中には水分を飛ばしたりするために加熱する「加熱ハチミツ」もありますが、もちろん、Nagyさんのハチミツは非加熱です。ただし、ハチミツの温度が低いと粘度が高まるため、異物をろ過する際に40度程度までは温めています。また、加糖などももちろんしていませんので、天然ハチミツです。

初輸入時のアカシアハチミツの糖度は上記の表の通り83.4グラムでした。日本では80グラム以上あれば「天然ハチミツ」として十分な糖度とされていますが、その糖度を大幅に超えています。天然ハチミツですので、もちろん特定原材料は入っていません。
ぜひ、安心してご賞味ください。
▼ハンガリーのインフレ
ハンガリーでは2023年前後に強烈なインフレが起こりました。結果、パンなどの食料品が前年同月比で2倍前後に上昇し、多くの人が買い控えをしました。結果、ハンガリー人が大好きなハチミツにも買い控えが起こり、2023年秋に訪ねた際は、ハチミツの商品棚が非常に乱れていたほどです。
Nagyさんのハチミツは世界遺産の教会土産物店でも置かれているほどですので、得意先はありますが、息子さん3人も養蜂家を目指しているだけに、売り先が日本にもあるのはとてもいいことだと言います。
ぜひ、Nagyさんのハチミツを買っていただき、ご支援いただけたらと思います。
▼Nagy Balazsさんのご紹介
Nagy Balazsさんはハンガリー・パンノンハルマの代々続く養蜂家で、Nagyさん本人は2001年から養蜂を始め、3人の男の子も養蜂家を目指しています。長男はすでに成人になっており、Nagyさんは妻子とともにさまざまなハチミツなどを作っています。また、ハチミツを発酵させたハチミツ酒の原料も提供しており、自社サイトで販売しています。
▼ベルグマル株式会社の紹介
ベルグマル株式会社は、株式会社La Baratがワインやハチミツを保管、発送作業を委託している福井県鯖江市の会社です。ハチミツの瓶詰などに際し,福井県の丹南保健所に営業届を提出しており、衛生環境に配慮して瓶詰などを行っています。
▼株式会社La Baratの紹介
株式会社La Barat(ラボラ)は、2020年秋に初めてハンガリーワインを輸入したインポーターです。代表取締役の飯塚隆志は元産経新聞記者で、希望退職直前に飲んだトカイワインの美味しさに衝撃を受けました。退職直後に訪ねたハンガリーでは、トカイワインの産地・トカイも訪問。ブダペストでは、ワインショップのオーナーであり、ワイナリーのオーナーでもあるKiss Szilardさんと出会い、輸出OKの快諾を得て、輸入事業を始めました。ワインの輸入を続ける中で出会ったのがNagyさんのアカシアハチミツ。Nagyさんはアカシア以外にもいろんなハチミツを作っていますので、それらの素晴らしいハチミツも紹介していきたいと思っています。
最新の活動報告
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2025/09/24 15:01こんにちは。この度はご支援いただき、ありがとうございました。今日24日夕発送ですので、はやければ明日午前にお届けできると思います。よろしくお願い致します。気に入っていただければ、弊社ストアーズのECサイトでも販売することになりますので、リピートしていただければ幸いです。https://labarat.stores.jp/ もっと見るご支援、ありがとうございます。目標の半分達成です!
2025/09/17 13:07こんにちは。さきほどご支援をいただき、目標の半分の5万円を超えることができました。ありがとうございます。まだ、数日ありますので、ご検討中の方はこの機会にぜひお試しください。きれいな味わいのNagyさんのアカシアハチミツ、とても美味しいです。よろしくお願い致します。 もっと見る3人目のご支援者で初の2個セット! 3個セットはよりお得です
2025/09/11 14:12こんにちは。さきほど3人目の支援者においでいただきました。今回は2個セットへの支援です。リターンの価格は送料などの関係から1個より2個セット、2個セットより3個セットの方がお得になっています。ご検討中の方がおられましたら、ぜひ3個セットにもご支援ください。まだ暑い時期が続きますが、3カ月もすれば寒くなり、かぜをひきやすい季節になります。ハチミツ、とくにNagyさんのアカシアハチミツは天然の濃厚な、そして、アカシア純度のとても高いハチミツになっていますので、喉にもとてもいいと思っています。ヨーグルト好きの方にはハチミツヨーグルトがぴったりですが、ハチミツをそのままなめるのも乙なもの。そして、喉にもばっちりです。暑い時期の今こそ!?、寒さ対策にハチミツを~よろしくお願い致します。 もっと見る








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