1.プロジェクトの実行者について
私は、横浜国立大学 経営学部に在籍している大学生です。
これまでSNSを通じて情報発信や配信を行ってきましたが、今回の珈琲店の開業に向けて、2025年10月からは新たにInstagram・TikTok・Xでも発信をスタートさせる予定です。
10月に
30〜40代になって十分な資金を確保してから挑戦することも考えました。
しかし、「今だからこそできる挑戦」があると感じ、学生という立場や年齢的な制限から資金集めには苦戦しながらも、思い切ってクラウドファンディングに挑戦する決断をしました。
今回は SNS運用や店舗運営を含めて約1年の計画を立てていますが、できる限り早期に成果を出せるよう尽力します。
また、活動につきましては月一回以上のペースで随時ご報告させていただきます。
この挑戦を通じて、多くの方々に新しいコーヒー文化を届けるとともに、自分自身も大きく成長していきたいと考えています。


2.プロジェクトのはじまり(課題意識)
現在を生きる人々にとって、カフェは身近な存在です。
けれど「安くて便利」な選択肢はあっても、「本格的なコーヒーを体験できる場所」はまだ多くありません。
一杯に本気で向き合い、香りや所作を目の前で楽しめる空間。
目の前でコーヒーを淹れる所作を楽しんでいただくことで、SNSを投稿する若い世代にも親しみやすく、幅広い世代の方が集まる「文化交流の場」となるお店を目指します。

↑お客様の目の前でコーヒーをお作り致します。
3. 私の想い(21歳の挑戦)
私は21歳。人生で初めて大きな挑戦に踏み出します。
目指すのは「安さ」ではなく「本物」。
一杯1,000円から2,000円のコーヒーは高いと感じられるかもしれません。
けれど、ただ飲むのではなく「体験する」一杯として、その価値をお届けできると信じています。
「落ち込んでいるときや、不安なときに、少しだけ心を楽にする一杯」。
この店は、そんな存在でありたいのです。
4.店舗のこだわり
抽出方法
ハンドドリップ:豆本来の個性を素直に表現する基本の一杯
サイフォン:香りと視覚効果に優れ、特別感を演出できる抽出
エスプレッソ:濃厚で奥深い一杯。希少豆を用いた飲み比べも提供
空間デザイン
- ダークトーンを基調にしたモダンな内装
- カウンターを中心に、抽出の所作を“舞台のように”見せる配置
- 豆を挽く音、お湯を注ぐ姿、立ち上る蒸気──五感で楽しめる空間

カウンター席中心の珈琲店
価格帯(仮)
- 1,000円:シングルオリジンのハンドドリップ
- 1,500円:サイフォンで淹れる特別豆
- 2,000円:希少豆のエスプレッソ、または飲み比べ
他のお飲み物やフードも提供予定です。
5. 店舗概要と立地
- 場所:相鉄線 星川駅周辺(駅徒歩圏内)または、国道16号沿い
- 席数:10~15席
- 営業時間:朝から夜まで。通勤前、放課後、買い物帰りなど幅広いニーズに対応
- 利用シーン:学生が勉強帰りに立ち寄る、社会人が一息つく、買い物帰りの家族がくつろぐ──そんな日常の拠点
6. 資金の使い道
今回のクラウドファンディングでは、開業に必要な初期費用をすべてカバーしたいと考えています。
- 内装工事費:約500万円(デザイン重視)
- 機材費:約400万円(エスプレッソマシン、焙煎機、サイフォン、ハンドドリップ器具、キッチン設備)
- 物件関係費:約300万円(家賃保証金・契約費用)
- 運転資金:約200~250万円(人件費・光熱費・豆仕入れ、3~6か月分)
- 広告費:約50万円
合計:1,500万円
7. リターン(支援の形)
本プロジェクトでは、リターンとしてopenしたお店(名称未定)で使用できるドリンクチケット(有効期限2027年12月31日)の配布を予定しております。しかし、クラウドファンディングとSNSでの発信を通じて2026年9靴までの約1年間活動し、万が一目標金額に達せず開業が難しい場合には、店舗でのご利用ができなくなります。そのため、リターン事項への記載ができません。
その際は、ご支援金額に応じて、Thanks Letterに加えて代替リターンをご提示させていただきます。
必要となる資金は、自己資金にて補填し、確実に対応いたします。
リターンの履行のために、来年9月ごろまで有効なメールアドレスをご記載ください。さらに、5万円以上ご支援いただいた方につきましては、ご住所の記載もお願いいたします。
8. ストレッチゴール(さらなる挑戦)
1,500万円を達成した後、さらに支援をいただける場合は以下を実現します。
- +100万円 … セカンドエスプレッソマシン導入(ピーク時対応)
- +200万円 … 抽出器具拡充+新しい抽出方法メニュー追加
- +300万円 … 希少豆の仕入れ強化、限定ブレンドの開発
- +500万円 … 内装グレードアップ+イベントスペース設置
また、予定より早く目標達成させていただいた場合オープンの前倒しを検討しております。
9. 支援者の方々へのメッセージ
この挑戦は、21歳の私ひとりでは実現できません。
しかし、皆さんと一緒なら必ず形にできると信じています。
「見える抽出、香る空間。」
あなたの支援が、コーヒーから文化をつくります。
全力で取り組ませていただきますので、どうか応援をよろしくお願いいたします。
10.スケジュール(予定)
- 2025年10月:SNS運用開始(Instagram・TikTok・X)/投稿・配信で呼びかけ
- 2026年6月:クラウドファンディング終了
- 2026年7月:内装工事スタート/公式HP公開
- 2026年8月:内装工事完了 → 保健所検査・営業許可取得
- 2026年9月:招待制プレオープン実施 → グランドオープン/リターン発送開始
11.経営戦略
以下は今回の経営詳細となるためご興味のある方のみお読みください。
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1. コーヒー文化の価値と可能性
コーヒーは世界的に見ても日常生活に深く根付いた飲み物であり、特にスペシャルティコーヒー市場は年々成長を続けています。国際コーヒー機関(ICO)の統計によれば、世界のコーヒー消費量は過去10年間で着実に増加しており、その中でも品質や生産者の背景にこだわったスペシャルティコーヒーのシェアは拡大傾向にあります。日本国内においても、若年層を中心に「本物志向」の高まりが顕著であり、カフェ巡りやSNSでの共有を通じて、コーヒーは単なる嗜好品ではなく文化体験の一部となりつつあります。横浜市、特に相鉄沿線は住宅地と教育施設が多く存在し、地域の交流拠点としてのカフェ文化が根付く可能性を秘めています。
2. 経営戦略
本プロジェクトの経営戦略は「ターゲット分析」「競合分析」「戦略的ポジショニング」の3つを基盤としています。
2-1. ターゲットごとの行動特性分析
- 学生層(高校・大学):放課後や休日にSNS投稿を目的として利用する傾向が強く、コーヒーの味だけでなく「映える体験」に価値を見出す。低頻度だが拡散力が高い。- 社会人層:通勤前や帰宅途中、あるいは仕事の合間に「質の高い休憩時間」を求める。滞在時間は短めだが定期的な利用が期待でき、安定した収益基盤を形成する。- シニア層:近隣住民として日常的に来店しやすい層。落ち着いた空間やスタッフとの交流を重視し、リピーターとしての長期的価値が大きい。
2-2. 競合分析
横浜市内にはスターバックスやタリーズ、ドトールなどの大手チェーンが数多く存在します。しかし、これらは大量仕入れや効率的オペレーションに基づく標準化されたサービスであり、「目の前で抽出を楽しめるライブ感」や「1,000円〜2,000円という高価格帯の体験型コーヒー」を提供する店舗は少ないのが現状です。本店舗は「差別化集中戦略」をとり、チェーンと直接的に競争するのではなく、地域密着型かつ体験重視型という独自のポジションを築きます。
2-3. ポーターの3つの基本戦略に基づく位置づけ
- コストリーダーシップ戦略:本店舗は採用しません。安さではなく品質を追求します。- 差別化戦略:抽出方法の見える化、香りを楽しむ空間デザイン、高価格帯メニューで差別化します。- 集中戦略:星川駅周辺という特定の地域に焦点を絞り、地域の生活者や学生、社会人を主要ターゲットとします。
3. 資金計画
資金計画は「初期投資」と「運転資金」の2つに分けられます。
3-1. 初期費用の内訳
- 内装工事費:約500万円(デザイン重視の施工)- エスプレッソマシン:約200万円- サイフォン器具・ハンドドリップ器具:約50万円- 小型焙煎機:約100万円- キッチン設備:約50万円- 家賃保証金・契約費用:約300万円合計:約1,200万円〜1,300万円を想定。
3-2. 運転資金の算出根拠
運転資金は開業後3〜6か月分を確保します。- 人件費:約20〜25万円/月- 光熱費:約8〜10万円/月- 原材料費(豆の仕入れ):約15万円/月→ 合計:約200〜250万円を準備します。
収益モデル
本店舗の収益モデルは「高単価・低回転型」を基本とします。以下の表は、来店数のシナリオ別に損益分岐点(460人想定)を超えた場合の収益モデルを示しています。
項目
500人/月
600人/月
700人/月
800人/月
売上高
750,000円
900,000円
1,050,000円
1,200,000円
変動費(30%)
▲225,000円
▲270,000円
▲315,000円
▲360,000円
固定費
▲450,000円
▲450,000円
▲450,000円
▲450,000円
営業利益
75,000円
180,000円
285,000円
390,000円
4. リスクと課題への対応
事業にはさまざまなリスクが存在しますが、それぞれに対応策を講じています。
- 原材料価格高騰リスク:複数の仕入れルートを確保し、相場変動の影響を分散します。- スタッフ確保リスク:学生アルバイトや地域人材を積極的に採用し、研修制度を設けることで定着率を高めます。- 感染症・景気後退リスク:テイクアウトやオンライン発信を強化し、収益源を多角化します。
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