【滋賀・彦根】千年先の命をつなぐ「十王村の水」─地域の宝を未来へ残したい

元禄年の古い時代から人々の暮らしを支えてきた清らかな湧き水「十王村の水」。しかし近年、水源の枯渇や水質の悪化が懸念されています。この貴重な水を未来の世代へと受け継ぐため、「水の永続保存プロジェクト」を立ち上げ水源保全活動や保護設備の整備、地域住民や子どもたちへの環境教育活動のための資金を募ります。

現在の支援総額

54,000

18%

目標金額は300,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

37

【滋賀・彦根】千年先の命をつなぐ「十王村の水」─地域の宝を未来へ残したい

現在の支援総額

54,000

18%達成

あと 37

目標金額300,000

支援者数6

元禄年の古い時代から人々の暮らしを支えてきた清らかな湧き水「十王村の水」。しかし近年、水源の枯渇や水質の悪化が懸念されています。この貴重な水を未来の世代へと受け継ぐため、「水の永続保存プロジェクト」を立ち上げ水源保全活動や保護設備の整備、地域住民や子どもたちへの環境教育活動のための資金を募ります。


自己紹介

十王村の水保存会 令和7年度会長 尾田静弘と申します。(湧き水付近を清掃しているのが尾田です)


私たちは、滋賀県彦根市西今町にある「十王村の水保存会」です。この地域には、元禄年(1688年~1704年)の古き時代から、人々の暮らしを支えてきた清らかな湧き水「十王村の水」があります。

しかし、近年の気候変動や都市化の影響により、水源の枯渇や水質の悪化が懸念されています。この貴重な水を未来の世代へと受け継ぐため、私たちは「水の永続保存プロジェクト」を立ち上げました。

今回のクラウドファンディングでは、水源の保全活動や保護設備の整備、地域住民や子どもたちへの環境教育活動のための資金を募ります。



■ なぜ「十王村の水」を守るのか?

「十王村の水」は、地域の人々にとって単なる水ではありません。田畑を潤し、生活を支え、祭りや行事にも欠かせない“命の水”です。この水があるからこそ、私たちの暮らしがあり、文化があり、地域の絆があります。しかし、放っておけば、数十年後には失われてしまうかもしれません。

だからこそ、今、行動を起こす必要があるのです。

1986年(昭和61年)頃から、湧き水の水量が減少傾向であったため、彦根市の補助により設置されたポンプのくみ上げにより水量を確保しています。そのポンプを稼働させるための電気代の高騰により年会員からの入会金だけでは賄いきれず年々運営資金が目減している状況で、保存管理が維持できなくなる恐れがありそれを解消できればと考えています。  

災害時に家庭用水道インフラに不具合が生じ使用できなくなったとき、「十王村の水」の水脈が変わらず湧き続けていれば広範囲の住民の生活用水となり得ます。

「母乳の地蔵尊」として親しまれている御堂の参拝時の手水として、ジョギングやサイクリング等をしているアスリートの休憩・吸水の場として、地域の子供達の遊び場として、多くの住民から親しまれている憩いの場としての貴重な資源を、後世へと引き継がれていくことを願っています。




資金の使い道

皆さまからいただいたご支援は、以下のような活動に活用させていただきます:

  • ・水源地の整備・保護柵の設置
  • ・湧水周辺の植生保全・清掃活動
  • ・地域の子どもたちへの環境教育プログラム
  • ・保存活動の記録・発信(冊子・動画制作など)


リターンについて

①5,500円
龍の水墨画「十王村龍門之図」をプリントしたポストカードと御礼状
日本水墨画美術協会 現理事長  濱中 応彦(はまなか おうげん) 筆:「十王の水保存会」受贈(平成25年6月)による)
濱中 応彦氏とは、
1945年:山口県生まれ
1963年:日本画家  竹内無憂樹氏を師事
1974年:個展「地球尊敬」から始まり、現在に至るまで世界を舞台に各展への出展を精力的に活動されており海外でも有名な画家として知られています。
主な奉納品・奉納先として、
2003年:飛龍山玄忠院(京都市松尾)に天井画・壁画「双龍図」を奉納
2006年:壇王法林寺(京都市左京区)に「桜図屏風」を奉納
2007年:多賀大社(滋賀県犬上郡)に「御神木図」を奉納(日本水墨画美術協会ホームページより抜粋)
現在、日本水墨画美術協会  理事長 として活躍されている画家であります。


②16,000円
十王村の水を使用して作った焼印入りカステラ
安心安全な良質素材にこだわり国産の材料と十王村の水を使って心温まるお菓子作りをする店(ラパン・アジェリ-ク)のカステラ3種詰め合わせを返礼致します。
ラパン・アンジェリーは、滋賀県の「食べログ」をはじめ彦根市の「ふるさと納税返礼品」にも提供されており、他に多賀サービスエリアや、四番町スクエアー等でも販売されていて、年齢性別問わず幅広い層の方々から愛されている商品となっています。


最後に

十王村の水は元禄年間(1688年~1704年)には、「近江((滋賀県)の湖東三名水」のひとつとして知られ親しまれていた。また、湧き水の中央には「母乳の地蔵尊」と伝えられてきたお堂があり地域の人たちに信仰され、母乳のでないときはこの地蔵尊にお願いするとたちまち乳を授かると伝えられてきました。

また、天正年間には織田信長が尾張から安土の往来中に休憩所として十王の水を飲んだと伝えられています。

そして、1985年(昭和60年)には、環境庁(現:環境省)から日本名水選出の第1弾として名水31ヶ所の一つにも選ばれました。環境省から、平成の名水百選にも選定され、環境省ホームページ内でも紹介されています。

「十王村の水保存会」が毎月清掃を行っており、綺麗な景観と水が保たれています。また、彦根市からの補助により毎年水質検査が行われており、本年も9月30日付けで水質検査結果の報告を受けました。その内容は、以前同様、飲料水として問題の無い水質であることが証明されています。但し、水道水とは異なり、塩素原菌等の消毒はされておりませんので、飲用の際には、十分ご注意いただきますようお願い致します。

水質検査結果

令和6年3月11日には、NHK滋賀放送局の「おうみ発630」内の「しが鉄~魅力発掘まちブラエティー」のコーナーで、「野生爆弾」のロッシーさんにより「十王村の水」が紹介され、地元に愛される貴重な資源として放送されました。

令和6年12月には、環境省からの勧めもあり彦根市が「X」に登録し「十王村の水」の関する情報が発進できるようになっています。


「水」は、誰にとっても欠かせない命の源です。

そして、地域の自然や文化を守ることは、未来の子どもたちへの贈り物でもあります。

どうか、私たちの挑戦に力を貸してください。

あなたの一助が、千年先の命をつなぐ大きな一歩になります。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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