このプロジェクトについて
私たちNPO法人エターナル・ホームは、広島市で老犬・老猫を中心とした動物保護活動に取り組んでいます。このプロジェクトを通じて【見捨てられる命をゼロにする】という理念のもと、人とペットがともに暮らせる温かな社会をつくることを目指しています。

なぜ今このプロジェクトが必要なのか
今まさに、経済的不安や飼い主の高齢化により、大切な愛犬・愛猫を手放さざるを得ない人が急増しています。特に深刻なのは、高齢となったペット達の受け入れ先がほとんどないことです。
【殺処分ゼロ】は達成されたと報じられていますが、実際には「譲渡が難しい」「助かる見込みがない」とされた動物たちの処分は今も続いています。
その多くが老犬・老猫・病気の犬猫なのです。
残念なことに、愛犬・愛猫たちは、人間と同じように国や行政からの支援を受けることはできません。
だからこそ、私たちNPO法人の小さな力が、命をつなぐ最後の砦となっています。


私たちは、このこぼれ落ちる命を一頭でも救いたい――その思いで、譲渡の可能性が低い老犬・老猫を中心に受け入れています。
若く元気な子には里親が見つかりやすいですが、年老いた子たちには安心して余生を過ごせる【終の棲家】が必要です。
プロジェクトが目指す未来
私たちが思い描くのは、飼い主が経済的な事情や健康上の理由で愛犬・愛猫を手放さざるを得なくなっても、安心して余生を過ごせる居場所がある社会です。
そして、その姿を見守る飼い主も「最後まで愛してくれる人に託せた」と思える――そんなあたたかい仕組みを広げていきたいと願っています。
老犬・老猫に残された時間は長くはありません。だからこそ、その一日一日を穏やかで愛情に包まれたものにすることこそが、本当の動物愛護だと信じています。
この未来を実現するために、どうか皆さんも一緒に力を貸してください。小さな一歩が、たくさんの命に大きな安心を届けることにつながります。

私たちについて
NPO法人動物愛護団体エターナル・ホーム(広島市認証NPO法人)は、「生命の尊厳を守り、自他を思いやる心を育み、平和に暮らせる社会」を目指して広島市で活動しています。
私たちは、さまざまな事情で行き場を失った命を守りたい、そして老犬・老猫の殺処分ゼロを実現したいという思いから、特に譲渡が難しい老犬・老猫の命をつなぐ活動に力を入れています。
前身となる個人・任意団体としての活動を1995年から30年にわたり続け、2025年8月に新たな一歩としてNPO法人を設立しました。これからも一頭一頭に寄り添い、安心して最期まで暮らせる居場所づくりに努めてまいります。

これまでの取り組み
私たちはこれまでに60頭を超える老犬や老猫を受け入れてきました。まずは里親探しを行い、温かいご家庭へとつなげる努力をしていますが、どうしてもご縁が見つからない子については、最期の瞬間まで大切に寄り添い、看取っています。
また、地域の獣医師の皆さまと協力し、高齢の子たちのための医療体制も整えています。投薬やリハビリ、緩和ケアに至るまで、一頭一頭の状態に合わせた支えを大切にしています。


これからの目標
これからも一頭でも多くの命を救い、安心して暮らせる居場所を広げていきたいと願っています。老犬・老猫が「もう一度家族と出会える喜び」を感じられるよう譲渡活動を強化するとともに、行き場を失った子たちが安心して過ごせる「終の棲家」をさらに充実させていきます。
課題とご支援のお願い
高齢のワンちゃん・ネコちゃんの長期的なケアには、医療費や介護費用が大きくかかります。とくに年齢や病気のために里親が見つかりにくい子たちを、最後まで責任をもってお世話するには、安定した運営と継続的な支援が欠かせません。
どうか、この子たちが安心して暮らせる場所を守り続けるために、皆さまのお力をお貸しください。
ご支援のひとつひとつが、かけがえのない命を未来へとつなぐ大きな力になります。
・3000円のご寄付で、腎臓病のワンちゃん、猫ちゃんの点滴が1回実施できます

・5000円のご寄付で1頭のワンちゃん・猫ちゃんに混合ワクチンが実施できます。
・5000円のご寄付で1頭のワンちゃん・猫ちゃんに混合ワクチンが実施できます。
プロジェクトの社会的価値
このプロジェクトへのご支援は、ただのお金の寄付というだけではなく、とても大きな意味があります。皆さまのあたたかい応援によって、本来なら見捨てられてしまうはずだった犬や猫たちが、安心して暮らし、最後まで人のそばで穏やかに過ごすことができます。
若い子や元気な子は里親さんとの出会いにつながり、新しい家族のもとで幸せに暮らすことができますし、時には老犬や老猫が里親さんに迎えられ、静かな余生を家庭で送ることもあります。
さらに、この活動を通して得られる経験や思いは、地域の人たちに「命の大切さ」を伝える力にもなり、動物を大事にする気持ちを広げていきます。
その結果、殺処分を減らし、命を守る社会をつくる大きな一歩につながります。
どうか一緒に、この大切な命を守る輪に加わってください。



リターンについて
私たちNPO法人は、老犬や老猫たちの命を守るために活動しています。
いただいたご支援は、できる限り直接わんちゃん・ねこちゃんの医療や暮らしに使わせていただきたいと思っています。そのため、物品などのリターンはご用意しておりません。
ご支援くださった方には、心を込めた感謝のメールをお送りいたします。
皆さまの温かいお気持ちが、そのまま動物たちの安心につながります。
どうか見守り、応援していただけると嬉しいです。

皆様から頂いた寄付金は団体の活動資金として大切に使わせて頂きます。
エターナル・ホームの寄付金規約はホームページに掲載していますので、ご覧ください。
寄付金規約
・寄付金控除について
エターナル・ホームは認証NPO法人です。
・個人の方の寄付:寄付控除はありません。
・法人からの寄付:損金算入が可能です。
※なお、法人における損金算入できる金額には、他の認定NPO法人などへの寄付金も含まれますのでご注意ください。詳しい内容については、最寄りの税務署や国税庁のWEBサイトでご確認ください。
エターナル・ホームのワンちゃん・ネコちゃん
シャオ君と希ちゃんをご紹介します。
シャオ君

13歳のスコティッシュ・フォールドの男の子、シャオ君。
これまで何度も死線を乗り越え、生きることをあきらめていません。
体重は元気だった頃の半分ほどになり、お薬や点滴が欠かせませんが、体調の良い日には自分でご飯を食べ、のんびりと過ごしています。
そして、そんな日には「ゴロゴロ」と甘える姿を見せてくれます。
懸命に生きようとするシャオ君の姿に、私たちはいつも勇気をもらっています。
これからも、獣医さんと連携しながら、シャオ君が穏やかで健やかに過ごせるよう、スタッフ一同で大切にお世話してまいります
希(まれ)ちゃん
2025年8月に、希ちゃんがエターナル・ホームの仲間入りをしました。
約10年間、苦労の多い犬生を歩んできた希ちゃんですが、それでも人間を信じる心を失っていません。知らない人は少し苦手ですが、スタッフとは少しずつ心を通わせようとしています。
どんな境遇を経てもなお、人を信じ続ける希ちゃんの姿に、私たちは深い尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
これからは、もう二度と悲しい思いをすることがないように。希ちゃんが穏やかで健やかに過ごせるよう、スタッフ一同で大切にお世話してまいります。

最後に
エターナル・ホームとともに、
命の尊厳が守られ、誰もが安心して暮らせる社会を
一緒につくりませんか。
あなたの小さな一歩が、大きな変化を生み出します。
私たちの活動は、皆さまの温かいご支援によって支えられています。
どうか、より良い世界の実現のために、
私たちの歩みに力を貸してください。
命あるものすべてが尊重される社会。
それは決して遠い理想ではなく、
私たち一人ひとりの思いやりから、少しずつ実現できるものだと信じています。
老犬・老猫たちは、長い年月を人と共に生き、
たくさんの愛を注いでくれた大切な存在です。
その恩返しとして、私たちが最期まで寄り添い、
穏やかに見守ることができたなら――
それはとても自然で、あたたかなことではないでしょうか。
皆さまのお力が、一頭一頭の小さな命に安らぎをもたらし、
穏やかな日々へとつながっていきます。
どうか私たちと一緒に、
【見捨てられる命をゼロにする未来】を育んでいきましょう。

最新の活動報告
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希ちゃん日記 はじめてのベッド
2025/11/15 23:40希ちゃん日記 はじめてのベッド🛏ふかふかのベッドに、寝たことがなかった希(まれ)ちゃん。⠀初めてベッドを見た日、そっと近づいては、また離れて……。やわらかい感触が、少し怖かったのかもしれません。⠀スタッフが毛布を広げ、優しく声をかけながら、「ここはあったかいよ」と見守りました。⠀やがて、希ちゃんはゆっくりと一歩。そしてもう一歩。⠀その小さな足がベッドの上に乗った瞬間、まるで何かを思い出すように、静かに体を丸めました。⠀ふかふかの上で眠る希ちゃんの姿に、スタッフの胸がじんと熱くなりました。⠀「ようやく、安心できる場所ができたね。」⠀希ちゃんの“初めて”は、まだこれから。家庭犬としての穏やかな暮らしに、少しずつ慣れていこうね。⠀どうか、そんな希ちゃんの歩みをこれからも見守ってください。継続的なご支援が、希ちゃんの安心につながります。皆さまからの継続的なご支援は、保護動物たちの医療費や生活環境の維持、そして新しい家族との出会いを支える大きな力となります。⠀継続的なご支援をお願いします。⠀どうか、これからも動物たちの未来を守り、ともに歩んでいただけましたら幸いです。 もっと見る希ちゃん日記 はじめてのおやつ
2025/11/02 14:50希ちゃん日記 はじめてのおやつ⠀人の手が、少し怖かった希(まれ)ちゃん。これまで“おやつ”というものをもらったことがありませんでした。⠀そっと差し出したスタッフの手の上に、小さなおやつをひとつ。希ちゃんはじっと見つめて──少し迷って──そして、勇気を出してひと口。⠀その瞬間、目が少し丸くなって、「これ……おいしい」って、わかったみたい。⠀もう一口、そしてもうひと口。スタッフの手から、おやつを食べてくれました。⠀それは、希ちゃんにとって“人の優しさの味”。⠀そしてその姿に、スタッフの目にも自然と涙が浮かびました。⠀「食べてくれて、ありがとう」小さな一歩が、とてもうれしかった日。⠀#エターナルホーム #希ちゃん #保護犬 #老犬ケア#動物愛護 #NPO法人動物愛護団体 #保護犬のいる暮らし#まれちゃんの日記 #初めてのおやつ #人の優しさ #涙の瞬間#animalrescue #広島 #保護犬ストーリー #命の物語 もっと見る
希(まれ)ちゃん日記(エターナル・ホームでのはじめてのごはん)
2025/10/17 21:14エターナル・ホームでのはじめてのごはん――食べてくれて、よかったね。――希ちゃん日記エターナル・ホームでのはじめてのごはん――食べてくれて、よかったね。――エターナル・ホームにやってきた希(まれ)ちゃん。まだ環境にも人にも慣れず、少し緊張した様子のまま迎えた翌朝。今日は、希ちゃんにとって“エターナル・ホームでのはじめてのごはん”の日です。小さなお皿に、やわらかいごはんを少しだけ盛って、そっと希ちゃんの前に置きました。「食べてくれるかな…」スタッフみんなが、静かに見守ります。希ちゃんはお皿をじっと見つめ、少し迷うように顔を近づけて、くんくんと匂いを確かめました。そして――おそるおそる、ひと口。それからもうひと口。ゆっくり、ゆっくりと、まるで“ここは安心できる場所だね”と確かめるように、希ちゃんはごはんを食べてくれました。その瞬間、「よかった……」小さく息をもらすスタッフたち。ほんのひと口が、こんなにうれしいなんて。言葉にならないほどの安堵と喜びが広がりました。食べ終えると、希ちゃんは「美味しかったよ。」とスタッフへアピールし。すやすやと気持ちよさそうに眠り始めました。その寝顔を見ながら、みんなが心の中でそっとつぶやきます。「食べてくれて、ほんとうによかったね」希ちゃんの新しい暮らしは、こうして一歩ずつ、やさしい時間とともに始まりました。 もっと見る







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