映画 JOMON ART SPIRALS 「 猪風来」を製作し世界に発信

日本の原点にして世界最古といわれる縄文文化。その心と技を現代に甦らせた男【猪風来】のドキュメンタリー映画を製作し世界に配信したい。

現在の支援総額

1,009,000

20%

目標金額は5,000,000円

支援者数

34

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/17に募集を開始し、 34人の支援により 1,009,000円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

映画 JOMON ART SPIRALS 「 猪風来」を製作し世界に発信

現在の支援総額

1,009,000

20%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数34

このプロジェクトは、2025/10/17に募集を開始し、 34人の支援により 1,009,000円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

日本の原点にして世界最古といわれる縄文文化。その心と技を現代に甦らせた男【猪風来】のドキュメンタリー映画を製作し世界に配信したい。

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このプロジェクトで実現したいこと

「猪風来」と縄文を世界中の人々に知ってほしい。ゆえに完成したドキュメンタリー映画は、まず海外の映画祭出品を目指し、その後世界配信を行い、国内外の相応しい場所での上映を行います。



プロジェクト立ち上げの背景

猪風来から初めて縄文の話を聞いた時、私(中山監督)は日本人なのに縄文時代の事を何も知らないということに恥ずかしさを覚え、その作品の前で衝撃を受けしばらく立ち尽くしました。人生を捧げて縄文の心を理解し作品にする、猪風来の存在も、その作品も、唯一無二。唯一無二と出会ったのならば世界中の人に知って欲しい。100年後も猪風来を残したい。
そんな思いからこの映画の制作は始まりました。
2025年、雪が散らつく頃、猪風来に初めて会えるという日、私は直観からカメラを持って出掛けました。その日から猪風来に密着、縄文に向かい合う彼のすべてを記録し始めています。

応援メッセージ 

新しい応援メッセージが届きました!

イロナ・バウシュ氏 ライデン大学客員研究員、元ハイデルベルク大学客員教授

Ifurai is the pioneer of modern artists inspired by the Jomon period, but his art, technology and worldview are unique. In 2016, when I was visiting scholar at Tokyo University, I took my students from the Cultural Resource Studies department on an excursion to Ifurai and his museum in Niimi-city, and we also experienced the open-air pottery firing. It was an invaluable experience. I think that his documentary that explores the background of Ifurai and his art, also forms an important resource for students of Japanese art, culture, archaeology and heritage.

猪風来氏は縄文時代にインスピレーションを得た現代芸術の先駆者ですが、その芸術性、技術、世界観は他に類を見ません。2016年、東京大学客員研究員として在任中、文化資源学研究専攻の学生を率いて新見市にある猪風来氏の美術館と工房を視察し、野外窯焚きも体験しました。これは計り知れない貴重な経験でした。猪風来氏とその芸術の背景を探るこのドキュメンタリーは、日本の美術・文化・考古学・遺産を学ぶ学生たちにとっても重要な教材となると確信しています。


サイモン ケイナー氏 セインズベリー日本藝術研究所 統括役所長

Ifurai is an exceptionally talented ceramic artist who captures the spirit of how the Jomon speaks to us today. I have had the privilege of visiting his gallery in Niimi city, and recommend anyone with an interest in art and archaeology to visit. I saw first hand how his work moves audiences overseas when he took part in our unearthed exhibition at the Sainsbury Centre at the University of East Anglia. This film will be an unprecedented opportunity to bring Ifurai’s world to new global attention. By contributing you will be helping spread the word about the living tradition of Jomon-influenced art.

猪風来は、縄文が現代に語りかける精神を捉える類まれな才能を持つ陶芸家です。私は新見市にある彼の美術館を訪れる機会に恵まれましたが、芸術と考古学に関心のある方にはぜひ足を運ぶことをお勧めします。イースト・アングリア大学セインズベリー・センターで開催された当館の「発掘展」に彼が参加した際、彼の作品が海外の観客をいかに感動させるかを目の当たりにしました。この映像作品は、猪風来氏の世界を新たな国際的注目を集める前例のない機会となるでしょう。ご支援いただくことで、縄文の影響を受けた芸術という生きた伝統を広める一助となります。

https://www.uea.ac.uk/research/research-archive/spirits-of-clay

佐藤雅一氏 新潟県津南町:教育委員会文化財班 文化財保護統括監

新潟県南部に位置する苗場山麓に広がる河岸段丘には、縄文時代草創期から晩期までの遺跡が数多く点在しています。その雪国縄文文化の歴史を切れ目なく把握できる稀有な地域です。その「縄文銀座」には、火焔型土器を創造した芸術集団の集落跡が残されています。

猪風来さんは、出土した数多くの火焔型土器やその仲間たちを細かく観察し、幾度となくデッサンされました。それは、身体、指先が文様リズムを刻み、リズミカルに自然に指先が動くことを習得するためだと教わったことがありました。

縄文土器を模倣する造形者は、巷に数多くいますが、自らのイマジネーションから繰り出される身体動作で創造される造形美を作り上げられるのは猪風来さんだけでしょう。その作品は、世界に類をみない縄文思想で裏打ちされた現代アートです。

視点を変えるならば、縄文思想の魂と化した猪風来芸術は、自然との共生・循環・非戦争をテーマとした“JOMONの風”となり陶磁器の里・備前から世界へ吹き巡る!

このたび、猪風来さんの生き様が記録映像になると聞いて、喜んでいる一人です。完成を待ち望むとともに、資金援助に参加したいものです。皆様よろしくお願いいたします。

小松 隆史氏 長野県 井戸尻考古館 館長

水はうねり 土はおどり 火はうたう

無骨ながら繊細な手指が奏で 炎の中から産まれたものは 

現代の縄文そのものだ

私たちは その姿に目を凝らし その叫びに耳を傾けよう

猪風来は 縄文に影響を受けているのではない

現代を生きる 縄文人なのだ

石田 實 氏 岡山県 新見市長

縄文現代アートの第一人者・猪風来氏が新見に根を下ろされ二十年。その挑戦を伝える映画制作が始まります。縄文精神を現代に甦らせる唯一無二の芸術活動、その歩みを記録する本作の完成を心より期待し、力強く応援いたします。

鈴木重壱 氏 NPO法人ジョーモネスクジャパン副理事長/新潟県立歴史博物館友の会会長

日本を代表する縄文考古学者故小林達雄氏が絶賛する稀代の縄文造形家、猪風来さんの作風は今や海外においても注目の的となっています。彼の内なる縄文エナジーが生み出す作風は見る者の心をつかんで離しません。自然と人との共生の原点を探求するアーチストであり、縄文を世界に発信できるパワフルメッセンジャーです。

古谷嘉章 氏 文化人類学者

猪風来さんが家族とともに北海道の原野に移住して数年目、母屋とは別に土を掘って竪穴住居を作り、独り住まいを始めた。その中に座って外を見ると、草木や虫や獣など「すべての生きもの」を仰ぎ見ていると気づき、「縄文視座」と名づけた。それを起点とする、猪風来式現代縄文作品の長い熟成の道。映画の完成が待ち遠しい。

小林武人 氏 アーティスト/NPO法人JOMONISM代表 

日本芸術の源流にして、世界的にも唯一無二なアート・フォーム『縄文』。それは、ただ単に“芸術作品”というだけではなく、人々の道具であり、祈りであったはずです。猪風来氏はその縄文芸術を、知識・観念だけによらず、自身の人生経験と実践を通じて現代に蘇らせています。土と対話し、炎を調御する。人と自然が一体となった猪風来氏のアートが世界に広がっていくのを応援しています。

松本直子 氏 岡山大学 文明動態学研究所

猪風来氏の作品は、ある意味で縄文土器よりも縄文土器らしい、縄文のエッセンスが凝縮された造形となっています。遺跡から出土した多くの縄文土器を丁寧に再現することを通して、縄文の土器作りの精神を体得したからこそできる技でしょう。その創作活動のドキュメンタリーは、学術的にも大変貴重な記録となるはずです。ぜひ実現して欲しいです。

宮尾 亨 氏 新潟県立歴史博物館 専門研究員

文字をもたない縄文人。彼らはコスモロジーを様々な造形に刻みつけた。縄文人との対話を通じて創生される猪風来の世界は、今この瞬間を省みるマイルストーンである。それに触れた人びとを圧倒し、将来をたしかにする力を秘めている。生きることの本源をたどり、生きることを追求する不可欠な存在感を放っている。

現在の準備状況

猪風来に密着して撮影を継続しています。
また、各分野を代表する方々にインタビュー取材を行っています。


リターンについて

ご支援に応じて、以下のリターンを準備してます。

Thank you メール
猪風来作品ポストカード ※猪風来 サイン入り
猪風来作品デジタル写真集 ※猪風来 サイン入り
猪風来デザイン手拭い ※猪風来 サイン入り
猪風来デザイントートバック ※猪風来 サイン入り
猪風来デザインTシャツ ※猪風来 サイン入り
真鍮製オリジナルピンバッヂ
純銀製オリジナルピンバッヂ
猪風来オリジナルデザインシルクスカーフ ※猪風来 サイン入り
オンライン試写(映画公開前)
猪風来ドキュメンタリー映画公式HPへ支援者お名前掲載
本編映像エンドロールクレジット

スケジュール

2025年2月〜   撮影開始
2025年11月末    クラウドファンディング終了
2026年1月上旬  HP開発開始
2026年4月ごろ  映画完成
2026年4月ごろ  順次、リターン発送


自己紹介

監督プロフィール
中山賢一
1968年 栃木県足利市出身
2007年 株式会社パイプラインを設立
スローシネマのすすめとして大地康雄主演作『じんじん』のプロデュースなど。
近年の主な作品として、Amazon Prime「次元大介」、映画「HOKUSAI」
ドキュメンタリー映画「TSUKIJI WONDERLAND」など

猪風来プロフィール
1947年 広島県福山市出身
芸術一筋の道を歩んで50年。古来の縄文技法による現代縄文芸術の創始者であり、縄文野焼き技法の第一人者である。猪風来は独自の「多視点・多時間・多次元」造形法による猪風来縄文様式を創始した現代縄文アーティストです。21世紀の現代芸術シーンにスパークする新縄文スタイルデザインによる作品は、今日の新たな表現の流れとなっている。新縄文アート運動のレジェンドとして、あらゆる文化芸術の分野に影響を与えている。現在は岡山県新見市に根を下ろし、2005年に猪風来美術館を開館。地元に伝わる1200年の歴史ある古陶法焼曽焼きを150年ぶりに復興させ、縄文を総合芸術として独自の幅広いジャンルを拓こうとしている。


最後に

みなさんのご支援で、
縄文の心 と 猪風来 を世界へ!



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 撮影機材費、撮影中の宿泊、交通費など

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • ありがとうございました!

    2025/12/01 20:41
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • イロナ バウシュ氏 ライデン大学客員研究員 元ハイデルベルク大学客員教授Ifurai is the pioneer of modern artists inspired by the Jomon period, but his art, technology and worldview are unique. In 2016, when I was visiting scholar at Tokyo University, I took my students from the Cultural Resource Studies department on an excursion to Ifurai and his museum in Niimi-city, and we also experienced the open-air pottery firing. It was an invaluable experience. I think that his documentary that explores the background of Ifurai and his art, also forms an important resource for students of Japanese art, culture, archaeology and heritage.猪風来氏は縄文時代にインスピレーションを得た現代芸術の先駆者ですが、その芸術性、技術、世界観は他に類を見ません。2016年、東京大学客員研究員として在任中、文化資源学研究専攻の学生を率いて新見市にある猪風来氏の美術館と工房を視察し、野外窯焚きも体験しました。これは計り知れない貴重な経験でした。猪風来氏とその芸術の背景を探るこのドキュメンタリーは、日本の美術・文化・考古学・遺産を学ぶ学生たちにとっても重要な教材となると確信しています。 もっと見る
  • 今回はスチール&ムービーにて撮影中。お天気にも恵まれて“野焼き日和”です。より多くの方に観ていただけるよう現場奮闘中!!!どんな作品が発表されるのか乞うご期待!!! もっと見る

コメント

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