自己紹介
はじめまして。公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)です。
1967年に設立され、1969年に文部省(現:文部科学省)の許可を受け社団法人となりました。
その後、2010年に内閣府よりフラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人として認定されました。
NFDではフラワーデザインの資格認定および登録を行うとともに、フラワーデザインの普及、広報を図り、日本の生活文化の向上に寄与することを目的として活動しています。
現在全国に53の支部を設け、会員数は約14,000名、約8,000名のNFD講師が在籍しています。
また多くの講師や会員がレッスンプロやフラワーショップなど、花に関わるさまざまな分野で活躍しています。
国内における各種事業とともに、国際的には世界31の国と地域のフラワーデザイナー組織によって運営されているWAFA(World Association of Floral Artists)に 1981年の設立準備時より参加し、設立発起団体として日本を代表して加盟しているのを初め、海外研修ツアー、トップデザイナーの招聘など海外との交流を積極的に行っています。
協会ではフラワーデザインを普及する活動とともに、花で癒しを提供する社会貢献事業も行っています。
その社会貢献事業の一環として、ビクトリーブーケ贈呈事業を行っています。
このプロジェクトで実現したいこと
多くのボランティアの手によってつくられるビクトリーブーケを選手へ贈ること。
このビクトリーブーケは、障がいがある方でも持ちやすいよう考えられ、デザインしました。
選手のその歓びに、笑顔に、涙に、花を添えたい。そんな想いと情熱が一つひとつの花束に込められています。
今年は滋賀県で開催される、第24回全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ2025」において、約1,500束のビクトリーブーケを制作(寄贈)します!
プロジェクト立ち上げの背景
NFDでは、2004年に開催された第4回全国障害者スポーツ大会(埼玉)から、さまざまな大会でビクトリーブーケを贈呈する活動を行っています。 ビクトリーブーケは、NFD会員のボランティアを中心として、一般の方にもボランティアとしてご参加いただき、一つひとつ心を込めて制作され、多くの入賞者に届けられています。
ビクトリーブーケ制作にかかわる運営は、少額の寄付と自己資金によって行っています。
生花を含め、ビクトリーブーケ制作のための材料費、輸送費などの値上がりが続き、負担が増加している現状があります。ですが、選手の歓びや笑顔に、これからも花を添えていきたい、当たり前のように花が添えられていてほしいという思いから、これからもこの事業を継続していきたいと思っています。
これまでは、ビクトリーブーケ制作においてのみ、ボランティアの方々にご協力をいただいておりましたが、このプロジェクトを機に、ビクトリーブーケの制作にかかわる全ての過程をこの活動に賛同いただいた方々によって支えていただければ幸いです。
現在の準備状況
現在は、2025年10月24日、25日に行う制作に向けて、各種準備を進めています。
ビクトリーブーケ制作へのボランティア募集に対しては、予定よりも多くのお申込みをいただきました。
制作していただく皆さまにも、お花に触れ、楽しんで制作していただけるように準備しています。
昨年、佐賀県で行われたビクトリーブーケ制作の様子は、当協会の公式サイトにて掲載しています。
Instagramのハイライトでも紹介しています。
資金の使い道
ビクトリーブーケは、生のお花を使って制作します。
ブーケとして完成するには、お花だけではなく、色々な材料(資材)が必要です。また、完成したブーケの輸送や、必要なものの輸送費など、ビクトリーブーケ制作にかかわる費用として使用します。
・生花
・資材
・輸送費
・ゴミ処理
・制作会場の設営費 など
スケジュール
10月23日(木):花材・資材の納品や、設営などの事前準備
10月24日(金):ビクトリーブーケをボランティアの方々とともに制作
障害者スポーツ大会の各会場へ入賞者贈呈分を配送
10月25日(土):ビクトリーブーケをボランティアの方々とともに制作
障害者スポーツ大会の各会場へ入賞者贈呈分を配送
10月26日(日):障害者スポーツ大会の各会場へ入賞者贈呈分を配送
最後に

理事長の西村好正です。
花は、気持ちを明るくしてくれる力や、笑顔にしてくれる魅力を持っています。
栄光のメダルとともにビクトリーブーケをを手にした選手の笑顔は、贈る側にも大きな喜びと感動を与えてくれます。
このプロジェクトを通じて、選手たちの努力が花開く瞬間、そして花がつないでいく感動の輪を今後も作り上げたいと思っています。
どうか皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。






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