プロジェクトの実行者について
こんにちは、私は熊本市でgogobarという野球をメインとしたスポーツが楽しめる居酒屋を営んでおります田淵大(タブチ ダイ)と申します。私は福岡で生まれ育ち、2010年に熊本へ拠点を移し、2011年からスポーツダイニングバーを経営しており、全国の多くの方々に愛されるお店として地域の皆様と共に成長してきました。
特に2022年のプロ野球において、熊本出身のヤクルトスワローズ村上宗隆選手の日本人最多となる56号本塁打のニュースでは全国のニュースやワイドショーに取り上げられたり、翌年のWBCの際も全国ニュースやワイドショーに連日お店を出していただき、全国からお客様が来られるようになりました。
しかし、令和7年8月10日の深夜、突然の豪雨災害により、私たちの大切なお店が甚大な被害を受け、営業を続けることが難しい状況に陥りました。
詳細は以下の通り
令和7年8月10日深夜0時ごろ
熊本市中央区船場町下1丁目にて大雨が降り続き、下水が逆流し始めたことから店内にあるグリーストラップから油を含んだ汚水が店内に逆流し始め、1:00にはドアの隙間からみるみるうちに店内に浸水し、その時点で命の危険を感じ逃げました。しばらくすると、店の裏を流れる坪井川が氾濫し、地形上低くなってる当店の方へ水が向かってきてしまい最終的には床上80センチまで浸水しました。


保険会社に提出した被害品一覧
上記が被害の一覧です。この他にも設備什器ではないエアコン2台、床材、壁材などまだまだあります。
この困難を乗り越え、再び地域の皆様や全国から熊本に来られるお客様に喜んでいただける場所を復活させて、元に戻したいと考えております。
店の外は腰まで水が溜まっていましたこのプロジェクトで実現したいこと
水が引いたあと、ヘドロと油が付着した椅子と床私たちの目標は2つあります。
1つは、豪雨災害で被害を受けたスポーツダイニングバーを復活させ、再び地域の人々が集うことのできる場所を提供することです。お店は単なる飲食の場であるだけでなく、スポーツを通じて人々が繋がり、交流し、新たな思い出を作る場として機能していました。単身赴任のお客様も多く、また新たな赴任先に行かれた際にgogobarで仲良くなった方同士が再び出会ったり、中には結婚をされた方もいらっしゃいます。このプロジェクトを通じて、そうした大切なコミュニティスペースを再建し、さらに充実させていくことを目指しています
2つ目は、このような災害で被災したとしてもクラウドファンディング等を活用してできるだけ早く復活できるという前例を作りたいと思ってます。今回の水害から20日が経過していますが、国も県も何か助けてくれるという動きが全く見えず、自分達でどうにかするしかありません。かと言って保険が降りるまでエアコンが付けれずに営業ができないのももどかしいですし、そもそもエアコン2台付けれる保険金が支払われるかすらかなり微妙なところです。待ってても一向に状況が悪化するだけだと考えました。
兎にも角にもまずはgogobarを出来る限り早く復活させさえすれば、、、
私は、とにかく早期復活のために出来るアクションを毎日考えて行動しております。
地元のニュースで放送された一幕
プロジェクト立ち上げの背景
私たちのお店は、地域のスポーツイベントの拠点として、また多くのスポーツファンが集う場所として親しまれてきました。
しかし、豪雨災害によって店内は床上80センチも浸水し、お客様に安全で快適な空間を提供することができなくなってしまいました。この状況を何とか打開したいという強い思いから、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。地元の皆様をはじめ、全国のファンの皆様からの温かい応援を受け、もう一度笑顔で溢れるお店を作り上げたいと考えています。
芝生は使用不能、壁は消毒必須
これまでの活動と準備状況
災害後、私たちは被害の状況を詳細に調査し、復旧に向けた計画を立てました。まずは油と泥にまみれた店内の清掃を行いました。その際に、心配してくれたお客様や近隣の方が大勢手伝いに来ていただき、思っていたよりも早く店内の泥や油の除去はできました。店内は洗剤を散布し拭きあげを行った後、再度高圧洗浄機で汚れを飛ばしさらにモップで拭きあげをという形で何度も何度も店内を清掃しました。
次に、店内の90%が木材を使用しているため壁や床は1週間業務用扇風機と業務用換気扇を回し続け乾燥させないとカビが発生するということで丸1週間乾燥に専念しました。その間に出来る事という事で被害に遭った設備什器、家具類、食品酒類の在庫を全てチェックしました。
被害の状況が思ったより酷かった
棚の上に置いてあった酒類、グラスに関しては難を乗り越えておりましたが、台下冷蔵庫や冷凍ストッカーに入っていた在庫は全て廃棄、、、食器棚は底面が抜け落ち使用不能。冷蔵庫やストッカーも全て要修理もしくは廃棄。ソファーも浸水し臭いが取れず。その他にもゲーム機やレジに使っていたiPad、真空機やオーブンレンジ、電気フライヤーなどの調理什器などなどほとんどの物に浸水してしまいました。
何より1番困ったのがエアコン。。。
2台あるエアコンの室外機の方が2台とも頭まで浸かってしまい故障しました。
食材からソファーや敷物の代わりに敷いていた芝生、機械類などおおよそ200万円を超えるくらいの大被害となりました。
gogobar再開に向けて動き出す
乾燥後、またいろんな方が手伝いに来ていただきまずは下の芝生を敷き直しました。
そしてダメになった棚類やテーブルなどを福岡のIKEAやネットで購入し組み立てて収納までは完了しました。
そして冷蔵庫はホシザキさんが迅速に動いていただいたおかげですぐに修理手配をしていただきました!
あとは再開に向けて一から食材や調理器具を買い直して、、、、と思いきやエアコンが。。
見積もりに来てもらった業者さん曰く、年式からして修理出来ない、出来たとしても対応年数を超えてくるので交換した方が絶対にいいですとの回答。
現在、ここで手詰まり状態です。
今回必要な金額
今回、現金でしか払えないものも多々あり、自分の手持ちは一瞬にして消えていきました。
そして何よりも、営業が出来なくても支払うものなどは止まるわけでもなく、、、今後の資金繰りを考えると、エアコンやその他修理代まで手が回らない状況に陥りましたのでクラウドファンディングを立ち上げようと思い立ちました。
必要な金額の内訳としまして
・エアコン2台の交換(29畳用を2台、工事費込み)624,500円
・電気フライヤーや炊飯器、スープ保温機、真空機などの調理器具一式 186,820円
合計811,320円です。
なるべく早くお店を再開し、またいろんなお客様から来ていただけるように頑張っていきますのでどうかご協力をいただけると幸いです。
完全に故障した台下冷蔵庫
今後の復活への予定スケジュール
時系列をまとめましたのでこちらから今後の予定を参考にしていただけたらと思います。
8月10日深夜 被災
8月12日片付け開始〜お店の木材を乾燥させる
8月19日被害品、被害金額の全容発覚
8月22日罹災証明の現地調査
8月26日保険会社の調査、店内の80%が元に戻る
8月30日時点での店内の様子。室温は40℃近い
9月1日クラウドファンディングと店頭、SNSにて寄付を呼びかけ、エアコン業者と再度打ち合わせへ
9月5日クラウドファンディング終了
エアコン業者様と金額や支払い方法など折り合いがつけば、早ければ9月10日までには再開が出来るのではないかと予定しております。
ご協力いただいた皆様への返礼品
ご協力いただきました方への返礼品は全部で4種類をご用意しております。
①5000円→gogobarから心を込めたお礼の手紙とロゴのステッカーを5枚送らせていただきます
②10000円→gogobarから心を込めたお礼の手紙とステッカー5枚、さらにお会計時に30%割引のチケットを1枚送らせていただきます
③20000円→gogobarから心を込めたお礼の手紙とステッカー5枚、さらにお会計時に50%割引チケットを1枚送らせていただきます。
④50000円→gogobarから心を込めたお礼の手紙とステッカー5枚、さらに50%割引チケットを3枚送らせていただきます。
※割引チケットを複数人でご使用の場合は合計金額を人数で割り、1人分の金額から割引という形にさせていただきます。
最後に
このプロジェクトは単なるお店の再建にとどまらず、全国で多々起きている浸水災害に対して国や県に今一度考えていただきたいと考えております。
なぜそう思うかと申しますと、8月31日現在、私たちのような事業者に対して全くと言っていいほど手を打ってもらえていません。床上浸水した一般家庭に見舞金1万円支給しますという何に使えばいいか分からない見舞金だけが発表され、しかも事業者には給付できませんということ。災害ゴミに対しても、家電4品目も捨てれるようになりましたと発表がお盆にありましたが、いざ捨てれるようになったのは28日。熊本地震やコロナの時の様な給付金等は何も発表もなく、ただ運が悪かったね、自分達でどうにかしてください。と言われている気にしかなりません。
同じ税金を支払って頑張って働いているのに、国や県はこうも冷たいのかと憤りを隠せません。
そして保険もかなり時間がかかるということを先に言われ、水害に関してはかなり審査が厳しいらしく、全体の被害額の15%しか補償できないと思いますとのことでした。
それでもどうにかして復活を果たし、この経験を通じて困ったこと、理不尽に思ったこと、国や県に要求したいことを必ず訴えかけていきたいと思います!そのためにも皆様のご支援を心から必要としており、応援していただけることに心から感謝しております。共にこの困難を乗り越え、未来へと進んでいくために、ぜひご協力をお願いいたします。
長い文章でしたが熟読いただきありがとうございました。




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