はじめに:これは、宮古島(狩俣)の未来を「繋ぐ」挑戦です
このプロジェクトページを開いてくださり、本当にありがとうございます。 はじめまして、宮古島市狩俣(かりまた)で活動する「労働者協同組合 かりまた共働組合」です。
私たちの挑戦は、ただ古い建物を綺麗にすることではありません。 このプロジェクトは、昨年度に続き私たちが採択された2件目の国土交通省『空き家対策モデル事業』。宮古島の未来を、そして人と地域の繋がりを再生する挑戦です。
宮古島の北端、美しい海と昔ながらの集落が残る狩俣。 この地で、**かつて商店として賑わいの中心だった空き家『新里家』を、再び人々の笑顔と活気が集まる「宿泊機能付きの交流拠点」**として蘇らせたい。 その一心で、私たちは立ち上がりました。
はじめまして、代表理事の根間太一です。

私、根間太一は、この狩俣で生まれ育ちました。 一度は島を離れましたが、故郷への想いは常に胸の中にありました。現在の宮古島は、観光地として大きな発展という「光」を浴びる一方で、急速な変化の中で昔ながらのコミュニティが失われつつあるという「闇」も抱えています。
この状況に対し、地域出身者である私たちが主体となり、利益だけではない、人の繋がりを第一に考えた地域づくりができないか。その想いから、仲間たちと共にこの「労働者協同組合」を立ち上げました。このプロジェクトは、私たちの故郷への恩返しであり、未来への投資です。
私たちが守り、伝えたい「本物の宮古島」
私たちが届けたいのは、ガイドブックには載っていない**「本物の宮古島」**です。 それは、豪華なリゾートの中にはありません。地元のおじさんと他愛もない話でお酒を酌み交わす時間であり、子どもたちの笑い声が響き渡る日常の風景です。 ここ狩俣には、そんな飾らない、ありのままの宮古島の日常が、今も息づいています。
『新里家』は、そんな「本物の宮古島」の豊かさを、訪れる誰もが経験できる入り口にしたいのです。

『新里家』から始まる、持続可能な地域経営へ
私たちの挑戦は、この『新里家』一軒で終わりません。 昨年度採択された1件目のモデル事業では、別の空き家を長期滞在用の「賃貸住宅」として改修しました。そして、今回改修する『新里家』は「働く場所」としての宿泊施設になります。
つまり、1件目の住宅の住人が、2件目のこの宿で働けるという、「住」と「職」を一体で提供する仕組みです。
私たちは今後もこの取り組みを続け、狩俣という地域全体を、持続的に発展させていく**「地域経営」**を目指しています。このプロジェクトは、そのための重要な一歩なのです。
私たちが目指すのは「繋がる」ための多機能拠点です
この家が完成した暁には、様々な「繋がり」が生まれる場所を目指します。
人と人を繋ぐ:旅人と地元民が、まるで昔からの知り合いのように食卓を囲む。訪れた子ども同士が自然と遊びだす。
田舎と都会を繋ぐ:都会の企業が研修で訪れ(※実際に12月開催予定)、地域の課題に触れる。リモートワーカーがローカルな日常に溶み込む。
昔と今と未来を繋ぐ:伝統的な家で、未来の地域のあり方を語り合う。
新しい関わり方を繋ぐ:時には「労働が宿泊費となる」ような、新しい関係性の構築にも挑戦します。

資金の使い道
皆様からご支援いただいた資金は、以下の改修費用に大切に充当させていただきます。 (目標金額500万円のうち、手数料・経費等を除く約300万円を以下の費用に充当)
構造補強・屋根修繕費:50万円
内装工事費(壁、床、水回り):150万円
電気・ガス・水道工事費:50万円
その他、諸経費:50万円 (※上記はあくまで概算です。詳細は活動報告にて随時ご報告いたします。)
リターンの紹介:「繋がる」ための約束です
今回ご用意した一つひとつのリターンは、私たちの本気の想いです。 単なるお礼の品ではなく、これを通じてあなたに狩俣へ足を運んでほしい、私たちの仲間になってほしい。そんな、未来へ向けた最初の**『繋がり』**だと考えています。
宮古島狩俣の海の恵みである新鮮なもずくや、リアルなかりまたを知れる現地アテンドツアーなど、心を込めてご用意しました。ぜひ、リターン一覧もご覧ください。
実施スケジュール
2025年 9月中旬〜:クラウドファンディング実施
2025年 10月中旬〜:改修工事 着工
2025年 12月:連携事業である企業研修プログラムの実施
2025年 12月初旬:改修工事 完了予定
2025年 12月初旬〜:リターン順次履行開始
2025年 12月中旬頃:プレオープン・完成セレモニー
最後に:この「結び目」を、一緒に作ってください
この挑戦の先に、たくさんの笑顔が生まれると信じています。 完成した「新里家」であなたと笑い合える日を、メンバー一同、心から楽しみにしています。
私たちの挑戦に、どうかあなたの力を貸してください。 応援、よろしくお願いいたします!






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