🎻「オーケストラ届け隊」プロジェクトのご紹介
はじめまして。私たち「佐賀日本フィルの会」は、佐賀市で日本フィルハーモニー交響楽団の公演を企画・運営する市民団体です。1976年の設立以来、毎年2月に佐賀市文化会館での公演を続け、今年で50回目を迎えました。
この活動は、1975年に始まった「日本フィル九州公演」という市民とオーケストラが共に創り上げる音楽文化運動の一環です。九州各地で開催されるこの公演は、半世紀以上にわたり継続され、日本の文化財とも言える存在となっています。
🌱プロジェクトの目的
私たちはこの素晴らしい音楽体験を、未来を担う子どもたちにも届けたいと願っています。現在、地域の小学生約100名をオーケストラコンサートに無料招待する取り組みを行っていますが、補助金制度の変更により、今年からはクラウドファンディングで招待費用を募ることになりました。
音楽との出会いは、人生を豊かにする大切なきっかけになります。実際に、過去の公演に招待された子どもたちからは、
「初めて聴いたオーケストラの音色は暖かで気持ちよかった」 「たくさんの楽器が一緒になって出てくる音がかっこよかった」
といった感動の声が寄せられています。
🎶プロジェクトの背景
この活動の原点は、私自身が中学生の頃に体験した日本フィルの演奏会でした。父からプレゼントされたチケットで訪れた佐賀市民会館での公演は、今でも忘れられない感動の記憶です。その体験が、私の音楽への情熱の始まりでした。
若い頃の感動は、人格形成に深く影響します。だからこそ、今の子どもたちにも、心に残る音楽体験を届けたいのです。
🎼次回公演のご案内
2026年2月17日(火)佐賀市文化会館にて、第51回日本フィル九州公演を開催します。
- 指揮:藤岡幸夫(BSテレ東『エンター・ザ・ミュージック』司会)
- ピアノ:阪田知樹(2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール優勝)
- 演目:
- チャイコフスキー「花のワルツ」
- ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
- ストラヴィンスキー「火の鳥」
初めてオーケストラに触れる子どもたちにも、親しみやすく、心躍るプログラムです。
🎁リターンについて
皆さまからのご支援に対し、以下のリターンをご用意しています。
リターン① 招待された子どもたちの感想文を、2月中にメール等でお届けします。
リターン② 2月17日公演のパンフレットに「オーケストラ届け隊」支援者としてご氏名(またはニックネーム)を掲載いたします。
リターン③:サイン色紙の提供 公演終了後、2026年2月中に、 指揮者・藤岡幸夫氏とピアニスト・阪田知樹氏のサイン色紙を、 ご支援時にご記入いただいたご住所へお届けします。
📅スケジュール
- 10月初旬:クラウドファンディング告知開始(新聞・SNS・DM)
- 11月25日(土):プレコンサートチケット発送
- 12月2日(火):プレコンサート開催(佐賀市交流センター エスプラッツホール)
- 2月17日(火):日本フィル佐賀公演(佐賀市文化会館)
- 2月25日(水):子どもたちの感想文提出期限
- 2月28日(土):支援者の皆様へ感想文と招待者情報を発送
◆招待券の送付について
招待を行う席種はS席とし、招待を希望された子どもたちにはすべて招待券を発送する予定です。予定は100名としているため、席は確保しております。また、オールイン方式のため、ご支援いただきました数については、すべて招待できるように考えております。
招待した子どもたちの学校名、学年、イニシャル(個人情報保護のため)を後日(2月中)お知らせいたします。
オーケストラ届け隊 招待券希望者の募集
【募集方法について】
佐賀市の小学校、中学校に「オーケストラ届け隊」募集のチラシを配布し、告知をします。
新聞記事、SNSなどで広く広報を行います。
オーケストラ届け隊は2025年1月中で募集を閉め切り、2月初旬に郵送にて自宅へお送りします。
小学生の場合、保護者同伴とし、保護者の入場料は有料とします。
中学生は単独での来場を可とします。
🌟最後に
「日本フィル九州公演」は、コロナ禍でも一度も途切れることなく続けてきた市民運動です。しかし、クラシック音楽の聴衆は高齢化が進み、若い世代への継承が急務となっています。
この「オーケストラ届け隊」での体験が、子どもたちの心に残り、未来の音楽文化を育む一歩になることを願っています。
次は60回を目指して―― オーケストラの灯を絶やさぬよう、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。





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