
こんにちは。
「世界横丁」主催の、demo!expoです。
どったばったの日々で、活動ブログを全く更新できておらずでした……が、ここで大切な投稿を行います。

2025年10月13日に閉幕を迎えた大阪・関西万博。
そのパビリオンスタッフへの想いから、本企画は立ち上がりました。
「みんなが国に帰る前に、ありがとうを言いたい」
「万博で生まれたものを続けたい、街に残したい」
「パビリオンや出展者のみんなが、また訪れたくなる大阪にしたい」
つまり、彼らがまた大阪に来て、万博のつづきをつくりたいと思ってくれたら。そうすることで、きっとずっと、万博で生まれたものが続いていくのではないか。それが、この「世界横丁」が生まれたきっかけであり、最初の目的でした。
心配もありました。
「資金や人手はどうするの?」
「そもそも、うまくいくかな…?」
パビリオンのみんなにも相談しました。
「めっちゃいい! もちろん一緒にやるよ!」
「むしろ僕らからも、ありがとうを伝えたい!」
「大変かもしれない。でも、何もやらないよりも、何かをやってみましょう!」と、背中を押されました。こうして、「世界横丁」の実行が決まりました。

同時に、このクラウドファンディングを立ち上げました。すると、SNSを通して、たくさんの反応がありました。
会う人会う人に、
「アフター万博やるんだって?!」
「応援するよ! 当日楽しみにしてる!」
と言っていただくことが増えました。
「私達のパビリオンからも、ドネーションしていい?」
「当日、何か手伝えることはありませんか?」
そんな声もたくさんいただきました。
結果、1,246人ものみなさまより、想像を超える、たくさんの応援が集まりました。

そしてやってきた、10月17日・18日。
「世界横丁」はなんと、2日間で合計、
5万人を超える方々が来てくださいました。

伝えるべきことはたくさんありますが、まずはお礼を伝えさせてください。
万博閉幕に向けた大忙しの日々の中で、「世界横丁」を一緒につくってくれたパビリオンや出展者のみなさま。
会場決定から終了後のケアまで、一緒に歩んでくださった靭パークセンターのみなさま。
世界をつなぐ要(かなめ)となってくださった、ボランティアスタッフのみなさま。
そして、「世界横丁」を実現させるための大きな力をくださった、応援者のみなさま。
世界横丁は、あなたがいなければ、できませんでした。心より、心より、御礼申し上げます。

同時に、至らぬ点も多々ありました。
事前アナウンスのタイミングや情報不足、混雑や待機列など。想定以上のご来場をいただき、収容力が及ばず、園路からお客様が溢れてしまう状況でした。結果、植栽帯へ人や物が立ち入り、一部の植物を傷めてしまいました。大変申し訳ございません。
傷んだ植物については、公園の管理者と協議を行い、園芸の専門業者に回復と育成をお願いしております。そして、次回開催時にはこのようなことを起こさぬよう、チームメンバーだけでなく、各分野の専門家も交えながら、会議やシミュレーションを重ねていきます。

ここで皆様に、パビリオンや出展者のみなさんからいただいた言葉を、一部紹介します。
「ありがとう、たくさんの人が会いに来てくれたよ!!」
「次はいつ?! またやりたい!」
「自分に自信がつきました。母国に戻ったら、自分の店を開く準備をはじめようと思います」
「帰るのがさみしい。でも、このプロジェクトが続くなら、私達はまた大阪に来ます」

まさに、世界横丁を立ち上げた最初の目的。「またパビリオンや出展者のみんなが訪れたいと思う大阪にしたい」「またみんなと一緒につくりたい、万博のつづきを日常へつなげたい」という願い。
これらを実現したのは、応援してくださったみなさんです。みなさんが、「世界のだれかと、だれかの世界と」をもっと近づけました。

私達は、これからも、世界横丁を続けたいと考えています。次は、みなさんともっと意見交換を行います。今回いただいた声を元に改善できるよう、第2弾開催に向けて、頑張ります。

なお現在、世界横丁内のコンテンツである「SEKAI BAZAAR」「SEKAI KITCHEN」「万博蚤の市」「SEKAI STAGE(ステージイベント)」それぞれのチームメンバーより、さらに詳しい当日の様子やエピソード、今後に向けた意見などを回収中です。
クラウドファンディングでご支援してくださったみなさまへのリターンも準備中。11月中を目処に、順次お送りいたします。お楽しみに!

最後にもう一度、お礼の気持ちを。
何度言っても言い足りません、重ねてになりますが、本当にありがとうございました。
引き続き、「世界横丁」をどうぞよろしくお願いいたします。




