【北海道 津別町】ひとの息づかいを切り取った冊子を作って地域を盛り上げたい!

今年度をめどに、北海道津別町を舞台にした、日常を映した地域情報誌を発行して、町内に加えて道内の各施設に配架したい。また、記事の一部をオンラインで公開したい。そのための発行にあたる費用や取材に関する費用を集めたい。

現在の支援総額

274,250

78%

目標金額は350,000円

支援者数

28

募集終了まで残り

38

【北海道 津別町】ひとの息づかいを切り取った冊子を作って地域を盛り上げたい!

現在の支援総額

274,250

78%達成

あと 38

目標金額350,000

支援者数28

今年度をめどに、北海道津別町を舞台にした、日常を映した地域情報誌を発行して、町内に加えて道内の各施設に配架したい。また、記事の一部をオンラインで公開したい。そのための発行にあたる費用や取材に関する費用を集めたい。

自己紹介

学生団体HALCC(ハルク、Hokkaido Academic Local Creation Conference)は、「道東の津別町を舞台に、地方創生に挑戦する」をテーマに掲げる、北海道大学公共政策大学院の公認団体です。

2016年の津別町まちづくりアイデアコンテストへの参加を機に、学生主体かつ学生目線で地方創生を考えようと発足しました。月に1回ほど津別町を訪問し、町の活性化に貢献すべく活動中です!


HALCCの活動について

HALCCの活動は、主に政策提言と高大連携からなります。

政策提言は、現地調査や交流を通して地域活性化に繋がる提言をすることを目標に活動しています。2022年度には、津別名物「クマヤキ」の焼き手不足を解消させるための提言をしました。その一環として、HALCCのメンバーが津別町に赴いてクマヤキを焼くための修行を行い、翌年には北海道大学の大学祭でクマヤキの出店が実現!当日は予想外の大反響で、嬉しい悲鳴をあげました。この出店は、今年度まで3年間続けています。
高大連携では、北海道津別高等学校と連携して、地域について学ぶ「つべつ学」で高校2年生に対して授業をしています。高校生は1年間の集大成となる活動成果報告会で政策提言を行います。よりよい提言ができるよう津別町の魅力や課題に向き合い、高校生のまなざしから未来の津別町を見つめるきっかけを作る活動です。

また2024年度から、町の看板の老朽化課題を解決するため、HALCCと高校生、町民が一緒に新しい看板のデザインを考える取り組みを進めています。町内をまわって看板の現状を知り、単にデザインの良し悪しを議論するだけではなく、他地域の面白い看板も参考にしながら必要な要素やデザインイメージについて話し合いを重ねました。

これまでの活動は、noteでも公開しております。詳しくは、コチラからご覧ください。
これらに加え、今年度は津別町の日常を切り取った冊子として地域情報誌の作成に取り組んでいます。こちらの詳細を次項で紹介します。


今回の挑戦:地域情報誌プロジェクト

プロジェクト立ち上げの背景

観光や食にスポットを当てた冊子はたくさんあるけれど、そこに住む人々の生活に焦点を当てた冊子はあまりないのではないか。でもこの日常こそが津別に根付いた文化であり、これを記録する営みこそがきっと地域の輪郭を濃くするきっかけになる。───この想いをきっかけに地域情報誌プロジェクトは始動しました。


「暮らしの中に好きがあふれる津別町に!!!」


冊子タイトルは回転軸を意味する『rotator』。日常にあふれる「津別らしさ」を時間の経過とともに捉えます。彼らにとっての季節の移ろいや一日の流れを丁寧に追い、その文化を「いま」記録することで、ありふれた日々の中から町の豊かさや魅力を再発見してもらいたい。町民一人ひとりが津別町の軸を形づくっているという思いを込めて付けたタイトルです。

初めて取り組むプロジェクトに、リーダーを含めみんなが発行に向けて各々の役割を理解し、着実にこの9ヵ月を歩んできました。10年間つべつを舞台に活動してきた私たちだからこそ見えてきた視点と、町民の方々からの過ごし方や季節の移ろいといった視点とを掛け合わせて津別町の生活を伺っています。

企画の案出し、構成決め、取材の調整、記事やレイアウトの作成……。そして何より、発行にかかる費用はどこから調達するのか。頭を悩ませてたどり着いたのがクラウドファンディングです。多くの方々に支援していただき、支援をいただく皆様のためにも、より一層力を入れて完成させたいと考えています!


目指す地域情報誌

このような経緯で制作を続けてきた本誌が完成したら、津別町の内外に良好な効果をもたらすことができると考えています。まず、津別町内には幅広く配布・販売します。本誌は町民の日常や価値観に焦点を当てているため、日常生活ではあまり意識することのできない自分たちの暮らしの豊かさに気づく機会になるでしょう。また、多くの町民が手にとって読むことで、世代を超えた共感が生まれて、地域でのつながりを強められるとも考えています。

次に、津別町外にも配布し、またインターネット上にも公開することで、「津別町」の発信力の強化につながります。本誌の強みは津別らしさを細かく描いていること。津別町・町民の「暮らしの魅力」に焦点が当たっているので、その価値観に合い、共感する人々の心を動かすことができると思います。本誌が観光や移住の選択肢に津別町が入るきっかけになると考えています。


資金とリターンについて

皆様からいただいたご支援は、本誌の制作費などとして大切に活用させていただきます。使途のイメージは以下の通りです。


感謝の気持ちを込めて、ささやかではございますが、支援金額に応じたリターンをご用意いたしました。私たちの活動の成果や、津別町の魅力をお届けできれば幸いです。
リターン品をいくつかピックアップしてみました。


スケジュール

2025年12月まで  記事の取材、クラウドファンディング実施
2026年1月      紙面の完成、頒布先の開拓
2026年2月      データ入稿、「rotator」完成
2026年3月      頒布開始
2026年4月              リターン順次発送


一緒に活動している津別高校出身の2人

高校生のときから現在までHALCCと活動している大川原未来です。私は、北見に住みながら津別高校に在籍していました。

実際に私自身も本誌の企画を考え、取材を行っています。このプロジェクトに関わることで取材をする大変さ、事前準備の大切さなどを学べました。
また、大学とHALCCの活動を両立し、どちらにも全力に取り組むことを頑張りました。たくさんの方に助けてもらいながら完成まで全力で取り組み、素晴らしいものにしたいです。


昨年度津別高校を卒業した蒲生優斗です。津別町に16年間住んでいて、今は釧路公立大学に通いながらHALCCの活動に参加しています。

私は津別町のふるさとまつりの裏側を取材し、津別町に住む方の楽しそうな雰囲気や意欲を感じ取りました。今回の地域情報誌には、その魅力を町内外の多くの人に伝える記事を書きたいと思います。津別町のことをたくさんの人に知ってもらい、好きになってもらえるよう精一杯取り組むので、応援よろしくお願いします。


支援者の皆様からのメッセージ

《河本農場 河本純吾 様》 ―まちを想う学生たちに、風を送ろう。―

こんにちは、河本農場の河本じゅんごです。

僕はHALCCが立ち上がったころからずっと見てきました。津別町に何度も通い、人と出会い、語り合いながら少しずつ活動の輪を広げていく姿に、いつも心を動かされています。
彼らは「学生だからこそ見える景色」を大切に、外から眺めるのではなく、まちの人たちと一緒に悩み、考えながら歩んできました。津別高校との高大連携の取り組みも、その想いがしっかりと形になった素敵な実践です。

今回の地域情報誌づくりは、その延長線にある新しい挑戦。これまで出会ってきた人たちの声や想いを、学生の感性で編みこんでいく——きっと素敵な誌面になると思います。まちを想う若い力を、ぜひ一緒に応援してください。僕も全力で、HALCCの挑戦を見届けます。


《ゲストハウスnanmo-nanmo 都丸雅子 様》

こんにちは、ゲストハウスnanmo-nanmoの都丸雅子です。
私は以前、津別町移住定住サポートデスクの担当として、HALCC(ハルク)のみなさんを取材させていただいたことがあります。
2019年ごろでしたが、「学生目線の地方創生」を掲げ、学生のみなさんが、津別町というリアルな舞台で自分達が感じたことを伝えカタチにしていくこと。色々な角度で町を考えていくことが、気づきや新たな仲間づくり、楽しみにも繋がることを教えていただきました。

あれから約6年。メンバーを変えながらも、HALCCのみなさんはいつも津別町を舞台に新たなチャレンジを考えています。今回もその一つです。

私もこのマチを盛り上げていく一人として、応援だけでなく、仲間として一緒に成長できたらと思っています。今後とも、宜しくお願い致します!


《津別町長 佐藤多一 様》

津別町は、平成28年に「この町はしんどい」をキャッチフレーズに、「津別町まちづくりアイデアコンペ」を開催し、遠くは台湾からの応募もありました。このコンペの優秀賞は二人の北海道大学大学院生のチームでした。これを契機にHALCCと呼ばれるサークルが大学内につくられ、「学生が主体的に地方創生について考える機会を作りたい」との思いのもと、津別高校との高大連携なども含め様々な活動を続けられ10年を迎えました。

この間、地域の課題や魅力に真摯に向き合う姿勢は、町に新たな視点と活力をもたらしています。今回の取組である地域情報誌の制作も、学生ならではの視点で魅力を掘り起こし、地域内外に伝える意義ある挑戦です。若者たちの柔軟な発想と行動力が、津別町の未来づくりに大いに貢献されることを期待したいと思います。

さいごに

本誌制作にあたっては、皆さまのご協力があってここまで活動してくることができました。取材や営業活動でできたつながりを大切にし、今後とも活動していきたいと思います!

引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 活動報告をご覧いただきありがとうございます。学生団体HALCCです。このコーナーでは、本地域情報誌プロジェクトの一連の流れを皆さんにお伝えしていこうと思います!今回は発足・企画決めの様子をお伝えします。まず、そもそもなぜこの情報誌プロジェクトが始まったのか...(本文もぜひお読みください!)一つ目。私たちHALCCは10年近く津別町で活動してきました。しかしながら、ふだん関わるのは町役場や高校、そして一部の企業さまや個人事業主の方々に限られていました。多いと感じるか少ないと感じるかはともあれ、津別町にはおよそ4,000人の人々が生活しています。できるだけ多くの町民と関わりたい、もっと知りたいし知ってもらいたい、と思ったのです。二つ目。「いま」の津別町民の「生活」を紙媒体に落としこみ、「記録・発信する」ことが地方創生につながると考えたからです。観光雑誌やグルメ紹介とは違い、津別町の文化が根付いた生活を映すことが等身大の町の魅力発信には重要だとも考えています。HALCCの活動は、「地方創生」を軸に10年間行なっています。ある地域の生活や文化を吸い上げて可視化すること、それ自体が地方創生の一つの形になりうるという思いで活動しています。メンバーの誰もこのような冊子制作の経験はなかったため、津別町で発信活動をしている方々にヒアリングをするなどして見通しを立てていきました。企画を決めるときには、情報誌メンバー一人一人がやってみたい企画を持ち寄り、その中からテーマに基づいてメンバーで面白そうなものを選出しました。今回残念ながら選ばれなかったものは、次号以降(発行ができれば)取り上げられるかもしれないので楽しみにしていてください。次回の活動報告では構成決めについてお話しする予定です。お楽しみに!引き続き、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る

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