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須山奈津希 初の長編コミック「メモランダム」発刊プロジェクト

イラストレーター・須山奈津希による初めての長編コミック作品「memorandum(メモランダム)」の発刊を目指します。

現在の支援総額

1,731,000

173%

目標金額は1,000,000円

支援者数

225

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/08/06に募集を開始し、 225人の支援により 1,731,000円の資金を集め、 2018/09/20に募集を終了しました

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須山奈津希 初の長編コミック「メモランダム」発刊プロジェクト

現在の支援総額

1,731,000

173%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数225

このプロジェクトは、2018/08/06に募集を開始し、 225人の支援により 1,731,000円の資金を集め、 2018/09/20に募集を終了しました

イラストレーター・須山奈津希による初めての長編コミック作品「memorandum(メモランダム)」の発刊を目指します。

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→追記(2018年9月14日)
キッズTシャツ2点「うさぎ」と「カモメ」をリターンに追加致しました。
カラーは、ナチュラル/アイスグリーン/ライトピンク/グレーの4パターン、サイズは100/110/120の3種類ご用意致しました。詳しくはリターンの欄にてご確認ください。

→追記(2018年8月29日)
①みなさまのご支援のおかげで、目標額達成致しました。ありがとうございます。
まだ募集期間がありますので、新たな目標を設定させて頂きます。
ストレッチゴール・設定金額1,500,000円突破で、以下を実施させていただきます。

・都内にて須山奈津希「メモランダム展」を開催(2019年予定)

・支援者全員に須山奈津希「メモランダム」ステッカーをプレゼント

「メモランダム」展は、コミック原画やストーリーにまつわる新作絵画の展示を予定しており、なにかしらの演出を検討中です。
支援いただいたみなさまに展示の現場で実際にお会いして、喜びをシェアできたらという想いから、この企画を考えました。
つきましては、みなさまの更なるご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

②須山奈津希が描くSNS用「アイコン」をリターンに追加致しました。

 

→追記(2018年8月22日)

①原画作品5点をリターンに追加致しました。

②須山奈津希の過去作「all that is beautiful」と「monochrome」から抜粋した数ページを試し読みできるサイトを作りました。ぜひこの機会に須山作品の一部を体験してみてください。
all that is beautiful
monochrome

須山奈津希(すやま・なつき)は東京で活動するイラストレーター。はじめてその名前を聞くという方も、もしかしたら既にその作品を目にしているかもしれません。

 

説明不要の国民的ロックバンド、スピッツが2017年に発表したシングル「ヘビーメロウ」のミュージックビデオ。印象的なモノクロ線画のイラストは、須山が担当したものです。

そしていま、全国の書店でロングセラーとなっている話題書「10年後の仕事図鑑」(堀江貴文・落合陽一 SBクリエイティブ株式会社)の中面イラスト。著者ふたりが語り明かした想像を超える未来の様子を、わかりやすく親しみやすいタッチで表現しているのもまた、須山奈津希です。

 

他にも雑誌やCMなど、プロのイラストレーターとしてさまざまな活動を広げている彼女には、一方でとても内省的な絵画を描くアーティストとしての側面も。

親しい人々との出会いや会話、時には別れなどの体験をもとに描かれる鉛筆画は、とても静かな佇まいで、彼女の心の中の風景を映し出しています。今回は、そんな彼女が初めて挑戦する新作長編コミックの制作と、その書籍化を実現したくプロジェクトを立ち上げました。

新作のタイトルは「memorandum(メモランダム)」です。

 

 

「memorandum」に至るまでに、須山は自身の個展にともなう2冊の本を作ってきました。

最初のプロジェクトは2016年の「all that is beautiful」。11点のポートレイト作品の展示をもとに、その背景となったストーリーを綴った同名のコミックを制作しました。身近な人がふと口にした言葉や、遠くに見かけた知り合いに声をかけられなかった体験、もうすでにこの世界にはいない人と交わした昔の会話などを回想しながら、その時々で須山のこころに浮かんだ印象をうっすらと忍ばせる、軽やかなタッチの短編集としてロングセラーとなりました。(「all that is beautiful」の試し読みはこちらから)

続く2作目「monochrome」ではテーマを彼女自身の身体感覚にまで引き寄せ、より温度感のあるストーリーに。イラストレーターとしての多忙な生活の中で失いかけていた生の感覚に、もう一度光を当てて向き合ったという本作。手触り感のある装丁と、「からだがあった。忘れていた」というコピーが優しくも鮮烈な印象を残しました。(「monochrome」の試し読みはこちらから)

 

この2つの作品で言い足りなかったこと。もっと描いても良いんだという思いが、新作に向けた動機へとつながっていきます。「memorandum」は、須山奈津希の記憶と印象にまつわる三部作の完結編となります。

 

新作の内容について、まだ構想段階にある本人にお話を聞いてみました。

まずはそのタイトル。メモランダムは本来、「覚え書き」や「備忘録」などを意味する言葉。須山はそれを「つながる」「たぐりよせる」「あつめる」といったキーワードで捉え直しているそうです。人は誰しも、過去の記憶や体験のかけらをつなぎ合わせ、結び付けながら、今を生きている。それが今作のテーマになっています。

(新作のラフ画像)

 

 過去2作とは異なり、長編フィクションの形式をとる新作には、特定の主人公が登場しないようです。ただ、インスピレーションの源泉として大きく浮かび上がっているのは、彼女の祖母の存在。今年97歳を迎えてまだまだ元気に暮らす彼女は1921年生まれ。ちょうど多感な時期と重なった戦時中には現代に生きる我々の想像を絶する経験もあったようですが、それらを多く語ることもなく、ただただ孫の健康と幸せを願うおばあちゃん。大きな声で須山に呼びかける姿は、過去の作品の中にもたびたび登場します。

(新作のラフ画像)

 

また本作では、過去2作と同様、HIROI Publishingのメンバー・安永哲郎による短編小説が合間に挿入されます。須山のテーマを別の視点から再解釈したストーリーは、一見無関係なようで共鳴しあいながら、作品全体の広がりを生み出します。

「私ひとりでは作品が生まれない」と語る須山奈津希。「勝手に手が動くように描けるということはなく、常に作品には理由と経緯がある。遠くのことまではわからないけど、身近なことを通した『そうかもしれない』という実感を描き下ろしている感じ」。

そんな“感じ”のバトンを、読み手のあなたへ、そしてまだ見ぬ誰かへと静かにリレーしていけたら素敵です。

 

ペーパーバックのようなラフな風合いのソフトカバー。A5サイズ/全96ページと、存在感のある一冊になりそうです。細かな仕様は制作を進めていく中で順次お伝えいたします。

 

私たちHIROI Publishingは、写真家、デザイナー、企画編集者の3人が立ち上げた小さな出版レーベルです。これまでに須山奈津希をはじめ、羽田誠遠山敦河野愛會本久美子白井裕介の作品集を発刊しています。また、今年の2月まで東京・両国でKnot Galleryというギャラリーを運営し、そこでの展示企画とも連動しながら作家の活動をサポートしてきました。今回は、長編のコミック作品をひとつにまとめるという私たちにとって初めての試みとなります。本の内容や装丁のアイデアはもちろん、それが形づくられて皆さんの手元に届くまで、そのすべての体験を大切したい。そんな思いでこのプロジェクトに臨むことを決意しました。

 

(須山奈津希「monochrome」展のときのKnot Galleryの様子)

 

完成した本のほか、非売品Tシャツや一点物の原画、描き下ろしポートレイトなど、ここだけのスペシャルなリターンをご用意しました。詳しくはリターンの欄をご覧ください。また、それぞれの詳細なイメージは文末に掲載した画像をご確認ください。

本の完成、およびリターンの発送は2018年11月下旬から順次行う予定です。

※到着時期のご指定はできませんのでご了承ください。
※描き下ろしポートレイトについては別途ご本人とスケジュール調整の上、制作に入らせていただきます。

 

はじめまして、イラストレーターの須山奈津希と申します。

これまでに2冊の本を一緒に作ってもらっているHIROI Publishingに協力をしていただいて、安永哲郎さんとの3冊目の本を初めての長編という形で作りたく、クラウドファンディングを実施させていただくことになりました。

本を作ることはとても大変ですが、これまでの本も周囲に助けてもらいながら形にすることが出来て、また読んでくださった方からたくさんの思いがけないリアクションをいただいて、出来上がった後にもずっとストーリーが続いていくような不思議で嬉しい経験をさせていただきました。

今回は作る前からこのような形で皆さんにお知らせをさせていただき、本が出来る途中のところも伴走していただいて、完成と同時に読んでいただくことができたら、そんな嬉しいことはありません。
描いている途中という緊張感もありますが、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

須山奈津希
イラストレーター。2006年よりイラストレーターとしての活動を始める。書籍、雑誌を中心としたイラスト提供の他、近年はスピッツ「ヘビーメロウ」のMVのイラストを担当。「charlie&patrick」「とても良いメガネ」等、しかけのあるzineの制作、展示と連動した漫画作品「all that is beautiful」、「monochrome」など、個人の制作にも力を入れている。

 

安永哲郎
1999年、エレクトロ・アコースティックユニットminamoの電子音奏者として活動を開始。同年、インディペンデント・レーベルcubic musicに参加し、CD制作やコンサート企画を行う。2008年、音楽や美術にまつわる企画制作プロジェクト「安永哲郎事務室」を創設。コンサートや展覧会といった国内外のアーティストのための作品発表機会を企画するほか、編集、執筆、講演などの活動を続けている。

 

「ドライブ」※今回新たに描き下ろした作品(追加作品)

 

「躍動」※今回新たに描き下ろした作品(追加作品)

 

「せみ」※今回新たに描き下ろした作品(追加作品)

 

「ズボンネコ」※今回新たに描き下ろした作品(追加作品)

 

「ダンディズム」※今回新たに描き下ろした作品(追加作品)

 

「ねこ」※2016年11月、BLICKLANEでの展示に出展した作品

 

「うさぎ」※今回新たに描き下ろした作品

 

「レモンの」※2016年11月、BLICKLANEでの展示に出展した作品

 

「とり」※2017年11月、「monochrome」展 @Knot Galleryに出展した作品

 

「fly」※今回新たに描き下ろした作品

 

「message」※今回新たに描き下ろした作品

 

「サマータイム」※今回新たに描き下ろした作品

 

「PREDAWN」※今回新たに描き下ろした作品

 

「PRESSED FLOWER」※今回新たに描き下ろした作品

 

「生きている」※2017年11月、「monochrome」展 @Knot Galleryに出展した作品

 

「手の記憶」※2017年11月、「monochrome」展 @Knot Galleryに出展した作品

 

「7月15日」※2017年7月、「NATSUYASUMI」展に出展した作品

 

「7月18日」※2017年7月、「NATSUYASUMI」展に出展した作品

 

Tシャツ「A」の仕上がりイメージ

 

 

Tシャツ「B」の仕上がりイメージ

 

ポートレイト サンプル(過去に須山が描いたポートレイト作品)

最新の活動報告

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  • memorandum原画展 本日オープニング!

    2019/11/30 13:43

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  • 「memorandum」発刊記念原画展 詳細のお知らせ

    2019/11/13 09:47

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  • 「memorandum」発刊記念原画展開催のお知らせ

    2019/10/24 22:49

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