ごあいさつ
静岡県立沼津東高校サッカー部です。私たちは【文武一流】を理念に掲げ、東部地区の公立高校として県大会ベスト8以上を目指し、日々挑戦を続けています。多くの生徒が難関の大学を目指していますが、サッカーにも妥協することなく、全力で取り組んでいます。また、生徒主体でチーム運営を行い、サッカーに対しても学び続ける力を発揮して、新しい部活動の形に挑戦しています。
練習風景(熱海合宿)

このプロジェクトを始めた理由
私たちの学校のある地区は少子化が著しく進んでいます。中学校の部活動の地域移行もどんどん進む中、高校における部活動にも変化が求められています。私たちは、地元の子どもたちに目指してもらいたい学校として、輝く場所である部活動について、新しい可能性を示したいという強い思いがありました。私たちは、勉強はもちろんですが好きなことをとことん追求し、工夫しながら行動することこそが人間力であり、大切だと信じています。現在、チームは生徒主体で組織運営を行い、練習メニューもメンバー構成も自分たちの責任のもと決めています。この主体性をさらに発展させ、限られた日々の活動の中で、最大限の力を発揮するために、最先端のテクノロジーを活用したトレーニング分析を行い、自らフィードバックし、今以上にレベルアップをしたいと思いました。
試合前の選手主体によるミーティング

実現したいこと
具体的にはウェアラブルGPSを導入して、自分たちのパフォーマンスを可視化・分析し、科学的根拠に基づいたトレーニングに生かしたいと考えています。データを見ることで、これまで感覚的だった部分が数値化や可視化され、体力トレーニングになかなか時間を割くことができない環境でも、自主的に負荷をコントロールし、効果的なトレーニングを実現したいと思います。
[ウェアラブルGPS機器のイメージ写真]

私たちがこの挑戦をする意味
私たちは120年以上の歴史を持つ沼津東高校で、文武両道を実践する誇りを持っています。近年では2025年高校総体東部大会準優勝、2024年東部大会優勝、県大会初の決勝トーナメント進出(ベスト16)など、着実に成果を上げてきました。そして卒業生でも大学の体育会でサッカーに挑戦する者も多くなりました。しかし、それに満足することなく、地域の小学生や中学生たちに【進学校でも好きなことを追求できる、サッカーにも真剣に向き合っている】というメッセージを伝えたいのです。勉強してでもここでサッカーがやりたいと思ってもらえるような魅力的な部活動を創ることが、この少子化が進む地域全体の活性化にも繋がると信じています。
公式戦でのワンシーン

これまでの歩みと実績
私たちは東部地区の公立高校として、常に挑戦的でアグレッシブなチームづくりを心がけてきました。世界や日本で活躍する多くのOBの皆様の支援を受けながら、困難に打ち勝つ精神力を育んでいます。チーム規模は各学年15~20人程度と決して大きくはありませんが、多くの試合を経験して全員の成長を重視する文化が根付いています。SNSでの情報発信も積極的に行い、X(旧Twitter)約817人、Instagram約190人、Facebook約347人のフォロワーの皆様に支えられています。
[チーム集合写真]


プロジェクトの価値
このプロジェクトは単なる機器購入の支援ではありません。進学校の枠を超えた新しい部活動モデルを創造し、地域の子どもたちに新たなロールモデルを示す挑戦です。支援していただくことで、次世代の若者たちの可能性を広げる教育支援に参加していただけます。私たちの運営組織の中にある「フィジカル部」「戦術部」「メディカル部」が主導となってデータ分析を活用し、より科学的かつ実戦的なトレーニングを構築します。そして学生時代という大切な期間をケガなく、個々のレベルや課題に応じた活動ができると信じています。勉強もサッカー(好きな事を追求する)も人間的に成長する大切なものです。この現代的な学びの現場を一緒に支えていただく貴重な機会となります。
[写真上 東京学芸大学蹴球部との試合 写真中 静岡大学サッカー部との試合 写真下 東京大学ア式蹴球部との交流]


現在の準備状況
現在、ウェアラブルGPS機器の選定と導入計画を進めており、機器費用として150~200万円を見込んでいます。同窓会ネットワークや保護者の皆様、地域企業の方々からも協力の意向をいただいており、着実に準備を進めています。少しでも早く機器の導入にたどり着き、活用したいと考えています。
最後に
私たちの挑戦は、進学校だからこそできる新しい部活動の可能性を追求することです。勉強と部活動の両立を通じて、困難に立ち向かう力と最後まで戦い抜く精神を育んでいきたいと思います。ぜひ私たちの『沼東サッカー部ファミリー』の一員として、この挑戦を一緒に支えていただけませんでしょうか。皆様のご支援が、地域の未来を担う若者たちの成長に直結し、新しい高校の可能性を切り拓くことに繋がると信じています。心から感謝を込めて、どうぞよろしくお願いいたします。
[チーム全員の決意表明写真]
最新の活動報告
もっと見るリーグ戦報告 GPS導入
2025/11/17 17:00試合報告2025スルガカップ静岡県東部ユースリーグDプレーオフ決勝沼津東2nd 3対1 富士市立6th東部Dリーグ優勝!得点石橋2芹澤リーグは3位で終え、先週の2位伊豆伊東に勝利し、本日の決勝はリーグ1位の富士市立6thでした。1週間準備し、この試合に臨みました。前半集中した守備から得点を重ねることができました。後半は一進一退でしたが、そのまま逃げ切り、見事勝利することができました。2ndチームが東部Dリーグを優勝し、来季を東部Cリーグで戦うこととなります。厳しい試合、悔しい試合も多くありましたが、一人ひとりが毎日成長して今日の試合で表現することができました。6月から始まったこのリーグ昇格を目標に、そして達成することができました。みなさん、応援ありがとうございました!本日の富士市立高校をはじめ、これまで試合をしていただいたチームのみなさん、素晴らしい刺激をありがとうございました。新しい目標に挑戦できることを誇りにまた頑張ります。東部ユースリーグA 最終節沼津東 2対0 日大三島2nd通算 8勝4敗1分得点矢崎長田夏以降結果が伴わず、目標としていた県リーグ昇格もできず、どこか自信を失いはじめていたチームでしたが、この一週間でできること、やるべきことを整理し、よりスピードとテンションを高めていけるゲームを目指して、本日の試合に臨みました。試合は無事に勝利を勝ち取ることができ、良い守備、良い準備の大切さを改めて感じたと思います。一人ひとりが強度を高めていくことの必要性も感じました。本日の試合でクラウドファンディングで導入できたGPS測定機を使いました。戦術部 フィジカル部において活用できるよう分析していきたいと思います。3月からスタートしたリーグ戦3年生の力の大きさを感じ、より主体的に動くことの必要性を痛感し、そしてひとりまたひとり行動に移していくことができるようになっています。毎試合課題が出てくることは、チームにとっては伸びしろしかありません。さらにサッカーを追求できるチャンスです。日大三島のみなさん、そしてこれまで試合をしていただいたチームのみなさん、ありがとうございました。父母会のみなさん、応援していただいたみなさんありがとうございます。ここから全てここからまた未来が始まります。※クラウドファンディングのリターンについては、リターン品の納品後に順次対応します。しばらくお待ちください。 もっと見る3校合同交流会開催(沼津東・静岡・浜松北)
2025/11/05 17:0011月3日(祝)文化の日時之栖グラウンドをお借りして、沼津東高校、静岡高校、浜松北高校の各サッカー部の合同交流会を開催しました。秋晴れの素晴らしい天気・素晴らしいグラウンドの中で、生徒が事前に打ち合わせをしてトレーニングメニューを構築し、各校でそのメニューの実践を行いました。トレーニングの後は、交流ゲームどのチームも特長があり、その対策をとることができるか、話し合いながら修正をしていました。また、審判もすべて生徒が担当しました。各高校の皆さん、刺激的な素晴らしい機会をありがとうございました。この交流会で感じたことは、勉強はもちろんですが、サッカーに対してどれだけ真剣に向かい合い、追求できるかが本当に大切だということです。大好きなサッカーを自分自身の全能力をどれだけ注げるかです。どの指導者もサッカーを全力で打ち込めない人が勉強も伸びることはないといいます。まさにその通りだと思います。どのチームの選手も、本当にサッカーを心から愛し、楽しみ、必死です。 そしてその必死の在り方は、この3校には共通するものがあるのではないかと思います。沼津東高校も戦術部が中心となり、メニューを作成し、フィジカル部がアイスブレイク的なウォーミングアップメニューを実践しました。試合では審判資格を有する選手が進んで審判を行い大会を運営しました。まだまだ未熟なところがありますが、こういう経験はかならずこの後の部活動の運営に生きていくと思います。静岡県内でその存在感を示せるよう、「らしく」徹底してサッカーの向上にこだわっていきたいと思います。みなさんありがとうございました。 もっと見る








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