
2025年6月。「自分たちで飛行機を作りたい」というたった一つの夢だけを持って、全国20校・海外からの高校生が集まりました。
私たちSOARAは、鳥人間コンテスト史上初の高校生有志チームです。
部活でも、学校の授業でもない。夢だけで集まった29名が、0から人力飛行機を設計・製作しています。
2026年7月25日。その夢を、琵琶湖の空で実現します。

▲ 書類審査通過時の様子(2026年3月18日)

SOARAとは、史上初の高校生有志による鳥人間チームです。
厳しい審査を潜り抜け2026鳥人間コンテスト出場が決定しました。
大会では、200m飛行するという高校生新記録を作ることを目指しています。
メンバーは東京・山口・大阪・テキサス・ニューヨークと、多様なバックグラウンドを持ち、それぞれの専門性や強みを活かして活動しています。下の写真から、これまでの取り組みが結集してきた様子を感じていただければうれしいです。設計・製作・マネジメント・マーケティングと、全員が本気でそれぞれの役割を担う、本物のチームです。

▲ メンバーたち
鳥人間コンテストにおけるパイロットは申込時点で18歳以上でなければならないという規定がありますが、私たちSOARAにその条件を満たすメンバーはいませんでした。
そこで、広くパイロットを知り合いずてに募集したものの、簡単に見つかるものではありませんでした。
そこに颯爽と現れたのが服部裕斗です。
高校生の頃、ロボットコンテストの世界大会FRCに出場するため徳島初の高校生NPO団体を結成した経験をもつ服部。
知り合いの起業家からSOARAがパイロットを募集していることを聞くと、
「同じように頑張っている高校生たちを助けたい」
と、すぐ名乗り出てくれました。
パラグライダー愛好家の父の影響で多少の経験を持ち、
高校生時代のプロジェクトリーダーとしての経験も持つ服部は、
パイロットとしてこの上ないなけでなく、メンターとしてもSOARAに欠かせない存在です。
名古屋居住ながら、重要な局面では飛行機で東京に駆けつけてくれます。
「今後のテストフライトや乗り込み練習では週3でも通う覚悟」
という服部は頼もしいこと限りありません。
服部がいなければこのプロジェクトは成り立っていなかったでしょう。

活動初期、ある方にこのようなことを言われました。
「鳥人間って、大学生がみんなやっているあれですよね。
なんでわざわざ高校生がやる必要があるんですか。ちょっと待てばできるじゃないですか」
私たちは、その言葉を受けて何も返せませんでした。
その時はただ飛行機を作りたいという夢だけしかなかったからです。
しかし、活動を続けていくにつれ、その問いへの答えを見つけることができました。
私たちが活動するワケは、大きく2つ。

代表の入山が鳥人間コンテストと出会ったのは中学3年の頃でした。
そのときは、大空を舞う鳥人間たちの姿に憧れながらも、自分たちが機体を作り上げ大会に参加する姿は全く想像できませんでした。せいぜい、いつか接点があったらいいなあ、程度でした。
しかし、その翌年の放送を見た私は、衝撃を受けました。
なんと、自分たちと同じ高校生が立派なプロペラ機を作り上げ、琵琶湖に臨んでいたのです。
その時彼らの姿を見て初めて、
「そうか、俺らでもやっていいんだ」
と気づいたのです。その次の瞬間、SOARAというチームが芽吹きました。
前例のない有志高校生チーム。SOARAはそのまま仲間を増やし、大会出場権さえ得て、夢を叶えるまであと一歩のところまでやってきました。ここまで来たからには、高校生だってここまでやれる、というところを見せないわけにはいきません。
また、単に夢を叶えるだけを目指すのではなく、あの高校生たちのように、誰かをインスパイアできる存在になりたいという強い思いも育ちました。
この思いをきっかけに、もう一つの目的が生まれました。

メンバーの多くが抱えている悩みに、ものづくりに対して興味があっても、それを分かち合う仲間が近くにいないということがあります。
メンバーの矢野はこう語ります。
「本当は他の人も誘いたかったけれど、クラスには興味を持ってくれる人がいなかった。
活動に参加してみて、同じ思いを分かち合える仲間たちとたくさん出会えて嬉しかった」
と。
SOARAでは、活動の過程を積極的にSNSやその他の媒体で発信することで、単なる内輪の活動に終始せず、ものづくりに興味を持ってくれる方を増やすことを目指しています。
近年では、生成AIの発展もあってソフトウェア系の人気が高まり、工学系を志す中高生は減りがちです。
制御も重要な一方で、モノがないと動かすことはできません。
鳥人間は、ものづくり・エンジニアリングの登竜門だと考えています。
設計はとても高度で、専門的な知識が必要となる一方で、
製作は精度が求められるものの、工程は比較的シンプルであり、慣れれば未経験者でも安定して作業に貢献することができます。
そして、鳥人間コンテストというわかりやすいゴールがあります。
文理を決める前に、鳥人間に触れてみて、工学系に進む仲間を増やすことができれば、ただ自分たちが嬉しいだけではなく、これからの日本のものづくりにも微力ながら貢献できると考えています。

【フェーズ1- 準備】
準備・情報収集 2025年6月~11月
他の鳥人間チームにお伺いして知見を得たり、高校生の交流イベントへ参加しメンバーを増やすことを目指しました。

▲主桁の運搬・東京大学F-Tecさんとの交流・イベントへの参加
設計 2025年10月~2026年2月
機体設計を行いました。

▲設計画面・二次構造
試作 2025年12月~2026年2月
製作技術の向上と設計の妥当性の検証を目的とし、4分の1サイズでの主翼の試作を行いました。

▲試作翼製作プロセス
【フェーズ2-実践】
桁試験 2026年1月
飛行時にかかる負荷を再現し、主桁が飛行に耐えられるか確認する試験を行いました。安全性担保のために必須で、とても重要なプロセスでしたが、一発で無事成功しました。

▲桁試験(撤収中)
審査通過 2026年3月
鳥人間コンテストへの出場が無事、決定しました。

▲審査通過
製作開始 2026年4月
主翼製作を開始しました。

▲主翼製作の様子


▲ 予算とその内訳
機体製作:翼・コックピット・制御系を製作するのに必要な費用
運営費:機体を製作するための作業場を借りる費用など
輸送費:琵琶湖やテストフライト会場へ完成した機体を輸送する費用
集まったご支援は、機体の完成と琵琶湖への遠征に直接使われます。スポンサー企業様のご協力もいただいていますが、高校生チームが自力で調達できる資金には限界があります。皆さまの応援が、文字通り私たちの翼になります。
何卒、ご支援よろしくお願いいたします。

本番まであと約100日となっており、まさにラストスパートです。
かなりハードなスケジュールですが、機体を完成させるため精一杯頑張ります。
もちろん、一番重要なのはパイロットの命なので、機体が完成しない場合やその他飛行に危険が及ぶと判断した場合は潔く辞退し、来年以降の出場を目指します。
4月 |
コックピットフレーム製作・リブ切り |
5月 |
主翼製作 |
6月 |
尾翼/制御系統製作・コックピットカウル製作 |
7月 |
最終調整・テストフライト |
2026/7/25 |
鳥人間コンテスト本番 |

ご支援いただいた資金は、機体材料・製作費・遠征費として100%活動に使います。
高校生29人が、学校も国境も超えて集まり、飛行機を作っています。誰かに頼まれたわけでも、単位のためでもない。ただ純粋に「飛ばしたい」という気持ちだけで。
その挑戦を、どうか一緒に空へ送り出してください。
ご支援、どうかよろしくお願いします。

SOARA 一同

SOARAでは、活動の様子をSNSで積極的に発信しています!
いいね・リポスト・フォローお待ちしています。
X:@SOARA_hpa
Instagram: @soara.hpa
【備考】
本チーム及び本クラウドファンディングはいずれのメンバーの所属校の公認下の活動ではありません。
悪天候ないしその他のコンディションの影響により、大会及びフライトの中止が発生する可能性があるため、本チームが大会においてフライトを行うことは保証できません。
「鳥人間コンテスト」の名称は読売テレビ放送会社の保有する著作物であるため、大会事務局より事前に名称の使用許諾を得ています。
SOARAは高校生有志独自によるプロジェクトであり、鳥人間コンテストの公式プロジェクトではありません。




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