隠れた価値に光をあてる。変えるのは、未来じゃなく「今の視点」
このクラウドファンディングは私たちの取り組みを広く知っていただき、共に隠れた価値を見つけ、「好き」を肯定することによって、1人でも多くの人が自分らしく輝ける社会を創るための活動です。
私たちが目指す理想の社会は次の通りです。

いまの日本では、努力しても「報われた!」という実感を得にくかったり、 SNSで“キラキラした成功例”ばかりが目に入り、 「自分には輝ける場所なんてない」と感じてしまう若者が増えています。
経済的な格差だけでなく、「希望の持ちやすさ」にも格差が生まれている。 そんな“希望格差”のある社会の中で、私たちはこの活動を続けています。
電子廃材は、一度役目を終えた「ウラカタ」です。
けれど、その中にはまだ輝ける力=potential(ポテンシャル)が眠っています。 それをもう一度アクセサリーとして光らせることで、

というメッセージを届けたい。
私たちがつくるアクセサリーやワークショップは、 ただのリサイクル活動ではありません。 それは、「見方を変えれば、ゴミも宝になる」という気づきを通して、 若者自身が「自分の中の可能性」を見つめ直す場でもあります。
たとえ廃材であっても再び輝くことができるように、人もまた、自分のペースで何度でも輝ける社会にしたい。このクラウドファンディングは、そんな希望格差のない誰もがやりたいことに全力で挑戦できる「ジブン色」に染まれる文化を創る挑戦です!
代表からのごあいさつ
こんにちは、学生団体"potential"代表の速水です!

私たちは「ウラカタの晴れ舞台」をコンセプトに、日常生活で、スポットライトがあたることのない「ウラカタ」として私たちの生活を支えている『電子廃材』を輝かせる活動を行っています。
これまでの活動はこちらから
→@potential.official0(Instagram)
この度、学生団体potential(以下、「potential」とする)のアクセサリー制作を本格始動させるべく、活動資金を集めることを目的として、クラウドファンディングに挑戦します。
もくじ
■電子廃材とは
■活動のきっかけ
■potentialという名前に込めた思い
■potentialのアクセサリーができるまで
■今後の活動
■資金の使い道
■リターンについて
■実施スケジュール
電子廃材とは
電子廃材とは何か、みなさんはご存じでしょうか??
電子廃材は、電子廃棄物、E-wasteなどとも呼ばれているもので、身の回りのあらゆる家電に含まれる電子部品から発生します。これらの電子廃材の不適切な処理は土壌汚染などにつながることが指摘されています。しかしながら、世界中で年間約5500万トンほど発生している電子廃材の中で、適正に処理・リサイクルされているものは1割程度にとどまっているといわれており、そのほとんどが処理方法に規制がない発展途上国にたどり着いています。
© United Nations Environment Programme 「E-wasteのサステナブルな未来」

UnsplashのNikola Renčkováが撮影した写真
日本でも年間275万トンの電子廃材が発生しているといわれており、国内においても山中などへの不法投棄が問題になっています。

このように問題の多い電子廃材ですが、貴金属なども含まれており都市鉱山として限りある資源を抽出することができると着目されています。2020東京オリンピックの際には「みんなのメダルプロジェクト」として、表彰に用いられるメダルを、国内の電子廃材から取り出した金属によって作成され、話題になりました!
都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト
YouTube: https://youtu.be/NgkrUOQMk8M?si=5rzy3s3IB69Fc-RU

一般財団法人日本環境衛生センター「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト 回収方法」
これらの現状をみなさんはご存じでしたか?
potentialという名前に込めた想い
代表である速水自身の自己体験と「potential」という単語から由来しています。
速水は幼少期からクラシックバレエを習っており、バレエダンサーになることを夢見て、習い事中心の日々を送っていました。10年続けたのち、挫折を経験し、クラシックバレエを辞めました。

新しく好きなものを見つけようと意気込んでいた最中、ビジネスコンテストに出会い、新たな挑戦として取り組むことを決めました。その後、仲間と共にビジネスコンテストに挑戦しつつ、社会課題に対して興味関心を深め、学生団体ラピスプライベート(現・合同会社ラピスプライベート)へ所属し、イベント担当として活動していました。そして、大学入学を機に「学生団体potential」を立ち上げました。

この経験を通じて、自分自身の可能性を信じ続け、人生を全力で楽しめる人を増やしたいという想いを「potential」という名前に込めて、「誰だって 何度だって 輝ける」というメッセージと共に届けています。
「potential」という単語には、「潜在的」「将来性」「見込み」という意味があり、団体名として相性の良い単語だと直感的に思いました!
現在の活動に至った経緯
そんな電子廃材の現状をもっと知ってもらうことで解決につなげたいと思うようになりました。電子廃材について深めていく中で、廃棄の問題は電子廃材だけでなく、日本のモノづくり産業に密接に関わっているのではないかと考えるようになりました。
そこで町工場の方に声をかけ、詳しい話を聞くことにしました。その中で知ったのは課題だけでなく、モノづくりに携わる方々の熱い想いです。

「少しでも長く使ってほしい。」
「自分のつくった部品が多くの人を楽しませることに役に立っていることにやりがいを感じる。」

モノづくり産業などの二次産業は日頃スポットライトがあたることは少ないです。いわば、「縁の下の力持ち」です。
その経験から「ウラカタの晴れ舞台」というコンセプトが生まれました。そして、ただ電子廃材の問題について伝えるだけでなく、「何度だって 誰だって 輝ける」というメッセージをアクセサリーに込めて、届けることにしました。

アクセサリーを制作し、多くの人に知ってもらうことを目標に様々な交流会へ参加しました。そこで、ワークショップの提案をいただき、ワークショップコンテンツを考え、実行していく中で、少しずつ認知が広がり、依頼をいただき主催イベントを開催するまで展開させることができました。





私たちはこれまで4年間、関西圏を中心に120回以上にわたってワークショップを開催してきました。
電子廃材の現状をより多の人に知ってほしいという想いと共に、それまで電子機器の中で「ウラカタ」として働いていた廃材が再び輝く姿を見てもらうことで、自分自身の可能性に気づいてほしいという想いを持って活動に取り組んでいます。
potentialのアクセサリーができるまで
1.potentialのアクセサリーの制作は、電子廃材の回収からはじまります。
2.回収した電子廃材を使えるものと使えないものに分け、使えるものは綺麗に清掃します。
3.使用するパーツをサイズ毎に加工します。

4.アクセサリーに使用する電子廃材は、レジンでコーティングをして完成です。
資金の使い道
今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、団体ミッションである「ジブン色に染まれる文化を創る」を達成するために大切に使わせていただきます。
活動のさらなる発展と、より多くの方に“ジブン色に染まれる体験”を届けるため、以下の取り組みに充てていきます

リターンについて
プランを全部で17個、ご用意いたしました!!詳細は「リターンを選ぶ」の「詳細」からご確認ください。
①【3000円】「potential」純粋応援コース
②【3500円】 デジタル感謝状
③【3500円】「potential」リングキット
④【4000円】「potential」ボールペン
⑤【4000円】「potential」ワークショップ参加券
⑥【4000円】「potential」キーホルダー
⑦【4500円】「potential」リング
⑧【4500円】「potential」新アクセサリー(リング)
⑨【5000円】「potential」新アクセサリー(ネックレスA)
⑩【5000円】「potential」新アクセサリー(ネックレスB)
⑪【5000円】「potential」新アクセサリー(ネックレスC)
⑫【10000円】「potential」アクセサリー詰め合わせ(「リング・イヤリング・ピアス・キーホルダー・ボールペン」から、ランダム3点)
⑬【3500円】[学生限定!]アドバイスいたします!
⑭【70,000円】potential代表との食事会
~スポンサーシップ~
⑮【50,000円】スポンサーシップ「広報宣伝プラン」
⑯【150,000円】スポンサーシップ スタッフとの交流
⑰【250,000円】共同プロジェクトコース
実施スケジュール
2025年 12月13日 クラウドファンディング開始
2026年 1月20日 クラウドファンディング終了
2026年 6月〜 リターン品配送開始
応援メッセージ
学校法人立命館職員/一般社団法人yourship代表理事梅村 亮介 様
「電子廃材をもらえないか?」、3年前のある日、唐突にそんな相談が届きました。そこで思い描いている構想を速水さんから聞き、高校を卒業したばかりの学生の社会課題意識と、発想・行動力に大変驚かされたことをよく覚えています。そこからは怒涛の勢いで出会った人を巻き込み、活躍の場を広げる姿を見ておりました。当初から、「ウラカタの晴れ舞台」というフレーズを掲げ、その思いと理念、物語に私も強く惹かれて今日まで関わってきました。ただのモノづくり体験ではなく、その背景にある思いや社会課題に触れる貴重な機会であり、このアクセサリーだからこその意味が宿っていると感じています。ここでの支援をきっかけに、多くの大人と子どもがこの思いに触れる機会が増えることを心から応援しております!
PLAT UMEKITA企画編集室ディレクター/TOPPAN株式会社
木村 和也 様
エシカル、サステナブル、ウェルビーイングなど、時代を象徴するキーワードはひとり(あるいは1社)でがんばってもどうにもならないことが多いです。世界的なチームワークが求められます。わたしは企業や団体や学生が、参加者のみなさんが、そしてわたし自身までもが楽しい体験を通して“世界をよくするためのあたらしい価値観”を一緒にまなぶ共創型スペース“PLAT UMEKITA”を大阪・梅田で企画運営しておりまして、オープン当初“アップサイクル”をテーマにしていたときにpotentialのみなさん、代表の速水さんにお会いしワークショップを実施してもらいました。まさにわたしたちが構想していた施設コンセプトとぴったりと感じ、仲間だと感じたからです。 かつて“ゴミ”と呼ばれたもの=不要なモノを世界中が見つめなおしている中でも、電子廃材という着眼も、アクセサリーというアウトプットも、単なるアップサイクルではなく自分の価値をも見つめなおすというコンセプトもとてもユニークだと思います。これからワークショップやアクセサリーの先にある、もっとキラキラした未来を創り出してくれるのを期待しています!
今後の活動
私たちpotentialは、「ジブン色に染まれる文化を創る」をミッションに、電子廃材を使ったワークショップやアクセサリー制作を通して、サステナブルな価値観を広めてきました。これまでに、大学・行政・企業とのコラボイベントなどを通じて、多くの方々に“廃材の可能性”を体験していただいています。
クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、今後の活動拡充に活用します。
具体的には、

を進め、より多くの人に「モノづくりを通じて自分の可能性を再発見できる場」を届けていきます。
さらに今後は、現在の活動にとどまることなく、若者個人の好きなことを見つける直接的なお手伝いができればと考えています。
私たちの挑戦は始まったばかりです。
「好き」を肯定できる未来を皆さまと共に築いていくために、これからも一歩ずつ、確かな歩みを進めてまいります。




