セカンドゴール50万円を開始3日で達成!
(12/3追記)皆様の温かいご支援のおかげで、本プロジェクトのセカンドゴールである、50万円を突破することができました!
このスペードでの達成、我々も大変驚いております。。
皆様の大きなご期待の大きさを肌でひしひしと感じております。
次はサードゴールとして、70万円を目指します!
最終目標の100万円まで半分を切りました!
引き続きのご支援・拡散のご協力をよろしくお願いいたします!
株式会社Lifexia GrowSpiral事業部(通称:グロスパ)です!
「働く価値がきちんと届く社会」
をつくりたい、京都府福知山市の大学生チームです。

ある日のこと、
私たちは学生として、
福知山公立大学 北近畿地域連携機構が主催する「北近畿コラボスペース交流会」に参加しました。
そこには、地域で活動するさまざまな事業者さんが集まっており、
その中で、B型就労所の方とディスカッションさせていただく機会がありました。
そのとき、何気なく語られた一言。

この一言が、今も私たちの頭から離れません。
このとき初めて、
就労所で働く人たちの工賃(お給料)が、生活の安定にはまだ程遠い水準にあることを知りました。
基礎データ令和4年度の全国平均:243円/時
※厚生労働省の公式資料に明記。
就労所のカフェを訪れると、アイスやパンはどれも「想像を超えるおいしさ」。

生産現場では、作業は一つひとつ丁寧に進められ、衛生管理も徹底されています。
さらにスタッフの接客や心配りからも、質の高いサービスを大切にされていることが伝わってきました。
それなのに、

その現実に 強い違和感 を覚えました。

―― その想いから、この オリーブフィナンシェプロジェクト が始まりました。

障がいがある方にお話を伺ったとき、

という言葉が心に残りました。
私たちはアルバイトの帰りにコンビニでスイーツを買うこともありますが、
時給200円台の現実では、それはまだ“夢”のまま。
私たちは、この課題は個人の能力や努力の問題ではなく、社会の仕組みの側にあると考えています。
どれだけ丁寧に作っても、
適正な報酬で評価されにくい現状を変えない限り、努力が報われる循環は生まれません。
だからこそ、
私たちは「おいしさ」を入り口に、「価値の再発見」ができる仕組みをつくろうと決意しました。
これは、福祉と仕事のあいだにある課題を、「おいしい」を通じて伝え、解決を目指す挑戦です。
私たちはこう考えました。

“おいしい”を通じて、誰かの小さな夢をそっと後押しできる。
このプロジェクトには、そんな「優しい循環」を生み出したいという大きな夢があります。
第二回試作品
同地域のB型就労所である、あまづキッチンさんとタッグを組み、
学生の感性を活かして開発した、上質×エシカルな “ご褒美フィナンシェ”をお届けします。

“おいしい”をエンジンに、工賃アップの原資を継続的に生み出すことを目指しています。
その第一歩に、ぜひ皆さまも一緒に参加していただけないでしょうか。


🌾 国産素材へのこだわり

あまづキッチンのカフェでは、パンやレストランメニューを含め、
すべての商品に国産素材を選んでいます。
それは、安全・安心に召し上がっていただきたい、そして気持ちよく利用していただきたいという想いからです。
このオリーブフィナンシェにも、小麦粉やバターなどの材料にすべて国産素材を使用しています。
「おいしい」と感じてもらうことはもちろん、“安心して食べられる豊かさ”を届けたい。
そのこだわりが、このフィナンシェにも込められています。
🫒 オリーブへのこだわり

♻️ オリーブオイルの副産物を、新しい価値へ。
実は、オリーブオイルを絞るときに出る9割の資源 が、そのまま捨てられてしまっている現状があります。

「この豊かな香りと栄養を、何かに生かせないだろうか?」
そんな疑問から、このプロジェクトは“エシカルな挑戦”にも踏み出しました。
私たちは、これまで活用されてこなかった「地域資源」をお菓子の素材として再活用することで、
廃棄を減らし、地域資源の循環を生み出す仕組みを目指しています。
おいしさを楽しみながら、環境にもやさしい選択を。
それが、私たちのオリーブフィナンシェに込めたもうひとつの想いです。
🥄 シェフからの味のサポート
本プロジェクトでは、
味・食感・原材料のバランスを徹底的に検証しました。
完成度をさらに高めるため、地域素材にこだわったパティスリー&カフェのパティシエの監修を受け、
手土産やご褒美でも満足いただける品質に仕上げています。

私たちは、B型就労の現場に通う中で、
がんばっても工賃がなかなか上がらない現実を目の当たりにしました。
ヒアリングで出会ったのは、丁寧に仕事をする“働く人”たち。

それでも平均工賃は全国で 243円/時(R4)という数字。
―― このギャップに強い違和感を覚えました。

そう考え、
日常に取り入れやすく、誰かに “贈りたくなる” ご褒美フィナンシェ の販売に挑戦することにしました。

雇用をしているわけではなく、時給を変えることができる立場にない我々学生は、
彼らに”実質的な”時給アップを提供する仕組みを考えました。

”おいしい”と感じるたびに、工賃アップの原資が積み上がり、
どれだけ実質的な時給に反映されたかを数字で見える化してご報告いたします。
一歩ずつでも、確実に。
おいしさで背中を押せる仕組みを、私たち大学生の手で育てていきます。

「本当に工賃が上がる仕組みなの?」
ここがプロジェクトの肝であり、何より悩み考えるべきポイントです。
現段階での私たちの答えは、

という仕組みです。
月次レポートで「販売数 → 原資積立額 → 平均時給の推移」を公開し、
”おいしい”をエンジンに、社会を少しずつ変える様子を「見える化」します。

月次レポートの一例として、下記のような計算式になります。



つまり、”おいしい”と感じていただけるごとに、
その積み重ねが就労者のボーナスにつながっていきます。

私たちは「熱意だけで突き進む」のではなく、
社会性とビジネス性の両立を常に意識しながら準備を進めてきました。
大学生チームによる検討(7月〜)

経営や情報を学ぶ学生がマーケティング手法や生成AIを駆使し、
「どんな商品なら購入者の日常に自然と溶け込み、持続的に選ばれるのか」を分析。
就労所の利用者や従業員へのインタビュー(8月~)

インタビューを通して、現場で働く方々からリアルな声や夢をたくさん伺いました。
「仕事を楽しみたい」「自分の手で誰かを笑顔にしたい」
―― そんな想いの裏には、まだ十分に知られていない課題も見えてきました。
私たちは、それらの声をきっかけに、
これまで見過ごされてきた福祉と仕事の間にある課題を“おいしい”を通して伝えたいと考えています。
そして、「どんな方法や仕組みなら、現場に本当に還元できるのか?」を、
学生として、地域の方々と一緒に考え続けていきます。
試作と検証(9月〜)

「社会的意義があるだけじゃなく、本当に“おいしい”と思ってもらえるものをつくりたい。」
この想いを形にするため、私たちは何度も試作と検証を重ねました。
素材の配合量を0.1g単位で調整し、香りの立ち方や生地のしっとり感を比較しました。「量が多すぎると苦味が出てしまい、少なすぎると個性がぼやけてしまう」
理想のバランスを見つけるまで、十数回の試作を行いました。
さらに、就労支援施設の方々と一緒に製造工程の負担や作業効率も検証。
「無理なく作れて、品質も安定する」ラインを見つけるまで、
現場の方々と何度も話し合いながら改良を続けました。
これからさらに地元の方々にも試食を通した意見をいただきながら、
理想の味を追求していきます。
試食会(10月〜12月)【随時更新予定】生地の焼き加減やオリーブの香り立ちを何度も確かめながら、
小規模な試食会を重ねて、少しずつ風味や食感を調整してきました。ときには、
「もう少し香りを残したほうが余韻があるかも」「食感はこの焼き時間が一番しっとりしているね」
といった意見を出し合いながら、一歩ずつ完成形に近づいています。
福知山市で行われた、「第17回福知山産業フェア」に出店した際には、ご来場いただいた多くの方に試作品をご試食いただき、
「とても美味しいね」「もう売っているの?」
というような、ありがたいお言葉をいただくことができました。
メニュー完成
地域のパティシエの方にもご協力いただき、
客観的に品質検証をしています。
プロの視点からアドバイスをいただくことで、
「これなら自信を持ってお届けできる」と言える完成度に仕上げ、
皆さまのお手元にお届けします。
「障がいのある方が生産したものは、その価値が気づかれにくい」
―― そんな見られ方をされてしまうことがあります。
でもそれは、作り手の努力や品質の問題ではなく、
“社会の仕組みの側”に原因があると私たちは考えています。
どれだけ丁寧に作っても、適正な価格で評価されにくい。
その構造を変えない限り、努力が報われる循環は生まれません。
だからこそ私たちは、「おいしさ」を入口に、“価値の再発見”ができる仕組みをつくりたいと思いました。

従来の医学モデルが

「問題は個人にあり、治療や訓練で改善すべき」と捉えるのに対し、
私たちの社会モデルは

「問題は社会の構造にあり、社会が変わるべきだ」と考えます。
だからこそ、固定観念にとらわれない新しい仕組みづくりに挑戦します。
個人を変えるのではなく、
働き方・流通・情報の届け方といった社会側の設計を見直し、
誰もが力を発揮できる環境をつくります。
そこで、このクラウドファンディングでは、次の2つの実現を目指します。


私たちがこの仕組みを採用したのは、
「買って終わり」ではなく、「買い続けたくなる理由」をつくりたいからです。
ただおいしいだけでなく、
その一つひとつの購入が誰かの賃金向上(工賃アップ)につながっている。
支援者の方にもそう実感していただける仕組みを目指しました。
売上の一部をインパクト還元として製造現場に届け、
「買うことが社会を少し良くする」という体験を、目に見える形で共有していきます。
“おいしい”の先に、人と社会がつながる
―― そんな小さな循環を、ここから広げていきたいと思います。

あまづキッチン

あまづキッチンは、京都府福知山市上天津に位置する、
就労継続支援B型の拠点として運営するカフェ&ベーカリーです。
国内の原材料を選び、過剰包装を避けるシンプルな設計で、
つくる人にも受け取る人にもやさしい商品づくりを続けています。
今回のクラウドファンディングには協賛企業として参加していただいております。
私たちの想いに共感し、日々の仕事と商品を通じてプロジェクトを応援してくださいます。
MAEDA OLIVE FARM

MAEDA OLIVE FARMは、天橋立近くの丘で耕作放棄地を磨き直し、
オリーブの栽培・加工・体験を一体で進める農園です。
一本の木に愛着を持てる「My Olive」オーナー制度や、
植樹・収穫体験、畑での学びの場づくりを通じて、観光と暮らしをつなぐ循環を創出しています。
オリーブ由来のチョコレートやティーなどの商品も展開し、
宮津の風土とともに“続いていく産業”を目指しています。
また、今回のプロジェクトに賛同いただき、フィナンシェの試作をする際の原料となる、
オリーブオイルの残渣物を無償で提供してくださりました。
アグリサーキュラーデザイン

アグリサーキュラーデザインは、地域と連携しながら“新たな価値創造”に挑む学生プロジェクトです。
地域で発生する規格外野菜や廃棄ロスを活用し、商品開発やメニュー開発を通して、生産者の思いを形にし「捨てられてしまうもの」を「地域の魅力ある資源」へと生まれ変わらせるために活動しています。
生産者や企業、自治体と協働しながら、環境にも人にもやさしい循環の仕組みを構築し、次世代へとつながる持続可能な地域社会の実現を目指しています。
本プロジェクトでは、我々GrowSpiralのメンバーとともに、商品の企画の段階から協働いただいています。
Lifexia

Lifexiaは、学生との協働で“価値の再定義”に挑むスキンケア&食品メーカーです。
敏感肌向け製品開発の技術を根幹に、産学連携と地域素材の活用を進め、
「もったいない」を価値あるものへ。
自然由来の成分にこだわり、肌にも地域にもやさしい商品を企画・製造・販売しています。
次世代と地域をつなぐ循環型のものづくりを実現します。
本ブランドのオーナーとなり私たちの想いを形にすることを後押ししてくださっています。

このクラウドファンディングは、起業に必要な知識・スキルを修得する「NEXT産業創造プログラム」の一環の取り組みとなります。本プログラムは福知山市からの委託事業として福知山公立大学が実施しています。
皆さまのご協力に、心より感謝を申し上げます。

最新の活動報告
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チーム紹介②です!!
2025/12/05 12:00みなさま、こんにちは!寒い日が続いていますが、みなさんの温かい応援のおかげで、私たちの心はとてもぽかぽかです。いつも本当にありがとうございます。今回は、オリーブフィナンシェプロジェクト【クラファンチーム】の紹介をします!私たちは、現在実施しているこのクラウドファンディングのページ作成をメインに担当しています。ページの構成からリターン品のアイデア出しまで、すべてゼロから作り上げてきました。「どうすればたくさんの人に見てもらえるか」「読みたいと思ってもらえるか」「支援したいと思ってもらえるか」を考えながら進める中で、悩むことも多く、試行錯誤の連続でした。伝えたいことはたくさんあるけれど、全部詰め込むと長くなりすぎてしまう…。そこで、「ここは図の方が分かりやすいかも?」「画像、もう少し増やした方がよさそう!」など、意見を出し合いながら、何度も修正を重ねて完成へと近づけていきました。また、デザインや画像一つひとつにもこだわって作成しています。この活動を通して、「伝えることの難しさ」と同時に、「言葉や見せ方ひとつで人の心を動かせる」ということを学びました。そして、私たちが作り上げてきたこのクラウドファンディングページや取り組みをきっかけに、実際に興味を持って支援してくださる方がたくさんいることを、本当に嬉しく、ありがたく思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今後の活動報告もぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです!引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る
人権週間が始まりました!
2025/12/04 12:00本日12月4日から12月10日まで人権週間です。いじめ・虐待・差別など様々な人権問題があります。私たちひとりひとりができることは身近な問題にまず「気づき」、その問題について自分のこととして「考える」。難しく聞こえますが、まずは少し調べてみる・話してみるだけでも問題ありません。人権尊重のためのその小さな一歩を踏み出すことが重要です!さて今回は、オリーブフィナンシェプロジェクトの営業チームを紹介します!私たちは何をしているのかと言うと、福知山市を中心とした地域のお店・施設などに私たちのプロジェクトについて書かれたチラシを置いていただけないかとお話させていただいてます。そして、現在はありがたいことに56店舗にチラシを置いていただいてます!インスタグラムで一部店舗を紹介しておりますので、良ければそちらもご覧ください!「チラシを置いてもらう」というのは単純なことのようにみえて意外と簡単ではありません。営業時間にお邪魔することもあり、限られた時間でどう伝え、理解していただくか、学生として学ぶことが沢山ありました。その中でも多くの店舗・施設にチラシを置いていただけたのは心優しい地域の方の協力があってこそです。ありがとうございます!「チラシを置くだけで効果あるの?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、色んなお店で私たちのプロジェクトのチラシを見ると「あれ?ここにもある!」と少し気になりますよね。私たちはそんなきっかけづくりをするために営業しています。このプロジェクトをより多くの人に知ってもらい、フィナンシェを届けるために「福知山市をまきこんでプロジェクトを盛り上げたい!」という想いを持って営業チームは活動しています!もしかしたら、あなたの知ってるお店にも私たちのチラシがあるかもしれません。ぜひ、探してみてください! もっと見る
開始3日目でNEXTゴール50万円達成!本当にありがとうございます!
2025/12/03 16:21プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。開始からわずか3日で、本プロジェクトはNEXTゴールである50万円を達成することができました!「学生が挑戦する地方発のプロジェクト」に温かい応援の声が届くたび、メンバー一同、大きな励みになっております。本当にありがとうございます。しかし、私たちの挑戦はまだ折り返し地点。最終目標は100万円です。今回の達成はゴールではなく、ここから先の“追い風”だと思っています。より多くの方に私たちの想いを届けられるよう、次はNEXTゴールである70万円に向け全力で取り組んでまいります。もし応援してくださる方、あるいは「こんな学生が挑戦してるよ!」と拡散にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、引き続き力をお貸しいただけますと幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします! もっと見る









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