自己紹介・経験談
はじめまして。私は放射線技師として10年以上、医療現場に立ってきました。日々、患者さんの命に直接関わる検査を担当しながら、新人や若手医療従事者への指導も行ってきました。その経験の中で、ひとつ大きな課題を強く感じています。それは、「エコー技術の習得環境が極端に限られている」ということです。
新人技師や若手医師の多くは、学会や院内研修でエコーの基本を学びます。しかし、実技の時間は非常に短く、数時間程度で終わってしまうことがほとんどです。そのため、実際に現場で任されても自信を持って操作できない、あるいは正確な診断ができないことが起きています。
私自身も、新人指導の際に「もっと効率よく、実践に直結した教育を提供したい」と何度も思いました。現場では以下の課題が日常的に発生しています。
先輩技師や医師が忙しく、十分な指導時間が確保できない
学会講習は倍率が高く、希望しても受講できない
自宅学習やオンライン学習だけでは、手技の感覚が身につかない
これらの経験から、「少人数で実技中心、部位別に集中して学べる教室」を全国に届けることの重要性を強く感じました。
プロジェクト背景・必要性
エコーは超音波を用いた非侵襲の検査であり、医療現場では欠かせない技術です。しかし、日本国内の医療従事者に対する教育機会は十分ではありません。大学や研修病院での平均指導時間は数時間程度で、実務に直結するスキルは独学で補うしかない場合がほとんどです。
部位別に専門性を高める必要があります。心エコーと腹部エコーでは操作方法も読影も大きく異なります。一度に全てを学ぼうとすると効率が悪く、習得が遅れてしまいます。
全国規模で見ても、エコー実技教室は非常に少なく、存在する場合も学会や病院内の限定的な枠に限られます。つまり、民間で実技特化の教室を提供することで、全国の医療従事者に希少かつ価値の高い教育機会を生み出せます。
プロジェクト内容の詳細
1. 全国巡回型講習
固定拠点は持たず、全国各地で講習を開催します。主要都市(東京、大阪、福岡)を中心に、希望があれば地方でも出張開催可能です。これにより、会場費・家賃を最小限に抑えつつ、全国から集客できます。
2. 1日1部位集中ハンズオン
各講習は「部位別」に特化し、少人数制で実施します。
例:
心エコー集中コース(1日)
腹部エコー集中コース(1日)
乳腺・甲状腺エコー集中コース(1日)
受講者一人ひとりが装置を操作する時間を確保でき、オンラインでの事前学習・復習動画も提供します。
3. エコー指導スタッフの雇用
講習を支えるため、経験豊富な医療従事者をアルバイト1名で雇用します(月20万円×6か月=120万円)。少人数制でも十分に指導でき、受講者の理解度・技術定着率を高めます。
4. フランチャイズ化構想
将来的には、同じ理念を持つ医療従事者にノウハウを提供し、全国フランチャイズ化を目指します。本部で教材やマニュアルを提供し、加盟者は自分の地域で講習を実施。全国規模で医療従事者のスキル向上に貢献できます。
資金使途の詳細(総額917万円)
巡回用車両購入(中古) 150万円 全国巡回の移動用車両
中古エコー機器購入・レンタル 75万円 講習用装置
運営スタッフ生活費(2名×15万×6ヶ月) 180万円 講習運営スタッフの生活費
エコー指導アルバイト費(1名×20万×6ヶ月) 120万円 少人数制講習を支える指導者費用
教材・画像データ制作費 20万円 PDF・動画・オンライン教材制作
広告・広報費 20万円 SNS・医療系コミュニティでの告知
サイト作成費(予約機能付き) 150万円
CAMPFIRE手数料22% 202万円
スケジュール
2025年9月:巡回車両購入・教材制作・アルバイト指導スタッフ確保
2025年10月:全国巡回講習スタート(東京・大阪・福岡など)
2026年〜:フランチャイズ展開開始
社会的意義・未来展望
全国の医療従事者が実技を短期間で習得できる環境を提供
フランチャイズ化で地域間格差を縮小
教育機会不足による医療の質低下を防止
若手医療従事者が自信を持って現場で活躍できる体制を構築
Q&A(よくある質問)
Q1:なぜ巡回型なのですか?
A1:固定拠点はコストが高く、全国から集客するには非効率です。巡回型なら、必要な都市に必要なタイミングで講習を届けられます。
Q2:指導スタッフは必要ですか?
A2:はい。アルバイト1名で少人数制でも受講者一人ひとりに十分な指導時間を確保できます。
Q3:他社との差別化は?
A3:部位別集中ハンズオン+少人数制+オンライン補助+巡回型という複合型教育はほぼ唯一です。
Q4:感染対策は?
A4:換気、消毒、マスク、手指衛生を徹底し、最小人数制で実施します。
確認事項
本プロジェクトを利用して、プロジェクトオーナーと第三者(支援者を含む)との間の雇用関係を成立させることはございません。
また、プロジェクトオーナー以外の第三者(支援者を含む)が当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。
最後に
私は医療現場で日々患者さんと向き合い、同時に新人指導に携わってきました。その経験を活かし、「全国の医療従事者が実践的スキルを短期間で習得できる場」を提供します。このプロジェクトは単なるスクールではなく、医療従事者の即戦力化=医療の質向上を目的としています。
あなたの支援が、1人の医療従事者のスキルを変え、その先の患者さんの命を救う力になります。ぜひ一緒に、このエコー教室を全国に広げてください。




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