【緊急支援】静岡・竜巻被害|避難者に迅速な支援を|ピースウィンズ・ジャパン

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【静岡県 竜巻被害】9月5日に静岡県で発生した竜巻は「国内最大級の規模」と推定され、重軽傷者が34人、建物の被害は1732棟に上っています。ピースウィンズが運営する空飛ぶ捜索医療団緊急支援チームは被災地に向け出動を決定。緊急支援を開始します。

現在の支援総額

344,000

34%

目標金額は1,000,000円

支援者数

63

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/09に募集を開始し、 63人の支援により 344,000円の資金を集め、 2025/11/27に募集を終了しました

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【緊急支援】静岡・竜巻被害|避難者に迅速な支援を|ピースウィンズ・ジャパン

現在の支援総額

344,000

34%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数63

このプロジェクトは、2025/09/09に募集を開始し、 63人の支援により 344,000円の資金を集め、 2025/11/27に募集を終了しました

【静岡県 竜巻被害】9月5日に静岡県で発生した竜巻は「国内最大級の規模」と推定され、重軽傷者が34人、建物の被害は1732棟に上っています。ピースウィンズが運営する空飛ぶ捜索医療団緊急支援チームは被災地に向け出動を決定。緊急支援を開始します。

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9月5日、静岡県牧之原市や吉田町、掛川市にて台風15号にともなう突風が発生。各地で倒木や一部電柱が折損、さらに家屋の屋根や外壁がはがれ飛ばされるなどの災害が起きました。気象庁は、突風の特徴や被害状況からいずれも「竜巻」と認定。特に牧之原市から吉田町にかけて発生した竜巻は、風速約75m/sと推定される、国内では最大級の竜巻だったことが発表されています。

この竜巻により、83人が重軽傷を負ったほか、住宅の被害が拡大。9月9日時点で全壊2棟、半壊161棟、一部損壊は1,303棟にも及ぶ被害が確認されています(*2)。この状況を受け、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、能登半島地震で被災した石川県珠洲市に現在も駐在し支援を続けている橋本笙子と看護師2名を被災地に派遣し、必要とされる支援を届けるためにニーズ調査を開始しました。

*1)気象庁|令和7年9月5日に静岡県牧之原市、掛川市及び吉田町で発生した突風について~気象庁機動調査班による現地調査の報告~

*2)静岡県|台風第15号による被害状況について【第6報】(9月9日14時00分現在)

屋根の瓦が巻き上げられ周辺の建物を襲う二重被害

気象庁の現地調査によると、牧之原市から吉田町までわずか数キロの間に発生した竜巻は、“ゴー”という大きな音をたてながら移動し、突風が吹き荒れたのはわずか1分程度だったという声が多く聞かれたといいます。こうした状況からも、短時間で大きな被害をもたらした今回の竜巻の衝撃がいかに大きかったかが想像できます。

牧之原市は、令和3年と4年にも竜巻による被害が発生。5年間で3回目の被害ですが、過去の災害に比べても今回の被害状況は大きく、市職員からは「この規模の被害は初めて」と戸惑う声が聞かれたといいます。

竜巻は、強い上昇気流によって発生する渦巻(うずまき)状の激しい突風で、竜巻の通り道にあたってしまった家屋の多くは屋根が破損。強風で巻き上げられるように飛ばされた瓦が、別の建物や家のガラスを割ってしまうような二重被害などが多く見られました。

すでに業者が修繕に入っているマンションや家もある一方で、行政から支給されたビニールシートを簡易的にはり、雨風をしのいでいる家もあります。これから台風シーズンを迎える前に修繕する必要があり、迅速なサポートや支援が求められる状況です。


極局地的な災害に起きる“被害の格差”

現地に入った空飛ぶ捜索医療団の看護師によると、広範囲で被害が出る地震や台風とは異なり、竜巻ならではの被害状況もあるといいます。

「たとえば能登半島地震では、家屋の築年数や耐震性が被害に大きく影響しました。しかし、竜巻による災害では建物の強度に関係なく、竜巻の通り道かどうかで状況がまったく異なってきます。竜巻が通ったライン上の家屋のみが被害に遭い、通り道からわずかに外れた家は被害がほとんどないような状況で、小さなコミュニティ内で明白な“被害の格差”のようなものを感じました。物的被害だけでなく、被災者にとってはやり場のない、こうした精神的なダメージにもケアしなければいけないと感じています」

また、橋本は今回のような極局地的な災害で、半壊や一部損壊が多い状況をみて、公的支援が行き届かない可能性について言及。さらに「停電は全域で復旧したと発表されていますが、なかには目の前の電線までは通電されたけれど、実際には家の中にまでまだ届いていない家もあるかもしれない」と、能登半島地震の経験を踏まえ、あらゆる可能性を確認する必要性を訴えました。

こうした支援からこぼれおちてしまう被災者をなくすために、明日以降は戸別訪問なども行いながら一人ひとりに寄り添う支援を行っていきます。

空飛ぶ捜索医療団は、引き続き現地でニーズを調査し、これまでの災害支援、避難所支援の知見を活かして、被災者の方々に支援を届けます。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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