自己紹介

初めまして、子ども食堂かなとん家の ともよせかなとです。2018年に普天間に「ミックスバーゴットタン」というバーをオープンしてから、普天間という街と関わるようになりました。その後、5年普天間でお店を続けて那覇に移転しましたが、普天間が忘れられずお店を売却し、2024年8月から普天間に戻ってきました。

そして同年10月、近隣の子ども食堂が開いてない毎週日曜日に子ども食堂を始めました。「性別・年齢・人種・宗教・課程環境に関わらず、子どもたちが子どもらしく、美味しく栄養のあるご飯を食べられる場所」を目指して、近隣の子ども食堂が空いていない日である毎週日曜日に開催し、誰でも自由に過ごせる場所を提供してきました。
このプロジェクトで実現したいこと

- 【2025年10月から完全移転予定】
- ◯開催日:月・水・金・日
- ◯開催時間:月・水・金は放課後から18時まで
日は10時から18時まで - ◯運営内容:無償で食事と学習指導を提供
移転後は日曜日・祝日(10時から17時)だけでなく、平日(近隣の子ども食堂が開いていない日)も開催し、一緒に宿題をする学習支援とおにぎりなどの軽食を用意します。また、時間も日中から受け入れて、不登校の子どもや学校から家に帰っても親も居なければご飯もない子どもたちの受け入れも、学校や市役所と連携して徐々に始めていく予定です。不登校傾向にあった子どもたちが自らの意思で再び学校に通えるようになるまでサポートしていけたらと強く思います。
子どもたちだけでなく、近隣の老若男女の集まりにもなり、地域でつながる居場所も目指していくことも視野に入れています。そうして地域の大人が子どもたちを見守り、繋がり、助け合える普天間を目指していければと思います。
プロジェクト立ち上げの背景

▼子ども食堂を立ち上げたきっかけ
すべてのきっかけは、私が経営しているバーで出会ったNPO法人 TANOSHI-KU代表の知念忠明さんでした。知念さんは児童発達支援や放課後等デイサービス、保育所等訪問支援・生活訓練事業所を運営しています。
お話をしていく中で、孤食(子食)の家庭があることや、そもそも貧困で満足にご飯が食べられていない子、親が帰ってこず自分でご飯を作れずに固食や粉食になっている子がいるということを知りました。
調べてみると、沖縄県の子どもの貧困率は29.9%で全国平均の約2.2倍と深刻な状況です。その影響で夫婦共働き、鍵っ子が増え、子供が一人で食事をする「孤食」も全国平均の2倍以上と言われています。

私の幼少期は、祖父母と同じ家に住んでいたので、鍵っ子になることも、孤食になることもなく、家に帰ると温かいご飯が出てくる幸せな家庭でした。子ども食堂を始めるまでこれが”当たり前”だと思っていました。
一人で食べるよりみんなで食べるほうが美味しい
それを念頭に、知念さんと市役所に話を聞きに行ったり、すでに開催している子ども食堂の見学に行ったりし、自分が経営しているバーで子ども食堂を運営できるまでになりました。
子ども食堂かなとん家では、調理師免許を持つ私がバランスの取れたメニューを提供しています。色合いや苦手な食べ物でも克服できるような調理法や1日30品目を目標にした献立を日々考えています。
活動から約一年。今では祝日も開催し、子供たちも安定に毎回25〜30人来てくれるようになりました。そして今回、以前から問題になっていた課題に向き合うことにしました。
①開催場所の問題で公的な場所と連携ができない
今子ども食堂を開催している場所は、私が普段運営しているバーです。そこにはお酒など、子どたちもにとって健全ではない物が沢山あるため、役所や学校などと連携して子どもたちを公に受け入れることができない状況になっています。
もちろん「子ども食堂があるだけでありがたい!」と言って頂ける部分はあるのですが、大人が子どもたちに「バーに行ってこい」とは言えないわけです。
その問題もあって様々な支援も受けられずにいます。現時点での資金源は、近隣の飲食店様に置かせて頂いている募金箱やアルミ缶換金、お店に食べにきてくれる大人の料金(1人300円)、今年の5月に頂いた宜野湾市社会福祉協議会肩の「課題解決型ボランティア団体助成金」10万円のみとなっています。
子ども一人当たりの食費は約400円と想定されており、25名となると1回で約1万円の食費がかかることになります。全く足りていない状況です。
②場所の狭さ

バーは15名分くらいの席しかありません。なので滞在時間が短くなってしまう子どもたちもいます。キッチンが狭いせいもあり、カウンターの半分は調理場と化しているのでゆったりと座ることもできません。
体を動かしたい子もいれば、ゲームがしたい子、静かにアイロンビーズで遊びたい子、狭すぎる店内で口喧嘩になることもたまにあります。それをどうにか緩和しなければいけません。
今から政府備蓄米が来たりと物も増えていくので、早々に広い場所そして収納がある場所に移動しなくてはいけません。
③一人一人に寄り添えない
ある日、いつも来てくれている子どもが1週間分の荷物が入る大きなキャリーケースを持って子ども食堂にやってきました。「家出してきたから泊めて欲しい。」話を聞く時間もほぼなく、あっという間に子ども食堂開放終了時間に。子ども食堂が終わった後は、バーの営業があるのでそのまま帰宅を促すしかありませんでした。
こういう問題は子ども食堂だけでなく学校や市と連携しなければいけません。今のままでは、中途半端な関わり方しかできず大人に対する信用がゼロになってしまいます。これを脱却するにも移転が必要不可欠だと感じました。開催日を増やし、時間を増やし、子どもたちの言葉に耳を傾けられるようにしたいです。
③限られている開催時間
日曜日と祝日のみ10時から17時まで開催している子ども食堂ですが、18時から同じ場所でバーの営業があるので、17時には強制帰宅になります。ですが「まだ帰りたくない・・・」という子どもも多く、話を聞いてあげられる時間も限られています。移転後はもっと時間を延長し、ゆっくり心も体も休められて、一人一人に寄り添うことができ、安心できる居場所を提供していきます。
そこでこの企画に賛同してくださる方にご協力を頂きたいと考え、クラウドファンディングをさせていただくことになりました。

気になる移転先は?
今までも遊ぶ広場として使わせて頂いていました、旧ハッピーハウス(普天間子育て応援サポート広場)を賃貸として貸して頂けることになりました。場所は50メートル先の徒歩1分の場所にあります。

ハッピーハウスの看板の前まで来たら右に曲がります。

こちらが新しい子ども食堂かなとん家の入り口になります。
実はここ、知念さんの以前の事業所で、バーと子ども食堂の切り離しを相談したところ「拠点として利用して使っても良いよ」と貸して頂けることになりました。本当に知念さんには感謝しかありません。
現在の準備状況・今後必要なもの

今まで使っていたものに加えて、移転・拡大に伴ってこれから必要になるものを大きく書き出してみました。上の間取り図の赤い物が新たに購入予定のものです。安くで揃えられるものはジモティーやリサイクルショップを巡って睨めっこしようと思います。
このクラウドファンディング終了後に必要となったものは、今後使える助成金や自己資金を駆使して揃えていきます。
①コールドテーブル冷蔵庫
週に4回分の材料を普通の冷蔵庫に入れるのは至難の業だと考えています。シンクの後ろにこれを置き、料理に興味がある子どもたちにも手伝ってもらう場所を作り、一緒に料理作りを楽しむ予定です。送料込みの参考価格になります。
参考価格:約16万円
②冷凍ストッカー
バーのお客様からの寄付等を貯蔵したり、冷凍野菜を保管する冷凍庫が必要です。
参考価格:約3万円(中古)
③エアコン設置費用

現在天井に付いている業務用エアコンはもう既に故障していて、新しいものを入れないといけないと思っていましたが、なんと!知念さんが持っていた20畳用を使わせて頂けることになりました。感謝感激です。
参考価格:約2.5万円
④テレビ

今まではバーのカラオケモニターを利用していましたが、移転拡大に伴い、大きめのみんなで見れるサイズのテレビを設置します。マンガ倉庫で2024年製43型テレビがあったのでそちらで購入予定です。テレビ台は私の実家に余っているものがあるのでそれを使用します。
参考価格:約4万円(中古)
⑤低いタイプの会議テーブル

沢山の人数が入れるようにイスは用意せず、いつでも畳んで場所を広く使えるようにすぐ折り畳める会議テーブルを購入します。1つのテーブルに5人座ると仮定して、最低でも6つは必要だと思っています。※現在は仮テーブルを使用しています。
参考価格:約7.5万円(amazon)
⑥防犯用webカメラ
旧ハッピーハウスの3つに分かれている場所のそれぞれに1台ずつ設置します。こちらはTEMU(海外輸入)で安く購入でき、なおかつバーでも使用しているので使い勝手がわかるということで選択しました。
参考価格:約0.5万円(TEMU)
⑦電化製品
オーブンレンジ、トースター、掃除機、コンロ、蛍光灯などを中古で5万円以内で揃えます。毎日ジモティーと睨めっこします。
⑧食器など料理器具
これまでに揃えたのもあるので1万円くらいでは済むようにします。
⑨家賃・ガス・電気・水道・Wi-Fi等の固定費
1ヶ月くらい移転作業と現在の子ども食堂を並行して使い、10万円ほどになる予定です。
⑩看板制作費用
知念さんからの提案で、今あるハッピーハウスの看板を利用し、子どもたちと一緒に看板を描き制作します。取り外し、取り付けは自分たちでやるので制作にかかる下書き用の紙とカッティングシートの購入資金(約2万円)に充てます。
リターンについて

リターンとは、プロジェクトの支援者へのお返しまたは特典のことです。様々なリターンを用意したので、ご自身に合ったものでご支援いただければと思います。
【お礼のメール】
利用する子どもとスタッフが感謝を込めて手紙を書きます。
【ホームページにお名前掲載(個人名)】
子ども食堂かなとん家ホームページ内の特設ページにてお名前を掲載させて頂きます。
【オリジナルステッカー】

【子ども食堂1回ご招待】
好きなメニューの時やタイミングでお越しください。
※イベント時は別で大人料金(300円)がかかります。
【手作りミサンガ】
子どもたちが作った手作りのミサンガ1本をお渡しします。
【手作りシーサー】
子どもだちが作った手作りのシーサーをお届けします。
【アソビBARかなとん家の飲み放題VIP2時間無料】
普天間2-36-9-2号にある、かなとが運営している「アソビBARかなとん家」のVIP飲み放題(ビール含む)1セット分無料
【アソビBARかなとん家のボトル1本無料】
普天間2-36-9-2号にある、かなとが運営している「アソビBARかなとん家」にあるお好きなボトルを1本無料
【子ども食堂でのBBQイベントご招待】
子ども食堂で開催する(だいたい日曜祝日)BBQイベントにご招待します。
【たくさんの駄菓子を子どもたちにプレゼント】
子どもが好きな駄菓子をみんなにたくさんプレゼントします。
【子どもたちにコロッケ100個プレゼント】
食事またはおやつにコロッケ100個をプレゼントします。
【子どもたちにエビフライ100個プレゼント】
食事のメニューにエビフライ100個を追加します。
【子どもたちにサイコロステーキ100食プレゼント】
食事のメニューにサイコロステーキをを追加します。
【(新)子ども食堂チラシ・ポスターに掲載(更新まで)】
新しく作成する子ども食堂のチラシやポスターに協賛企業として掲載します。
スケジュール
2025年9月中に必要なものを揃えて、10月中には完全に移転します。
最後に
とても長文になってしまいましたが、最後まで見ていただきありがとうございます。心から感謝致します。
バーで知念さんやお客様のお子様への声を聞いていなければ、子ども食堂は無かったし、今の僕の心境もありませんでした。
このプロジェクトを通して、私のまだ小さなスプーンではすくいきれてない子どもたちを招き入れ、一人でも多くの様々な事情を抱える子どもたちと、その兄弟家族の皆様にとって安心できる場所を提供してきたいと思います。
皆様の温かいご支援が、このプロジェクトを成功に導いてくれると信じております。どうか、私の想いに共感していただき、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。




わあ、御社のプロジェクトは本当に素晴らしいですね! 正直に申し上げると、そのアイデアにはとても興味を引かれましたし、非常に大きな可能性を秘めていると感じます。もっと詳しくお話を伺えたら嬉しいです。拝見したところ、集められた資金は実現に向けた主要なステップに充てられるご予定とのことでしたが、このプロジェクトが完全に実現した際、人々の生活にどのような変化をもたらすとお考えでしょうか?ぜひ詳細についてお話しできる機会を楽しみにしています!もしよろしければ、私のプロフィールに記載しているメールアドレス、または個別メッセージでご連絡いただけると幸いです。追加のサポートが必要であれば、資金面でお力になれるかもしれません。