はじめまして。私はKAMEと申します。
このプロジェクトは私の体験と想いからうまれた
"支 援 型 家 族 写 真 撮 影 サ ー ビ ス "です。
私は薬剤師とカメラマンという二足の草鞋を履いています。
この2つの職業は、一見関係の無い職業で全くベクトルの違う仕事をしているかと思われるかもしれません。
私にもそう思っていた時期も確かにありましたが、ある出会いをきっかけに
〈薬剤師カメラマン〉としての自分の使命に気付かされました。
「病に苦しむ家族にこそ写真は必要だ」
私はこれまでに週末を利用し200組以上の家族写真や婚礼写真を撮ってきました。みんなこの日のために準備をしておめかしをして、キラキラして撮影に臨んできてくれます。
そして、「KAMEさんの撮影楽しかったです〜」「素敵な写真で10回は見返しました!」「今度は七五三を撮ってくださいね」「来年もまたお願いします!」なんてメッセージをもらい、自分の写真でみんなが幸せになってくれていることに、私自身も感動させてもらっていました。







しかし、薬局に来られたある女の子との出会いで私は写真を撮ってもらいたくてもそれが出来ない家庭があるということに改めて気付かされたのです。
その子は先天性の難病を患い、医療的ケアを受けていました。さらに、お父様はすでに病気でこの世を去ってしまっていました。つまり、お母様ひとりで育児にケアと怒涛のような毎日を過ごされていました。
そんなご家族でしたので、当然、費用をかけて特別な写真を撮る余裕はありません。
もちろん、医療の世界にいたのでので、そういう子の存在は知っているし、関わりもありました。
でも、それまでは『ただ薬剤師として傾聴する』ことしかできていませんでした。
このような家族に、特別な瞬間を写真に残す機会をあげられないだろうか。
カメラマンとしての自分と、薬剤師としての自分が、彼女との出会いによってつながった瞬間でした。
改めて、難病の子どもや障害を持つ子どもを抱える親御さんの声を少し聞いてみたところ、
「様々な支援もありみんなの優しさを知ることもあるが、周りの目や心無い言葉に傷つくことのある」
「子どもたちと笑って過ごせることは宝物であるけど…日々ケアの時間に追われ自分だけが焦ってしまうこともある」
「昔、写真館も行ったことがあるが、時間的な制約や予想外のトラブルも多く写真どころではなかったんです…」
「着物を着て七五三なんて夢だと思っている。ましてや写真を撮るなんて…」
「写真は(スマホで)私が撮るばかりで、家族で写った写真なんで全然ないかも」
というような、心が落ち着かないネガティブな経験が多かったです。
単なる薬剤師でもなく、カメラマンでもなく〈薬剤師カメラマン〉として
こういう家族にこそ自分の写真を届けなくてはいけない!!!
その時強く思ったのです。
病と闘う家族が「家族の証」として写真を残すということは
単に記録や記念として残す写真ではなく
その子の存在や家族の絆を残す写真〈愛の証〉になるのだと
A photo is not jusu a picture ; it's a timeless proof of love.
写真はただの写真じゃない。限りない愛の証だ。
実際に、医療的ケアが必要なお子様を持つ家族の写真を撮ったときの笑顔が忘れられません。



この日のためにお揃いの服を着て、体調が良かったこともあり私が到着する30分も前から家の前で私を待っていてくれました。
1ヶ月前まで入院していたなかでの久しぶりの公園…
「なんでもない日が宝物だ」「子どもたちが笑顔で過ごしている写真は改めて私に勇気をくれる」
そんな風にお母様が話してくれました。
そう
日常こそが特別であり、日常の家族の写真こそが、『家族の証』になり家族を支えてくれるのです。
そしてその「家族の証」をいつも目にすること。
これが最も大切なことだと考えます。
なので、撮ったお写真はデータをお渡しするだけでなく、形あるモノとして残してあげる。
子どもたちにとっても自分とお父さんお母さんが楽しそうな写真を見ることは、
「幸せ」「愛」「成長」そんなことを感じてくれると思います。
そういう気持ちは子どもたちへ安心感を与え、自己肯定感や幸福感を高めてくれて闘病の苦しさや寂しさなどにも打ち勝つ心の支えになってくれるのです。
そして、親御さんにとっても子どもの幸せそうな顔を見て、「また明日も頑張ろう」「私ってすごい!」って自分を励ますための心の支えになってくれる。
そう信じています。
このプロジェクトは、
私が薬剤師として出会ったたくさんの人たち、たとえば、
糖尿病になって厳しい食事制限言われた人、抗がん剤の副作用で手が痺れて大好きなゴルフができなくなった人、病気で仕事ができなくなり生活のために大好きなバイクを手放した人、末期癌で最後まで気丈に振る舞い続けた老紳士…のように、
薬では治せない病気でも、写真で少しでも心が軽くなったり、前を向けたりする心の支えになって欲しい。
そんな想いから、難病や先天性疾患、小児がんなどの病や障害と闘う子どもたちや、まだ子どもが幼いのに余命宣告を受けた親御さんがいるような家族に向けて、
薬剤師として、日々病気や命と向き合い、カメラマンとして数多くの家族の笑顔を写真に収めてきた私だからこそ、「写真」を家族の癒やしとして――、「命の形」「家族の証」としてカメラを向けたい。
精神的にも、身体的にも、金銭的にも負担を極力なくした撮影してあげたい。
そしてその「写真」で、彼らの未来への希望・心の支えを届けたい。家族の絆や子どもたちの健やかな成長を育む手助けをしたい。
この強い想いが、いのちの写真 - The Family Legacy Photo - プロジェクトなのです。
そして、このプロジェクトはわたし一人の力ではできることも限られております。より多くのご家族に家族写真をお届けするには皆様のご支援が必要不可欠になります。
支援の輪をつなげた温かい写真にするためにみどうかご支援の程よろしくお願いいたします。
そして、このプロジェクトをご友人やFacebook・InstagramなどのSNSにもそっとシェアして頂けると嬉しいです。
スケジュール
12月:クラウドファンディング開始
All-inのため集まった額に応じて随時撮影を募集開始
日程があったご家族から撮影を進めるが春先の気候が良い時期をご提案
進捗についてはホームページの更新等でご案内いたします。
2月中旬ごろ:クラウドファンディング終了
3〜5月ごろ:リターン(お礼、クレジット掲載、パネル送付)開始
4月〜:本格的に撮影開始
※集まった額が1家族分の撮影料に満たない(4万円未満の)場合も今後の資金となり得るのでお礼のご連絡をさせていただきます。
対象家族の選び方
小児(15歳未満)で指定難病を受けている。重症心身障害児。小児がん。医療的ケア児。などを持つご家族や、15歳未満の小児がいるご家庭で父または母が余命宣告を受けているなどの背景をもつ家族を対象に撮影対象者とする。
主に、小児ケアに強い訪問看護ステーションや病院の広報部などに協力を依頼予定。
InstagramやXなどSNSでも募集を予定している。
進捗については随時更新予定。HPもご参照ください。
闘病中の家族へ提供する撮影サービス内容
・事前お打ち合わせ(Google Meetまたは対面)
・撮影形態:出張撮影(ご自宅やその付近、お好きな場所、許可があれば入院中の病院なども可)
・撮影時間:1枠最大3時間の間で30〜60分間程度の撮影
お身体の状態で休憩を挟んだり急な発作やケアが必要な状況を考慮し自由に使える時間を設けています。
・参加者人数の制限やポーズによるカット数の制限などないが家族単位での撮影といたします。
・納品内容:編集後データ40カット以上(10日前後で納品(クラウド納品))
+ フォトアイテム(アルバム or フォトパネル)(1.5〜2.5ヶ月で納品)
・撮影後アンケート(Googleフォームを利用):
支援者へのメッセージや撮影の感想などを自由に記載していただきホームページなどでも公開予定。
資金の活用
クラウドファンディングで得られた資金は全て撮影料金として使わせていただきます。
撮影・編集・フォトアイテム作成/発送・その他運営を全て私(KAME)が行います。
1回の撮影に必要な資金は最低4万円となります。撮影料金には以下のものが含まれます。
・人件費
撮影サービス時間3時間+写真編集時間3〜5時間 → 2万
・出張・交通費
対象エリア(大阪府および周辺府県)までの費用が含まれます。
対象エリア外は梅田から公共交通機関を利用にて時間と実費をもとに計算し依頼者様にご請求する場合あります。
・フォトアイテム製作費
ビジネス契約済の印刷サービス、専用梱包資材を利用。
◻︎フォトパネル:プリント2000円+額装5000円+梱包・発送料2000円
◻︎アルバム:アルバム製作費5000円+印刷5500円+梱包・発送料1000円
・運営費等
編集ソフトウェア・納品ツール・HPなどの維持固定費や営業資材作成費、広告費、カメラマン賠償保険料などにかかる費用の積立 → 3千〜8千円ほど
・手数料・消費税
CAMPFIREの決済手数料や消費税合わせて20%程度
※カメラやレンズは必要十分揃っているので、このクラウドファンディングで集めた資金を機材の追加購入などの自己投資に使うことはございません。
※故障時の修理代として使用する場合がございます。




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