【淡路島】で地域密着型ワイナリーを立ち上げてワインで地域の未来を紡ぎたい

淡路島の耕作放棄地をぶどう畑に再生して6年目、2027年に100%淡路島産のぶどうでワインを造る地域密着型ワイナリーを立ち上げます。淡路島でワインぶどうが栽培されていることを多くの方に知ってもらいたい、新たな淡路島の魅力を全国に届けたいと思います。ご支援をよろしくお願いします。

現在の支援総額

3,081,000

61%

目標金額は5,000,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/16に募集を開始し、 113人の支援により 3,081,000円の資金を集め、 2025/11/25に募集を終了しました

【淡路島】で地域密着型ワイナリーを立ち上げてワインで地域の未来を紡ぎたい

現在の支援総額

3,081,000

61%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数113

このプロジェクトは、2025/10/16に募集を開始し、 113人の支援により 3,081,000円の資金を集め、 2025/11/25に募集を終了しました

淡路島の耕作放棄地をぶどう畑に再生して6年目、2027年に100%淡路島産のぶどうでワインを造る地域密着型ワイナリーを立ち上げます。淡路島でワインぶどうが栽培されていることを多くの方に知ってもらいたい、新たな淡路島の魅力を全国に届けたいと思います。ご支援をよろしくお願いします。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

淡路島の大地から生まれる「島薫るワイン」について

皆様、はじめまして。Domaine KAORU(ドメーヌカオル)株式会社の水口薫と申します。

11年前に会社員生活に終止符を打ち、ニュージーランドでぶどうの栽培とワインの醸造を勉強し卒業後、現地のワイナリーで研修を積み、帰国しました。

2020年に、Domaine KAORU株式会社を設立し、淡路島北部の山間部で、耕作放棄地の再生と持続可能なぶどう栽培を軸に活動しております。6年目を迎え、環境に配慮した農業技術の導入と地域連携を大切にしながら、地域社会に貢献する事業展開を続けています。

Domaine KAORU(ドメーヌカオル)の由来
「Domaine(ドメーヌ)」は、「自社畑で栽培した健全でおいしいぶどうで自社のワイナリーで健全でおいしいワインを造る」ことを目標に夢の実現すべく、自身の決意からつけました。「KAORU」は自分の名前でもあり、「薫」という漢字が持つ意味の、良い匂い、つややかな美しさまとった「潮風薫る島ワイン」を造り、「ワインが薫るテロワールを感じてもらいたい」、という思いからつけました。


 大阪湾を望む5年目のぶどう畑

【島薫るワイン】:「島薫るBlanc」と「島薫るRouge」の紹介

「島でできたワイン」を知っていただきたい、「ワインから島のテロワール(風土)を感じ取っていただきたい」、という思いでつけました。潮風が吹く山のてっぺんの斜面で育ったぶどうから生まれる、この土地ならではの香り、味わいを持つワインです。

「島薫るBlanc -デラウエア-」

2022年ファーストヴィンテージからリリースしている白ワイン、香りは黄色柑橘(柚子・甘夏・グレープフルーツ等)に潮風や火打石など海を感じ、温度が上がるとデラ香が少しずつ出てきます。味わいは柑橘系果実と口の中に膨らむ酸、その後に少し塩味を感じるワインです。2024年、2025年はペティアン(泡)に仕上げています。

「島薫るBlanc –白ブレンド-」

2023年からリリース、奇跡の雫(リースリングx山ぶどうの交配品種)を主体として、香りはリンゴやはちみつに潮風や火打石、味わいは柑橘系果実に心地よい酸が広がり、塩味を感じるワインです。香りに潮風、味わいに塩味を感じるのは淡路島のテロワールだと感じています。2025年の白ブレンドは、シャルドネ主体になるので、どんな味わいに出来上がるか楽しみです。

 収穫前のシラー(赤ワイン用)

 「島薫るRouge」はメルロー・富士の夢・シラー・カベルネフランのブレンドです。「島薫るRouge」は2022年のファーストヴィンテージから発売、富士の夢(メルローx山ぶどうの交配品種)を主体としていて、色味は濃く、香りはカシスやブルーベリー、クローブ、土っぽさ、山ぶどうからくるアニマル感があり、味わいは果実味穏やかで、やさしい酸となめらかなタンニンの後に塩味を感じ、口当たりなめらかで軽やかなワインです。砂質土壌からできるぶどうで造るワインなので、骨格のあるフルボディのワインではなく、繊細でやさしいスタイルの赤ワインに仕上がります。赤ワインが苦手な方でも「島薫るRougeなら赤でも美味しい」とご好評をいただいております。

  2022年・2023年産島薫るワイン(両端の細い瓶が2022年産)

白、赤ともに塩味を感じる味わいなので、お食事と一緒に楽しむことができるワインです。白は魚貝類のカルパッチョ、天ぷら、アクアパッツア、グリル料理、鶏肉や豚肉の料理、フレッシュチーズや白カビチーズによく合います。赤はトマトソースをベースとしたパスタや鶏肉・豚肉の煮込み料理、煮込みハンバーグや肉じゃが、お味噌を使った料理にも合わせることができます。


海が臨める淡路島の山の畑との出会いと耕作放棄地の再生

もともと会社員で、身内に農業者がいない私が畑を借りることは、思った以上に難しいことでした。そんな中、2018年に畑の土地を探し始め、半年が過ぎた時、周りの方のお力添えで、現在お借りしている淡路島の土地と出会いました。


2021年に整備、苗木を植えた大阪湾を眺める南斜面の畑


昭和40年代に国が開発・整備したみかん畑だった場所、冬場北風が強く吹くため、淡路島のみかんはおいしいが皮が固いと言われ、徐々に市場から消え、生産者は栽培をやめてみかん畑は自然と消滅し耕作放棄地となったと伺っています。年間降雨量は、淡路島の他地域と比べて少なく、海風が吹く日当たりの良い北向き斜面地、土質は砂質土壌で水はけがよい、約0.9ヘクタールの一枚の畑。まさに、ぶどうの栽培にぴったりです。

淡路島は、玉ねぎの産地として有名ですが、ほかにも米、野菜、果物、魚などと美味しい食材の宝庫です。その淡路島の、山の頂上の耕作放棄地で、大阪湾を臨みながらのぶどうの栽培に、島ワインの醸造の可能性を感じ、胸がわくわくしました。ぜひここで、耕作放棄地をぶどう畑に再生して、ぶどうをワインにして新たな淡路島の名産品として潮風薫る「島ワイン」を造りたい、そして、そのワインを通して地域活性化のお力になりたいと強く思い、土地をお借りすることを決めました。

2020年には、約0.4ヘクタールを拡大し、現在は、1.3ヘクタールの一枚の畑で、潮風を感じながらぶどうを栽培しています。


 整備され再生した畑…ユンボで穴をあけ支柱をひたすら設置

 設置した垣根栽培用の支柱

みんなで作ったぶどう畑ができるまで
-自分の力で畑を作りたいという気持ちに賛同してくださったたくさんの方々のお手伝いに感謝-


2019年耕作放棄地をぶどう畑に…

木々が生い茂り、雑木林化した、広大な耕作放棄地から、木の伐採等の整備は、地元の建設業者にお願いしました。整備が終わると、とても広く緩やかな斜面が広がりました。

垣根栽培用の支柱は、支柱業者と建設業者と一緒に建てました。支柱業者から、支柱を支えるアンカーの設置と支柱との連結、垣根栽培用のワイヤーの張り方を教わり、友人と一緒に、2年かけて、コツコツと、穴を掘りアンカーとなるコンクリートの円柱と補助支柱の端につけたブロックを穴に設置し、アンカーと支柱を連結するワイヤーを張っていきました。

イノシシの獣害対策として、友人や父と一緒に、アニマルフェンスの支柱を設置し、0.9へクタールの外周(1へクタールは100m×100m)にフェンスを張りました。


 アンカー支柱設置の為穴掘りをしてくれる友人、奥は補助支柱を支柱に連結する友人

苗木を植えていく

 2000本の苗木を一人で植えるのは不可能です。家族、友人、知人やその家族などが手伝ってくださいました。なかでも、20年前に高校の英語科講師をしていた時の教え子にSNSを通して再会、彼女が神戸市内の飲食店関係の方々とのご縁をつないでくれたおかげで、たくさんの方が応援に来てくださいました。


 苗木の定植の様子、お手伝いに来てくれた仲間たち

 3人1チーム:奥から穴掘り担当、施肥担当、苗木植え担当
       1日中みんな笑顔で頑張ってくれました。

穴を掘り、ぼかし肥と牛糞たい肥を入れ、苗木を植える作業を、3人1チームで進めました。「大変だったけど、楽しかった。」、「ぶどうができ、ワインができるのが楽しみ…」、「なかなかできない良い経験ができた。」など、うれしい言葉をいっぱい頂きました。2年間、延べ約70名の皆さんのおかげで、4月の初めには2000本を、2年目には1400本ほどを、追加して植えることができました。

その後、支柱にワイヤーを張り、雨除けカバー用のアーチを支柱に設置するなどの作業を行い、ぶどう栽培が本格的に始動しました。

 萌芽の後、シャルドネの展葉の様子 

土壌へのこだわり 

ぶどうの木を健康に育てるために、まず、土をふかふかにする環境作りから取り掛かりました。草生栽培を行い、土を固くする化学肥料は使わず、牛糞たい肥や自家製ぼかしの有機肥料の施肥をしています。ぼかし肥は、すべて手作業で、米ぬか・油粕・魚粉・蛎殻石灰を、混ぜ合せ、4週間乳酸発酵させたものを使っています。完熟牛糞たい肥は、近くの牧場から入手するも、軽自動車しかないので、手作業で40袋を詰めて、牧場を畑を2往復する、といった大変な思い出もあります。

生物多様性や生態系を考慮して、除草剤、殺虫剤は不使用、殺菌剤は病気のリスクを考慮して、ボルドー液を中心に化学農薬の使用は最小限に抑え、軽トラックやスピードスプレイヤーなども畑に入れない栽培方法を採用しています。害虫を見つけるとはさみで切ったり、最近は軍手をしていると手でつぶしたりしています。5年経った現在の畑の土は、目指している柔らかさになってきて、ミミズやカエルなど、いろんな虫が生息しています。

 

淡路島のテロワールが生み出す特別な味わい

ワイン販売までの長い道のり

2022年

3年目、デラウエアと赤4品種、約130kgを初収穫。お世話になったワイナリーのご厚意で委託醸造していただきました。もちろん私自身、仕込みの合間を縫ってワインを造りました。ファーストヴィンテージ2022は、お手伝い頂いた方々に一人でも多く飲んでいただきたいと、500ml瓶で瓶詰、白72本、赤45本が完成しました。

ところが、ワインを販売するために必要な、酒類販売小売免許の申請準備をしましたが、マンション住まいでは販売はできず、一旦免許申請は保留、販売は延期となりました。毎日明石海峡大橋を渡り、畑に通っていたので、そろそろ淡路島に移住を考え、店舗兼住居となる賃貸の家を探しはじめましたが、なかなか見つかりませんでした。


2023年

約500㎏を収穫しました。2023年は白2種類、赤1種類の3種類で約300本弱瓶詰めしました。が、物件が見つからず、申請が保留のままで、ワインの販売ができず…待ってくれている方々に早く届けたいのに…ともどかしい日々を過ごしました。



2022年、2023年のワイン(手前2本が2022年)

2024年

3月の終わりに、畑の近くに家を貸しても良いと言ってくださる方がいらっしゃると朗報が入りました。すぐに家を見せていただきました。大家さんは私の事情を理解してくださり、応援したいという温かい言葉まで頂きました。また、店舗としての利用にもご了承いただきました。

4月に酒類販売小売免許の申請を行い、GW前に引越し、6月上旬に無事小売免許を取得し、やっと、ワインの販売を開始することができました。ファーストヴィンテージの2022年産ワインは、畑の設立のお手伝いをしていただいた方々への感謝の気持ちを込めて特別販売で完売、2023年産ワインはふるさと納税枠残りで2本販売中で、ほぼ完売、2024年産デラウェアペティアンは完売、白赤ブレンドは残り数十本ずつを販売継続中です。


2025年

4年目のヴィンテージ、約2トンの収穫を終え、今年は奈良県の木谷ワインさんに委託醸造をお願いし、現在ワインの発酵中です。11月には「島薫るBlanc2025 デラウエアペティアン」をリリースする予定です。


 2024年の島薫るBlanc -デラウェアペティアン-

この道に入ってから、いろんな壁にぶち当たりますが、何かしら周りの方に助けていただいて何とか乗り越えてきて今があります。本当に感謝しかありません。


恩師が作ってくれたワインのラベル

 「島薫るワイン」のラベルは中学一年生の担任の先生で、平木美鶴先生にお願いしました。先生には縁あって中学三年生も担任していただきました。 現在は日本版画協会会員・二期会委員・徳島大学名誉教授としてご活躍されています。カラー版画の権威でポップなニュアンスとやさしい色使いの作風に魅力を感じ、「私のワインのラベルデザインは、先生の作品で」、とぶどうの栽培を始めた時から心に決めていました。


 【島薫るBlanc・島薫るRougeのラベル】(2024年産島薫るワイン)

ラベルには、先生が作品のベースにされているモチーフの「ハート」が書かれています。上部の丸みから 柔らかさ、下部の尖りから鋭さ、という相反する面を持ち合わせたユニークさは、人々の命の真ん中にある様々な心そのものを表現していると感じ、作品作りの中で大切にしているとのことです

そして「葡萄」、古代の紋様に使われているなど、人々と葡萄の繋がりは歴史が長く、深い。その中で、年月を重ねて培われてきた、ワインは、いつも人々の中にあるものである。人々の真ん中にあるハートを、共に歩んできた歴史ある葡萄を背景にして、10枚の版と15色で表現された作品です。

先生は、「それまでの経歴や経験を肥やしにしながら、ワイン造りという新しい取り組みにチャレンジしている様子は、自分自身の若かりし頃の姿に重なる部分がぜひ応援したい」との思いを作品にエールを込めたそうです。同時に作品づくりから、自分自身がエネルギーをもらうことができたとラベルへの思いを伺いました。


私の目指すワイナリーとは

ワイナリー設立を実現するために…これからのチャレンジ

私が目指すのは、地元の方々や観光に来られる方が楽しむことができる地域密着型のワイナリーです。淡路島にワイナリーを立ち上げて、100%淡路島産のワインを造りたいです。もっと多くの方に、淡路島でワインぶどうが栽培されていることや、【島ワイン】を知ってもらいたいと思っています。

「淡路島ワイン」が淡路島の新たな地域の農産物の一つとして全国、海外に認知されるように、そして淡路島のいくつかのワイナリーをたくさんの方が訪れてくだされば、地域活性化のお手伝いができるのではないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。100パーセント淡路島産のワインを通して淡路島の魅力をさらに発信できるよう、ご支援よろしくお願いします。   

家族や友人に手伝っていただいきながら、収穫していますが、収穫量が増えていくにつれ、選果作業やベストの収穫のタイミングでの収穫には課題が残るところです。


2025年収穫後選果された黒ぶどう(カベルネフラン)

今年のぶどうの収穫量は約2トンで、苗木も順調に成長し来年はさらに収穫量が増える予定です。畑近くにワイナリーを作ることができれば、輸送時間や輸送コストを削減でき、選果作業、収穫直後の冷蔵保管等など、ぶどうにとってベストな状態で、おいしいワインに仕込むことができるのです。そのため、2024年から自社ワイナリー設立に向けて、準備を始めました。(国の計画認定申請(総合化事業計画)、補助金の申請準備、融資の相談、農地転用の相談、淡路市の認定農業者の申請相談など)

一人で栽培から販売、また申請準備など、コツコツと進め、夢の実現に向けて頑張っているところです。
本来であれば、2025年の補助金を申請して、2026年にワイナリー完成を目指して準備していましたが、現実は厳しいです。昨年6月にワインの販売を開始したばかりですから、半年弱の販売実績では、実績がまだ伴っていないため融資を受けるのは難しいと判断しました。

2025年にさらに販路開拓、販売実績を作り、申請準備をして再度チャレンジするという決断を昨年11月にしました。ただ、国の総合化事業計画の申請は継続して進めていて、今年7月30日無事に総合化事業計画の認定を国から受けることができました。

そして今月、昨年延期した補助金の申請準備を再開しました。10月には淡路市の認定農業者の申請準備、農地転用の準備、融資の相談の準備と続きます。

今年除梗破砕したデラウエア@木谷ワインさん

細々とワインを販売している売上だけではワイナリー設立への道のりは遠いと感じました。一人でも多くの方にDomaine KAORU/ドメーヌカオルを知っていただき、ファンになっていただき、応援していただいて、ワイナリーを建設する、その気持ちで今回のクラウドファンディングに踏み切りました。

今回のプロジェクトは、2年後に淡路島の自社畑で栽培するぶどうを淡路島の自社ワイナリーでワインの醸造行い、100%淡路島産「淡路島ワイン」を作るため、Domaine KAORUのワイナリーを淡路市楠本に設立するための準備に向けたものです。ワイナリー建設費用、醸造機械等の購入費用は補助金と融資を活用し、土地取得費用は融資を受ける予定です。ワイナリーの建設予定地は現在農地なので農地転用(農地から農地以外のものにすること)の手続きが必要となります。申請は専門家である行政書士に依頼するため、その費用がかかります。

また、ワイナリーを開業するためにスタッフが必要となります。人を雇用する人件費、製造免許等取得費用、積極的なプロモーションをするための広告費、併設カフェで使用するワイングラスや食器、テーブル、イスを含むワイナリーで使用する備品購入費用など新規開業資金が必要となります。また、2026年も委託醸造をお願いする予定なので一部を委託醸造費として活用させていただきたいと考えています。

皆様からご支援いただく資金は、下記に活用させていただきます。

・酒類製造免許を含む免許取得の費用
・行政書士を含む専門家への申請依頼費用(農地転用等)
・スタッフ雇用の人件費
・広告費
・ワイナリーの備品購入費
・2026年委託醸造費等


今年バスケットプレスをした【島薫るRouge】の搾りかすケーキ@木谷ワインさん

ワイナリーには自社ぶどうや島内・県内の農産物を活用した加工品の製造所、ワインの試飲ができるカフェスタイルのテイスティングルームとショップを併設する予定です。大磯港のバス停から徒歩5分くらいの場所に建設を予定しているので、地元の方にはもちろんのこと、淡路島に遊びに来て下さるお客様が気軽に楽しめるお立ち寄りスポットを目指しています。


 手伝いに来てくれた友人の作業の様子

収穫のお手伝い(6年前、友人が自分で植えた苗木から収穫)


リターンについて

支援者の皆様には、丹精込めて造った【島薫るワイン】を通じて、淡路島の風土と、淡路島への想いを感じていただきたいと思い、いろいろなリターンをご用意いたしました。

現在販売中の2024年ワインに加えて、ワイナリーが完成した年に造るファーストヴィンテージワインをご予約いただけるコースも準備しました。また、長期的に成長を見守っていただけるコースもございます。詳細はリターン一覧をご覧ください。


今年の仕込み:デラウエアの除梗破砕@木谷ワインさん

現在の準備状況とスケジュール

現在、ワイナリー設立に向けた準備を着実に進めております。クラウドファンディングで集めさせていただいた資金は、ワイナリー設立準備のための運転資金として活用させていただく予定です。また、販売実績を確実に増やし、行政認可や金融機関からの支援を受けやすい体制を整備し、淡路市の認定農業者の認定を受けることを目指しています。

準備状況と今後のスケジュールをご覧ください。

2025年 7月 総合化事業計画の認定取得(補助金を受けるために必要な国の認定)
     9月 補助金申請準備、クラウドファンディング準備開始
   10月 クラウドファンディング開始、認定農業者の申請準備、融資相談準備
   11月 クラウドファンディング終了、リターン品発送(当該リターン選択の方のみ)
      2025年島薫るBlanc -デラウェアペティアン~発売
      補助金申請、認定農業者申請、融資相談
   12月 リターン品発送(当該リターン選択の方のみ)

2026年 1月 リターン品発送(当該リターン選択の方のみ)
     3月 島薫るBlanc -白ブレンド‐、島薫るRouge -赤ブレンド-発売
      リターン品発送(当該リターン選択の方のみ)
    6月 補助金交付、ワイナリー施設の整備に着手
   8月 酒類製造免許申請準備
   10月 醸造機械等導入
 2027年 2月 酒類製造免許取得、ワイナリー施設の竣工
   3月 ワイナリーオープン
    5月    リターン品発送(当該リターン選択の方のみ)
    8-10月 リターン体験(当該リターン選択の方のみ)

2028年5月 リターン品発送(当該リターン選択の方のみ)


最後に

最後までご覧くださいましてありがとうございます。

 6年間という歳月をかけて、荒れた耕作放棄地を美しいぶどう畑に生まれ変わらせることができました。
これは、私一人の力ではなく、友人、知人、そのご家族、淡路の地元の方々、新たに出会った方々、いろんな方に支えられ、お手伝い頂き、応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。このぶどう畑には、作業をしてくださった皆さんの笑顔のパワーがたくさん詰まっています。

この取り組みを通じて、私は改めて農業の素晴らしさと、地域の可能性を実感しています。皆様のご支援により、私の夢であるワイナリー設立に一歩近づくことができます。皆様と一緒にワイナリーを作っていけたらとそう願っています。

夕日に映えるぶどう畑

 淡路島の豊かな自然と、そこで育つぶどうから生まれる【島薫るワイン】を、ぜひ多くの方に味わっていただきたいです。私たちの想いに共感していただけましたら、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。一緒に淡路島の新しい農業の未来を創っていけることを心から楽しみにしております。




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • ワイナリー設立準備資金

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

もっと見る
  • 先週、木谷ワインさんで、島薫るBlanc 2025-白ブレンド-、島薫るRouge 2025-赤ブレンド-の瓶詰をしました。リターン品にお選びいただきました皆様、2026年3月にご自宅にお届けさせていただきますので、それまで少しお待ちください。2025年のワインは、白、赤ともに混醸による発酵をしました。混醸は、複数の品種が一緒に発酵されるので、仕上がりがどうなるのかは楽しみの一つです。今年は、Blancはシャルドネ主体(昨年は奇跡の雫が主体)、Rougeはメルロー主体(去年は富士の夢が主体)、昨年との違いは、主体がヨーロッパ品種となり、天然酵母での発酵、瓶詰時には、BlancもRougeも香りが醸造所に漂い、マスクをして作業していた方が「すごく良い香り~♪」とおっしゃるほど、香りがよい仕上がりになっています。Blancはフレッシュな柑橘に酸のふくらみがあり、後味に塩味、熟成によりきれいにまとまることを期待!Rougeは赤系ベリーにきれいな酸、そしてスパイス感、シラーが良い仕事をしているニュアンスを感じました。(色合いは去年より少しガーネット色になっています。昨年は富士の夢主体だったので濃いルビー色でした…)年内には、淡路島に到着、数か月淡路島で瓶熟成させてから、3月頃リリースする予定です。今年は新たに島薫るOrange 2025 -デラウエア-を作りました。こちらも楽しみなワインです。リリース時には、改めてこちらの活動報告でご案内させていただきます。畑はすっかり、冬景色になりました。ほぼ落葉し、ぶどうの木は休眠に入りつつあります。12月の最後あたりから、本剪定に入る予定です。いつもより少し早くスタートしてみます。一年で、一番大切な作業の一つ、1本に数分でバッサリ枝を切り落としたいのですが、中には気が付けば10分ほど悩み、切っていく木もあります。何十年と毎年美味しいぶどうの実をつけてもらうように、一本一本、木と向き合うと、こうなってしまい…性格が災いするというか、3月の終わりまで剪定に時間がかかってしまいます。木の成長とともに作業量も増えるため、今年までは1月4日スタートでしたが、今回はクリスマスの後から、一週間早めに開始します。 もっと見る
  • プロジェクト終了 ご支援ありがとうございました。

    2025/11/28 13:26
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!