先週、木谷ワインさんで、島薫るBlanc 2025-白ブレンド-、島薫るRouge 2025-赤ブレンド-の瓶詰をしました。リターン品にお選びいただきました皆様、2026年3月にご自宅にお届けさせていただきますので、それまで少しお待ちください。2025年のワインは、白、赤ともに混醸による発酵をしました。混醸は、複数の品種が一緒に発酵されるので、仕上がりがどうなるのかは楽しみの一つです。今年は、Blancはシャルドネ主体(昨年は奇跡の雫が主体)、Rougeはメルロー主体(去年は富士の夢が主体)、昨年との違いは、主体がヨーロッパ品種となり、天然酵母での発酵、瓶詰時には、BlancもRougeも香りが醸造所に漂い、マスクをして作業していた方が「すごく良い香り~♪」とおっしゃるほど、香りがよい仕上がりになっています。Blancはフレッシュな柑橘に酸のふくらみがあり、後味に塩味、熟成によりきれいにまとまることを期待!Rougeは赤系ベリーにきれいな酸、そしてスパイス感、シラーが良い仕事をしているニュアンスを感じました。(色合いは去年より少しガーネット色になっています。昨年は富士の夢主体だったので濃いルビー色でした…)年内には、淡路島に到着、数か月淡路島で瓶熟成させてから、3月頃リリースする予定です。今年は新たに島薫るOrange 2025 -デラウエア-を作りました。こちらも楽しみなワインです。リリース時には、改めてこちらの活動報告でご案内させていただきます。畑はすっかり、冬景色になりました。ほぼ落葉し、ぶどうの木は休眠に入りつつあります。12月の最後あたりから、本剪定に入る予定です。いつもより少し早くスタートしてみます。一年で、一番大切な作業の一つ、1本に数分でバッサリ枝を切り落としたいのですが、中には気が付けば10分ほど悩み、切っていく木もあります。何十年と毎年美味しいぶどうの実をつけてもらうように、一本一本、木と向き合うと、こうなってしまい…性格が災いするというか、3月の終わりまで剪定に時間がかかってしまいます。木の成長とともに作業量も増えるため、今年までは1月4日スタートでしたが、今回はクリスマスの後から、一週間早めに開始します。




