
はじめまして。HALU代表の三田村亮太です。
これまでウェディング業界で15年以上従事、多くの結婚式をプロデュースし、人生の節目に立ち会ってきました。「すべての人にハレの日を」理念に掲げ、人生の最終章も「ありがとう」で彩る新しい送り方を提案しています。

私達が目指すのは、悲しみだけに包まれた従来の葬儀を、感謝と笑顔にあふれる「ハレの日」に変えることです。その第一歩として、今回のプロジェクトでは新しい葬儀サービスの公式ウェブサイト「HARENOHI Design」を制作します。
◼︎ハレの日セレモニーとは
従来の葬儀は「喪主が取り仕切り、宗教儀礼に沿って進む悲しみの日」でした。HALUが提案するハレの日セレモニーは、「故人自身が生前に準備し、家族や友人へ感謝を届ける想いを大事にした一日」。葬儀を悲しみの儀式から、ありがとうのセレモニーへと変える取り組みです。
1.生前打ち合わせ型
結婚式の準備のように、故人自身(もしくは家族)が生前に打ち合わせを行います。「家族に何を伝えたいか」「どんな雰囲気にしたいか」その想いをヒアリングし、セレモニーをデザインします。また、事前にお打ち合わせをすることによって、金額面も先に把握をすることができます。
2.自由な進行と空間演出
宗教や従来の形式に縛られず、場所、音楽、花、演出を自由にセレクト。まるで結婚式や記念日のように「その人らしさ」を最大限に表現できます。
3.全国で利用可能
専用サイトを通じて、オンラインでお打ち合わせ、お見積り、アイテム選定が可能。全国の提携会場やパートナーと連携し、地域関係なくサービスを実現できます。
〜ハレの日セレモニーの演出例〜
「レターメッセージ」
故人が生前にご家族や親族へ宛てた手紙を、一通一通封筒に入れてご用意します。 セレモニー当日、会場の受付やエントランスに「ウォールレター」として並べ、参列者の名前が書かれた封筒から、ご自身宛の手紙を見つけていただきます。手紙を開いた瞬間、家族や大切な人にとってかけがえのない時間が生まれます。この演出を通じて、故人の想いに触れ、絆を確かめ合える温かい時間にします。

「メモリアルムービー」
ただ写真を流すスライドではなく、故人と生前にお打ち合わせをし、想いを大事にした家族、親族との想い出を大事にした写真、動画にて映像を作成いたします。事前に動画データをお客様からお預かりし、安全に保管をしながら、編集いたします。セレモニーの直前まで素材追加も可能で、柔軟に要望に合わせて対応いたします。結婚式のエンドロールのように、家族の想い出を動画で振り返れる新しい映像をお届けいたします。

◼︎「HARENOHI Design」の主な機能
・まずはオンライン相談 ご自宅からパソコンやスマホでプロデューサーと打ち合わせ。わざわざ会場に行かなくても、気持ちや希望をしっかり伝えることが出来ます。
・見積もりをすぐに確認 相談内容をもとに、費用感やプランをすぐに見積もり。比較検討をしながら演出内容を考えることが出来ます。事前に把握することで突然の出費にしっかりと備えることができ安心です。
・アイテムを自由に選べる 会場の雰囲気、装花、音楽、映像、写真など多くのクリエイターの中から、ご自身で選択。まるで結婚式を準備するように「その人らしさ」を形に出来ます。
・全国どこでも対応 提携している葬儀場や様々なスペースと連携しているので、地域に関係なく利用可能。
従来のように「決まった形に従う葬儀」ではなく、ご本人やご家族の想いを中心にしたハレの日セレモニーを実現できるサイトです。

私がこのプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけは、祖母の葬儀に参列したときの母の一言でした。「私が亡くなったら、自由な形で歌を歌ったりして送って欲しい。通夜とか宗教色なことはいらない。」その言葉に、従来の形式や宗教色に縛られた葬儀ではなく、その人らしさを大切にしたお別れの必要性を強く感じました。
実際、日本では若い世代ほど「無宗教」の人が増えており、60代でも4〜5割と2人に1人となっています。5〜10年後には宗教儀礼よりも「想いを伝えること」が主流になるのではないかと考えています。葬儀を供養の場から感謝を贈るハレの日へと変える時代がすぐそこまで来ています。
また、私はブライダル業界の写真、映像技術はイベント関係の中でトップクラスの品質であると思っています。結婚式で培った演出クオリティを活かせば、ただのスライドショー、記録ではない故人の想いが生きる映像演出を実現できると確信しています。
そして、SNSでも同じ想いが実際に広がっています。 例えば、ある方は妹さんを自由葬で見送った体験をこう語っています。
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「ドレスコードは喪服NG、数珠NG。葬儀場を風船やお花や写真で飾って、好きな音楽をかけてプロジェクターで思い出を流して、サンドイッチやドーナツや飲み物を置いてプチパーティー風に。妹が理想だと言っていたので、皆が笑って送れるお葬式にしました。」
「私もそういうのがしたくて今から計画を練ってます。こういうのもスタンダードになればいいのにと思ってます。」
「まだ参列者が残っているに、葬儀屋さんに『早く片付けて!』と言われ、自分たちで片付けさせられた」「持ち込みの飲食や演出は本来禁止で、かなり揉めた。」
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このように「本当はもっと自由にやりたい」という想いと、「現実の制約」のギャップが、多くの人にとって障害となっています。
このプロジェクトを通じて、
・故人の想いを生前にお打ち合わせ、事前企画で想い重視の式に ・家族や友人に「ありがとう」を届ける ・参列者が涙だけでなく笑顔で見送れる ・そして会場側の制約に縛られず「理想のスタイル」を実現できる
そんな新しい文化を、HALUから広げていきたいと思います。

◼︎パートナー企業の選定
ブライダルで培ったネットワークを活かし、映像会社、カメラマン、装飾、料理人など高いクオリティを提供できるパートナーと協力体制を構築しています。
◼︎商品開発
「打ち合わせスキーム」「生前作成ビデオ演出」「ウォールサンクスメッセージ」など、新しい葬送文化を形にする具体的なサービス設計を進めています。
◼︎サイト開発に向けた打合せ
システムエンジニアと共に、公式サイトの構成や機能(打ち合わせ予約、見積もり作成、会場、アイテムのセレクト機能など)についてミーティングを重ねています。
すでに基盤となる準備が進んでおり、クラウドファンディングでご支援いただいた資金を活用しながら、本格的にサービスをローンチできる段階にあります。
2025年9〜10月 ・クラウドファンディング実施 ・支援者への活動報告開始 ・提携パートナーの選定完了(映像、写真、装飾、花、葬儀社など)
2025年11月 ・サイト開発開始(システム設計、デザイン制作) ・サービス詳細プラン(打ち合わせフロー、見積もり機能、アイテム選定機能)の確定
2025年12月 ・サイトβ版公開(テスト運用開始) ・モニター利用者にテスト実施
2026年1月 ・サイト正式オープン ・サービスPRキャンペーン開始
2026年2月 ・提携エリアを順次拡大 ・サービス改善(ユーザーの声を反映)
私たちは、葬儀を「悲しみの日」から「ありがとうを伝えるハレの日」へと変えたい。それは単なる形式の変更ではなく、人生の最終章をどう迎えるかという、大切な文化の変革です。
大切な人を見送る瞬間が、涙だけではなく、温かい笑顔と感謝におふれていたら。 残された家族の心に刻まれるものは、悲しみではなく「ありがとう、一緒に生きられてよかった。」という想いです。
今、若い世代を中心に「冠婚葬祭は、宗教よりも想いを大事にしたい」という声が広がっています。けれど実際には、こうあるべきだという一般常識、会場の制約や既存の仕組みの中で、その願いが叶わない現状があります。
だからこそ、私たちHALUは立ち上がりました。 ウェディングで培った感動のプロデュース力と映像、写真、演出のクオリティを活かし、誰もが自分らしく、感動と共に旅立てる新しい文化をつくりたい。
そしてもうひとつ、大切にしていることがあります。 それは「生前に故人が家族を想い、準備をすること」です。 この時間が、日々の生活での家族の向き合い方を変え、普段口にできない感謝の気持ちを意識するきっかけになります。その積み重ねが、家族の絆を強める大切な時間になるのです。
この挑戦は、私たちだけでは実現できません。 「そうだね、その未来が必要だ」と思ってくださる皆さん一人ひとりの力が必要です。
どうか私たちHALUと一緒に、葬儀の常識を変え 人生の最後を【ハレの日】にする挑戦を広げてください。






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