〈ネガティブイメージをポジティブイメージに〉
突然ですが、みなさんは「アフリカ」と聞いて何を思い浮かべますか?
貧困や紛争。危険で、不潔、貧しくて、未発達。
みなさんが思い浮かべたその「イメージ」が、わたしたちのチャレンジのテーマです。
「そんな画一的な、アフリカのネガティブなイメージを変えたい!!!」
これが、わたしたち運営スタッフ全員が共有する想いです。
なぜなら、わたしたちは実際にアフリカの地を踏み、この目で多様で暖かく、美しいアフリカを見てきたから。
メディアを通して流れてくる情報には偏りがありアフリカの魅力はほとんど見ることができず、
どうしてもネガティブなイメージばかりを抱いてしまいます。
しかし、実際のアフリカには先進国顔負けの大都会やグアム顔負けの美しいビーチ、
まるでヨーロッパと中東がまざりあったような美しい街並みが存在します。
つまり、「アフリカ」らしくない「ポジティブなアフリカ」が遠く海の向こうには存在するのです!
日本が侍と富士山だけではないように、アフリカもサファリやマサイ族だけではありません。
他にも若い人が夢中になる音楽、ファッション、流行があります。
そんな、いつも通り生活しているだけではなかなか伝わってこない「ポジティブなアフリカ」を、
「アフリカに興味のない人たち」に知ってもらうこと、これが私たちの目標です。
〈アフリカへの関心の壁を壊したい_既存のイベントに対する違和感〉
今までにもアフリカに関するたくさんのイベントが開催されてきました。
しかしそれらに参加してみて感じたことは、元々アフリカに関心のあった内輪だけで盛り上がって、
興味・関心の輪を広げることができていないということでした。
チャリティー的なイベントでは、アフリカのマイナスイメージを伝えることが必須になります。
しかしこれでは、アフリカに興味のない人たち、特に若者には引かれてしまうのではないか…
そんな既存のアフリカイベントに対する違和感から、
2016年夏にTokyo Africa Collectionは立ち上がりました!
当イベントの意義は、「アフリカに関心のある層」を増やすという点にあります。
そこでこのショーでは、あえて「アフリカに興味・関心のない若者」をターゲットに定めています。
アフリカに関心のある層が増えれば、アフリカのブランドのものを購入する人が増えて
アフリカのブランドが日本へ進出しやすくなる、ボランティア活動への参加者も増加する。
このように、今までアフリカに興味がある人とない人の間にあった関心の壁を取り払い
多くの人に興味を持ってもらうことは、
将来的に、アフリカに直接貢献するような多くの活動の盛り上がりに繋がると私たちは考えています。
〈日本で一番アフリカらしくない、アフリカのファッションショー〉
アフリカの素晴らしさを無関心層に届ける手段として、
わたしたちは若者の興味の1つである”ファッション”の力を借りようと思います。
「アフリカ」「ファッション」と聞いて、”民族衣装”などを思い浮かべるかもしれません。
しかし、このファッションショーには民族衣装も民族舞踊も登場しません。
Tokyo Africa Collection に登場する衣装は、
アフリカ各国の意外性や魅力的な側面から得たアイデアやネイティブから得た情報をもとに、
受賞経験のある若手デザイナーたちが 、
イメージを膨らませてデザインに落とし込んでいくという過程を経て作られています。
またランウェイを飾るモデルには、若者の関心が高い各大学のミスコンモデルや元アイドルを起用しており、
他にも様々なパフォーマーが会場を盛り上げます。
<ファッションショー×チャリティーの難しさ>
お客様から徐々にTokyo Africa Collectionの活動意義を理解していただけるようになりましたが、
運営ではまだまだ苦労することばかりです。
特にTokyoAfricaCollectionは完全に非営利で、
なるべく多くの方に気軽に足を運んでもらうためにチケット代をギリギリまで下げています。
その中で、「クオリティーを上げることに妥協しない」「来場者を楽しませる」
「さりげなくアフリカを伝える」ことにとにかくこだわっており、
さらに会場費や衣装費等もあるため、本来であれば500万円以上の費用が必要となります。
率直に言って、資金が足りていません。
その上、Tokyo Africa Collectionは既存のアフリカイベントと異なり
世間的にサポートを得にくい状況にあります。
例えば、直接的にアフリカを支援する活動は公的機関からの補助金などをもらいやすい傾向にありますし、
アフリカの伝統芸能を紹介するイベントには全力で自分たちの活動の意義をアピールする機会も多くあります。
一方で、Tokyo Africa Collectionは、自分たちの「熱い」「応援したくなるような」情報を基本的に公開しません。
なぜなら、それらの情報はアフリカに無関心な人にとって「引いてしまう」情報であり、
ブランドイメージに大きく影響するからです。
そのため私たちの想いを共有できるのは、ホームページやSNSではなく、
このクラウドファンディングのページシェアに限られています。
自分たちの活動を応援してもらいたい気持ちを説明すればするほど、イベントに来てもらいたい人たちは離れていく。
そんなジレンマにTokyo Africa Collectionは直面しているのです。
Tokyo Africa Collectionは表面上だけ見ると、確かにサポートを受けにくい活動なのかもしれません。
しかし、活動の意義を説明させていただけるなら、その意義をきっとわかってもらえる。
そんな思いで今回、クラウドファンディングを開始させていただきました。
ファッションは誰もが楽しむことのできる感性であり、
言語の壁を乗り越え様々な情報を受発信できるものだと私たちは考えています。
こういった新感覚のエンターテイメントを通して、
今までのチャリティ的なイメージではなくかっこいいアフリカを伝えることで、
単純にショーを楽しみに来たイマドキの若者とアフリカをつなげることができたらと思います。
どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします! !
◆概要・詳細
1.イベント名:Tokyo Africa Collection 2018 Summer
2.開催予定日:2018年8月19日15:00~17:00(開場14:30)
3.開催場所:浅草橋ヒュリックホール http://hulic-hall.com/access/
(JR総務線「浅草橋駅 西口」より徒歩1分 / 都営浅草線「浅草橋駅A3出口」より徒歩2分)
4.ターゲット:ファッション、音楽に敏感な若者(特に10代後半から20代女性・アフリカに興味のないであろうと想定される人にフォーカス)
5.内容:ファッションショーとサイドイベントの二部構成 (*サイドイベントとしてダンス/ライブやゲストによるトークショー等や出展ブースを予定)
6.集客予定人数:400名
*チケットのご購入はこちら*
https://www.tokyoafricacollection.com/ticket
◆運営体制
中卒がら大学生まで約40人のメンバーで運営を行っています。
ファッションが大好きな人も、国際協力に興味のある人も、
それぞれが個性を発揮し、大きなビジョンの為に力を合わせて活動しています!
◆後援
・一般社団法人アフリカ協会 様
・特定非営利活動法人アフリカ日本協議会 様
・駐日ガーナ共和国大使館 様
・在日チュニジア共和国大使館 様
・駐日マダガスカル大使館 様
・駐日南アフリカ共和国大使館 様
◆過去の実績
・Tokyo Africa Collection 2016 @渋谷(300人集客)
・外務省主催のグローバルフェスタ2016でショーを再演
・早稲田大学最大のファッションショー「ワセコレ」とのコラボショー@原宿
・ Tokyo Africa Collection 2018 @六本木(500人集客)
〈資金の使い道〉
・ショーでモデルさんが着用する衣装の製作費
〈運営メンバー紹介〉
○菅生 零王(すごう れお)
Tokyo Africa Collection共同創設者・現代表。早稲田大学卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士を獲得。紛争や難民問題に関する学生団体「日本学生平和学プラットフォーム」を立ち上げたり、国連フォーラムや南スーダン・オールジャパン研究会等に参画する一方で、アートやエンターテインメントに関連したプロジェクトにも複数関わる。
○稲川 雅也(いながわ まさや)
Tokyo Africa Collection幹部。早稲田大学。タンザニア支援の学生団体「ASANTE PROJECT」を創設。4回のアフリカ渡航中にクラウドファンディングを2回達成。現在では3校250人の子供たちを支援する。
○伊藤知絵(いとうちえ)
Tokyo Africa Collection運営メンバー。トビタテ!留学JAPAN5期生としてエチオピア産業省傘下のLeather Industry Development Instituteでインターンシップを行う。また、現地の服飾学校の協力を得て、エチオピア人デザイナー・エチオピア人モデルによるファッションショーを企画、運営した。エチオピア国営放送局EBCのラジオ番組にゲストとして呼ばれるなど注目を集めた。その他ファッションショーの運営経験多数。
○伊藤 誠一朗(いとう せいいちろう)
Tokyo Africa Collectionデザイナー。武蔵野美術大学4年生。これまでのショーではケニア、南アフリカ、エリトリア、JK×アフリカを、そして今回は、エチオピアとルワンダを担当。『ヒルナンデス!』(日本テレビ)に特集されるなど注目を集めている。
○根津朋子(ねづ ともこ)
Tokyo Africa Collection共同創設者・Tokyo Africa Collection 2016共同代表。早稲田大学卒。ケニア・タンザニア・モザンビーク・ルワンダでボランティアや企業インターンシップを経験したのち、ルワンダ発ファッションブランドAlizeti(アリゼティ)を立ち上げる。その活動は新聞、雑誌、ラジオ等に取り上げられる。
他にも分野、学年問わず様々なところから集まった学生メンバーによって運営されています。
代表:菅生零王
副代表:稲川雅也
運営メンバー:
横山瑞季、桐葉恵、坂本雅咲 、高橋侑実、横田卓也、立澤直也、立野勝士、廣瀬伊都、山野稜太、松本英里香、吉成美樹、佐竹治哉、行方隆輔、三瓶聖奈、西村拓、佐々木翔太、山田隆太朗、西原総司、望月晴仁、山下花奈、舘咲奈、小松原雄太、上田美亜、永淵沙也花、田中寛子、植竹香代子、菅谷天音、渡部敬太、三好彩加、Alting、黒岩愛、竹内杏那、芳賀滉大、柳田美聖、赤坂優里香
どうぞよろしくお願いいたします!!
コメント
もっと見る