旅の様子をブログでリアルタイム更新しています。
どうぞご覧ください。
みなさんこんにちわ。
ご覧下さいましてありがとうございます。
Maruigeta garmentsという名前で、広島県尾道市に浮かぶ島「向島」を拠点に服作りをしています、
井出雄士と申します。
脱走犯で有名になってしまったあの島の海岸沿いに小さなアトリエを構えて、2人で日々服作りに励んでいます。
▼このプロジェクトで実現したいこと
僕は現在、電車やバス、ヒッチハイクやフェリーなどを使って各地の生地を集めながら東欧~北欧の全9カ国を一人旅して周っています。
各地で見つけたそれらの生地の中から好きなものを選んでもらい、生地との出会いの物語を感じられる「その人」のための一着をオーダーメイドで仕立てる事ができたら素敵だなと思いました。
クラウドファンディングを通じてオーダーを頂いた方に実際にお会いして、対話しながら採寸し、生地を直接触って選んでいただき、
その後尾道のアトリエに戻って「その人」をイメージしながら服を裁断から仕立てる。
その一着は作り手の僕たちにとってもオーダーしてくれたその人にとっても、きっと他に類のない価値ある一着になると思っています。
「この服を着る人」のための心配りをしながら、その人の顔や話した事などを思い浮かべながら服を作りたい。
クラウドファンディングをツールとして活用させてもらいながら、実現したいと思っています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
活動開始から一年足らずですが、僕たちは「日向」という名前で、上記のようなコンセプトのブランドを展開しています。
やみくもに服を作り、可能な限り生産コストや価格を下げ、売れるだけ売り、残ったらセールというサイクルではなく、
一着の服が生まれる理由を作り手側が理解した上で、パターン調整からの全生産工程を踏んでいく。
(日向のコンセプトについて詳しくはHP内のブランド概要をご覧下さい)
僕たちは瀬戸内海の向島という島で、2人だけで服作りをしています。
いわゆるアパレルブランドとは真逆のような環境ですが、だからこそ、一着ずつを丁寧に、意志を持って作っていきたいと願っています。
とにかくローコストで、大量に作られた安い服達が叩き売られるアパレル産業へのアンチテーゼとして、
僕たちのこの考えを少しでも広めたく、プロジェクトを立ち上げるに至りました。
▼これまでの活動
2008年の20歳の時から約6年、民族服を巡って60カ国以上を一人旅していました。
2017年夏に拠点を尾道市向島に構え、渋谷ヒカリエでの展示会を皮切りに活動を開始しました。
サンプルを元にオーダーを頂いて、外注はせず、染色や刺繍を含めた全工程を自分たち2人で製作しています。
▼リターンについて
リターン1.スモックのオーダーメイド
リターンとして、上記のブランド「日向」の一着である「スモック」という服をオーダーメイドでお仕立てします。
8/23(木)にノルウェイから帰国後、下記日程で各地で受注会を催します。
東京 - 8/24(金)~8/26(日) / 渋谷ヒカリエ8階 aiiima-1
大阪 - 9/1(土)-9/2(日) / (開催地未定)
福岡 - 9/8(土)-9/9(日) / (開催地未定)
(その他ご要望があればご相談下さい)
パトロンとなって頂いた方には最寄りの会場にお越し頂き、
1.スモックのサンプルをご用意しますので、ご試着頂いた上で寸法の調整をします。サイズ感のご要望があればご相談下さい。
2.メインに使う生地を、4色(白・生成り・紺・黒)の中からお選び頂きます。こちらも生地サンプルをご用意致します。
3.旅先で買い付けてきた生地の中からお好きなものを選んで頂きます。その生地を両肩の切り替えパーツとして使用します。
※これらの現地調達の生地については旅先から更新中のブログ内の【旅先で見つけた生地】をご参照下さい。各国で1枚以上、計10枚以上を予定しています。
※生地には余裕を持っておりますが、数着分しか取れないものもあります。その際は早い者順とさせて頂くことをご了承ください。
4.それらのデータを元にして広島県向島のアトリエにて製作を開始し、
2018年10月末までにご自宅へとご郵送致します。
※リターンの金額には、生地代、送料、消費税が含まれています。
〜渋谷ヒカリエにご来場頂ける方のみ〜
同期間渋谷ヒカリエ8階aiiimaでは「over made STORE」と称したイベントを開催しております。僕たちの拠点である備後地方で織られた膨大な数の生地が同スペース内にて特別販売されています。
ヒカリエにお越し頂ける方のみ、メインに使う生地をイベント内で販売されている生地の中からでもお選び頂けます。
〜スモックについて〜
スモックは18世紀イギリスのウェールズで農作業着として生まれ、その後ヨーロッパ各地で軽作業用の服として男女問わず広く好まれました。
当時活躍していた芸術家たちの好んで着用し、「接吻」という絵で名高いオーストリアの芸術家「グスタフ・クリムト」もスモックを愛し日常着として着用していました。
そしてスモック独自の両肩の切り替えパーツは、画像でもわかるように流行していた当時も各々が自分の好みに合わせて生地を切り替えたり、自らの職業を表すような刺繍を施したりしていたと言われています。
旅先の各国でスモックに合う生地を厳選して買い付けてきますので、当時の伝統に習い、ご自身の好みの生地を楽しんで選んで頂けたらと思います。
<オーダーメイドですので寸法調整が可能となりますが、お作りするスモックのサンプルのサイズは下記画像をご参照下さい。>
※生地にゆとりを持ってお作りしていますので着れないという方はおらず、ほとんどの方が総丈(裾の長さ)のみの調整を希望されるか、そのままでいいという方も多いです。
リターン2.旅先で買い付けた生地で作るピアス
旅先で買付けた生地の中からお好きなものを選んで頂き、ピアスをお作りします。
(画像内の生地はイメージです)
現在旅先で買付け中の生地についてはブログ内【旅先で見つけた生地】からお選び頂きメッセージ頂くか、各受注会場へお越し頂いて直接お選びください。
オーダーを頂いた順に製作後、ご自宅へとお届け致します。
▼最後に
このクラウドファンディングのページを製作している今現在、ラトビアはリガにいます。
ミュンヘンからここまでの道中すでにたくさんの出会いがありましたが、帰国後も服作りを通じて新たな出会いが生まれたら、この上なく光栄に思います。
長文をお読み下さりありがとうございました。
Maruigeta garments
井出 雄士
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