書籍『八丈島の猫学』出版記念 ―
島猫保護活動を応援するクラウドファンディング!
著者の「えいこば」とは?
昭和14年、八丈島生まれの福田栄子、通称「えいこば」。
60年間で延べ10万人が訪れたといわれる民宿「ガーデン荘」の名物女将です。
豪快な話術と、島の海の幸で握る島寿司で人々を魅了し、島の観光の顔として長年愛されてきました。近年は猫の不思議な力に心を奪われ、八丈島に伝わる「猫にまつわる話」を島の人々に聞き取り、自らの言葉で書き残してきました。
「ネッコメ(猫)はただ可愛いだけじゃない。人をだましたり、不思議な力をもっていたりする生き物なんだよ!」
えいこばの語りは、面白くも畏怖を感じさせる独特の魅力があります。
◆えいこばのプロフィール
福田栄子。愛称えいこば。昭和14(1939)年4月19日東京都八丈島八丈町中之郷の藍ヶ江で生まれる。約60年間でのべ10万人が訪れたともいわれる中之郷の民宿「ガーデン荘」を経営する、八丈島を代表する名物女将。エネルギッシュな話術と、島の豊かな海の幸で握った島寿司で、宿泊客に元気と安らぎを提供している。近年、猫の奥ゆかしい世界に興味を持ち、猫は「可愛さ」だけでなく、「深くて怪異的な力を持っている二面性のある生き物である」という考えのもと、八丈島出身かどうかを問わず「猫にだまされた話を聞いたことがないか」を、聞き取り調査している。メディア出演多数。
出演動画:「東京のハワイ」八丈島 海と山と温泉…夏でなく春が狙い目なぜ? 離島グルメも満載【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2025年5月17日) ※出演は12分頃から
えいこばが運営する民宿「ガーデン荘」とは?
八丈島・中之郷にある民宿「ガーデン荘」は、えいこばこと福田栄子が60年以上にわたって営んできた、島を代表する宿です。これまでに延べ10万人が訪れ、えいこばの温かいもてなしに魅了されてきました。名物は、島の海の幸を活かした「島寿司」。えいこばの握る島寿司は、島の文化そのものを味わえる一皿として、多くの宿泊客の心をつかんできました。
ガーデン荘は、ただ泊まる場所ではありません。訪れる人々がえいこばの軽快な語りと笑顔に元気をもらい、ふたたび島を訪れたくなる「帰って来たくなる場所」として親しまれています。八丈島に生きる人々の知恵とおおらかさを体現する存在でもあり、「ガーデン荘なくして八丈島を語れない」と言われるほど、島内外から愛され続けています。
◆ガーデン荘 所在地
東京都八丈島八丈町中之郷3376 電話04996-7-0014
詳細は公式WEBサイトへ
◆担当編集者プロフィール
吉田美幸。あだん堂という屋号で書籍の編集者をしている。1991年6月東京都八丈島生まれ。大正大学表現学部出版編集コースへ進学。フリーの編集者として出版社に在籍後、外資系生命保険会社へ就職したが脱線電車事故に遭い退職。治療中、創作仲間からのリクエストで「あだん堂」を設立。白猫(オス8歳。千葉猫を保護)とサビ猫(メス5か月。八丈島猫を保護)同居。編集者としての代表作は、漫画『流されて八丈島+α』(たかまつやよい著/表紙デザインも担当)、SF小説「混沌の惑星シリーズ」(神乃佳月著/Amazon1位獲得)、など。PRマネージャーとして画集『ORACLE』(ゲーン著/Amazon1位獲得)も担当している。
●あだん堂 お問い合わせ先公式WEBサイト「混沌の惑星」
X:https://x.com/fpen_sake(個人)
X:https://x.com/ADANDOU_8jo(あだん堂公式)
note:https://note.com/adandou8jo
メール:ojare8jo@gmail.com
この本に込めた思い
えいこばがまとめたのは、八丈島に伝わる猫の伝説や怪異譚。
日本でキツネやタヌキがいない場所では、猫に化かされるーーそれは、八丈島と青ヶ島でも例外ではない。
時に、猫に化かされた面白い笑い話あり、民俗学的に貴重な記録あり、の原稿たち……。
「この本をきっかけに、八丈島の猫たちにもっと関心を持ってほしい。そうすれば、保護猫を助ける力にもつながるはず」
↑筆者えいこば(左)と編集者のあだん堂(右)。会議中のひとコマ(ガーデン荘にて)。
プロジェクト立ち上げの背景と、書籍の内容を少しご紹介します!
2年をかけて根気よく編集を重ね、ついに一冊の本として結実しました。
この本が、八丈島の外に住む人にも届き、猫と人との関わりの奥深さを伝えることを願っています。
また、八丈島のネッコメ(猫)が大好きなえいこばは、せっかくであれば売上の一部を八丈島の保護猫団体に寄付をしたい! と思っています。
猫を愛する方、文化人類学や民俗学に興味を持つ方、そして単純に「面白そう!」と思ってくださる方。どなたでも大歓迎です。
八丈島の猫の保護活動にご賛同いただける方は是非、島の猫を応援がてら、えいこばの本の購入をいただければ嬉しいです!
▼内容を少しご紹介します
●今回の書籍の表紙はこんなかんじです
↑イラストは、えいこば作! 本書の本文に掲載されているイラストは、地図以外全てえいこばが描いたものです!
●八丈島を知らない方も、本書の地名が分かりやすいよう地図を入れました

↑イラストは、ガーデン荘によく泊まりにきている新人アーティストZackが作成
●筆者プロフィール、手書き原稿の中身もご紹介

●目次には、八丈島と青ヶ島合計24の「猫」にまつわる「化かされた・だまされた事例」がズラリ!


↑猫に化かされた、だまされた、たぶらかされた、など、様々な伝承、伝説、噂話などを掲載
●監修者序文&監修者解説が豪華! 初タッグな文化人類学立柳教授×日本語学金田教授

↑監修者序文担当は、立柳 聡さんに寄稿いただいた。なぜ本書が出来たのか、その経緯を詳しく説明してくれている。

↑八丈島に文化人類学の研究調査のため30年通っている立柳聡さんからの視点で「八丈島の猫の民俗」を解説してくれている。

↑八丈語解説は、八丈語研究者の金田章宏さんに担当いただいた。本書の八丈島方言の日本語対訳をつける作業(翻訳)もお願いした。
●他にも誌面をチラ見せ……

↑筆者(えいこば)がどのようにして、八丈島の「猫に化かされる話」を調査したくなったのか、経緯説明もページ。
●本書の編集方針も掲載しておきます。このような想いで編集を致しました。

◆本の仕様
122p/B6判/フルカラー/¥1,000+税
現在の準備状況は? 予算どれくらいかかってる?
『八丈島の猫学』はすでに入稿作業を終え、問題がなければ9月10日頃から書店やAmazonで販売が始まる予定です。ただし、正直に申し上げると、制作費は当初の予算を大きく超えてしまいました。
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・当初予定予算:1,430,000円
さらに、これからかかる経費(通販・宣伝など販売に関わる費用)を合わせると、必要な資金は722,800円となる見込みです。もしクラウドファンディングで125万円が集まれば、制作費の補填に加え、保護猫活動への寄付を実現できます。
・実際にかかる費用(予定):1,952,880円
・これから最低限必要になる費用:522,880円
●目標額の使い方(予定)
書籍の印刷制作費
書籍の販売にかかる諸経費
書籍発送にかかる送料と諸経費
保護猫活動への寄付
クラウドファンディング会社への手数料
●寄付先(予定)
今回の書籍監修者である立柳 聡さんの取材をお受けいただきました、「島猫ニャンとかする会」様を通じて、八丈島の保護猫活動に従事されている皆様に寄付金が届くよう調整中です。複数の保護猫活動団体がある中、調整をいただくことになる島猫ニャンとかする会様、ありがとうございます。
・SNSのフォローもぜひどうぞ
X:島猫ニャンとかする会 (@8jo_shimaneko)
instagram:島猫ニャンとかする会 (@8jo.shimaneko)

↑島猫ニャンとかする会さんのポスター画像です。
リターンについてのご紹介&ご留意いただきたい点
リターンといっても、「サインが入った特別版を買う」といった感じで、気軽にお申込みいただければ嬉しいです。集まった資金は書籍の制作費にあてさせていただくと共に、売上の一部を八丈島の保護猫活動に寄付させていただきます。また、「島猫特別寄付つき」のリターンをご購入の方からお預かりしたお金については、通常版よりも多めに保護猫に寄付されるプランもご準備しました。(リターン内容の書籍・サインは全て同じ商品です。単に保護猫への寄付率が高まるものであることをご留意ください。)
※ご留意ください※
・八丈島の書店ならびにネット書店での販売は、9月上旬~中旬にスタート予定ですが、この本を購入すると10月以降の発送となります、ご注意ください。(早く入手したい方は八丈島の書店で買うのが確実です!)
・10月発送予定ではありますが、えいこばは高齢のため、体調によってはサイン作業が遅れる場合があります。その際は必ずご報告いたしますが、ご了承の上お申込みください。
・書籍の店頭販売価格は「1100円(本体1000円+税)」です。
・「島猫特別寄付つき」と記載が無いプランでも、集まった資金の一部は島猫保護活動へ寄付されますが、「島猫特別寄付つき」と記載のあるプランは「特に1件支援あたりの寄付額の割合が高い」プランとなっております。
●リターン一覧
◆書籍購入プラン(サイン入り)2000円
内容:書籍『八丈島の猫学』×1冊(えいこばサイン入り)
◆書籍購入プラン(島猫特別寄付つき)5000円
内容:
・購入費用のうち3000円が「八丈島の保護猫団体活動」に寄付されるプランです
・書籍『八丈島の猫学』×1冊(えいこばサイン入り)が届きます(書籍は2000円の「書籍購入プラン」のサイン本と同一内容)
◆書籍購入プラン(サイン入り・3セット)6000円
内容:
書籍『八丈島の猫学』×3冊(えいこばサイン入り)が届きます(書籍は2000円の「書籍購入プラン」のサイン本と同一内容)
◆書籍購入プラン(サイン入り・5セット・島猫特別寄付つき)1万円
内容:
・購入費用のう3000円が「八丈島の保護猫団体活動」に寄付されるプランです
・書籍『八丈島の猫学』×5冊(えいこばサイン入り)が届きます(書籍は2000円の「書籍購入プラン」のサイン本と同一内容で5冊届きます)
◆書籍購入プラン(サイン入り・10セット・島猫特別寄付つき)2万円
内容:
・購入費用のう5000円が「八丈島の保護猫団体活動」に寄付されるプランです
・書籍『八丈島の猫学』×10冊(えいこばサイン入り)が届きます
(書籍は2000円の「書籍購入プラン」のサイン本と同一内容で10冊届きます)
※特に「どれが一番お得です!」ということもありませんので、どのプランをお選びいただいても、えいこば&八丈島の猫が喜びます! どうぞお気軽にご購入ください!
スケジュール
- 9月上旬 書籍『八丈島の猫学』発売
- 9月下旬 クラウドファンディング終了
- 10月中旬 順次リターン発送(えいこばサイン入り書籍)
10月末頃 保護猫団体へ寄付、皆様へご報告
※えいこばは高齢のため、体調によってはサイン作業が遅れる場合があります。その際は必ずご報告いたしますが、ご了承の上お申込みください。
最後に
八丈島の海風の中で育まれた猫たち。
彼らは可愛さだけでなく、人をだまし、笑わせ、ときに畏怖を抱かせる、不思議な存在です。
えいこばが2年の歳月をかけ制作した、この一冊。
この本を通して「島の猫たちの未来」に少しでも光をあてたいと思っています。
八丈島という小さな島から始まったこのプロジェクトが、全国の猫好きの皆さん、文化を愛する皆さんへと届くことを願って。どうかご支援をよろしくお願いいたします。
(担当編集者・あだん堂 吉田美幸 記)

最新の活動報告
もっと見る荷物の発送のお知らせ
2025/11/26 11:56こちらの活動報告は支援者限定の公開です。クライドファンディング支援者の方へ、えいこばのお詫びとご挨拶です。
2025/11/09 14:22 クライドファンディング支援者の方へ著者・えいこばのお詫びとご挨拶です。支援者の皆様へこの度は、10月末に発送予定としておきながら、遅延のご報告や発送が遅れてしまい申し訳ございませんでした。 本日、著者のえいこば(福田栄子)さんからサイン本を預かりました。週明け東京に戻り次第順次発送を開始、その後、全員の方に11月中には発送完了の見込みです。お待たせしてしまい申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。どうぞよろしくお願いします。クラウドファンディングお手伝い&発送手配代理・あだん堂 拝↓ご挨拶動画のURL(限定公開URLです)https://youtube.com/shorts/PITyQvx9fdo?feature=share もっと見る発送の遅れについてのお詫び
2025/11/07 00:07こちらの活動報告は支援者限定の公開です。






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