kawahigashi様 美容室「C.R.A.B」オーナーの西川です。 ご連絡が遅くなってしまい申し訳ございません。 この度はご関心をお寄せいただき、コメントいただきましてありがとうございました。 お問い合わせいただいていた「このプロジェクトが完全に実現した際、人々の生活にどのような変化をもたらすか」について、下記にて回答いたします。 ①「街まで行かなくても完結」できる地域拠点の整備 東雁来エリアを含む一帯は発展が進む一方、バスの本数・路線の縮小傾向により、札幌の中心部へ出にくくなっております。 そこで本プロジェクトでは、美容サービスを一箇所で完結できる体制を用意し、このエリアにお住まいの方々が近場のお店だけで用事が済む環境をつくります。 子育て世帯やご高齢の方、車をお持ちでない方の利便性を高めます。 ②AIでは代替しにくい価値を守り、適正なサービス料へ 美容はAIに置き換えにくい数少ない仕事です。 一方で業界全体の人材不足は続く見込みで、将来的にサービス料は上昇していくと見られています（人材確保のための賃金水準の見直しが必要になるため）。 本プロジェクトでは配置した美容師に何でもやらせるのではなく、特定の施術のスペシャリストとして配置し技術レベルを担保することで、将来的に高くなるであろう技術者の報酬にお客様の納得感をきちんと追従させます。 ③目的別に分散した来店体験を、ワンストップで再設計 近年、高い技術力を求めて「カットはこの店、カラーは別の店」という目的別の分散利用が増えています。 一箇所で済むお店をつくることにより、無駄な移動時間を減らします。 ④スペシャリスト配置から新人育成へ（早期デビューを促す） スペシャリスト美容師として、立ち上げ時はまず経験者を配置しますが、ゆくゆくは新人を受け入れて育成する予定です。 その際も担当領域を1つに絞って集中させる予定でして、それによって習熟が早まり、デビューまでの期間を半年ほどに短縮できる見込みです。 一般に、美容師はまずアシスタントというポジションから始まり、スタイリストとしてデビューするまでに約3年かかると言われています。 アシスタント期間は長く厳しく、面白さを感じにくいと言われており、1年での離職率が約50%、3年後には約70%にのぼると言われています。 そこで、本プロジェクトでは新人に早期に“やりがいのある実戦”を提供することで、この離職を少しでも防ぐ仕組みをつくります。 以上でございます。 他にも何かございましたらお問い合わせくださいませ。 応援、宜しくお願いいたします！