障害があるまなちゃん店長八百屋2号店開店!食を通した交流で障がい理解をin兵庫

「障害」の有無に関わらず、誰もが当たり前に生きられる社会を作りたい!10月1日に兵庫県西宮市メルカードむこがわに「まなちゃんの八百屋」2号店をオープンします。障がいのある人もない人も共に働き、地域の方々と交流できる店にしたいです。

現在の支援総額

684,000

13%

目標金額は5,000,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/07に募集を開始し、 70人の支援により 684,000円の資金を集め、 2025/11/13に募集を終了しました

障害があるまなちゃん店長八百屋2号店開店!食を通した交流で障がい理解をin兵庫

現在の支援総額

684,000

13%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数70

このプロジェクトは、2025/10/07に募集を開始し、 70人の支援により 684,000円の資金を集め、 2025/11/13に募集を終了しました

「障害」の有無に関わらず、誰もが当たり前に生きられる社会を作りたい!10月1日に兵庫県西宮市メルカードむこがわに「まなちゃんの八百屋」2号店をオープンします。障がいのある人もない人も共に働き、地域の方々と交流できる店にしたいです。

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自己紹介

こんにちは。兵庫県西宮市で「まなちゃんの八百屋」を経営する野草惣太と申します。重度障害を持つ店長まなの兄でもあります。

妹のまなは2歳か3歳の頃に障害があることが分かりました。

3歳違いの妹とは、同じ小学校に通っていました。私はクラスで委員を務めたり、人前に立つことが多かったのですが、私を見つけた妹が「お兄ちゃん!」と大きな声で呼んで恥ずかしかったり、妹の行動で一緒に怒られてしまうこともありました。ときには「妹に障害があるから一緒に遊ばない」と言われたこともありました。

それでも、私にとってまなは“普通の妹”でした。妹にイライラしたことはありません。どんな妹でも妹に代わりはなく、妹がいる日常が当たり前でした。

その後、私はサッカー選手を夢見て地元を離れ、県外の大学に進学しました。しかし、大学2年生の時に大きな怪我をして夢を断念。

福祉の作業所でアルバイトをするようになりました。アルバイトでは徐々に大事な仕事を任されるようになり、オーナーから「卒業後はそのまま就職してほしい」と声をかけていただき、家族に挨拶に来ていただいたのですが、心は決まりませんでした。

そんな大学4年の夏休みに転機が!専修学校を卒業したまなが「就職先が見つからない」という現実に直面したのです。

私は地元に戻ることを決意しました。「まなが安心して働ける場所をつくりたい」――その一心で、八百屋をオープン。

「まなちゃんの八百屋」では、野菜の袋詰めや販売を通じて障害のある方が働ける就労継続支援事業を行っています。開業して4年、さらに、飲食店への青果の卸しや農業、お弁当屋「なないろ亭」へと活動を広げてきました。

そしてこのたび、地域の方々にもっと愛される場所を目指し、「まなちゃんの八百屋 2号店」を10月1日にオープンすることになりました。

(以下は2021年にサンテレビで放送された映像です)


この挑戦は、障害のあるなしに関わらず、問題を抱えている人たちの“働きたい”という願いを叶える場を広げると同時に、地域の方々と、社会で生きづらさを感じている人たちをつなぐ架け橋になるものだと信じています。

どうか、私たちの想いに共感し、応援していただけると嬉しいです。


解決したい社会課題

私たちが解決したいのは、障害の有無によって「できること」や「役割」が分けられてしまう社会です。

私の妹・まなも、専修学校を卒業した際に就職先が見つからないという現実に直面しました。これは、まな個人の問題ではなく、社会全体の課題でもあります。

厚生労働省の調査では、障害がある人の就職率はおよそ 43% にとどまり、半数以上の人が就職を希望しても働く場を得られていません。また、企業の障害がある人の雇用は全体の約 53% にとどまり、まだ半数近い企業が障害がある人を雇っていないのが現状です。

こうした状況では、障害のある人が「働きたい」と願っても、その思いが届かないことが多いのです。

しかし私たちは、障害がある人も健常者も、それぞれが「できることを、その人らしく担う」ことが大切だと考えています。健常者が“代わりに”負担する必要はありません。むしろ、一人ひとりの得意なことや役割が自然に生かされていくことで、初めて心からの働きがいが生まれます。

また、生きづらさは障害によるものだけではありません。障害はなくても社会に適合することが難しい人もいます。そのような方々も含めての”すべての人々”が、自分らしく自主的に生活できる社会にしたいのです。

だから、私たちは働く場を単なる就労の場所で終わらせたくありません。地域の人がふらりと立ち寄れる、あたたかさのある場所。顔見知りが声をかけ合い、つながりを感じられる場所。そこで働く人たちが、たまたま障害があるというだけのこと。

「まなちゃんの八百屋」が目指すのは、障害者と健常者が区別なく協力し合い、地域の方々が笑顔で集えるコミュニティです。

現に、本店は私たちが思うような場所が作れています。たとえば、


・お子さんに障害があるお客様。進路について悩んでいた時にお店を知り、来店。お子さんと来て「元気をもらった。僕もがんばろうと思った!」と言ってくれ、常連さんに。

・まなちゃんのダンスが好き。元気になるといって来店してくださるお客様。

・お店のSNSが楽しみと言ってくれる方々。

・SNSを見て茨城県から来店してくれた方も。

・当店で購入された野菜や果物で作った惣菜やお菓子を持って来てくれるお客様。ご要望に応えて商品を仕入れることもある。


働く人にとっては誇りある職場に。地域の人にとっては心が安ら居場所であり、お買い得な野菜や果物に出会える場所に。

そんな“あたりまえの社会”を広げていくことが、私たちの挑戦です。


このプロジェクトで実現したいこと

私たちがこのプロジェクトを通じて実現したいのは、障害のある人も、ない人も、ともに自分らしく働ける居場所づくりです。

「まなちゃんの八百屋2号店」では、健常者や障害の軽い人が、障害者手帳を持つ比較的障害の重い人の仕事を肩代わりするのではなく、それぞれができることを持ち寄り、支え合いながら働くことを大切にします。

そうすることで、障害の有無にかかわらず一人ひとりが役割を持ち、誇りを持って社会とつながることができます。

さらに、この八百屋は単なるお店ではなく、地域社会に根づき、人と人とが温かく交流できる場にしたいと考えています。地域のお客様が立ち寄るたびに、「こういう働き方や社会の在り方って素敵だな」と共感していただけるような場所に育てていきたいのです。

(2023年にサンテレビで放送されたドキュメンタリー)



今回2号店をオープンしたいと思ったのは、ありがたいことに2021年に兵庫県西宮市鳴尾地区にオープンした1号店が、地域の住民の方々に愛されるお店に育ってきていることにあります。

今回同じ兵庫県西宮市での新店舗オープンですが、さらに近隣の住民の方々の世代が幅広く人口も多く、地域の活動も盛んな地域になります。

”八百屋”でありながら”八百屋”だけではおさまらない、新形態のお店にチャレンジします。

今回いただいたご支援は、そんな「まなちゃんの八百屋2号店」の運営資金として大切に活用し、地域に根づいた新しい形の八百屋を実現していきます。


スケジュール

9月初旬   プロジェクト実行の決定
9月下旬   イベントの告知開始
10月1日   クラウドファンディング開始

11月30日   クラウドファンディング終了


資金の使い道

(2025年にサンテレビで放送されました)


皆様にご支援いただいた資金は、「まなちゃんの八百屋2号店」にて以下の内容でありがたく使わせていただきます。


業務効率化のための器具:自動釣り銭機、レジ、ラベルプリンター等

制服:店員用の制服作成(支援者の方のネーム入り(リターンによる)

仕入れ代:いい品物をいい値段で販売することでお客様に貢献するため


最後に

障害者手帳を持っているかいないかに関わらず、生きづらさを感じているすべての人が当たり前に暮らせる社会—

兵庫県西宮市にオープンする「まなちゃんの八百屋2号店」を通して私たちが目指すのは、誰もがそれぞれの特性のまま安心して働ける場を作ること。そして、交流会→知る→理解する→協力するという流れにより、地域で障害理解を促進することです。食をテーマに、”障がい者”のこと”障害”のことを身近に知ってほしいのです。

•働いている人がたまたま右腕が動かない。

•働いてる人がたまたま耳が聞こえない

•働いてる人がたまたま落ち着きがなく、大声を出してしまう時がある。

新店を通し、もっと多くの方に世の中にはいろんな人がいることを知ってほしい。そして受け入れてほしいです。

その代わり私たちは、お客様にいい商品をいい値段で販売します。

新店をこういった自然な助け合いの場にしたいのです。

そしてこの輪が少しずつ広がれば、”すべての人が当たり前に暮らせる社会”は現実になると思っています。

どうか応援していただけると嬉しいです。






<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • クラウドファンディング残り2日になりました!目標金額までは程遠いのですが、なんとか100万円という壁は達成したいと考えております。理由としては、自動釣り銭機の導入に関して、かなりの費用がかかる為です。自動釣り銭機があれば、店長も1人でレジをしたいと意気揚々なのですが、現在はレジ仕事までは難しくなかなか取り組めていない状況です。また、「お金を触らないといけない間違えたらどうしよう…」という声もあります。せっかく新しい仕事に挑戦したいと思っている、できる能力があるという人でも、お釣りを間違えたらどうしようと不安になり、なかなか挑戦できていない方もおられます。そんな利用者さんのためにもぜひ自動釣り銭機を導入したいと思っています。みなさんぜひご一読のほどよろしくお願いします! もっと見る
  • 本日は具体的な支援金の用途についてお伝えさせていただきます。お客さんの方から「買い物したいんだけど、重たくて待てないから持ってくれる?」「レジ待ちの時にカゴを持っていると重くて辛い。(レジに時間がかかってしまうため)」といった声をいただきます。できれば、「カゴ持ってあげる」「レジをスムーズに終わらせる」などができれば良いのですが、障害の特性等でなかなかできないことも多いです。そんな時に買い物カートがあれば、お客様もスタッフ側も気持ちよく買い物ができると思い、今回の支援金を活用して導入を検討しています。残りわずかとなってきましたが、ぜひよろしくお願いします!TikTokやInstagramでライブ配信もしてますので、ぜひ見てみてください! もっと見る
  • ハロウィンも終わり、11月になりました!クラウドファンディングも残り7日になりました!まだ目標金額には程遠い状況です!そこで明日からライブ配信を行いたいと思っています!記念すべき第1回目は2025/11/07  19時から30分間程度を予定しています!ぜひ皆さんご視聴、ご質問お待ちしております!! もっと見る

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