はじめまして、網野伸哉と申します。

今私は「ブッククラフト」というパーソナル本の制作サービスを運営しております。
簡単にいうと従来の1/3程の金額で最短1か月で自分のパーソナルな本を制作できる
というサービスになります。
出版会社と無縁の私が、なぜそんなサービスを立ちあげたのか、
そして今後実現していきたい未来に関して今回はご紹介させていただきます。
気楽な気持ちで最後まで読んでもらえたら、うれしいです。
ブッククラフトを立ち上げたきっかけ
最初のきっかけは遡ること就職活動の時になります。
私が就職活動をしたタイミングはリーマンショック後の超就職難時代。
その中で私がとった行動は一番やってはいけない就職活動のやり方でした。。
とりあえず業界の最大手をかたっぱしから受ける!!という選択。
家族の期待に応えたい、とりあえず安定しているところに行きたいと
自分自身に対しての軸がないままに就職活動をしてしまったのです。
その結果、住宅メーカーの営業職として内定をもらい入社することに。
当時の住宅メーカーはかなり体育会系で、飛び込み営業した後に
電話をひたすらかけるといった営業スタイル。
家も少し離れていたこともあり、急いで終電に駆け込み、
また次の日朝早くに会社に行くという日が続きました。
そんな日々がつづき、みるみる私は元気がなくなって社会人としての厳しさを痛感したのです。
先輩からは「新人は元気よく!元気が取り柄なんだから」と言われるが、
頭でわかっていても空元気しかでず、、(当然周囲には伝わらず。。)
結局私の気持ちは折れてしまってわずか1年弱で退職することに。
振返ってみると自分が未熟だったのもあるのですが
真剣に自分の社会人としての進路選択を考えるのが就職活動のタイミングでは遅いのではないかと思ったのです。
父親と真剣に仕事や将来に関して話をしたのも就職活動のタイミングだったのですが、
本来であれば中学生くらいから話すきっかけを作れればよかったのかもしれないなと思ったのです。
どうすればもっと早くから軸をもった就職活動ができるか頭の片隅で考えていたときに
「これかも!」と思える出会いがその数年後にやってきたのです。
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1社目で挫折を味わった私は結果的にご縁で化粧品メーカーに勤め新たなキャリアを
歩んでいくことになりました。
そして化粧品メーカーに勤めて4年程経ったある日、
私は尊敬する先輩から一つのDVDを渡されました。
「これ見てみるといいよ」と勧められたのです。
それが仕事の流儀の森岡毅さんの回でした。
それをみて一発で惚れ込んだ私は森岡さんのファンになりました。
それがきっかけとなり、森岡さんの著書は買うようにしていた時に出会ったのが
「苦しかっとときの話をしようか」という1冊。

(何度も読んだのでめっちゃ汚いです笑)
この本は元々世の中に出すために森岡さんが綴ったのではなく、
ご自身のお子様に向けたキャリアに対しての虎の巻的な本として、私的に執筆していたものだったのです。
これを読んで、本を介して親から子どもに対して人生のヒントを渡すものを作れると
子供が将来軸をもった就職活動ができるのではないかと考えたのです。
そして自分も子供ができたら本を介して人生に対しての教訓からのヒントを渡せるといいなと思ったのです。
(直接子供と話すのは仰々しいけど、本なら子供が気になった時に自発的に読めるし
本の内容をきっかけに親と会話をするきっかけが作れるなと思いました)
とはいえ本を作ったこともない当時の私は漠然と親から子に授けるような本ができればいいな~と妄想することしかできませんでした。
そんなときに突如彗星のごとく現れた「chatGPT」というaiが私に希望を与えてくれたのです。
「chatGPT」がでてきて触れているうちに、「これもしかしたら本の原稿作成に応用できるのでは?」と思い試しにつくってみたら意外とそれっぽい原稿が作れて「これはいける!」と思ったのです。
(すごいテンションが上がったのを今でも覚えております笑)
そしてここから本格的な本作りがスタートしたのです。
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本ができるまで
最初は知人に1時間程インタビューした音声データをchatgptで原稿化したものを修正して
簡易的に印刷して、ホッチキス止めをするという超簡易的なものでした。
(インタビューしてから1週間ほどで形にできたのでスピード感的には満足)
ただとてもじゃないが文章量が少なく本というよりもレポートみたいな仕上がりに。
ここでインタビュー時間が1時間では圧倒的に少なく、最低でも3時間程はインタビューしないと本にできないと察っしたのです。
そして次は知人に3時間程インタビューし、ソフトカバーの表紙もつけて作成。
しかし本のサイズを誤ってB5サイズで作成し、大きすぎてしまう笑

また文章がワードで作成したので全く本の体裁になっておらず・・・

このままではまずいと思い、本の作り方を説明している書籍を読み
一般社団法人自分史活用推進協議会主催の
「自分史アドバイザー認定講座」を受講し、一から勉強することにしました。

ここで初めてindesignというデザインソフトを使って本をきれいにデザイン
できることを知りました笑
早速講座受講後にindesignを自宅で試してみることにしたのですが難しすぎて、
「このまま独学でやっていては時間が全然足りない!」と思い
ココナラでindesignのやり方と本の枠組みを作成してくれる人を探して教えてもらうことにしました。
(ここでなんとか壁を超えることができ、本のクオリティがグッとあがりました)
そして第三弾。
indesignで作成した文章にソフトカバーの表紙をつけて、今回は何度も確認してA5サイズで入稿。
本っぽくなってきたのですが、1ページの文章量がやや多すぎて読みづらい結果に。

また表紙もソフトカバーなので本よりも冊子のような仕上がりに。

そこからはハードカバーの印刷対応している所を探して、
indesignで行数と行間を調整し、再挑戦。
そして第四弾。
とっても素敵な満足のいく仕上がりに!


こうして試行錯誤を繰り返し、なんとか自信をもってお届けできるレベルに仕上がったのです!
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今後実現したいこと
本を作るハードルを下げて、気軽に本を贈る文化を作れると素敵だなと思ってます。
「自分史・自叙伝」は著名人の人が作るものというイメージがありますが、
本当は身近な人の物語が人生のヒントになることもあると思ってます。
そして意外と自分の親や祖父母がどのような人生を歩んだかを知らないですし、
自分の生きてきた証を残す人も少ないので、もっと気軽に想いを本としてカタチに
残せるお手伝いをしていきたいと思います。
今回はサービスを立ち上げた第一歩としてクラウドファンディングで少しでも多くの方に
サービスを知ってもらえるきっかけになればと思っております。
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支援金の使い道
ご支援いただいた支援金は大切に活用させて頂きます。
具体的には下記に活用させていただく予定です。
・本の制作費用
・ブッククラフトのサイト改修費用
└記事コンテンツ追加、訴求の強化
・「ブッククラフト」商標登録費用
・リアルイベントへの出店費用
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リターンについて

※本は約8,000文字(60ページ)程でA5サイズのハードカバー本になります。
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最後に
このサービスを立ち上げるにあたって、多くの方に協力を頂いて本当に感謝しております。
そしてサービスをやっている中で「誰かの想いを形にする」のはシンプルに好きだなと感じております。

ご共感いただけましたら、少しだけでも応援を添えていただけたら嬉しいです。
本作り一緒に楽しみましょう!






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