発達や吃音で悩む人を支える、ことばの居場所カフェバーをつくりたい!

ことばや発達特性、吃音などの悩みを持つ子どもから大人までの当事者、家族も安心して過ごせる「ことばの相談室&カフェバー」をオープン。昼はプレイルーム・カフェ、夜はバーとして支援者や地域とつながれる新しい居場所づくりに挑戦します。東京都武蔵野市に2025年11月開設予定。

現在の支援総額

1,128,000

112%

目標金額は1,000,000円

支援者数

78

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/23に募集を開始し、 78人の支援により 1,128,000円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

発達や吃音で悩む人を支える、ことばの居場所カフェバーをつくりたい!

現在の支援総額

1,128,000

112%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数78

このプロジェクトは、2025/10/23に募集を開始し、 78人の支援により 1,128,000円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

ことばや発達特性、吃音などの悩みを持つ子どもから大人までの当事者、家族も安心して過ごせる「ことばの相談室&カフェバー」をオープン。昼はプレイルーム・カフェ、夜はバーとして支援者や地域とつながれる新しい居場所づくりに挑戦します。東京都武蔵野市に2025年11月開設予定。

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こんにちは、「ことばの相談室ぺらけら」の増本加奈です。

これまで言語聴覚士として、お子さんから大人まで、発達・ことばの支援を行ってきました。

医療や福祉の制度の外でも、気軽に相談や訓練ができる場所を作りたい。

そんな想いで民間の支援サービス「ぺらけら」を立ち上げ、活動を続ける中で、もっと当事者や家族の方と、専門家や支援者の方、地域の方がつながれる場所が必要ではないか…という思いを持つようになりました。

この度、ご縁があり、今年2025年11月、東京・武蔵野市の武蔵境駅南口歩いてすぐの場所に、ことばの相談室&カフェバーをオープンします。

昼は、発達やことばに不安を持つお子さんやご家族が安心して過ごせるプレイルームやカフェに。
夜は、吃音や発達特性などに悩む大人が気軽に立ち寄れるバーに。

支援と日常がゆるやかにつながる場所をつくります。

これまでは個人としての活動を行ってきましたが、支援の幅をさらに広げていくため、現在、法人設立の準備中です。

ぺらけらの増本加奈です、ページをご覧いただきありがとうございます!

ことばや発達に悩む人をもっと支えるため、年齢や立場を超えた居場所づくりに挑戦

今回オープンする「ことばの相談室&カフェバー」は、JR武蔵境駅南口から歩いてすぐ、飲食店ビルの2階と3階にあります。

これまで「ぺらけら」は拠点を持たず、相談や訓練はレンタルスペースやご自宅への訪問で行っていましたが、今回、言語聴覚士や作業療法士、理学療法士などの専門職による個別セッションが受けられる専用のスペースを開設します。(個別セッションは予約制)

さらに、昼間はことばや発達の悩みのあるお子さんやご家族、夜は吃音や発達障害などをお持ちの大人の方や支援者の方、地域の方が気軽に集い、安心して過ごせる場所にしたいと考えています。

コミュニケーション・言語支援を軸に、年齢や立場を超えた居場所をつくるため、内装工事や備品などの初期費用のご支援をいただきたく、今回のクラウドファンディングに挑戦します。

「相談する場所」と「気軽に話せる場所」がひとつになることで、ことばや発達に悩む人も、支援する人も、地域の人も、みんなが少しずつ笑顔になれるような社会をつくっていきたい。

そんな新しいチャレンジに、あなたの力を貸してください。


お子さんの療育


医療現場で感じてきた「ことば・コミュニケーションの壁」

私は言語聴覚士として、これまでたくさんのお子さんや大人の方、ご家族と出会ってきました。
その中でずっと感じてきたのは「安心して話せる場所が少ない」ということです。

お子さんとご家族の課題

発達に不安のあるお子さんは、自由に遊んだり、自分を表現できる場所が限られています。
少しずつ言葉が減ってしまったり、お友だちとうまく関われなかったりすることも。

また、ご家族もお子さんに注意してばかりになってしまったり、「どう関わればいいのか分からない」と悩んだりすることも多いです。

子どもが少し声を出して走っただけで、「静かに、しー!」と注意しなければならない場面も少なくありません。

そんなことを気にせず過ごせる場所を、少しでも増やしたい。

子どもは子どもらしく遊べばいい——それが結果的に、ことばの発達や心の成長にもつながります。

大人の孤立と社会課題

そして、吃音や発達の特性を持つ大人の方も、同じように生きづらさを感じています。
話したいのに言葉が出ない。うまく伝わらない。
そのもどかしさから、人との関わりを避けてしまうこともあります。
社会の中で孤立しやすい現実があるのです。

特性の有無にかかわらず、現代社会では大人の孤立が大きな課題になっています。
家族でも、友人でも、職場の人でもない——そんな「第4のコミュニティ」が、誰にとっても大切だと感じています。

支援以外の「居場所」を

だからこそ、ことばや特性の有無にかかわらず、人が安心して関われる居場所が必要だと思うのです。

もちろん、私たち専門職による訓練などの支援は大切ですが、必要なのは「訓練の場」だけではないと思います。

ちょっと話せる場所、安心して雑談できる場所。
そんな「支援以外の居場所」が、今の社会にはあまりにも少ないのです。

ことばやコミュニケーションに悩む人も、支援する人も、地域の人も。
立場をこえて集まって、笑ったり、話したり、つながったりできる場所があったら——
きっと、みんながもう少し生きやすくなる。

そんな想いから、カフェバーを併設したことばの相談室をつくろうと決めました。

ことばに悩む人も、そうでない人も、ふらっと立ち寄れるような場所。

「話す・聴く・つながる」をあたたかく育てていける居場所を、武蔵野のまちに生み出したいと思っています。



なぜ飲食なのか?ことばと心がつながる「リアルな居場所」づくり

ことばやコミュニケーションに関する困りごとは、本人の努力だけでは解決できないことが多いです。

支援の効果を高めるには、専門家の訓練だけでなく、本人を取り巻く周囲の環境がとても大切です。

昼はカフェとして、お子さんやご家族が安心して過ごせる空間を提供します。
ご家族同士が話したり、子どもたちが自由に遊んだり——そんな何気ない時間も、支え合いや安心感につながります。

夜のバーは、当事者・支援者・地域の人が自然に出会い、ゆるやかに関われる場として設けています。

医療や支援の現場では「支援する側」と「される側」が分かれがちですが、バーというリラックスした空間では、食事やドリンクを囲みながら、立場を超えた交流が生まれます。

医療や福祉サービスの支援・相談や訓練の枠を超えて、雑談や食事を通したゆるやかな交流だからこそ、支援者と当事者、地域の人が自然に顔を合わせ、互いの立場や雰囲気を感じ合い、関わり方や地域での支え方も少しずつ変わっていきます。

支援者同士が学び合い、当事者との関わり方の質も深まっていく——こうした時間を生み出せるのが、飲食という形の大きな強みです。

ことばや発達、立場の枠を超えて、「人と人が支え合う場」「孤立しない地域のつながり」を形にし、将来的には子ども・コミュニティ食堂や就労支援にもつなげていきたいと考えています。


ことばの相談室&カフェバーが担う、3つの役割

このお店は、単なるカフェやバーではありません。

ことば・コミュニケーションに悩む人や家族、支援する人、そして地域の人が自然に混ざり合える交差点のような場所を目指しています。


① 子どもと親の「安心して過ごせる居場所」

昼の時間帯は、発達に不安のあるお子さんやご家族が気軽に遊びに来られるプレイルームを開放します。(有料)

遊びながらことばを育てたり、ご家族同士が気軽に話せたりする空間です。

コンセプトは、日本ではまだ珍しい「センサリールーム」。五感を安全に刺激するおもちゃで遊びながら感覚を整え、自分のペースで集中したり表現したりする力を育てるプレイルームです。

「専門的な相談まではまだ…」という段階の方でも、ここに来れば安心できる。そんな居場所を目指します。


② 大人が「気軽に話せる居場所」

夜は、吃音や発達特性、対人関係などで悩みを抱える大人の方が、仕事帰りに立ち寄れるバーに。

当事者の方だけでなく、支援者の方や地域の方も気軽に集える場所です。

支援というより、「ただの会話」や「一緒に笑える時間」を大切にしたいと考えています。

孤立を防ぎ、誰もが自分らしく過ごせる「第4の居場所」に。


③ 当事者・支援者・地域が「つながり合う居場所」

医療・福祉・教育など、さまざまな分野の支援者が気軽に情報交換できる場所でもあります。

地域の方もふらっと立ち寄って、当事者や専門職と話せる。

そうした関わりの中で、「支援」が特別なものではなく、まちの一部として根付いていくことを目指しています。

ことばの専門職としての知識と、食を通したコミュニケーションの力を組み合わせることで、ここから新しいつながりが生まれていくことを願っています。




資金の使い道(目安)

今回いただいたご支援は、「ことばの相談室&カフェバー」をより良い形でスタートさせるための資金として、大切に使わせていただきます。

現在、急ピッチでお店のオープン準備を進めています。
クラウドファンディングは、応援してくださるみなさんと一緒にこの場所を育てていくための第一歩として挑戦しています。

内訳の目安は以下のとおりです。

  • ・店舗の内装工事費:約200万円
    ・不動産の初期費用(保証金・仲介料など):約50万円
    ・会社設立・営業許可・税務関係などの各種手続き費用:約30万円
    ・備品購入費(おもちゃや空調設備など):約10万円

まずは【100万円】を設定しています。

いただいたご支援は、より快適な空間づくりや、お子さん向けの備品充実などに充てさせていただきます。

皆さま一人ひとりの応援が、あたたかい空間を形づくる力になります。



スケジュール

10月に工事を行い、設備や許可取得などの準備を行います。
準備ができ次第にはなりますが、11月からオープンする予定です。

2025年11月7日〜9日 オープニングイベント開催
2025年11月末 クラウドファンディング終了
2025年12月 リターン発送

絶賛、内装工事中現在、内装工事の真っ最中です!


「ことばを育てる居場所」を一緒に作っていきませんか?

私は、自分自身も障害者当事者として、そして言語聴覚士として活動してきました。その中で気づいたのは、支援する側とされる側がお互いの状況を十分に理解できず、医療や制度だけでは変えられない現実があることです。 

この場所では、当事者・支援者・地域の方が普通に食べたり飲んだりしながら、ゆるやかに交流できる時間を大切にします。

支援を受ける・提供するという垣根を超え、みんなで支援のあり方や関わり方を考えられる場にしたいと考えています。そして、子どもから大人まで、世代を超えた切れ目のない支援の形を育てていきます。 

「ぺらけら」=ペラペラ話してケラケラ笑う——は、自然に会話が生まれ、笑顔が広がる場づくりを目指しています。地域のみんなで温かく成長を見守れる、そんな居場所を作っていきたいです。

どうかこの挑戦を、一緒に育ててください。
あなたの応援が、誰かの“話してみよう”のきっかけになります。


オープニングイベントのご案内【※開催終了】

※こちらのオープニングイベントは無事に終了いたしました。ご協力・応援くださった皆さまと楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
なお、恐れ入りますが、今後「オープニングイベント参加券」のリターンはお選びいただきましてもご使用いただけません。もしよろしければ、他のリターンにてご支援をいただけますと幸いです。


オープンに先立ち、クラウドファンディングで応援してくださった皆さまをご招待し、オープニングイベントを開催します。

当日は、完成した店内をご覧いただきながら、この場所に込めた思いや今後の展望をお話しします。
支えてくださった皆さまと言葉を交わし、「ことばの居場所」のはじまりを一緒に迎えられたら嬉しいです。

軽食やドリンクを囲みながら、リラックスしたひとときをお過ごしください。
この場所の第一歩を、皆さまと分かち合えることを楽しみにしています。

※このイベントは、クラウドファンディングのリターンとしてご参加くださった方限定でのご招待となります。参加ご希望の方は「オープニングイベント参加券」のリターンをご選択ください。(11月7〜9日の3日間のうち、参加を希望する日程のリターンをお選びください)

開催日時
【終了】2025年11月7日(金)・8日(土)・9日(日)
各日19:00〜22:00予定

場所
店舗:東京都武蔵野市境南町3丁目1−2 原ビル2階(JR武蔵境駅 南口・nonowa口より徒歩すぐ)
Googleマップ


ご協力・応援くださった皆さまと、この新しい居場所のスタートを分かち合えることを、心から楽しみにしています!


クラウドファンディングがはじめての方へ

この企画は、CAMPFIREというサービスを利用したものです。 CAMPFIREは、2011年創業の国内最大のクラウドファンディングサイトなので安心してご利用ください。 

「リターン」を決めたら、「このリターンを選択する」ボタンを押して確認画面にお進みください。
スマートフォンの方は「プロジェクトを支援する」をタップ、リターンを選択して確認画面にお進みください。

会員登録をせずにご支援いただくことも可能です。 クレジットカードだけでなく、銀行振込やコンビニ払いにも対応しています。

※すべてのリターンで「上乗せ支援」が設定可能です。 ご都合が許す場合には、ご支援いただけますと幸いです。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 店舗の内装工事費 不動産の初期費用(保証金・仲介料など) 会社設立・営業許可・税務関係などの各種手続き費用 備品購入費(おもちゃや空調設備など)

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • いつも応援ありがとうございます。このたび、晩酌BARのオープニングイベントを無事に開催することができました。イベント後体調面や準備の見直し等でこの活動報告がなかなか更新できず大変申し訳ありませんでした。オープニングイベントは3日間の開催で、医療・福祉・教育関係の方、近隣の飲食店の方々、そして日頃からペラケラの活動を応援してくださっている皆さまなど、のべ40名近くの方が足を運んでくださいました。実は、レセプション当日までお店はまだ片付いておらず、<店内BEFORE>「本当にオープンできるのかな…?」と不安でいっぱいでした。お皿やコップも足りず、ギリギリまで準備に追われていましたが、近隣の飲食店の先輩方が「これ使っていいよ」「こうすると回しやすいよ」と惜しみなく知恵を貸してくださり、そのおかげでなんとか無事に初日を迎えることができました。<店内AFTER>“地域でつくったお店”ということを、心から実感した瞬間でした。イベント中は、はじめましての方同士が交流する場面も多くあり、いろいろな人の交流を一つお店のコンセプトとしてもっていたので、うれしかったです。「また来たい」とのお声もたくさんいただき本当にありがたかったです。■ このイベントは、みなさんの応援があってこそ今回のオープニングイベントを開催できたのは、クラウドファンディングで応援してくださった皆さま、openにむけて準備を手伝ってくださったみなさまのおかげです。「一緒にこの場所をつくっている」という思いで支えてくださることが、どれほど心強かったか計り知れません。本当にありがとうございます。■ これからの予定 少し体調を崩してしまい活動報告のほうが遅れてしまっているのですが、 11月15日より通常営業始まっております! また進捗があり次第、活動報告でお知らせします! もっと見る
  • ぺらけらは現在、火曜日・金曜日・祝日、そして隔週の土曜日に日中の時間でお子さんのセッションをお受けしています。土曜日や祝日の枠はありがたいことに大人気で、今日も体調不良でお休みになったお子さんもいらっしゃいましたが、元気いっぱいの5人のお子さんが運動セッションを受けに来てくれました。夜には、成人の方のセッションも行われました。まだまだ環境整備の途中で、ご不便をおかけしてしまうこともありますが、「何かあれば手伝うので声をかけてくださいね」と優しく声をかけてくださる保護者の方、「クラウドファンディング応援しています!」とチラシをお持ち帰りくださる方など、本当に温かい方々に支えられています。ぺらけらを利用してくださっている保護者の皆さんは、いつも熱心で、あたたかくて、優しい方ばかり。心から感謝の気持ちでいっぱいです。そしてついに――オープニングレセプションまであと4日!机と椅子もようやく届き、少しずつ「ぺらけら」の空間が形になってきました。地域の皆さんのまた力を借りていろんなものの準備が進んでいます!本当にありがとうございます!皆さんの応援を力に、最後まで走り抜けます もっと見る
  • 無事、昨日、保健所の許可がおりました!これで BARオリーブのオープンが正式に決定 しました!!準備に向けて、日々ご尽力くださっている皆さま、本当にありがとうございます。近隣の方々にも多大なご協力をいただきながら、今日も猛ダッシュで準備を進めています。段ボールをひとつ開けて片づけたら、また次の段ボール…そんな繰り返しの中で、ようやく BARで使用するテーブルが今日届きました。本当にレセプションに間に合うのか…!?笑どうか皆さん、祈っていてください!!!そして、おもちゃも足りない分をハードオフで買い足しました。そしてこのクマ、なんと2,200円。今年はクマのニュースが多いですが、この子はこの場所を“守ってくれるクマ”になるはずです。ぜひ、ゆるキャラのクマにも会いに来てくださいね もっと見る

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