「世代と抹茶をつなぐ一人者になる」という想いで宇治の抹茶畑を再建します

京都府南部の山城多賀で長年続いた抹茶畑が耕作放棄の危機に直面したことをきっかけに、私たちは荒れた茶畑を再建する挑戦を始めました。失われつつある地域の伝統や文化を守り、「世代と抹茶をつなぐ一人者になる」という想いを胸に若手、そして世界に抹茶を届けます。

現在の支援総額

0

0%

目標金額は1,000,000円

支援者数

0

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/13に募集を開始し、 2025/11/28に募集を終了しました

「世代と抹茶をつなぐ一人者になる」という想いで宇治の抹茶畑を再建します

現在の支援総額

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目標金額1,000,000

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このプロジェクトは、2025/09/13に募集を開始し、 2025/11/28に募集を終了しました

京都府南部の山城多賀で長年続いた抹茶畑が耕作放棄の危機に直面したことをきっかけに、私たちは荒れた茶畑を再建する挑戦を始めました。失われつつある地域の伝統や文化を守り、「世代と抹茶をつなぐ一人者になる」という想いを胸に若手、そして世界に抹茶を届けます。

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|自己紹介


初めまして、八木農園の山田(左)と極本(右)です。

私たちは元IT会社員の仲間たち4名で構成された小さなチームです。

周りからは「え!農業やっているの!」と驚かれることが多いですが、

現在、宇治抹茶の生産地として有名な京都府南部の山城多賀で抹茶の栽培に挑戦しています。

私たちの目標は

「世代と抹茶をつなぐ一人者になること」

抹茶を未来へ受け継ぎ、地域の農業を次世代に残していきたいと考えています。

|抹茶と出会ったきっかけ

私たちはもともと、国内の抹茶を海外へ卸売りする事業を進めていました。

世界中で抹茶が人気を集める一方で、現地では手に入れるのが難しく、希少な存在になっていました。

そうした中で日本の茶畑の現状を知り、

「抹茶を自ら育て、未来へつなげたい」

という思いが強くなりました。

山城多賀の土地は水質が良く、フルーツや米などの農作物が育ちやすい環境です。

私たちの活動を知った地域の皆さんのご厚意により、農地をお借りすることができました。

その茶農家さんは約1年前に栽培をやめ、茶畑は耕作放棄地となっていました。

荒れてしまったその姿を見たとき、私たちは強く思いました。

「地域に受け継がれてきた抹茶の灯を、ここで絶やすわけにはいかない。」

だからこそ、私たちは茶畑を再建し、抹茶を育てることを決意しました。

最初は茶葉を刈る機械のエンジンのかけ方すらわからず、作業中でエンジンが何度も止まったりと失敗の連続でした。

しかし地域の方々が「こうしたらええよ」「これ使ってみたら」と声をかけてくださり、私たちは支えられながら挑戦を続けています。

この挑戦は、単なる農業ではなく、

「地域の伝統を私たちの手で守り、未来へとつなぐ挑戦」です。

|課題・問題

私たちが取り組む中で痛感したのは、農業が抱える深刻な課題です。


農家の減少と農地の空洞化

京都府では、この10年で農家が3割以上減少しました。

山城多賀でも同じように農家が減り続けています。

農地自体は残っていますが、それを守れる農家が減り続けており、

美しい茶畑が荒れていく未来が迫っています。


後継者不足


現在、農業を支えているのは70代以上が中心。

若い世代(20〜39歳)はわずか4%しかおらず、

40〜50代の中堅世代も少なく、"世代の空白"が広がっています。

さらに深刻なのは、農業に新しく飛び込む人のハードルが非常に高いということです。

農業を始めたいと思っても、初期費用は数百万円単位でかかり、収入が安定するまで数年かかります。

結果として若者が農業に参入するチャンスは限られ、経験やノウハウを引き継ぐ機会も失われています。


このままでは伝統の農業が消えてしまうかもしれません。

だからこそ、私たちは若者として農業を担い、

「次の世代につなぐ存在」

になりたいと考えています。


|私たちのビジョン


私たちは、「有機栽培による抹茶づくり」に取り組んでいます。

昔ながらの栽培方法を大切にしながらも、

現代の技術を取り入れて効率化と持続可能性を両立します。

  • ・ドローンによる肥料散布

  • ・黒幕の自動開閉による省力化

こうした取り組みにより、人力作業を減らし、農地の再建・拡大に力を注ぎます。

そうしてできた「ホンモノの抹茶」を、地域や日本だけでなく、世界の人々に届けたいと考えています。

つまり私たちのビジョンは、

「農業を守る」だけでなく「文化をつなぐ」「人をつなぐ」「未来をつくる」 こと。

この挑戦が、地域にとっても支援してくださる皆さまにとっても、誇りとなる存在を目指しています。

そして将来的には、栽培から加工・販売まで一貫して行い、

「山城多賀発の抹茶ブランド」を確立することを目指します。


|クラウドファンディングの目的


現在、私たちは東京ドームほどの広さの茶畑を4人で管理しています。

猛暑の中で荒れた畑を伐採し、老朽化した機械を修理しながら作業を進めてきました。

しかし、

・人手不足

・機械の老朽化

・作業スケジュールの逼迫

という課題が重なり、このままでは来年の収穫に間に合わない状況です。

そこで今回のクラウドファンディングに挑戦し、以下の資金を集めたいと考えています。

活用内容

・茶刈り機(二人用作業機:約20万円)

・軽トラック(約50万円)

・茶葉の品質を守る貯蔵庫(約30万円)

・農作業を担う人件費(約100万円)

実際に必要な総額は 200万円 です。

しかし、まずは100万円を目標金額に設定しました。

100万円が集まれば、最低限の機械や整備を行い、畑を再建するスタートラインに立つことができます。

さらに理想としては300万円の達成を目指しています。

この場合、現在縮小しつつある茶畑の拡大にも挑戦することができ、より多くの農地を未来につなげることができます。

現在、山城多賀で茶農家として活動しているのはわずか4名。

年々減少しており、このままでは地域の茶畑や伝統文化が失われかねません。

だからこそ、私たちの力で地域の茶畑を守り、山城多賀の未来につなげたいのです。

つまり、

100万円は達成したい「スタートライン」

200万円は必要資金としての「活動の基盤」

300万円は未来の農地拡大まで見据えた「未来への拡大」です。

皆さまと力を合わせて、この挑戦をより大きな一歩へと育てていきたいと思っています。

これらを整えることで来年の

「畑の再建 → 来年の宇治抹茶初収穫 → 商品化 → ブランド化」

という道筋を確かなものにしていきます。


|リターンについて

ご支援いただいた皆さまには、

「皆さまと一緒に育てた抹茶」をお届けします。

収穫は来年6月頃を予定しています。

ぜひ楽しみにお待ちいただければ幸いです。


|最後に

私たちの挑戦は、単なる茶畑の再建ではありません。

「地域の伝統を守り、次の世代へとつなぐため」の挑戦です。

数年後、この抹茶を手にした若者が「自分も農業をやってみたい」と思えるような未来をつくりたい。

皆さまのご支援は、未来の農業を共につくる大きな力となります。

どうか、私たちの挑戦に力を貸してください。


八木農園

極本 峰弘
山田 澪

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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